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コンドーム×歴史学

ニッポンの避妊具と言えば、コンドーム!日本で避妊に使っているヒトは7割を超えるけど、実は世界では2割ほど。なぜこんなことに?コンドームとヒトの歴史を紐解くと、そこには知られざるアレコレが・・・

「コンドームは“その他”だった!?」

  • ナレーション:高山みなみさん

では、日本の歴史は?コンドームについての記録が現れるのは、江戸時代の後期。

外国製で、素材は動物の革。庶民には遠い存在でした。そのころの避妊方法はというと…女性たちがお灸をしたり、交わった後に片足で跳んだり、するめを食べる、なんてものも。科学的な根拠がない方法に頼るしかない時代。各地でこんな悲しいことも。

(国立歴史民俗博物館 山田慎也教授)
「間引きです。こどもがたくさんいて、育てられないという時に、その子どもを生まれて間もなくですね、命を絶つ」
子どもの数を調整する手段の一つとして、赤ちゃんの命を絶つ間引きが行われていたのです。
博物館には、間引きをしてはいけない、と戒める絵馬が展示されています。

ゴム製のコンドームが登場したのは、明治時代。大正から昭和初期には、近代的な避妊具も次々と使われ始めます。どんなものかというと…膣に挿入して使うペッサリーや、子宮口に挿入するピン、膣を洗浄する器具など。当時、避妊具の多くは、女性の体に使うものだったのです。

(法政大学大原社会問題研究所 榎一江教授)
「1930年、研究所がこの器具を購入した時には、代表的な器具の名前はペッサリー。(コンドームは)その他というような扱いだったのかなという風に思います。」

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