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男の下着×男性学

男はパンツに“しばられてきた”!? ふんどし、ブリーフ、トランクス…ほとんどの男が気にも留めてこなかった、男性下着の変遷から見える「男らしさの呪縛」とは。

「ふんどしからブリーフへ “男”の象徴はナゼ大転換?」

  • ナレーション:増田明美さん
  • アニメーション:冠木佐和子さん

日本古来の下着といえば、やっぱりふんどし。古墳時代の「はにわ」も、ふんどしをしめていました。「強さ」、そして「たくましさ」。日本の男たちは、長らくそんなイメージを持つふんどしを、まとってきました。

明治時代。西洋の文化が入ってくると、「猿股(さるまた)」が登場しますが、長続きはしませんでした。戦争へと向かう軍国主義の時代には、ふんどしが持つ「強いイメージ」が求められました。これらは当時の軍の幹部の言葉です。「徴兵検査では、猿股をはいている青年よりも、ふんどしを締めている青年の方が、より高い合格率を示している」「猿股では薄弱青年となり、強健児生まれず」「ふんどしを締めろ」。下着は、日本男児のアイデンティティーたるふんどしに、統一されていったのです。

そんな日本の男たちの下着に、初めて起きた革命が、ブリーフの登場です。ブリーフは高度経済成長期、急速に広まり、国民的下着となりました。その理由とは、何なのでしょうか。当時、下着メーカーが展開をしていたブリーフのパッケージを見ると、そこにはスラリとした外国人の男性の姿が。欧米に憧れ、追い越そうとした時代。海外で一般的だったブリーフは“最先端の男を象徴するもの”だったのです。

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