2023年1月22日(日) [ラジオ第2] 午前7時30分〜8時00分
(再放送)2023年1月22日(日) [ラジオ第2] 午後7時30分〜8時00分
(再放送)2023年1月28日(土) [ラジオ第2] 午後3時15分〜3時45分
須惠耕二さん
ソレイユの部室にて
校舎模型おしゃべりわかルーム
おしゃべりわかルームを検証するソレイユの学生と熊本盲学校の先生方
おしゃべりわかルームを検証する須惠さんと茂村教諭
贈られた教材を使う児童の様子を動画で見せる熊本盲学校の教員
視覚障害者のために活動している人や団体を紹介し、当事者が「サポーターとともに」より良い暮らしを送ることを提案するシリーズ。
今回は、盲学校用の教材を10年に渡って開発している、熊本大学工学部の公認サークル「Soleil(ソレイユ)」を紹介します。活動を立ち上げたのは、同大学の技術専門職員、須惠耕二さん(56)。ある時、障害のある子ども用の教材は、市場が限定的であるがゆえに製品化が難しいと知り、「盲学校に通う子供たちのために、何か自分の力を役立てられないか?」と活動を始めました。
ソレイユでは、視覚に障害のある子どもたちの学習に役立つ様々な教材を、現場のニーズに応えながら須惠さんと学生たちが開発。点字キーを打つと音が出る「おしゃべり点字タイプ」、音声付き日本地図「ポップまっぷ」など、これまで600台の教具を全国の盲学校に寄贈してきました。
さらに、学生が卒業してメンバーが入れ替わっても活動を続けていくために、去年、新たに「NPO 法人テクたまご」も設立。これからも多様なニーズに応じていこうと意気込んでいます。
視覚障害のある子どもたちに役立つ教材とはどのようなものなのか?独自のものづくりにかける、技術者たちの思いに迫ります。
Twitter:https://twitter.com/kumamoto_soleil ※NHKサイトを離れます
ホームページ:http://techtamago.lsv.jp/ ※NHKサイトを離れます
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