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統合失調症 統合失調症とは

2. 幻覚・妄想

誰もいないのに声が聞こえたり、ありえないことを信じたりすることがあります。

統合失調症の症状のひとつは、「陽性症状」です。実在しない声が聞こえたり(幻聴)、ありえないことを信じ込みます(妄想)。
町を歩いていて、知らない人がこちらをちらっと見たとしましょう。健康な人は「私の後ろにある何かを見たのかな」と考えて、それ以上、気にしないことが多いと思いますが、神経ネットワークの働きをうまくまとめることができなくなると、「私を監視している」といった意味付けをしたり、実際に悪口が声となって聞こえてきたりします。このほか、自分の考えが他人にコントロールされていると感じたり、自分の考えが周囲の人に伝わってしまうと感じたり、考えがまとまらなくなったり、話していることに脈絡がなくなったりする場合もあります。
ここで書いた症状はすべての人に起こるわけではなく、また、その程度も、人それぞれです。「あるはずのないものが現れる」ことで、周囲の人はびっくりしてしまいますが、陽性症状は、薬物療法で比較的治療しやすい症状です。