ハートネットメニューへ移動 メインコンテンツへ移動

セックス×薬史学

「精力減退」「早漏」「不感症」…古代より性の悩みと向き合い続けてきた日本人。セックスと薬の歴史も、また深い。切っても切れないその関係を紐解く!

「江戸庶民が頼ったのは、“惚れ薬”?」

  • ナレーション:増田明美さん

時が移ろい江戸時代になると、性の薬は庶民にも広がっていきました。その代表格が「一粒金丹(いちりゅうきんたん)」。オットセイのペニスや、アヘンなどを練り混ぜた丸薬です。当時の広告には、「身体の弱った人の精力を増し」「男性の勃起不全」「女性の不妊や月経不順にも効く」と、その効能が謳われています。さらに、こうした性の薬を専門に扱うお店も。江戸の「四ツ目屋(よつめや)」は、性の営みを楽しみたい男女でにぎわいました。まさに性にまつわる薬の文化が花開いた時代。しかし、その中身もいろいろ。当時使用された薬のひとつ、「ゴウカイ」。乾燥させたオオヤモリの雄と雌を張り合わせた生薬です。薬膳酒として服用すれば恋が芽生える、いわば“惚れ薬”として出回っていました。

(日本薬史学会副会長 船山信次さん)
「効能のしっかりした薬というのは、残っているものもあると思います。しかし、いい加減な薬も結構出回ってしまったわけです。特に性に関するものなどは、結構いい加減なものが出た感じがあると思います。それから、それを元にして、お金を儲けようということだけに走ってしまった薬を扱う人達もいたかと思います。」

その他の動画