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楽ラクワンポイント介護
第26回 パーキンソン病(4) 歩行の介助法
今回はパーキンソン病の方への歩行介助の仕方を学ぼうと思います。

ポイント1

基本の歩行の介助法
介護者が本人の横に立つのが原則なのですが、まずは本人に左右どちらが不安定か、どちらに倒れそうか聞いてあげてください。右側に倒れそうだといった場合、右側に授与してあげるということになります。そして片手だけお互いに握ります。このとき強く握るのではなく、「奥様お手をどうぞ」という感じで軽く添えるようにしてください。転倒しそうになったときのため、後ろのベルトは持っていて、いざというときは支えてあげてください。歩き始めるとどんどん早くなるので「イチ、ニ、イチ、ニ」と声をかけてあげてください。

ポイント2

そのほかの歩行介助法
パーキンソン病の方は意識的に障害物を乗り越える動きは得意なので、床に階段ほどの幅でカラーテープを貼って、それを障害物を乗り越えるつもりで歩いていただけると歩きやすいということがあります。これをパーキンソンロードと言います。
歩くのが難しく、車椅子の方に最後の方法ということで、普段両手で介護はしないのですが、本人の前に立ち、両手を持ちます。このとき手を引っ張らないようにしてください。両手を持ったら手を交互に上下します。重心が移動するので足が出やすくなります。これで足が出た分だけ介護者は後ろに下がってください。

まとめ

パーキンソン病の特異性を踏まえて、症状に応じた歩行介助が必要だということです。例え車椅子になっても寝たきりにしない、そういうケアをやっていきたいと思います。

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