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子どもサポート

障害のある子どもの学校生活の悩み(2017年6月“チエノバ”)

番組ディレクター

障害のある子どもの就学・通学について向き合います。
2017年5月に放送したシリーズ「障害のある子どもと学校」では、医療的ケアの必要な子どもや発達障害の子どもが直面する課題について取り上げ、大きな反響があり、放送をご覧になっての感想やご意見、疑問・質問などをお寄せいただきました。また、どんな子どもも希望する教育を受けられるようになるために、社会はどう向き合えばいいのか、今改めて考えるために、さまざまな障害がある子どもの就学・通学の悩みや体験談をお寄せいただきました。

※このカキコミ板は、2017年6月のハートネットTV「チエノバ」で募集したものです。
※子ども・若者に関する記事はこちら、医療的ケア児に関する記事はこちら、発達障害に関する記事はこちらから。

投稿日時:2017年05月12日 20時55分

投稿日時:2017年05月12日 20時55分
カキコミ件数:56件
特別支援学級と通常学級
あやじいさん/沖縄県/30代/特別支援教育補助者

特別支援補助者として勤めています。
先生方はインクルーシブ教育や特別支援に関する勉強をして、とても頑張っています。
しかし、保護者との関わりや話し合いの場や時間は少なく上手く寄り添うのが難しい現状があります。
また、1番気になるのは、学校が歩み寄ろうとしている中、当事者ではない保護者側の特別支援教育に理解のない方が多いのも事実。
子供に保護者が
勉強できないとなかよし(支援学級)にいかされるよと言ってたり、子供達から
親から聞いたような言葉(バカだからいくの?)などを言ってきたりします。
親の年代こそ学ぶ場が必要だと思います。

投稿日時:2017年06月23日 14時15分

たんぼりんさんへ
いんびじえぶるさん/新潟県/30代/凸凹当事者

発達凸凹の当事者(アラサー)です。
(生まれは昭和ですので、当然ながらハンデのことについての知識・自覚はありませんでした)

あたしは現在、地元の民間のカウンセリングルームにてカウンセリングを通して「自己発見」「自己理解」「自己整理」に励んでいます。(うちはばりばりの田舎者ですので、地元にはわずか3件しかなく、しかも'保健適用外'のため利用料は割高の実費負担です)

「怒られたら・・・子どもは、『自分が悪い』と自分を責め、自己評価はどんどん下がりますよね。自分を好きになれなくなりますよね。大人だってそうです。自分のことが好きであり、自分が大切にされてこそ、他人のことを大切にできると思うのです」同感です。

過度な「自己愛」ー「ナルシスト」はありえませんが、やはり「時には'I(アイ)ファースト'」で行かないと、めぐってはみんなぐちゃぐちゃになってしまい、「一億総鬱病」しかないと思います。

あたしは家族から「どつかれて」育ちましたので、合併症として「自傷行動(柱に頭をぶつ)」や「PMS(PMDD)('乙女の日'に情緒不安定になりすぎる)」などがあります。LGBTのB(バイ:両性愛)も当てはまります。

経済的な事情もあるので、隔週しか機会がもてませんが、いずれは法律が整備され、カウンセリングも「立派な治療法」として'保険適用'になるべきです。
(`・_・´)b

投稿日時:2017年06月12日 21時41分

  • たんぼりんさん/

    つづきです。

    いんびじえぶるさん、カウンセリング、経済的負担、大きいですよね。
    心配です。
    カウンセリングは、心地いいですか? 楽しいですか?
    心地よくて楽しいものならいいのですが。
    ありのままの自分を受け入れえくれる人に出会えるともっといいなと思います。そしたら、もしかしたら、それがカウンセリングになるのではと思うのです。

    絵本ですが、『ぐるんぱのようちえん』『泥かぶら』『ほしのぎんか』
    お近くに図書館がありましたら、読んでみてください。
    また、佐々木正美という人の書いた『子どもへのまなざし』も、読むと「ああ、こんなふうに育ててもらっていたら・・・」と辛くはなりますが、自分がどうしてこんなふうに苦しんでいるのかが見えてきます。
    「森へ行こう(心とからだと子育てと)」というブログも生きていく上でのヒントをもらえて力になるかと思います。

    どうか、もうあまり頑張らずに、笑顔でいられる場所が見つかりますように。

    投稿日時:2017年06月13日 23時40分

  • たんぼりんさん/

    同感ですって言ってもらえて、ほんと嬉しいです☆
    障害を抱えていない周りの人にこんなことを言っても、「えっ?何言ってるの?」という反応をされるのが落ちですよね。もしくは、「そうかもしれないけど、でも・・・」と跳ね返されてしまうでしょうからね。

    「怒らなければ、子どもはわからない」「罰を与えなければ、子どもはわからない」と思い込んでしまっているのでしょう。

    障害のない子どもなら、怒られたら懲りて、そのうちやらなくなるからなのでしょうね。

    でも、それは単に怒った人の前ではやらなくなるというだけのことなんですけどね。「怒られるからやらない」というだけであって「いけないことだとわかった」わけではないのですよね。

    でも、障害のせいで大人を困らせることをしてしまう場合、「怒られるからやらない」というブレーキは全くといっていいほどきかないので、怒られても怒られても同じことを繰り返してしまいます。そして、どんどん自己肯定感は失われていってしまうんです。

    そういうことに、多くの人たちに気づいてほしいですよね。
    しかし、思い込みというものはなかなか手ごわくて苦戦します。

    つづきます。(いつも長くなってすみません)

    投稿日時:2017年06月13日 23時37分

コメントに感謝!!
たんぼりんさん/

6月2日に書き込みしました「怒る、罰を与えるという方法をやめるべき」に対し、コメントいただき、ありがとうございます。

「どうしたらコミュニケーションが出来るのか考えて工夫する」
「きちんとした知識、きちんとした対応をまず知ることが大事」
「子どもたちが伸び伸びと成長できる環境を、みんなで考えていけたらと祈って・・・」
「怒鳴ったりしている支援者たちのほうがおかしい」
たくさん、共感していただき大きな力をいただきました。

まだ、教員や支援員の方々に自分の考えを伝える機会も勇気もなかなかありません。
でも、これからも「どうしたら、できるかな」と子どもたちと優しく向き合い、関わり方を工夫し、子供たちが安心して成長できる環境を作ることを目指して行こうと思います。
周囲に流されず!!

怒られたら・・・
子どもは、「自分が悪い」と自分を責め、自己評価はどんどん下がりますよね。自分を好きになれなくなりますよね。大人だってそうです。
自分のことが好きであり、自分が大切にされてこそ、他人のことを大切にできると思うのです。

小学生時代、障害のせいで、みんなと同じようにできないことが多く、来る日も来る日も学校で・・・家で・・・怒られる毎日を過ごし、自己肯定感が育っていない自分は、何をやっても自信が持てないという生きづらさを抱え、苦しんできました。

こんな私に今できること、それは、今の子供たちに自分と同じ思いはさせないようにすること。
多数派に負けず、笑顔で支援を続けます。
お力をいただき、本当にありがとうございます。

投稿日時:2017年06月12日 12時50分

  • カースト被害者さん/

    私も、他の人に意見を主張するなど許されない状態で生きてきましたので、今でも支援者に意見するなどとてもできないと思います。
    そんななかで、訊いてくれたら、子どもも安心でき伸び伸びと育つことが出来るでしょうに。
    今の子供の自己肯定感も問題になっていますが、「ダメだ」「ダメだ」とか「病気」「病気」と言われ続けたからではないでしょうか。
    行動の背景には理由があると思います。
    それを何も訊かずに抑えるのはどうかと思うのです。
    もしかしたら大人のほうが間違っている場合だってあるはずです。

    投稿日時:2017年06月16日 19時21分

親の努力も必要
ACOさん/北海道/40代/発達障害男子、知的障害女子の母親

我が子達も特別支援がおざなりな小学校出身です。
本当に腹正しく、もどかしい思いをたくさんしました。
でも学校は変わらない。
それが変わらないので、他の児童達も変わらない。
母校などと口にしたくない、校舎も見たくない学校です。

権利を主張し続けるのも間違いではないと思いますが、その間の不毛な時間も子供は成長しています。
あっという間です。
障害は親のせいではないけれど、親が努力をすることで必ず効果はあります。
学校生活のことだけではなく、発達にも違いが出ると思います。
勉強(障害のこと、福祉のこと、情報収集など)に力を入れることは、自分の成長にも繋がるのでは?
昔に比べ先輩方が切り開いた道があり、制度も整ってきている中、親が仕事や、やりたいことを優先する考え方が正当化され過ぎのような気がします。

投稿日時:2017年06月07日 11時26分

知能の発達障害でない発達障害での虐めと特別支援学級身分での通常クラスの者から受ける脅しや虐めとは
YAMA芳乃さん/20代/(先の書き込みに書いた通りです)

繰り返し並びつづけ何度も挨拶の返事をさせてくる等の嫌がらせを無視すれば「鈍い(笑)」の共有」からの「害者」「害人」(蔑視)
無視しなければ「複式のくせに舐めてるとか?(憤り)」「舐めんなよ(真剣な脅し)」
虐めと安易な言葉で表現されますが、そんな生易しい物ではないです.(文字に成ると「苛め」と言う軽い表現になる)
虐めと言われている物の殆どの形態が、その生徒にだけ差別的、批判的に接し続ける物で、個人による解決が極めて難しいです。
「居させて貰えない」ため
通常通学をして最低履歴が付けられず、就職ができなくなる者もたくさん生み出している
(自分ふくめ、長期の、引きこもり、ニートと言われている者の過去に当てはまって居る事がかなり多く、半数以上が、過去に精神医療を受けているというデータもあります)
(大抵の長期のニートは働く事に関心がないのではなく、最低レベルの履歴が無い事による
世間の認識イメージの前で明示的に就職先になる雇用元が認識できない事が要因で起きています…)

投稿日時:2017年06月07日 03時25分

知能の発達障害ではない発達障害の息子さんや娘さんを持つ親御様へ
YAMAさん/20代/見かけは普通でしかない発達障害の当事者で長期のニートの当事者です

特別支援学校の話がありましたが、自分は長期の虐めにより特別支援学級に行っていましたが、普通のレベルの授業が受けられず、高校に行けず、職に着けなくなってしまうので、「この世界を受け入れず」勉強が出来るように(この世界の「勉強」や「努力」と世間が親に言わせている物は非定型にとって信頼の出来ない定型の世のやり方までを受け入れさせる物なので)勉強という言葉を、上記の()の意味で使っていない事が伝わるようにしながら、勉強がさせてあげて就職活動できる定型と同じレベルの履歴を持てるようにしてあげて欲しいです。ただ、愛情を感じれている環境じゃなかったり
、勉強の自分への利益を感じにくい小学生のうちからだと悪影響しかないです。

投稿日時:2017年06月07日 02時52分

  • 星のかけらさん/

    >勉強がさせてあげて就職活動できる定型と同じレベルの履歴を持てるようにしてあげて欲しいです

    障がいのある子に力をつけさせてあげたいと声を出して下さっているんですね。ありがとうございます。

    投稿日時:2017年06月11日 14時38分

いじめは避けられないのか?
障がい児4人の母さん/当事者の母親

高機能自閉症とADHDの娘は、小学校の高学年からずっといじめられてきています。

普通学級だった娘は物を隠され、ばい菌扱いされ、変人と見なされてきました。
小学校で一度HRで先生が見ている中、子供たちだけで解決しいじめはなくなったかに見えたんですが、一時的で暫くしたらまた始まり娘と仲のいいお友達もいじめに巻き込まれ、それが娘には自分がいじめられることよりも、ショックを受けています。

中学でも同じようにいじめられ、部活でもいじめが続きました。クラスのほうでも部活の方でも、苦手なことを先生からクラスメイトや部員に伝えてもらい、それからはいじめはなくなりましたが・・・。

高校は偏差値が普通レベルの公立高校に入学しました。
そこでも入学早々クラスでも部活でもいじめがあったため、クラス担任と部活顧問の先生と話し合いに行きました。
特に、部活でのいじめが酷いので障がい名は伝えず苦手な事や困っていることを先生から伝えてくれることになりました。

こんなにいじめられても、めげずに休まずに登校し部活も遅くまでしてくる娘はすごく頑張ってて偉いと思いますが、無理をしてるんじゃないかと心配です。

何時までいじめられればいいのか、進学してもまたいじめがあるのでは?障がいあるといじめは避けられないんでしょうか。

投稿日時:2017年06月04日 14時42分

  • たんぼりんさん/

    私も、障害のためにみんなと同じようにできないことが多く、感覚もみんなと違うのでいじめにあっていました。

    「いじめは避けられないのか?」問い続けています。

    これほどマスコミで「いじめは止めよう」と呼びかけれているのに・・・いじめによる悲惨なニュースはあとを絶ちません。

    少し前に、自閉症の方自身の書かれた『変光星』という本を読みました。
    1963年生まれの方の経験ですが、今でも同じように苦しんでいる子供たちがいること、本当に心が痛いです。

    少しでもそんな子ども達の力になれたらと思い、昨年から支援員として小学校で働いていますが、「先生に従順であること」「みんな同じようにすること」「頑張ること」がこれでもかと求められる学校の現実に打ちのめされそうになります。
    「子供らしさ」も「その子らしさ」もほとんど無視されている中、一人一人が多かれ少なかれ、我慢し、苦しい状況にいるんだろうなと思うと、自分の子供時代も思い出されて涙が出る毎日です。
    そんな学校生活では子供たちの心が歪み、「いじめ」に発展してしまうのも当然かな・・・とも思ってしまいます。

    戦後、高度成長の時代からずっと、子ども達が大人の感覚、価値観を押し付けられる生活は加速し続けています。
    いじめを避けるのは難しい・・・そう思い始めています。

    しかし、学校以外には、暖かい心でいられる場所はけっこうあります。そういう場所で自分がありのままでいられ、それを受け入れてくれる仲間と過ごす経験をたくさんさせてあげることで、だいぶ救われるのではないでしょうか。

    学校とは違う本当の自分、無理しない自分でいられる場所をどうか見つけてください。

    投稿日時:2017年06月07日 15時08分

今も昔も
だんごちゃんさん/青森県/40代/母親

こんばんは。発達障害児の学校生活について…放送を観て私の小学校時代を思うので書き込みします。私は発達障害があったのか?定かではありませんが、小学校は支援学級(当時は特殊学級)にいました。音楽・体育・家庭科・集会・イベントは普通学級で勉強し、国語・算数・社会・道徳などは特殊学級で勉強しました。授業は良いのですが…普通学級の子もですが他のクラスの知らない子から「お前、馬鹿のクラスに行っているんだな。」とよく言われました。「馬鹿がうつるから近寄るな。」とも言われいじめられました。先生は対処して下さり「あなた達は決して馬鹿なんかじゃない!学校での勉強の仕方が違うだけ。皆一人一人顔が違うでしょ?全く同じじゃなくてもちょっと違ってもいいんですよ。」とよく言われました。あれから約40年近い年月が過ぎましたが、相模原事件とか見ますと障害者を馬鹿にした考え方を持つ人が健常者の中に、あの小学校時代のいじめっ子と同じ人がいまだにいるのかと思うと、電話はスマートフォンに通信はパソコンやインターネットに進化したのに人は教育は進化していないところがあるのかなぁ?と思います。

投稿日時:2017年06月04日 00時06分

超未熟児の発育について
アイコさん/神奈川県/30代/母親

娘は現在8歳で通常級に通っています。体重1キロ以下で産まれ、肺が悪かったため、24時間酸素をしなくてはならず、感染予防から一年以上入院をしていました。超未熟児の場合、まずは命を助けること、体重を増やすことが第一なので仕方がないのですが、長い間外の世界で普通の環境とは全く違う生活をしていたこともあり、発達がデコボコで、現在学校生活でもスムーズにいかないことがたくさんあります。一番悩んだことは就学です。普通学級か支援学級かとても悩みました。普通学級のペースにはおいつけないけど、支援学級だともの足りない場合、二択だとどちらを選択しても偏りができてしまいます。通っている学校には支援級がないこともあり、とても悩みました。支援学級の情報を聞くと思ったよりも通常級との交流ができない等まだまだ支援学級と普通学級は行き来しやすい環境とはいえなそうです。就学猶予も考えましたが、日本ではまだほとんど普及していないため、将来学級を下げたことで問題がおこる可能性があることなどから、教育に携わっている方々からは反対されました。現在週1、1時間有難いことに個別授業を受けることができていますが、毎年できないかもしれないと言われています。同じような悩みを持つお子さんはこれからもっと増えると思うので、全ての学校に支援学級を設けて行ききしやすいようにする等子供の発達の状況に合った選択肢がもっと増えると良いと思います。

投稿日時:2017年06月02日 17時11分

普通級・支援級・支援校・通級に優劣は無いはず
丘の人さん/東京都/30代/母親

昨日のチエノバを見て、ゲストの方が「学校に合理的配慮を求めて普通級に入れた」「普通級を諦めて支援級に…」のようなことを発言されていてショックでした。
保護者さえも支援級や支援校に対して優劣意識を持っているなんて。
また、合理的配慮は当事者や家族、そして学校も含めて「合理的に」配慮すべきであり、学校に無理を強いる権利では無いと思うのですが…。

さておき、私は自分の子どもを「諦めて」支援校に行かせているわけではありません。普通級で普通の子と同じになることに努力し時間を費やすなら、主体的にやりたいことを思いっきりやるために支援校へ進学させました。

支援級・支援校を「諦めた人たちの行き場」と言われるのは心外です。

ダイバーシティとは、「障害のある子を普通級に入れることを認めること」ではないと思います。「どのような学歴、選択をも優劣なく尊重されること」ではないでしょうか。

物理的に同じ場所に居ることだけが共生では無いはず。
今後放送内で「普通級に入れることができてよかった」かのような表現がされないことを願います。


投稿日時:2017年06月02日 11時12分

  • たんぼりんさん/

    「普通級で普通の子と同じになることに努力し時間を費やすなら、主体的にやりたいことを思いっきりやるために支援校へ」
    そのとおりですよね。
    こんなふうにしっかりした思いを持つ親の元にいるお子さんは、すごく幸せだなあと思います。

    私は、障害を持ちながら普通校に通い、周囲の無理解や、どんなに頑張ってもみなと同じようにはできない壁にぶつかり続け辛い学校生活を送り、大人になってもその辛さを引きずっているところがあります。
    なので、もし、支援校に行っていたら・・・とつい思ってしまっています。
    共感できる友達もいただろうし、苦手を克服することより、できることを伸ばしてもらえたのではないかと思うのです。

    この子には支援校・支援級の方がと考えてくれるお母さんを見ると、ほっとします。

    しかし、この考えは、支援学級で支援員の仕事を始めてから、ゆらいでいます。

    私のいる支援級には、できることを伸ばすという発想はないに等しく、できないことも努力すればできるという見方で、できるようにさせようと、まるで訓練の場になっているのです。
    学習に遅れがない子も、生活面で問題があるとそちらの方ばかりに時間をさかれ、勉強はなおざりにされています。

    番組で「普通級に入れてよかった」と言われていた方も、優劣ではなく、上のお子さんが経験した現状を知って、そのように発言されたのではないかと思うのです。

    支援学校は、特別支援教育の知識を学んだ教員がいますが、支援学級はそうではない場合も多いです。
    支援学校ではその子供にあった支援が受けられると思いますが、支援学級ではその可能性は低いのではないかと思うようになりました。

    支援学級、支援学校で学ぶ子供たちが適切な教育が受けられるシステムになってくれることを望みます。
    通常級の子どもたちが、適切な教育が受けられているのかも疑問ではありますが。

    投稿日時:2017年06月04日 11時39分

  • 星のかけらさん/

    優越感を持っているわけではないと思いますよ。個々の受け止め方は色々ですね。合理的配慮は一方的なものではなく、学校と保護者の合意形成の中で育まれていくものです。伝える制度は全て使いプラスアルファ担任や学校がほんの少し配慮するだけで、その子が過ごしやすくなる。権利条約にあるインクルーシブ教育の和訳は、『クラスの一員として受け入れる教育』です。
    最初に映像に出てきた9歳の女の子。「みんなといっしょにいたい?」と聞かれて「それがどういうことかわからない」って答えてました。障害があるからといって、一緒に過ごした思い出がないのはしかたのないことでいいはずないと思います。
    そのための障害者差別解消法です。

    投稿日時:2017年06月03日 16時17分

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