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精神疾患・メンタルヘルス

精神科病院での「身体拘束」についてのお考えや体験談(2017年9月“チエノバ”)

番組ディレクター

「暴れてもいないのにいきなり拘束されて、怖かった」
「身体の自由を全て奪われ、トイレもおむつ。人間の尊厳を失った気がした」
「母が認知症で病院に入院した時、拘束されケアを受けていた。不安だけど任せるしかなかった」

厚生労働省の調査によると、精神科病院で身体拘束を受けた人は、2014年には1万人を超えました。ここ10年で2倍近く増加しています。しかし、「精神科病院に入院していたことをしられたくない」「話しても全部病気のせいにされる」「誰も助けてくれない」など、その経験を誰にも話せず、ひとり苦しみを抱えたままの人も多く、その実態はなかなか伝わってきませんでした。

日本の精神科医療や身体拘束のあり方について考えるため、精神科病院に入院、身体拘束をされた経験のある当事者やその周囲の方々の声をお寄せいただきました。

※このカキコミ板は、2017年9月のハートネットTV「チエノバ」で募集したものです。番組の記事はこちらから。
※精神疾患に関する記事はこちらから。

投稿日時:2017年07月28日 20時10分

投稿日時:2017年07月28日 20時10分
カキコミ件数:200件
まずは患者一人あたりの身体拘束の平均時間数と最長時間の公開と掲示の義務化はどうでしょうか。
2歳児のパパさん/埼玉県/40代/夫

まず最初に私が書いておきたい一言は、

「身体拘束は早く無くして欲しい」

です。
これは身体拘束の被害者の家族として常に思うことです。

しかしすぐに身体拘束を無くすことが現実的ではないことは誰もが理解していることだと思います。

ですが、身体拘束の被害者を減らすことはすぐにでも実現に向けて動き出せることではないでしょうか。

病院は、患者一人あたりの身体拘束時間の平均と最長時間をネット上に公開し、院内の見える場所にも掲示することを、すぐにでも義務付けるべきだと考えます。
もちろん今すぐにでもできることなので、法的に義務付けられなくともぜひ病院側から自主的に情報を公開していただきたいです。

毎月前月の患者の身体拘束時間をオープンにし、患者や家族が身体拘束の平均と最長時間の情報をもとに病院選びを行えば、身体拘束の被害者を減らすことは可能だし、病院を探す側としてもとても助かります。

番組内では、身体拘束は今の10分の1から100分の1に減らせるはずで地域差もあるというご指摘もありましたが、身体拘束を最小限に抑える努力をされている優良な精神病院が10分の1から100分の1しか日本にはないのではとも思います。
転院先の病院探しに非常に苦労した実体験から、私は精神病院には病院差も大きいと考えています。

医師や看護師の側にも身体拘束は悪くないという絶対的な自信をお持ちであるならば、是非とも堂々と身体拘束に関する情報は公開に踏み切っていただきたく思います。

投稿日時:2017年09月12日 12時21分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    そうですね。
    でも、このまま何もしないよりいいと思います。
    拘束時間を隠せば、長時間やってますと言っているも同然ですし、嘘の時間数を発表すれば、他の患者や家族などが黙っていないだろうと思いますし。
    できることは何でも、逆効果や副作用の出ることが予想されない限りは、どんどんやっていった方がいいのではないでしょうか。

    投稿日時:2017年09月13日 21時33分

  • 2歳児のパパさん/埼玉県/40代/夫

    被害者さん、悪質な病院ほど隠すはまさにその通りだと思います。
    だからこの義務化だけではまだまだ足りなく被害を未然に防ぐことはなかなか難しいとは思います。

    ただ実際に拘束の被害にあい、義務化の部分で救われた経験もあり、悪質な病院を洗い出すためにはどんどん義務を拡大して欲しいと考えています。

    妻が拘束の被害にあった際、診療明細書の発行が義務化されているにも関わらず病院が明細書の発行をしていなかったことが、病院の不正を疑う一番のきっかけになりました。
    それに気づかなければカルテを開示させたりして調査をすることはなかったかもしれません。

    ところで、多くの精神病院は入院前の病棟見学については、希望しても拒否してきます。
    しかし、現在入院中の優良な病院では実質閉鎖であるにも関わらず入院前の病棟見学や案内を丁寧にしてもらえ、病院側も公開にはとても積極的でした。
    病院選びのひとつの目安にはなりました。

    今はほとんどの場合、精神病院の不正が非常に見えにくいです。


    日本人やめたいさんも提案にご賛同いただきありがとうございます。

    投稿日時:2017年09月13日 21時29分

  • 被害者さん/埼玉県/

    悪質な病院程、本当の事は隠すと思うので、実効性は無いのでは?
    私のいた病院では、家族の出入りのある面会時間とそれ以外では、院内の様子がガラリと変わりました。
    外の目のある時間帯だけ、看護師の数が増え、忙しく立ち働くのですが、それ以外の時間は看護師は居ても事務所に閉じこもり殆ど出てきません。中にいる患者の声は無視されるので、実態が明らかになる事はないと思います。

    投稿日時:2017年09月12日 22時24分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    2歳児のパパさん、改善策をありがとうございます‼︎
    病院差の大きさは、前にも他の方からの投稿がありました。
    最低限の拘束しかしていない病院は、時間数を公開することによって、長時間の拘束をしているのではないかという疑いを晴らすことができますので、大変結構なことでしょう。そうでない病院は、時短に努めざるを得なくなるでしょう。

    投稿日時:2017年09月12日 16時34分

患者は猛獣ではない
日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

あたかも拘束された患者が全員理性を喪失して暴れていて意思疎通不能であったかのような、それが拘束のおかげで正気に返って何の弊害もなかったかのような主張をし、代替案を示せないなら意見するなと言う人たちは、番組やこの掲示板をちゃんと見たのでしょうか。
国際的に拘束は人権蹂躙であるとして極力避けようとしている事実、暴れてもいなかった患者が異常な件数拘束され、右肩上がりに件数が増加し、異常な長時間または長期間放置され、死亡を含む深刻な被害が多発している事実、被害者・遺族らの悲痛な叫び、家族・看護師らの苦悩を何とも思わないのは、なぜでしょうか。
精神科の患者が危険であると吹聴してどうするつもりでしょうか。(因みに、国際的には、猛獣であっても隔離・拘束は虐待とされています。)
被害者らは、不要な拘束及び長時間または長期間の放置をなくし、処遇を改善してほしいと言っているのであって、拘束を即全面的に禁止せよとは言っていないのに、論点をすり替えて、あたかも被害者らが全員、即全面禁止を要求しているかのように、なくせないの一点張りを繰り返すのはなぜでしょうか。
医療者や他の患者が怪我をしたら誰が責任を取るのかと言う人たちには、それなら、無数の患者が死亡・病状悪化・後遺症・トラウマなどの被害を受けた責任を誰が取るのかと訊きたいものです。
代替案を示せというのも、もしも政党が国民に対して、代替案を示せないなら意見するなと言ったとしたら、誰がそんな政党を喜んで支持するでしょうか。それは言論封鎖です。横暴です。
言われなくても、身体拘束を考える会を設立し、独自にガイドラインを作成して提案しています。
医療者や家族は大変なんだと言い張るばかりで、だから今後改善していきたいと思わないのはなぜでしょうか。
そうではなく、ぜひ「前向き」に、一緒に改善策を考えていきましょう。よろしくお願いします。

投稿日時:2017年09月12日 00時25分

  • 被害者さん/

    私も、率先して発言するような能力も勇気もありませんが、皆さんと一緒ならばなんとか頑張れそうですので、病院の中で今にも人生を奪われている仲間のために一緒に頑張りましょうね。

    投稿日時:2017年10月25日 23時51分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    ヒトシさん、ありがとうございます。
    私はただまだ黙って死ねないだけです。そして死に急いでいるので、わざと憎まれ口を利いているだけです。私の書き込みなんて無駄、いえ、余計かもしれませんが、黙っていられないのです。つまり自己満足です。
    そして、説教はジジイの務め・小言はババアの務め、たとえ反面教師であっても、というのが、私の信念の一つなのです。
    一部の看護師たちの心無い書き込みは、机上の空論だけでなく、保身だと思います。一番卑怯なのは、いまだに沈黙を守る医師たちです。
    身体拘束はしてはならないこととおっしゃるのは、その通りです。国際的には、動物に対しても虐待と見なされています。不倫騒ぎしかり、男女差別・宗教ハラスメントしかり、日本人はおかしいです。
    それぞれ、自分の信じる道を精一杯、悔いのないように生きていけたらいいですね。ありがとうございます。

    投稿日時:2017年09月26日 16時07分

  • ヒトシさん/宮城県/30代/精神障害

    またコメント失礼します。
    日本人やめたいさんの最近のカキコミ、コメントを読ませていただきました。
    ここネットでは不満をただ言いたい人が多く(不満を言うことは悪いことではないです)、日本人やめたいさんのように勇気を出して本当に何かを変えるために頑張られている方はそう多くはないだろうと思います。私は日本人やめたいさんのやり方は正しいと思います。私の好きな歌詞に「誰も会いに来てくれないのなら自分から会いにいかなきゃ」というのがあります。ただ待っているだけでは何も変わらないし自分から動かなくてはいけないと思ってはいるもののなかなかできることではないです。それをされているあなたに勇気をもらいました。
    この忌々しい悪習を変えてほしいと思い、私では変えられないし、日本人やめたいさんなら変えてくださるのではという期待があります。ただこれを重荷に感じないでください。私は私の人生を生きていくので。私は違うことで今も頑張っています。
    それと基本的に身体拘束をしてはいけないと思います。全く無くすことはできなくても、やってはいけないと定めるべきです。特例の特例で本当にやむを得ない場合以外はしないでほしいです。人間にすることではないと思います。たぶんされた人しかこの屈辱は分からないと思います。医療従事者の方々に言いたいのは、机上の空論ではなく身体拘束された人の意見に真摯に耳を傾けてほしいということです。

    投稿日時:2017年09月23日 13時14分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    みかんさん、ありがとうございます。おっしゃる通りですね。

    ヒトシさん、そんなことありません。対等の仲間としてのコメントと感じて嬉しかったです。お互いに頑張りましょう、これからも。

    投稿日時:2017年09月13日 21時37分

  • ヒトシさん/宮城県/30代/精神障害

    年下なのに上から目線ですいませんでした。
    それとあなたの心に土足で入りこむようなまねをしてすいませんでした。

    投稿日時:2017年09月13日 05時56分

  • みかんさん/

    何ひとつ悪いことしないように生きてきました。
    そんな方々がなぜひどい人権侵害を受け、再起不能になっているのでしょう?
    人生を奪われているのでしょう?
    一刻もはやく、病院の中で生き地獄を観ている患者さんが、また退院して余計に生きていくことが出来なくなっている元患者さんが助かることを願います。

    投稿日時:2017年09月12日 23時38分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    ヒトシさん、ありがとうございます。
    私も話すより書く方です。
    前にもコメントしましたが、このまま黙って死ねません。亡くなった人たち、その人たちのために心を痛める人たち、未来の被害者たち、そして、私自身と私の身内や友達のために、何もしないで、逃げていってしまっては、天国で、先にいっている人たちに会わせる顔がありません。天国でも安らげません。

    投稿日時:2017年09月12日 19時28分

  • ヒトシさん/宮城県/30代/精神障害

    納得です。それから私が数年前に書いた文章にこういうのがありました。

    過去は忘れるものではなく克服するもの。辛い思い出は忘れなくてもいいよ。だって忘れられないよね。だから話し合おう。それらとどう付き合っていくかを。
    人を散々傷付けておいて、早く忘れなさいなんて言う人もいるけれど、きっとその人も心の中で泣いているのだよ。あなたが辛い分苦しんでいるのだよ。許してあげなくてもいい。わかってあげなくてもいい。ただその人は心に壁を作ってしまっているから、何を言ってもしょうがないよね。だから私に話してごらん。
    全部受け止められないかもしれない。だけど黙って最後まで聞くから。話したら少し楽になるよ。泣いている自分を隠さないで。泣いている自分を受け入れてあげて。笑っている自分も泣いている自分も同じあなただから。鏡に映ったもう一人の自分と一つになった時、あなたはもっと強くなるから。
    完全には過去を克服できないかもしれないけれど、たまに思い出して泣いてしまうけれど、あの頃の私は私ではないなんて言わないで。迷子のあの頃のあなたを家に連れて帰れば、あなたは一つになる。一つになった時、あなたはもっと強くなるから。

    トラウマがあるのならただ泣き寝入りするよりも自分がある程度納得できるまで戦える場所があるのなら戦った方がいいと思います。頑張ってください。私も頑張ります。
    私の場合は書いたり読んでもらったりすることで痛みと闘っています。

    投稿日時:2017年09月12日 13時55分

精神科看護師として。
精神科救急病棟の看護師さん/京都府/30代/看護師

番組開始と同時にハッシュタグでtwitterを追っていました。
僕はその中で最も違和感のあったのは、医療従事者の「(拘束を否定するのであれば)だったら家族がみたらいい」という内容です。1人や2人だけじゃなく数多くみられました。
医療として必要と思うのなら、仕事放棄ではなく、納得のいく説明と行動制限の最小化を患者さん本人や家族に感じてもらうことだと思います。

投稿日時:2017年09月11日 23時34分

  • コスモスさん/

    私は拘束された経験はないのですが、アイマスクをして視覚障害の体験、スポーツ専用の車いすで車いす体験をしてきました。
    また、ヘルパーの資格を取る時、おむつに用をしてください。と宿題を出され、実際に体験しました。
    周りが見えない恐怖、車いすの不便さ、おむつを使った時の惨めさを知ることができました。
    そこで、ふと考えたのですが、拘束をする医療関係者が、1時間でも拘束の体験をしたら同じ目線になれるのではないかと。
    体験をしなければ、患者の立場と恐怖、惨めさを分かる事はないからです。

    投稿日時:2017年09月12日 13時55分

はじめまして!
エイジさん/東京都/50代/本人

私も15年前に精神病院で措置入院で入りました。最初の3日間は閉鎖病棟でした。随分辛いものがありました。本当に地獄のような苦しみでした。死にたいと何回思ったかもしれません。絶対に精神病院に入院したくないですね。

投稿日時:2017年09月11日 16時01分

4時間を超える身体拘束は医師や看護師の中に仕事に甘えがあるからだと思います。
2歳児のパパさん/埼玉県/40代/夫

4時間という上限だけでも、身体拘束による死亡事故や病状悪化はかなり防げるものと思います。是非実現して欲しいです。

番組では、身体拘束が医師の休暇取得・看護師不足といった治療とは全く無関係な理由で濫用される実態が伝えられており、またそれらが実体験でもあったため、全体的にとても真実味のある内容でした。

ただそういった濫用が、患者を治療することより目先の診療報酬を優先することが背景にあるからだと思いますが、急性期病棟が増加している理由などについても踏み込んで欲しかったです。

番組内では精神福祉法上の拘束理由について説明もありましたが、私の経験から、カルテには「多動不穏が顕著」と記載しながらも、家族へは「自殺自傷が切迫」などと嘘の説明で運用している問題も日本では多いと思います。

病気の治療で止むを得ず必要と考えられる拘束ですが、一時的安静が必要な投薬中点滴中ぐらいなので、最長でも4時間という判断は理にかなったものだと思います。

終盤に精神医療関係者と思われる方々からの反発ツイートが多く見られ、不適切な身体拘束に甘えた多くの医師看護師に全く反省の色がないよう見えたことがとても残念です。
また、番組内では善意の職員ほど心を痛めて辞められるともありましたが、番組放送後は「医師や看護師の勉強不足や能力不足を24時間身体拘束で補いたい」というような内容の身勝手な投稿も増えており、身体拘束を濫用する病院ではこのように悪意の人間ばかりが残ってしまっているのではないかとより危機感を覚えています。

それから病棟では所持品の制限がとても厳しく、入院患者には殺傷能力はほとんどありません。
ですので自殺はおろか医師や看護師が殺害されるなどはありえない心配で、それらを理由に身体拘束することは明らかに過剰防衛だと考えます。
女性や子どもの患者までそのような理由で拘束するのはどうかと思います。

投稿日時:2017年09月10日 23時18分

  • 被害者さん/

    「精神医療 被害」とかで検索すると、被害者の声や会などいろいろ出てくると思います。分裂しているのが残念ですが。みんなで声を挙げるだけでもいろいろ変わるかもしれませんね。
    あと、会に参加すると思わぬ知恵がいただけたりします。

    投稿日時:2017年10月26日 00時00分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    被害者さん、重要な問題提起をありがとうございます。
    おっしゃる通り、そもそも法律や制度がおかしいので、変えなければなりませんね。裁判は異議申立ての有効な手段の一つですが、一部の人たちの違法行為ではなく、全体的な問題であり、被害者さんのご指摘の通り、そもそも法律や制度がおかしいのですから。
    いろいろな団体はありますが、同じ目標を持って同じような取り組みをしているのに、協働していないことが残念です。そのため、力が弱く、知名度も低くて、相談したい人たちや参加したい人たちも、どこにどんな団体があるのか、わかりません。協働すれば日本を変えることができると思うのですが…。

    投稿日時:2017年09月15日 22時15分

  • 2歳児のパパさん/埼玉県/40代/夫

    被害者さん、私も精神科で病院や医師が判断する「入院の必要性」については、ほとんどの場合で非常に疑わしく思っておりました。

    まず医療保護入院と急性期病棟がほとんどの病院で営利目的のために悪用されていたからです。

    急性期病棟については、病棟内の設備も入院中の患者らの病状も一般病棟と何も変わらないのに、高額な入院料欲しさで名称だけ急性期としている精神病院も増えているようです。
    だから他で急性期病棟は多忙だとの投稿もありますが、正直違和感を覚えます。

    私は妻に変わって病院探しをしましたが、多くの精神病院では相談の問い合わせに対し「過去三ヶ月以内の医療保護入院歴と急性期病棟入院歴」を確認されます。
    この入院歴がある場合、病院にとって高額な診療報酬が得られないため、悪質なことに入院不要と判断されるわけです。

    つまり患者の病状はほとんど考慮されずに、病院の経営の事情だけでいい加減に決められているのが精神病院における「入院の必要性」の実態だと考えています。

    番組でも急性期病棟の増加について少し話題にありましたが、病院の営利目的で急性期病棟が供給過多になり不必要な医療保護入院が増え、不適切な身体拘束が増加したのではと思います。

    民間から身体拘束の権限を奪うことは良いと思います。
    そのためには民間から医療保護入院と急性期病棟も廃止させ、患者や家族からも評価の高い優良な病院だけを選別し、これらの権限が承認できるような規制強化としくみを作っていただきたいです。

    投稿日時:2017年09月15日 16時03分

  • 被害者さん/埼玉県/

    2歳児のパパさん、ありがとうございます。
    そもそも、私立の病院は営利目的であるにもかかわらず、そこに身体拘束の権限を与えている事自体、矛盾していませんか?
    そして、入院させられた事を持ってその必要があった、と周りから判断され、
    入院の必要性については議論にすらなりません。
    医者がカルテに書いた事が証拠となるなら、医者はやりたい放題です。
    安心してかかれる医療にするなら、まず、私立の精神病院は全て廃止すべきではないでしょうか?
    そして、医者への無条件の信頼を無くす必要があるはずです。
    精神医療の薬害について訴えている団体はいくつかありますが、不法な強制入院についての団体は見当たりません。
    本当に必要な入院だったのか?どうゆう状況下で入院がなされたのか?
    具体的に情報交換できる場が欲しいと思いませんか?

    投稿日時:2017年09月14日 21時37分

  • 2歳児のパパさん/埼玉県/40代/夫

    被害者さん、コメントありがとうございます。
    読んで本当に心が痛みました。
    子育てもあって大変かと思いますが、良い方向にむかわれること願っております。

    番組では、措置より医療保護の方が拘束が多くなっていることも問題視しておりましたが、拘束を濫用する病院では医療保護入院も悪意ある杜撰な手続きで運用がされるようです。
    悪質な病院では高額な診療報酬目当てで急性期病棟に入れてしまいたいため、また急性期病棟に入れることで最初から拘束ありきで入院させることもできるため、騙してでも医療保護入院扱いにしてきます。

    もしかしたら被害者さんもそういう不正な医療保護の被害にもあわれたのではないかと考えましたが、もし違ってたらすみません。
    被害者さんのご主人が病院に入院させたいと話しただけで、医師はろくに診察もせず、診療報酬のために必要のない不適切な入院をさせたのではないでしょうか。

    私の妻は、紹介元クリニックでは任意入院を希望しており、後でわかったことですが紹介状にも任意入院を希望することは記載されておりました。
    しかし、拘束の被害にあった病院では、妻と私は別々に診察室に呼び出され騙される形で医療保護入院になりました。
    その後、別のまともな病院ではどこも夫婦同席で入院時の説明は受けているため、今覚えば一人一人別々に呼び出すというのはやはり相手を騙し易くするひとつの手口だったのではないかと考えています。

    こういった被害経験もあり、今では信用している病院でも診療情報提供書などは必ず開封してコピーを取るようになりましたが、精神医療関係者がこうも警戒して関わらないと危ない人たちであることがとても残念です。

    本当にこういった精神医療の現状ですが、自浄能力は全く期待できないため、大変ですが患者や家族らが協力し変えるために戦うしかないと思います。

    投稿日時:2017年09月13日 18時53分

  • 被害者さん/埼玉県/

    奥様の事をとても心配され、精神医療の現状を少しでも変えようとなさっているお気持ちがある事、ほんの僅かでも、主人が見習ってくれていたら、と思ってしまいますが、そもそもそんな人であれば、私を入院させてはいないでしょう。
    入院の際、医師の書いた計画書には、入院の目的の一つとして、夫婦関係の調整を図ります、とありますが、入院中された事は拘束と投薬のみ。カウンセリングどころか診察もありませんでした。もっとも、夫婦喧嘩の末強制入院させた相手との関係の修復なんて、そもそもありえません。
    入院させた事を主人に謝られる度、揺らいでいた私ですが、主人とは縁を切り、子供達と3人で生きていこうと決心しています。おそらく決まり文句を書いただけなのでしょうが、強制入院させて夫婦関係の修復を図るなんて、馬鹿にするにも程があると感じました。
    貴方の真剣な書き込みを見る度に、我が夫との余りの隔たりに、貴方の奥様が羨ましくなって、思わずコメントさせて頂きました。

    投稿日時:2017年09月12日 23時36分

最小限は必要だと思います
みわさん/当事者

私は双極性障害で、2日間だけ拘束を経験しました。保護室ではなく、普通の個室でした。舌を噛みそうになったので、口の中にバイトブロックという棒状のものを突っ込まれ、テープで顔に固定されました。もう16年前のことです。その時ははやりの「パーソナリティ障害」という診断でした。でもあれがなかったら、私は何をしていたかわからなかった。
去年の春に入院した時、退院の前の晩(準夜帯)に私と一緒に退院するはずだった男性がデイルームの椅子を振り上げて暴れ、夜勤ナース(男性と女性一人ずつ)に殴りかかり、一瞬の差でナース二人はナースステーションに避難、主治医に電話、数人の男性も来て、バタバタと部屋替えをしていました。たぶん保護室行きだったのだと思います。あの状況でナースがけがをしたら、誰が責任を取るのでしょうか?

投稿日時:2017年09月10日 08時44分

番組は残念な内容でした。
クロフネミステリーさん/東京都/50代/当事者

期待と不安とをもって視聴しましたが、悲しくなりました。

そもそも「拘束」が問題なのか、「不適切な拘束」が問題なのかが曖昧であったため、議論にさえなりませんでした。

当事者である私たちが問題視しているのは「不適切な拘束」が漫然と行われ、拘束後はほったらかしにしている現実です。

私は、拘束を否定しているのではありません。自傷他害のおそれが逼迫している場合の拘束は否定しません。しかし、拘束する必要のない多くの人が苦しめられていることは断じて許せないと言っているのです。

それが番組では、拘束そのものを否定するような医師の発言などもあり、じゃあ医療者や他の患者が暴力を振るわれたら誰が責任をとるのかといった、的外れで感情的なツイートが増えました。

繰り返しますが、そのような自傷他害のおそれがある場合の拘束を否定しているのではなく、不要な拘束を問題視しているのです。

論点を絞らなかったため、結果的に精神疾患に対する差別と偏見に満ちたツイートが垂れ流されて、とても悲しくなりました。

番組の制作者は、いったいどう思っているのか聞きたいです。

投稿日時:2017年09月10日 04時54分

  • 日本人やめたいさん/東京都/50代/当事者・専門家

    おっしゃる通りですね。
    でも、番組でも、不要な拘束が多いことや放置していることが問題であると伝えていたと思います。そして、拘束自体が人権蹂躙、虐待、憲法違反であるという意見もありますし、国際的には、それだから極力行使しないようにしようとしていると思います。
    仮に、番組で明確に不要な拘束と放置のみを問題としたとしても、人の話に耳を貸さない、曲解して攻撃する、全否定する、自分の意見をあくまでも押し通そうとする人たちは納得せず、やはり、あくまでも全ての拘束を正当化し美化し、患者を猛獣か何かのように言い続けると思います。この掲示板でも、リアルでも、そうですから。
    お互いに、批判・非難ばかりでなく、協力していきたいと私は常々思っております。NHKがこの問題を取り上げてくださったこと自体、そして時間など様々な制約の中で十分な内容のものを放送してくださったことを感謝しております。今後に更に期待しております。

    投稿日時:2017年09月11日 11時26分

問題行動と事件
声を上げろさん/熊本県/20代/ろう・軽度の知的障害・適応障害者

私が中2の頃から高1の頃迄、本来なら、大事にするべきはずの自分の眼鏡を壊して投げたり、電子辞書を床に投げつけたり、椅子で音を立てたり、教科書等を窓に向かって、投げたり、先生に向かって、唾を吐いたり、廊下で跳ねたり、行き止まりの壁に向かって、走って、体当たりをしたり、先生に「ぶっ殺すぞ」と書いた紙を渡し、脅かしたり、学校の机をひっくり返したり、肘でリビングの硝子窓を破壊したり、トイレのドアを強く閉めたので、自分がトイレに閉じ込められたり、先生の車に乗っている時、その車の窓を拳で叩いたり、自分の頬を叩いたりした…
先生達が他の子供逹を避難させる程、私の問題行動が深刻だった
私の父からの手紙に「強制入院」
と書いてあったが、先生は私の将来を考えて、私を入院させなかった
私が20歳の頃、ショップで8時間、重い椅子に座りながら、店員にスマホの新規契約について、口頭での説明を受けている時、聞くふりをしていたので、店員に向かって、重い椅子2台を蹴り飛ばす、買ったばかりのスマホを投げる等、暴行事件を起こしたが、付き添っている私の後輩(当時19歳)に手話で「止めて下さい」と言って下さった
深く頭を下げて、自分の右足の流血に気になった(自業自得?自傷?)
店員に「謝っている」と思われ、
ティッシュを持って来た
自分で自分の右足の流血をティッシュで拭い取った
私と私の後輩は店員に退店された
突発的な犯行でした
事件の背景は筆談や手話によるコミュニケーション不足、精神的な不調、手話通訳士依頼経験なしです
もし、周りに犯人逮捕に協力する人がいたり、警察が駆けつけてきた時はもう手遅れだと思っていい
何故なら、「アー、ウー」にしか言えない私は制圧死の恐れがあるからだ
犯罪も精神的な不調も予測不可能です
私は任意補助人を利用している

投稿日時:2017年09月09日 00時53分

統合失調症の当事者です
ペンギンさん/神奈川県/40代/統合失調症患者

統合失調症を患って15年になります。

今は薬を飲んで自宅で治療していますが、精神科病棟に入院した経験があります。
身体拘束はされたことがありませんが、今回の番組を見て、自分も将来そんなことをされるかもしれないと思い、恐ろしさに震えました。

番組でのtwitterの書き込みの中に「理想論を言っても医療従事者の安全はどう確保するんだ。拘束は必要悪だ」といった趣旨の書き込みがありましたが、これは少し結論を急いだ乱暴な議論のような気がします。

番組内でも指摘がされていましたが、身体拘束をしているのはマンパワーの欠如と言った医療体制の不備に起因していることが多いように感じられます。
そういった制度の欠陥のつけを病院側ではなく、精神病の患者側が払えというのは、やはり「精神病患者だから私たち健常者よりも下の扱いでいいだろう」といった差別の意識が根底にあると思います。

ちなみに私が入院したとき、担当していた看護師は「暴力を振るったら僕がいうこと聞くようにしてやるよ」と笑いながら私に言っていました。そのとき私は「あぁ、この人は完全に入院患者のことを軽視しているんだな」と感じました。それ以来、入院だけはしたくないと思っています。

投稿日時:2017年09月08日 22時24分

いっぱい思い出しました
てんちゃさん/兵庫県/当事者

三点拘束を受けた時、土日は先生が来ないから訴えすらできないので、48時間早く過ぎないかと1点見続けたこと。
どんどん薬が増えて行くのに眠ることが怖くて出来なかったこと。
拘束してる時笑ってる看護師の顔。
今の病院の先生と当時の先生との差は温かみが違ったこと。蔑まれていたこと。
親はどう思っていたのか未だにあの頃の話は怖くて出来ない。

2週間は永遠に思える時間でした。
とにかく大人しくしていること、余計なことは言わないこと、どうすれば拘束が外れるか、この病院から逃れられるかそればっかり考えた日々でした

投稿日時:2017年09月08日 21時18分

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