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ブレイクスルーFile.55 心の傷は いつか光り輝く ー現代美術家・渡辺篤ー

    今回の主人公は、うつ病とひきこもりから再起し、自分のひきこもり体験を作品として展示した現代美術家・渡辺篤さん(37)。
    2014年、都内某所で行われた渡辺さんの個展会場。そこで渡辺さんは、以前ひきこもっていた部屋から出た時の自分の姿や部屋の様子を写した写真をさらした。加えて、会場の中央には密室状態のコンクリートハウスが・・・。渡辺さんは展覧会の期間中、一週間そこにこもり、自分の力で壁を壊し出てくるパフォーマンスも行ったのだ。
    さらに会場には、自分だけでなく、ひきこもり当事者から募集した部屋の写真を展示。募集よびかけから一週間で渡辺さんのホームページには5万アクセスが集まり、会場にひきこもり当事者も足を運ぶなど、反響を呼んだ。
    うつ病とひきこもりという“傷”を持ちながら、美術家として再起した渡辺さん。
    今、表現者として、自らの“傷”をさらし、社会の“傷”に関わり続けようとしている。
    渡辺さんはなぜそうした表現を続けるのか?そのブレイクスルーに迫る。

    出演者ほか

    風間 俊介さん(俳優), AIさん(アーティスト), 渡辺 篤さん(現代美術家), オープニング・エンディング音楽:若旦那さん(歌手)

    「 精神疾患・メンタルヘルス 」 みんなの声

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