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ろうを生きる 難聴を生きる「手話にかける青春 2020 後編」※字幕スーパー

    第7回を迎えた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」。参加34チーム中、予選通過した15チームが、手話による歌やコントなどのパフォーマンスで日本一の座を争います。番組では優勝候補の2チームに密着。手話の精度と制限時間に苦しむ奈良ろう学校。新型コロナウイルスでの休校による練習不足が露呈する沖縄の真和志高校。後編はいよいよ本大会です。果たして日本一の座をつかむのは?

    出演者ほか

    【語り】高山久美子

    番組ダイジェスト

    手話にかける青春 2020 後編

    演劇や歌・コントを手話で披露する高校生たち。
    9月に開催された、全国高校生 手話パフォーマンス甲子園です。“手話の正確さ”や“表現力”で日本一の座を決める全国大会です。

    予選を勝ち抜いた15チームが本大会に出場。今年はWEB開催となり、各チームのビデオで審査が行われました。

    番組では、優勝候補の2チームに密着しました。

    奈良県立ろう学校の持ち味は、豊かな表現力。しかし、制限時間の壁が立ちはだかります。

    「9分35秒」

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    さらに、複数の役を任された1年生が苦戦します。

    一方、沖縄県立真和志高校の聞こえる生徒たちにも課題が…

    言葉にならない感情を表現する場面でつまずく生徒たち。

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    手話に青春をかける 高校生たちの熱き日々―

    今週は いよいよ本大会です。果たして優勝の行方は!?


    9月上旬 奈良県立ろう学校
    ~撮影の本番まで あと1日~

    演出担当 綿井朋子さん(聞こえる先生)
    「歌を半分だけにするとかはできないので、そのままね。歌が終わった後、若干セリフを省きます。ザネリの『ひとつの星のように見えると思います』カット。『神様 私の心を見てください』最初の文だけ省く。」

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    1年生の新七海さん。初の大舞台で“4つの役”を演じ分ける。

    そして立ちはだかる“制限時間8分の壁”

    乗客の役
    「どうかみんなの幸せのために、私の体をお使いください」

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    演出担当 綿井朋子さん(聞こえる先生)
    「時間言うで。8分23秒です。あと23秒や。もうちょっとね、頑張れ!」

    演劇部 部長 平木愛梨さん(2年)
    「テンポは大丈夫?」

    演出担当 綿井朋子さん(聞こえる先生)
    「テンポはぎょうさん修正して、はじめて流したやん。もうちょっと慣れたらピタッと止まったり。若干迷いがあるから。」

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    手話指導 吉本努さん(ろうの先生)
    「表現するとき迷いがあるのが、ちょっと残念。次のセリフはなんだっけって。そこをスムーズに。」

    演劇部 部長 平木愛梨さん(2年)
    「表情もつけないとだめだよ。明日が本番だからね。」

    新七海さん(1年)
    「明日までに身につけないと…」

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    新七海さん(1年)
    「先生の役、母親の役をしっかり演じ分けられるようにしたい。」

    演劇部 部長 平木愛梨さん(2年)
    「真和志高校も負けないという気持ちが強いと思うので、それを上回る気持ちでいきます。」


    沖縄・真和志高校
    撮影当日

    舞台に立てない生徒もサポートで参加

    沖縄の人々の喪失感を代弁する館長の長いセリフを、直前まで繰り返す。

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    新里駒希さん
    「結構 緊張しています。慣れですね、慣れるしかない。」

    そして、特訓を重ねてきた“言葉にならない心の内”の表現。

    比嘉将貴くん(初参加)
    「ちゃんと笑顔とか悲しい表情とか、しっかり本番で出していきたい。」


    「オス!オス!オス!オス!イーヤーサーサー!ハイヤー!ナーティーチェー 頑張るぞ!」

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    手話部 部長 又吉貴代さん
    「たくさん練習してきたと思うし、サポートしてくれた人もたくさんいます。自分たちだけじゃなく、サポートしてくれる人も考えながら自分たちの一番いい動画をとっていきましょう。」


    題「甦る マブイ(魂)」 沖縄県立 真和志高等学校

    ♪青く輝く 美ら海よ
    果てしなく続く 海を越えて
    夢の旅路はどこまでも
    遥か遠くまで連れていく
    希望の追い風よ

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    館長
    「日本中にあるお城も、そこに住む人々の思いや魂で歴史が作られているんだよ」

    学生
    「館長さん、この間 地震で崩れかけた熊本城はどうなったかな」

    館長
    「そうだね、今はコロナや水害で地域の人々の苦しみは計り知れないね。そういえば、首里城は過去4回も焼失したんだよ。でもそのつど、県民の魂が、マブイがひとつになって再建してきたの」

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    学生
    「今、全てが変わって早く元に戻りたいよ」

    比嘉くん
    「そうだな、それぞれの地域の人々のマブイ 魂が、きっと復興に向かっているさ」

    未来への希望を笑顔で表した。

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    「歴史を学ぶことで、未来が作られていくんだよ。首里城は、ひとりひとりのマブイ 魂がひとつになって甦り、新しい顔を見せるよ」

    「メンソーレ!にふぇーでーびる(ありがとうございました)」

    「どんな困難も 希望を失わなければ必ずや乗り越えられる」

    真和志高校が手話に込めたメッセージ


    手話部 部長 又吉貴代さん
    「今日は練習よりも集中して団結して頑張れたので、とても楽しめたし、みんなも笑顔が良かったので本当に良かったなと思います。」


    奈良ろう学校 撮影当日

    「あいさつは?」

    「ひとこと」

    「部長として」

    演劇部 部長 平木愛梨さん(2年)
    「本当に最後の演技、みんな頑張っていこう。」

    「エイエイオー!」

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    課題は“役の演じ分け”と“制限時間”


    題「I・KI・RU ―いのちをつなぐ希望のループ―『銀河鉄道の夜』から」

    ジョバンニ
    「宇宙はどんどん、光の速さだけ膨らんでいる。でも僕たちならどこにでも行ける」

    「天の川 銀河!」

    「さあ、星めぐりの旅に出よう!」

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    カムパネルラ
    「先生、私たちは一つですか?離れ離れですか?」

    先生
    「どうでしょう?さあ、授業は終わりです」

    先生役から母親役へと切り替わる難しい場面

    ジョバンニ
    「お母さん、具合どう?」

    母親
    「今日はずっと具合がいいよ」

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    「ほら、あれがブラックホールだよ。空の穴だよ」

    「でも僕は怖くない。きっとみんなの本当の幸せを探しに行くんだ」

    「だから」

    「カムパネルラ!」

    (♪汽笛)

    ♪もし世界がまわるのをやめて
    ゆるやかに終わりに向かおうとしても
    僕は君と最後を過ごしたい

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    「誰かのために生きる人生に 本当の幸せがある」
    演技に込めたメッセージ

    ♪君と僕は ただ一緒に飛び立つだけだよ


    演出担当 綿井朋子さん(聞こえる先生)
    「よかった、よう頑張った。時間、見せるで。」

    (喜ぶ生徒たち)

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    演出担当 綿井朋子さん(聞こえる先生)
    「5秒おじぎできたよ。5秒どころか10秒おじぎできたよ。」

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    9月27日 本大会当日

    司会
    「本日の手話パフォーマンス甲子園、出場されるチームとオンラインでつながっています。みなさん見ていますか?」

    予選を勝ち上がった15チームから日本一が選ばれる。

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    “手話の正確さ・分かりやすさ”“パフォーマンスの演出力”で審査される。

    司会
    「いよいよ上位3チームの発表です。まずは第3位の発表です。」

    「第3位に輝いたのは、沖縄県・真和志高等学校の皆さんです。」

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    司会
    「準優勝は、熊本県・熊本ろう学校の皆さんです。」

    「手話パフォーマンス甲子園、優勝チームの発表です。優勝は…」

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    司会
    「奈良県立ろう学校の皆さんです。」

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    新七海さん(1年)
    「今まで経験のない舞台でずっと緊張してたけど、今回優勝できて本当にうれしかったです。先輩たちの喜ぶ姿がすごくうれしいです。」

    平木愛梨さん(2年)
    「(新さんは)高校生になって頑張る気持ち、本当に頑張っている姿を見て、急成長したので安心しました。」

    昨年 準備していたくす玉をやっと割ることができた。

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