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放送内容

ここが知りたい
「障碍」(しょうがい)と向き合うということ -高校教諭・栗川治さん-

2011年1月16日(日) [再放送]1月23日(日)

2010年12月に贈呈式が行われた第45回NHK障害福祉賞。毎年、障害のある人や障害のある人とともに歩む人の手記を募集するものだが、今回、優秀賞を授与されたのは、新潟県立新潟西高等学校教諭の栗川治さん(50歳)だ。
栗川さんは、思春期のころ「障碍者になりたくない」と思っていた。目の病気で仕事もできず家にいる父の姿を見ていたからだ。自身も視力は0.2。父と同じ進行性の病気だと知っていたが、それを意識の外に置きながら大学を卒業、高校の教師として働き始める。しかし、27歳になったときから、おそれていた視力の低下が始まった。「自分自身の価値観が自分を否定する」ことになり、もんもんとする日々が続く。そんな栗川さんを変えたのは、「“見えないから不幸”なのか、“見えなくても幸せな人生を送れる”のか、考えるのはあなただ」という妻の問いかけや、「できることはやって、できないことは手伝ってもらえばいいじゃない」という同僚のことばだった。栗川さんは、しだいに「見えないこと、できないことを周囲の人に言えるようになった」。その後、栗川さんは、視覚障害のある教師が地域の学校の教壇に立てるようにするための、全国的な支援活動もしてきた。
中途障害の人のほとんどが、自分の障害をどう受け止めればよいのか、悩み苦しむ。栗川さんは、子どものころからこれまで、「障碍」とどう向き合ってきたのかを聞く。


出演者

栗川 治さん(新潟県立新潟西高等学校教諭)


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