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【募集中】京都 ALS患者嘱託殺人事件について



番組ディレクター


11月のハートネットTVでは「京都 ALS患者嘱託殺人事件」に関する特集を放送します。

今年7月、京都市内のALS患者の女性に対する嘱託殺人の疑いで、2人の医師が逮捕されました。難病・ALSの進行により運動機能が徐々に衰えてゆく中で、女性は「安楽死を認めて欲しい」と訴えていました。自分の「生」と「死」は自らで選択できるべき、という主張でした。

「どうしようもなくなれば楽になれる」と思えれば、先に待っている「恐怖」に毎日怯えて過ごす日々から解放されて、今日1日、今この瞬間を頑張って生きることに集中できる。「生きる」ための「安楽死」なのだ。

と、自身のブログの中で発信していた女性。
一方で、同じ悩みを抱える人からの相談に対しては、

「今のうちに自殺しといた方が良いよ。」と言う気にはなれない。自分以外の命の方が重く感じてしまう。他人の「死」を考えるのって難しいな。

と、慎重な一面もありました。また、新薬や治験のニュースを知った際には、安楽死するのを思い留まろうとした時期もありました。

女性が一貫して主張し続けた「安楽死」。しかし、安楽死が合法化されると、様々な支援や治療によって生きつづけられる人が、死という取り返しのつかない選択をしてしまうのではないか、さらに「生きたい」と願う人にまで、「なぜ安楽死を選ばないのか」という圧力がかかるのではないか、と懸念されています。

特集では、「生」と「死」の間で揺れ動いた女性の心の軌跡を丹念にたどりながら、過酷な状況の中で「死」を選びたいと願う人の思いとどう向き合うか、日々の「生」をどう支えていけるのか、そして「安楽死」をどう考えればいいのかなどを、様々な視点から考えます。

皆さんは、この事件からどんなことを感じたのでしょうか、ご投稿ください。

※11月3日(水)、4日(木)のハートネットTVで取り上げる予定です。

「みんなの声」は、多様な意見を受け止める場です。今回もさまざまな声を頂戴しております。投稿をご覧になるときはその点をご了解ください。また、お読みになってつらい気持ちになる場合があるかもしれません。その際はどうぞ無理せず、サイトから離れていただけますようお願いいたします。

投稿日時:2020年09月09日 16時00分