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統合失調症 統合失調症とは

4. 記憶・注意・判断などの力が低下

勉強や就労をはじめ、生活のさまざまな場面で影響を及ぼすこともあります。

「陽性症状」「陰性症状」と並んで、統合失調症の症状として注目されるようになってきたのが「認知機能障害」です。認知機能というのは、記憶したり、注意を適切に集中させたり、計画を立てたり、判断したりする能力のことです。健康な人は、それとは意識せずにこの認知機能を働かせていますが、統合失調症の場合、この機能が低下します。
認知機能障害の低下は、勉強や就労をはじめ生活のさまざまな場面で大きく影響します。記憶する力が低下すると、新しい仕事のやりかたを覚えることが難しくなります。作業の途中で、どこまで終了したかわからなくなることもあります。注意が適切に集中できないと、相手の話に集中しないといけない場面で、ほかのことに注意がそれてしまったりします。必要のない情報まで入ってきて、処理しきれず混乱することもあります。計画したり判断したりする力が低下すると、仕事だけではなく、生活の中で、たとえば炊事をする場合にも困難が起きます。
人によって、どの認知機能がどの程度障害されるか異なります。適切なリハビリテーションを受けることが必要です。