厳しい雇用情勢が続く中、就職活動によって“うつ”などになる大学生が増えていると言われています。2011年度、就活が原因で自殺した学生が4年前の2.2倍になったという調査結果も、社会に大きな衝撃を与えました。
現役大学生、既卒3年以内で、就職活動中にうつ病を発症するなど、「心が折れてしまった」若者や、経験者に体験談をお寄せいただきました。
※このカキコミ板は、2012年7月のハートネットTVで募集したものです。
※うつに関する記事はこちらから。
※「うつサポート情報室」では病の診断・治療についての基礎知識などをまとめています。
投稿日時:2012年07月02日 19時07分
私は2007年の秋から翌年の春まで就職浪人をしました。売手市場の中で全敗、行き場を失いました。そんな時、FMICS(フミックス)という勉強会が転機になりました。多くの社会人から、大学職員一本だった私に意見を頂いたのです。「まず企業で働いて大学を外から見てはどうか」。これは新しい視点でした。確かに、大学見学に来た方へのキャンパス案内に打ち込んでいたので「高校生の進路支援の会社も受けられたな…」と思い、再挑戦を決めました。現役時代と変わったのは、自分が持つ可能性に気づけた点です。案内時に生徒・保護者別に内容を変えた工夫は様々な仕事に生かせます。相手の関心に働き掛ける営業、年齢に応じてアプローチするマーケティング、興味を持ってもらう広告業など…。改めて自己分析をしたらこの本質に気づき、自分に自信と信頼が生まれました。採用側から質問を想定する余裕もでき、納得いく結果を出せました。大人の意見と自らの行動、この両輪が転機を迎えた時に道を拓くと学びました。
投稿日時:2012年07月18日 12時06分
今日も、ハロワに行ってきました。息苦しい気持ちで…。
でも最近は、親切にして下さる職員さんも出てきて、色々相談にのって下さいます。
しかし…今日行くと受付には、いつも相談にのって下さる職員さんが。…と言うことは、相談のほうには、話したことのない職員さんが。
私はかなりの上がり症で緊張もすごい。ど・どうしよう…って思ってたら、名前を呼ばれ着席。
全然、私の就活状況を把握してなかったのか、説明をすると「無理でしょう、過呼吸があるなら、どこも」とのこと。
泣きそうになりながら、最近はあまり発作が出てないこと、またこういう過呼吸があることを踏まえて、見学させて頂いて、良ければ面接して欲しいことも伝えました。
…が、やはりあまり良い顔をされずに、「職安は仕事に就いてもらうことを前提に仕事勧めてますから。見学はご自身で連絡とって行って下さい」と、こんなことを言われ、思いきり突き放された気分になりました。
帰り間際、受付にいた、いつもの職員さんに「どうだった?」と聞かれ、上記のこと話すと「大丈夫だから…。見学したい所あったら私が尋ねてあげるから…。心配しないで、また相談に来て下さいね。私の名前出してもらってもいいし」と言って頂いて、少し落ち着きましたが、やはり悲しい気持ちはまだ残っています…。
私だって早く働きたい。でも身体が心が壊れているのに、これ以上壊さないで!!
またハロワに行くのが、怖くなりそうです…。
長文失礼しました。
投稿日時:2012年07月18日 11時42分
僕は6年前に就職活動を経験した。10月のスタート時から色々な不安(非正規雇用や格差)が浮かび、次第に何もかもが憂鬱になり、精神科に行ってみるとうつ病と診断された。しかし就職活動は一回きりだし最初で最後のチャンスと思い込み、抗うつ薬をのみながら必死で活動した。親にも心配をかけたくなかったので誰にも言うことができなかった。企業に向う地下鉄のホームで何度も自分が飛び込んでしまうのではないかと恐かったことを今でも思い出す。途中でうつ病が悪化し、諦めざるを得なくなった。度重なる不採用通知に働ける自信も意欲もすっかり無くなっていった。自分を責めたし何も信じられなくなっていった。僕は未だに無職で精神科に通院しなければまともに生活できない。それでももし「セカンドチャンス」みたいな制度ができればまた挑戦したいと思う。そしてうつ病に対してもっと理解のある社会であってほしいと望む。
投稿日時:2012年07月16日 13時12分
企業の求めるもの、それはコミュニケーション能力。そのためか、ジョブカフェやらヤングハローワークでもコミュニケーション講座ばかりをやっている。正直ウザい。教えている連中も非正規で来年どうなるかわからないような不安定雇用者。そんな奴が人助けなんかできるわけないし、コミュニケーション云々の前に今月食っていけるかが精いっぱいの連中のアドバイスなんて聞いても無意味。今の自分も自分自身や他人に余裕を持てる状況ではない。くだらないコミュニケーション至上主義に基づく講座をやるくらいなら、今月食っていける方法を教えてくれ。コミュニケーションなんて衣食住がそろって余裕があるから出来ることなんじゃないでしょうか。
投稿日時:2012年07月15日 08時46分
転職活動中だけれど、企業側の対応やハローワークの横暴さに正直怒りを覚える
面接に行ったら「お前みたいな人間のクズなんてうちは採らないんだよ
どこかの工場に行ってさっさと死ね」
「俺はお前みたいな人間がわかるようにこうやって呼び出してやったんだ、ありがたく思え」
等罵詈暴言を浴びせつけたり
友人の紹介で面接に行き、採用の内定の電話をもらってから2時間後に、
「やっぱり気が変わったので取り消すから今回のことはなかったことにして」
等々採用側の横暴や、ハローワークも
「アンタみたいなのが受けたって応募人数多いから受かるわけない」
職業訓練を受けようとしても「そんな訓練は受けても意味が無い」といって書類を渡そうとしない
病気の件を伝えても「その程度は誰だってあるんだからワガママ言うな」
採用側は何を言っても許されるのか?これで鬱にならないほうがおかしいと思う
このような対応をとっておいて、今の若者などという台詞を企業と行政は言う資格はない
*ここで書いたことは私が実際に受けた事実の一部です
投稿日時:2012年07月14日 01時32分
「親とは,木の上に立って見守るもの。」最近は,少子化や長引く不況の影響もあってか,過保護に走りやすい親や大人が多いようです。そんな親・大人たちに伝えたい言葉が,最初に申し上げた言葉です。
「子どもにいい人生を歩んでほしい」「子どもに失敗を経験させたくない」という気持ちは,大いに理解できます。そのような気持ちから,つい「介入」をしてしまうのでしょう。しかし,何が幸せであるかは,人によって違います。それは,自分自身で見つけるものであって,子どもと言えども例外ではありません。また,幸せとは何かは,失敗しながら得ていくものだと思います。別の言い方をすれば,失敗しなければ,成長,成功や幸せにたどり着くことすらできません。親(大人)の子どもへの「介入」は,その機会を奪っているとも言えましょう。
まずは,やらせてみる。そして,木の上に立って見守る。それで十分ではないでしょうか。
投稿日時:2012年07月12日 11時07分
これは全くの私見ですが,企業に就職するだけが,他人に使われるだけが生きる道ではないと思います。たとえば,自分で起業して自立独立して生きていくことも一つの道だと思います。難しいと思っていても,いざはじめてみたら意外と上手くすすめられたということは,多々あります。
もし,それがどうしても難しいというのであればどこかに就職するしかないのかもしれませんが,断られたからといって卑屈になる必要は全くありません。「人生(自分自身)を否定された」と捉えるのではなく,「たかだかの一敗。今はいい波が来ていなくて連敗が続いているだけ。止まらない連敗はない。」と思えれば,気を楽にできるのではないでしょうか。
投稿日時:2012年07月12日 10時53分
私は現在、大学4年で一応就活生です。
しかし、3月に第一志望の会社が不採用になったあと、就活は行っていません。
元々、自分にはやりたい夢があったため、就職活動は一応やっておく、というような考えで始めました。
自分がやりたい仕事以外の会社を無理矢理受けて、やりたくない仕事をすることに疑問があります。
現在は、教員採用試験に向けて勉強に専念していますが、やはりこちらも採用状況は厳しく、親に今年は無理かもしれない、というと「そんなので奨学金返しながら生活していけないでしょ、どうするの」といわれます。
新卒採用で本当になりたい仕事を諦め、無理矢理就職することに意味があるのでしょうか。
教育の現場では、「キャリア教育」として自分が将来どんなことをしたいのか考えさせたり、興味がある仕事の現場に体験実習にいくこともあります。
しかし、最終地点である大学での就活では、「新卒・正社員が大事」で、自分がやりたいところがダメならとにかく就職、という夢を諦めざるを得ない状況に思えます。
夢を持て、と教育し、夢を諦めさせる今の社会の状況には疑問を覚えます。
親にも、将来を心配して言ってくれるのはわかりますが、世間体ではなく、本当の子どもにとっての幸せを考えて欲しいです。
生活がどんなに苦しくても、それを超えるだけの夢を追う覚悟は子どもにはあるのです。
投稿日時:2012年07月11日 15時20分
就職活動をちゃんとこなせなかった35歳の男です。その経験からメッセージさせて頂きました。
大学に行く際、マスコミ希望で入学し、夜間だったので昼は新聞社で働きつつ、1年ダブりましたがなんとか卒業しました。
しかし、新聞社で働く内にマスコミ希望は失せ、途端にやりたい事もやるべき事も見失ったのです。贅沢な悩みと思われるでしょうが、目標が無くなって、でもやるべき事が迫ってる、これに対処するには当時の僕はあまりに幼稚でした。
とにかく就職をとにかく仕事を。気付けば仕事をしては退職、遂には体調を崩すに至り、自信も失いました。今も全身にじんましんができ、悶絶の日々です。
適職とまでは言わないまでも、もっと環境や自分の性格と嫌でも向き合ってればと思います。
仕事につければ何でもいい、響きは切実で同情を誘いますが、そのツケは余りにも大きかったです。厳しい就職戦線ですが、自分を見失う事だけはしないで欲しいと思います。
投稿日時:2012年07月10日 23時45分
転職活動をこの春までしていました。元々うつ病持ちの状態でしたが、
それをクローズにして活動していました。
その活動中で私にとって一番不愉快だったのが、
結局本当は人材なんて求めてないだろうに、
求人を出していたらしい数社があって、
まずは書類選考という事だったので
書類を送るも、待てど暮らせど全く音沙汰なしだった事。
ハローワークに問い合わせてもそういう会社は、
「他の人にも面接の日程なども含めて何の連絡もしていない」とか
「当人には知らせてないようだけど、
ハローワークだけには連絡が来ていて
だいぶ前に採用者が決まっていた。」とか・・・。
採否通知を誠意をもってやってくれない会社が多かった事に気分を害し、
うつ状態に拍車がかかった時期もありました。
こっちは淡くも期待しているというのに、不信感ですね。
求人を出したからには、応募者に対して誠実に対応して欲しいです。
ダメならダメでもそれは仕方ないから構わないのです。
何より、無反応なのは腹が立ち抑うつ状態に陥る原因になるので
いい加減な求人は辞めて欲しかった。
投稿日時:2012年07月10日 19時31分