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シリーズ 変わる障害者福祉 第1回 “医療的ケア児”見過ごされた子どもたち

    3年前、障害者の生活を支える新たな法律として誕生した「障害者総合支援法」。医療の進歩や高齢化の進展によって障害者のニーズが変化する中、この法律を見直す議論が進んでいます。今国会に改正案が提出され審議も開始、これまで制度の狭間にこぼれ落ちてきた人たちを支援していけるのか、注目が集まっています。シリーズ第一回は、障害や病気のため、たんの吸引や経管栄養など日常的に医療的ケアが必要な子どもたちについて考えます。医療技術の進歩により、出産時に今までであれば救えなかった命が助けられるようになった一方で、生まれた後、医療的ケアが必要になる子供は増加しています。しかし、今までの福祉制度では、こうした子どもたちが地域で暮らすための支援を、十分に想定してきませんでした。医療的ケアには対応できないと断られ、幼稚園や学校、福祉施設にも通えず、保護者が家庭で孤立するケースが後を絶ちません。制度の狭間で見過ごされてきた「医療的ケア児」をどう支えていけるのか考えていきます。

    出演者ほか

    戸枝 陽基さん(全国医療的ケア児者支援協議会 代表), 田中 道子さん(訪問看護ステーション所長), 語り)河野 多紀さん, 山田 賢治アナウンサー

    「 医療的ケア 、 子どもサポート 、 福祉に関する法律・制度 、 障害者の家族 」 みんなの声

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