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依存症・アディクション

“依存症”―家族の方 悩みや体験談・メッセージ(2017年11月“チエノバ”)

番組ディレクター

「夫が酒で問題を起こし、たびたび尻拭いをさせられる」「息子がパチンコで借金を繰り返し、二度とやらないと誓ったのにまたやった」「何度注意しても、娘が過食嘔吐をやめてくれない」…あなたは家族の“依存症”かもしれない行動に悩んでいませんか?

飲酒・薬物使用・ギャンブル・食に関する行動(拒食・過食・食べ吐きや下剤使用)などをコントロールできなくなる“依存症”。依存対象には、他にも買い物、インターネット、性など、さまざまなものがありますが、いずれも、本人がなかなか問題を認めなかったり、治療を勧めても受け入れようとしなかったりするのが特徴です。そのため、疲弊し、追い詰められていく家族は少なくありません。

本人の「“依存症”かもしれない行動」に悩んでいる家族や、かつて困難をくぐり抜けてきた家族から、体験談・メッセージをお寄せいただきました。

※このカキコミ板は、2017年11月の「ハートネットTV」で募集したものです。
※依存症・アディクションに関する記事はこちらから、家族に関する記事はこちらから。
「これって“依存症”?」では、依存症に関する基礎知識、回復に必要な情報などをまとめています。

投稿日時:2017年10月10日 12時06分

投稿日時:2017年10月10日 12時06分
カキコミ件数:91件
結婚してから知った共依存
なんでさん/東京都/30代/息子の妻

義母がアルコール依存症。夫である息子はアダルトチルドレン 。原因は義父。二人も可哀想だけど、義母も義父がいるのに、夫は結婚して妻の私がいるのに、義母は夫に頼りきり、夫は母を捨てることはできないと言って、食事をはじめ一夫多妻制状態で辛いです。義両親と完全同居で、全員が別々の部屋。私は夫とコミュニケーションをとる場所も時間もない。結婚して2年半、一度も一緒に寝たこともありません。義母は衛生観念も生活習慣も人間とはいえないレベル。こんなの結婚じゃないと思うのに、夫にわかってもらえない。夫に自身がアダルトチルドレン と気付いてもらえるにはどうしたらいいのでしょう。義父に義母の世話をしてもらうにはどうしたらいいのでしょう。義母に義父に頼ってもらうにはどうしたらいいのでしょう。別れる覚悟をするしかないのでしょうか。

投稿日時:2018年03月24日 03時12分

機能不全家族
酒の娘さん/茨城県/30代/子ども

母がアルコール依存症です。診断を受けたのは6年前ですが、実際は20年以上前、私が物心つく頃には既に依存症になっていたのだと思います。父は昔から遊んでばかりで家にお金を入れず母が一人で懸命に働き私を育ててくれました。だから毎晩酔っては私を殴り蹴り、罵詈雑言を浴びせてくる母に恐怖を覚えながらも仕方ないんだと思いながら私は幼少期を過ごし、いつしか母の期待通りにしか生きられなくなってしまいました。6年前、毎日飲酒問題で壮絶な夫婦喧嘩を繰り返し家の中が常に荒れている状態になり気が触れそうになった私は紆余曲折の末に精神保健センターの家族会に繋がる事が出来ました。現在は母も断酒会に入会してますが未だに断酒できていません。父は自分は関係ないと知らんぷりです。私はAC(アダルトチルドレン)と言われ、どうにか自分を変えようと奮闘していますが母の顔色を窺う癖が抜けません。幸せになりたいと思う一方で自分にはそんな資格はないのではないか、幸せになったら何か不幸な事が起こるのではないか、そんな馬鹿げた考え方にとらわれ一歩が踏み出せません。また、母に対してもアルコール依存症について学べば学ぶほど母が私に与えた影響が浮き彫りになり憎しみの念が強くなっていきます。母も苦しんでたのだから許さなければと思いつつ本人が断酒出来てないこともあり、許せない、怒りが、憎しみの感情が次々と湧き出てきて気が狂うのではないかと思う事もあります。正直、辛いです。家族会で話してもまだまだ晴れません。ままならない自分の感情が恐いです。平穏な普通の家庭で育ったならこんな想いを抱えなくて済んだのだろうか。一生、こんな想いを抱えていくのだろうか。依存症が周囲に撒き散らす闇はとても暗く深いです。

投稿日時:2018年03月18日 18時11分

ギャンブル依存症
まやさん/40代/妻

旦那と結婚して23年。最初は優しい旦那でしたが、子供が生まれた頃から、帰りが遅く、土日も一人で出かけるようになりました。私は何も知らなかった。旦那はパチンコに通っていました。聞くと仕事のストレスから逃げるためにパチンコをしていて、やめる気は無いとはっきり言われました。私は子供の為に生活を守りながら頑張っていましたが、五年前に鬱病になり、今は薬なしでは暮らせません。相変わらず、旦那は休みになるとパチンコに行きます。家族の約束も守らず、パチンコを優先します。子供も大きくなり、私もそろそろ旦那と一緒にいるのは限界かなと思い始めています。

投稿日時:2018年03月05日 07時56分

家族
しゅーまいさん/20代/姉妹

今年の3月に、アルコール依存症の姉が亡くなりました。37歳でした。
姉はアルコール依存症であると同時に、発達障害でもあったそうです。
嘘ばかりつき、母を困らせる姉のことを、私はなかなか受け入れられませんでしたが、血の繋がった姉のことを受け入れられない自分のことも嫌でした。
正直いなくなってほしいと何度も思いましたが、亡くなった知らせを聞いたときは震えが止まりませんでした。
遺書らしきものには「死にたいというより、消えたい。」と書かれていました。
本人も苦しんでいたし、両親も苦しんでいたし、兄弟も苦しんでいました。
こういった病気については、本人が一番苦しんでいると言われがちですが、家族も同じくらい苦しんでいると思います。比較できるものではありません。そのことに気づけない他人にどれだけ両親が傷つけられたか。
苦しむ家族に言葉を投げかけるときは、もっと想像力を働かせてほしいです。

とはいえ、私自身も、姉がいなければわからなかったことだと思っています。

もっともっと、社会全体が、「生きづらい」と思っている人たちに、優しくなってほしいと、強く思います。

投稿日時:2017年12月12日 21時05分

無力、虚無感の今
morinnganさん/長崎県/50代/妻

大黒柱の重責で日々酒の量が増えていた夫がまさかアルコール依存症とは微塵も思いませんでした。26年前、商売柄酒がすぐ手にとれるために早い時間から飲み始める毎日。酒量が増え午前中は酒が残り不機嫌で昼寝をはさんで夕方6時の再開店でまた飲み始めてしらふの時間が短くなっていきました。当時私は3人の子供のこと明日の商売のことそれしか考えられなかったので始終「疲れた」と連呼する夫に腹が立ち、周囲の人が一生懸命に支えてくれていることがわからない性格なのだと思うしかなく、いつか分かるだろう、酒を飲みすぎても自己責任と思っていました。

現在59歳の夫は義母(養母)の異常な自己愛で社会を断絶して育てられました。義父も酒癖の悪さと自己中心な行動で家庭を顧みません。生母、養母、父の醜い争いを幼少期の記憶に残し養母に都合の良いことのみインプットされて家庭内は父の醜態と養母のヒステリーが日常の生活でした。外面的には上流家庭を装うことに明け暮れて子供ながら居場所がない家に心が荒んでいても反発の感情すら抑え込む両親は異常行動の連続でした。その実態を思い起こし、夫はACだと確信しました。

父の酒癖の悪さを嫌悪していて自身も酒に頼る生活になりました。幼い頃、友人を作ることを養母に否定されて友人はいません。社会性のない両親に対して違和感を打破することは「無」(意味がない)という関係性に打ち消されてきたのです。その積み重ねが人生に関わる重大なことでも奥深く思考せず酒に向かう。「嫌なことがある→酒を飲む」のルーティンができてしまい酒を飲まないと高揚しない状態になり、両親に愛されていなかったことを思い起こしていたと感じます。
そのすべての反動が酒に陥ったわけです。出会ったころ、幼い時の自分を消してこれから自分を変えたいと言った夫に添えなかったのかと虚無感でしかありません。

投稿日時:2017年12月12日 12時53分

薬物・アルコール
くれはさん/東京都/20代/

薬物とアルコールがやめられません。薬物といっても違法なものではなく、市販薬です。
市販薬もお酒もお店に行けばすぐ手に入るのでやめようと思ってもすぐ買ってしまうし、違法でもないのでいくらでもできてしまいます。

投稿日時:2017年11月11日 15時00分

アルコール依存症は病気
やすさん/福岡県/50代/娘

私の父は7年前にアルコールが原因で亡くなりました。アルコール依存症と診断されお酒に対して無知だった私はなかなか理解しがたいものがあり、病院でアルコールの勉強をし断酒会などに出席することで病気だと言う事をだんだんと理解する事ができ私の気持ちも落ち着きを取り戻しましたが父は亡くなりました。アルコール依存症はそれだけ難しい病気だと言う事と家族ぐるみの病気で家族だけでは回復はできず医療機関や他の機関と繋がり回復に繋げてほしいと思います。

投稿日時:2017年11月09日 14時15分

ほんとうにあなたのことを心配してくれる人からの一言
れいんさん/東京都/40代/子ども

大学3年生後期から卒業後数か月ほど過食症になりました。はじめての一人暮らしでうるさい親の目から離れ、最初は気楽でした。でも、遊んでいてはお金も続かず節制するようになったものの、数か月後には夕食にハンバーガ等大量のファーストフードを購入してテレビの前に座って一気に食べる生活になりました。その頃にはほとんど引きこもり状態で、昼夜が逆転しており、自分の衛生状態の維持もままならぬようになっていました。卒論をギリギリに提出しましたが、大学に着の身着のままで行き、冬コートに隠れるように「とにかく誰にも会いたくない、会いませんように」と祈るように終始逃げるように足早だったのを覚えています。今思えばうつにもなっていたと思います。卒業式も誰にも何もいわずに行きませんでした。このすり鉢の底に永遠にとらわれたような生活から出るきかっけとなったのが、久しぶりに会った母の一言でした。両親との久しぶりの食事、気はまったくすすみませんでしたが、せっかく上京してきたので会うことに。食事の後、母とホテルのお手洗いに行ったときでした。母がびっくりした顔で、「どうしたの?!顔真っ白だし、なんだか全然ちがうわよ」と言ってくれたのです。私は「そんなことないよ~」と知らぬふりをしましたが、母はとにかく私のことを心配して、大丈夫なの?!と何度も聞きました。その時は隠そう、と必死でなるべく目も合わさずとりあわなかったのですが、家に帰って改めて自分の姿をまじまじと鏡で見ると、自分がなんともひどい姿になっていたことに気付いたのです。それまで自分の姿を鏡で見る、なんてもう長い間していませんでした。その時、はじめて「まずい」と思いました。このままではいけない、なんとかしなきゃ、と。そこから生活を改めることができました。正直私は母とはあまり仲が良いほうではありません。でも、あの時真剣に私のことを気付かってくれた母に感謝しています。

投稿日時:2017年11月07日 09時38分

家族が依存症
さちこさん/埼玉県/20代/子供

私の母は20年以上のパチンコ依存症です。本人は自覚ありません。
私はいま25歳で私が5歳の時に両親は離婚しました。
小さい頃から母は朝早くから夜遅くまで土日もなく働いて私を育ててくれていると思ってましたが、夜が遅かったのは実は、パチンコをしていたからだったと高校生の時に気付き、私は何のために甘えたい気持ちや寂しい気持ちを我慢していたのか虚しくなり、それが原因なのか、私自身も高校生の時に摂食障害になってしまいました。(今は治りました。)何度パチンコをやめてと言っても分かってもらえず、逆ギレされたり私が大人になるにつれお金を無心するようになりました。兄弟はそんな母を恨み、自分がダメなのは母のせいだといい、引きこもりになりました。でも、そんな兄弟にも母は興味がなく、パチンコばかりしています。家族が滅茶苦茶になってしまったのは全てパチンコのせいです。暴力こそ振るわれたことはありませんが、虐待とかわらないほど小さい時から心がボロボロです。依存症の内容がギャンブルと言うこともあり、恥ずかしさから誰にも打ち明けられませんでした。放送をみて参考にできればと思っています。

投稿日時:2017年11月06日 00時03分

私は夫を見捨てたのか。
秋桜さん/兵庫県/30代/元配偶者

結婚前からのうつ病患者の私。症状の悪化で入院することに。交際以前にギャンブルでの借金歴のあった夫。私の入院とともに再びギャンブルにのめり込み、消費者金融で借金。何も知らない私はうつ症状も回復し、退院。しかし、夫の隠していた借金に気付いてしまい、急激にうつ症状が悪化し再入院。夫は「もうギャンブルはしない。」と誓うも入院中に再び隠れて借金。しかし夫は頑なに自身が依存症とは認めず、義両親も同様の反応で夫婦の問題だからと介入してもらえませんでした。私は自身の退院後、家族会に参加したり、夫に頼み込んで当事者会やギャンブル依存症専門医への受診まではなんとか漕ぎ着けました。しかし、夫本人の治療意欲がなく継続しませんでした。私は夫を信用出来ず、夫を専門機関と繋ぎ続けるエネルギーも枯渇。持病のうつはいつまで経っても回復しません。業を煮やした私の両親の介入で離婚。夫は未だギャンブル依存症を認めない義両親と暮らし、専門家の介入もない状態で生活しています。現在も、金銭面で問題を抱えているような連絡がたまにあります。今は私が入院なんかしたから、すべてがおかしくなってしまったのでは?という後悔と、夫が泥舟に乗り続けることになると知りながらそこから逃げた罪悪感で苦しんでいます。私はどうすれば彼を救えたのでしょうか?

投稿日時:2017年11月05日 00時50分

  • チャオリンさん/妻

    初めまして。私の夫もギャンブル依存症です。それが原因で私の方が心療内科にかかり、今も薬が手放せません。向こうの両親のスタンスや、夫が回復や治療の道に乗ってくれない事も一緒で、とても共感し、居てもたっても居られずコメントさせて頂きました。恐らくうちも離婚になると思います。「散々嘘をつかれたり、尻ぬぐいをさせられ苦しめられた。あんな奴もう知らない!」と思う反面、一緒に過ごした楽しい思い出がよぎったり、不幸になる夫を勝手に想像し、彼を見捨てたような罪悪感に苛まれる毎日です。秋桜さんもきっと同じようなお気持ちでいらっしゃるんではないでしょうか?だから離婚した現在も、リアルタイムで苦しんでいらっしゃるんでしょう。家族会に参加されたのならきっとお聞きになったであろう「家族は無力」という言葉。私も散々他の方々から教えられたし、ギャンブラーの言動に振り回され身をもって知りました。「ギャンブラーに対し私たちができる事は何もない」知識として頭ではわかってるし、実感もさせられました。けど、辛いですよね…。助けてあげたかったですよね…。一緒に回復の道を歩みたかったですよね…。

    投稿日時:2017年11月07日 16時08分

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