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LGBTQ

企業や学校でLGBTの理解・支援を広げるには?(2015年3・4月“チエノバ”)

番組ディレクター

LGBT(性的マイノリティー)の方を、職場や学校ではどう迎え入れる? 周囲の理解を広めて支援につなげるには?
LGBTの方への偏見やさまざまな不便をなくすため、当事者の方やLGBT支援者(アライ)の方、さらに企業や学校などの現場から、「自分の会社ではこんな工夫がある」「生徒の思いを知るためにこんな取り組みができないだろうか」など、具体的な体験談やアイデアなどをお寄せいただきました。

※このカキコミ板は、2015年3・4月のハートネットTV「チエノバ」で募集したものです。
※LGBTs・SOGIに関する記事はこちらから。

投稿日時:2015年02月25日 14時48分

投稿日時:2015年02月25日 14時48分
カキコミ件数:36件
小中学生向けLGBTと触れ合う場
颯一shoichiさん/三重県/20代/FTM

僕は性的マイノリティを世の中に知ってもらう為、講演活動をしています。1年前から始め、約1000人の方(主に教員の方)にお話をさせてもらいました。そこで、僕や周りの当事者の意見を交えて「小学生の頃から知っておきたかった」とゆう思いを話していると、「是非学生向けにお話をしてください」と声をかけてくれました。そこで僕は、幼い子たちにもっと身近に感じてもらいたいと思ったので、僕の他活動している当事者ダンスグループを使って、”ダンスで触れ合うLGBT”と題して⑴体験談を交えたトークショー⑵ダンスで実際にコミュニケーションをとる。そんなココロとカラダで実感してもらえるようなプロジェクトを企画しました。これで全国の子たちに楽しくLGBTの存在を知っていってもらえたらなと思っています!

投稿日時:2015年09月17日 12時03分

印鑑証明
いんびじえぶるさん/新潟県/20代/作業所利用者

ども、発達凸凹&バイさんのいんびじえぶるです。

さて、地元の新聞で、「印鑑証明 183自治体で性別欄なし 性同一性障がいに配慮」という記事を読みました。
「心と体の性が一致しない『性同一性障がい』の当事者に配慮するなどの理由で、性別欄のない印鑑登録証明書を発行する市区町村が31都道府県の183自治体に上がることが分かった」という内容。

これで、「男女別欄のない」証明書などは障がい者手帳(精神)に次いで2つ目。しかし、「総務省が市区町村向けに通知した事務処理要項では、印鑑登録証明書は氏名や住所などとともに『男女の別』が登録事項。『日本性同一性障害と共に生きる人々の会』は『男女の別』を削除し、不記載とするよう要項の改定を要望しているが、総務省は『自治体の意見を聞いて取りまとめたもので、直ちにやめられない。各市区町村が運用の中で対応しており、それぞれの判断になる』としている」

投稿日時:2015年06月07日 10時47分

まずは正しい知識から
Cpt. EOさん/徳島県/10代/バイ高校生

高校2年のバイです。

今現在進行形で友達とLGBT活動を学校内で始めています。その活動の中で気づいた事は、教職員の方々の知識の低さです。

私達が目指している事は制服のルールの改正で、男女両方で診断書がなくても好きな方が着れるようにしようとしています。しかしいざ人権担当の教職員の方に話すと、まずLGBTの説明から入りました。そこで改めて「制服だけでは何も変わらない」ことに気づき、人権の授業の一つにLGBTに関しての授業をしていただくよう頼みました。結果、来学期には専門の方に先生方への講演を行ってくれることになりました。

ここで言いたいことは学校の教職員の方々に正しいLGBTの知識を持ってもらいたい事です。そうすれば、生徒にも正しい知識が伝えられますし、LGBTの生徒も悩みなどを相談しやすくなります。

学生の間、特に小中高の間はとても厳しい状況にさらされます。その負担をできるだけ減らしたいです!(自分も含め)

投稿日時:2015年06月04日 21時32分

"親子関係"が全ての鍵
いんびじえぶるさん/新潟県/20代/作業所利用者

ども、発達凸凹&バイ(両性愛)さんのいんびじえぶるです。
(。っ・Д・)っ[よろしく♪]

この番組などを通して、ある法則が見えてきました。

それは、「小さい頃の"親子関係"がその後の性生活や恋愛をある意味"決めている"」ということ。

こと番組で取り上げていただいた小雪さんは幼い頃から父親からの虐待で苦しみ、異性関係につまづいてしまったのです。(´;ω;`)

同じようなこともあたし自身にも当てはまります。虐待というわけでもありませんが・・・父親や父方の家とは全くなじめません。(´・ω・`)

セックスレス(セックス恐怖症)も含め、"親子関係"や"兄弟関係"でだいたいは"決まっている"と思います。

投稿日時:2015年05月21日 17時05分

  • yoshiyoshiさん/30代/

    虐待を受けた人が同性愛者になると勘違いされてませんか?
    たまにそういう人がいて悲しくなります。

    投稿日時:2015年05月26日 09時56分

悪気はなかった
Emilieさん/

私は異性愛者です。ある時私はある異性との関係に悩んでおりました。恋の病です。あるバイセクシャルの人に何気なく言ってしまいました。「男性も女性も好きになれるとは、選択肢広がっていいね」決してイヤミなどではなく、男性との恋に悩む最中自然に出て来た言葉でした。しかし今、もしかして、私はその人を不愉快にさせたかもと反省してます。しかし一方で、LGBTの方たちは普段周囲からの何気ない言葉で不愉快な思いをしているのだろうと察しますが、それは必ずしも悪気あってとは限らないということも知っていただきたいと思います。
少なくとも当時の私は「もっと私が好きになる対象が広がれば、何もあの人に執着してこんなに苦しむことなかったのに」と本気で思ってました。

投稿日時:2015年05月01日 07時07分

  • そろそろアラサーのレズビアンさん/大阪府/

    不快にさせたかもしれないし、させなかったかもしれません。それは相手の方次第です。
    でも、気付いてくださったあなたなら、もうそのようなことは言わないでしょうね。
    だから今度は、そういうことを言う人に出会ったら、そういうふうに言うと傷つく人がいるよ、と教えてあげてくださいね。

    投稿日時:2015年06月06日 07時07分

住みやすい国に
Kaさん/20代/アライ

去年、アライという言葉を知って自分はアライでありたいと思うようになりました。
今のところは、周りにカミングアウトしている方がいない状態です。そのため、以前はどのように活動したらいいのか分からず、少し悩んでいました。
アライマークを名刺につけるなどもっとアピールをするべきだろうか?
「アライ」「セクマイ」という枠をあまり意識せず、もっと自然体な方がいいだろうか?などのことです。

しかし最近、渋谷区の条例のこともあり、友人と性の多様性について話し合える機会が増えてきました。
まず、話題に上がることが少ないといわれてきた日本で、人々の関心が高まってきたことがうれしいです。
今、自分はLGBTの方について考えるきっかけになった映画を勧めたり、性の多様性を時々話題に上げたりするだけでもいいかもしれないと思えるようになりました。
少しでも多くの方にとって生きやすい国に日本が変わっていったらいいなと思います。

投稿日時:2015年04月30日 20時02分

アライマーク
ats0913さん/東京都/50代/当事者

アライであることを示すアライマーク。例えば社員証を下げるネックストラップや、PCに貼るシールなど。
LGBT当事者に理解者、支援者がいることを明示的に示すこととともに、アライが他の社員にLGBTの問題を共有するきっかけになります。
ちなみに、自分の会社ではアライについてのWebトレーニングがあり、アライの基礎を学べます。活用はこれからですが。

投稿日時:2015年04月30日 12時48分

パレード後の風物詩
yoshiyoshiさん/30代/教員

先日、プライドパレードがありました。
例年のことですが、パレード直後のこの時期はネット上でLGBTに対するヘイトが最も強くなります。
そのたびに思うのが、「パレードがLGBTの若者たちにいい影響を及ぼしているか?」ということです。
パレードに関してネットで検索して見ると、LGBTに対する応援よりも批判・中傷のヘイト発言ばかり見受けられます。
理解を求めようとする結果が、、反発をまねくのであればなんのためのパレードなのか分からなくなります。

学校現場でも下手に触らないほうが彼らのためなのではないかと考えてしまうのです。

投稿日時:2015年04月30日 12時08分

  • yoshiyoshiさん/30代/教員

    わたしはロランスさん へ

    文科省の通達が出ましたが、現場の教員に配布されているわけではありません。意識の低い教員や、LGBTへの嫌悪感が強い教員には行き届かないと思います。

    我々LGBTの教員がLGBTへの生徒の為に立ち上がりにくい理由に、管理職と保護者の目があります。

    実のところ、現在、LGBT教育を行っている現場教員の多くは既婚で子持ちという「普通の家庭」を築いている方たちです。非当事者であるからこそ、LGBT教育を安心して行うことができるのです。

    対してLGBTの教員はというと…、ほとんどが沈黙しております。立場を失うのが怖いからです。

    ネットには「担任が同性愛者だとわかったので解任要求をしたい」と保護者側が相談している事例がありました。もし、このような事態になった場合、LGBT教員はおそらくただ一人で戦わなくてはならなくなります。LGBT教育を行って保護者からクレームがきたときに、管理職が守ってくれる保証はありません。

    先日、Twitter上で「セクシャル・マイノリティに関するレポート発表を大会でしようとしたら、学校側から『本校にセクシャル・マイノリティがいると思われると困る』という理由で大会出場をキャンセルさせられた」という話がありました。

    悲しいですが、これが実情です。

    投稿日時:2015年05月11日 09時41分

  • わたしはロランスさん/宮城県/50代/LGBT当事者

    yoshiyoshiさんへ

    yoshiyoshiさんのこの書き込みと同じ日に文部科学省が次の通達を出しました。
    教育現場も変わらなければなりませんね。
    教育者であるならば、Web上のヘイトスピーチなんかに影響されることなく、生徒の指導をしっかりとお願いいたします。

    下が、文部科学省の通達の標題です。文部科学省のサイトで御確認ください。

    性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について

    平成27年4月30日

    27文科初児生第3号

    投稿日時:2015年05月05日 05時48分

若者の将来を考えて
kaitoさん/神奈川県/30代/FTM・性同一性障害当事者・精神疾患あり

度々の投稿失礼致します。僕にできること・・
これは直接耳にしたお話です
【学校】
《1》とある高校に通う学生さんで、学内の生徒さんを対象に、LGBTに関してのアンケートをとろう という取り組みをしている方と話す機会に恵まれました。LGBTに割と理解を示して下さる先生がいらして、表現の制限はあるものの、行動に移せそうとのことでした。やはり、先生の中にも話さえ聞いてくれない方が多くいらっしゃるのも現状だそうです。

《2》別の中学・高校生LGBT当事者の話では、学内でスクールカウンセラーに相談できる日があり、決まった日時に相談室へ通うのですが、その度に周囲の生徒さんから『何を相談しに行ってるんだよ』という言葉を浴びせられ、何も言えず、話しに行くことだけでも心がすり減っていく・・やっと話せる場所ができたのに・・とのことでした。

僕は学生の頃、いじめにあい不登校になり、保健室登校が精一杯な時期もありました。20年程経った今、学校の環境にもよるのでしょうが、苦しみの受け皿が少しずつできてきたとはいえ、まだまだ先生・学生たちの『知ろうとする姿勢』がスムースには進んでいない印象を受けました。
もちろん、非営利団体が積極的に学校や学生へ働きかけている地域もあります。
決して問題ではないと思うのですが、教育の現場では『問題化したくない・波風を立てたくない』風潮が根強く残っており、LGBTの存在を数字化する(統計をとる)や声を聞く事に、現実はまだ前向きでない環境も多いように感じます。
話をしてくれた学生さんの中には、大学へ進学したらLGBTサークルがあるんだ!と目を輝かせている人もいました。

LGBT関連のNPO法人・非営利団体の活動は資金難で継続が厳しいのが現状です。まずは大人同士が、知る・連携することが若者を救う一歩になるのではないでしょうか

投稿日時:2015年04月29日 06時40分

LGBTサークルを設置する大学や専門学校に期待
わたしはロランスさん/宮城県/50代/学校職員

学校公認か非公認かはある様ですが、LGBTサークルを設置する大学や専門学校が増えています。電通総研の調査で2015年国内で人口の7.6%がLGBTと推定されるとのこと。少子化が進む現在、学生数確保が優先事項となっています。より優秀な学生を確保し、学校経営を安定させるためにもLGBTの学生が不安無く進学、入学できる環境を整える事も必要になってきていると感じています。
各学校に於けるLGBTサークルの存在は今後ますます重要になると思われます。

投稿日時:2015年04月28日 03時39分

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