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障害者の家族

精神疾患の親に育てられた経験のある方の体験談・メッセージ(2017年4月"チエノバ")

番組ディレクター

ここ数年、精神医療や福祉の現場で、「精神疾患の親に育てられた子ども」の存在に、少しずつ光が当たるようになってきました。そこで明らかになってきたのは、当事者が抱える壮絶な生活の実態と生きづらさです。親に病識がなく未受診だったり、周囲の大人から病気のことを説明してもらえないなど、理由の分からないまま混乱の日々を送っていたという人が少なくありません。「家族のことは誰にも話せない」「自分がなんとかしなくては」と抱え込み、「誰も助けてくれない」と絶望したり、「親を殺したい、でも見捨てられない」などの葛藤に苦しんだという声。さらには、大人になってからも、自己肯定感が持てない、対人関係の困難さなど、さまざまな生きづらさを抱えるケースが多いと言われています。しかし、こうした問題は、社会にほとんど知られていません。

そこで、子どもたちの苦しみを少しでも減らすために社会はどう向き合えばいいのかを考えるため、精神疾患のある親に育てられた当事者からの体験談やメッセージをお寄せいただきました。

※このカキコミ板は、2017年4月のハートネットTV「チエノバ」で募集したものです。この番組の記事はこちら
※精神疾患に関する記事はこちら、家族に関する記事はこちらから。

投稿日時:2017年03月01日 13時53分

投稿日時:2017年03月01日 13時53分
カキコミ件数:191件
今を生きて
soraさん/神奈川県/50代/

50代主婦です。独りもがいていた時代から、ようやく光を当てられ、見つけてもらえる時代がやってきたという思いでいます。虚言癖を持つ自己愛の強い父親と感情のコントロールができない精神疾患の母親に、幼少期から成長過程である時期を親の顔色を伺い、気を遣いながら過ごしました。私はすべてを親に尽くし、自分自身の気持ちなど持てず感情を殺して、さらに心に蓋をされ、罪悪感を持たされ、内心は怯えながらも家族を和やかにしようと必死に作り笑顔で過ごしました……両親の子育て方法は、聞く耳もなく暴言や刃物で脅し指示をします。このやり方は、当たり前のごく普通の家庭だと思っていました。次第に自分の意見も持てず、自信のない大人に成長していたのです。当時は自分がいるのに自分でない…生きづらさを抱えていました。
やがて父親とは正反対の穏やかな性格の夫と出会い、現在は3人の子供にも恵まれ、意識しながらも以前とは真逆の家庭を築き、安心した心地良い暮らしの中で生活しています。
しかし、実は私は普通の子育てや愛情の注ぎ方がわからずにいたので、途中徐々に機能不全な家庭で育っていたことに気付くも、フラッシュバックに悩まされ、辛さの日々と向き合いながら、40代後半にようやくここまで落ち着くことができました。
まだ完全ではありません…でも、私ひとりではなく同じような経験をされた方々の話を聞けるここ最近のこの取り組みは心強く、励みになります。私自身も打ち明けられる様になり、心の整理にもなります。蓋をしていては前には進めません。自分自身が少しでも楽になれるやり方を見つけられるよう願っています。
今、この日々を大切に過ごしてください。

投稿日時:2017年03月01日 16時45分

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