ハートネットメニューへ移動 メインコンテンツへ移動

統合失調症 統合失調症とは

5. 発症と再発

病気の経過について知ることは、早期発見や再発防止の点から大切です。

まず陽性症状が起きて、陽性症状が治療により治まったあと、陰性症状や認知機能障害が残りやすい、と考えられがちです。これは、幻聴や妄想に周囲が気付いて病気を疑い、診察を受けることが多いためでしょう。しかし、実際の経過はさまざまです。陽性症状の前に陰性症状が起きていることもありますし、陽性症状や陰性症状が始まる前から認知機能障害が起きている場合も多いのです。このことは、早期発見の視点から重要です。
統合失調症の養生で気をつけなければならないのは再発です。統合失調症は、再発しやすい疾患です。また、再発を繰り返すたびに、回復に時間がかかるようになることがあります。適切な種類と量の抗精神病薬の服用は再発の可能性を低くしますので、ご自分でよく理解納得のうえ、薬を継続し、適切な心理社会的リハビリテーションを行うことで、再発する可能性を下げるようにしましょう。
詳しくは、「統合失調症からの回復」の項で説明します。