ある人の言葉

作詩者

あるひとか゛いったあたまのなかのかんか゛えか゛て゛ないときわまつしかないまってもまってもて゛ないときわひたすらまつしかないそれて゛もかんか゛えか゛て゛てこないときわいったんやすむそれからまたかんか゛えるそれて゛もかんか゛えか゛て゛ないときわた゛れかにそーた゛んするそれて゛もかんか゛えか゛て゛ないときわし゛ふ゛んをあいすることそれて゛もかんか゛えか゛て゛ないときわすきなことをするそれて゛もかんか゛えか゛て゛ないときわかんか゛えないそのひとわなんねんもなんねんもそーやっていきてきたわたしもたまにわそーやっていきてみよーかなあそしたらすこしわらくになれるかな

内村 なつき
〈宮崎県 21歳 肢体不自由〉

短大、作業所に通いながら自分なりの気持ちの整理のしかたや
目標設定を考えるようになりました。
これからの人生、この詩のように生きてみたいです。

作画者

作画

宮入 のあ
〈イラストレーター〉

考え過ぎて動けないとき、言葉は小石になって心にたまっていく。
突き抜ける快晴の青空みたいな、ぽっかりした心が私も欲しいな。

紙にアクリル絵の具、色鉛筆
396mm×340mm