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熱い夏が終わって

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オリンピック・パラリンピック、終わってしまいましたね。

本当に「熱い夏」でした。

最終日に印象に残ったのは、道下美里選手の笑顔が輝いた女子マラソン視覚障害のクラス。

その中で8位に入ったのが、日本選手団最年長、66才の西島美保子選手でした。

 

最後、国立競技場の手前で足がつりそうになりながら手すりにつかまりストレッチをした後、再び走り出し、見事にフィニッシュ! そのタイムは、3時間29分12秒。

マラソン経験のある市民ランナーであれば、3時間半を切ることが、いかにすごいことかわかると思います。

44才でマラソンを始め、前回リオデジャネイロ大会では途中棄権だった西島選手。「絶対ゴールするという気持ちが強かったので途中でやめることは考えなかった」と振り返っています。年齢や障害と向き合いながらも前に進み続けた姿に心を打たれました。

 

ちなみに私は、何度かマラソンに挑戦していますが、4時間を切るのが精いっぱいです。

 

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50才を前にして「年だからマラソンは、もういいかな」と思っていましたが、西島選手に刺激を受け「まだ行けるんじゃないか」と、早速、五稜郭公園にランニングに向かいました。

 

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こんな私でもレースや練習で決めていることがあります。それは「よほどのケガをしない限りは絶対に歩かない」ということです。この日も久しぶりのランニングに体が悲鳴を上げ気持ちが折れそうになりましたが、10キロほどを完走しました。五稜郭タワーに向かって走るこの辺が好きです。

 

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※「2日後」に襲ってきた「ハゲしい」筋肉痛にやっぱり年齢を痛感しました。。。

 

帰り際に、

歩道は、車いすの人や視覚に障害がある人にとって通りやすいだろうか、

公共交通機関は使いやすいだろうかなど、改めて色々考えました。

ハード面の改善には時間がかかったとしても、お互いに相手のことを考えて行動するという心の部分というのは、すぐにでも「バリアフリー化」できると感じます。

 

みんなが輝ける世の中になればいいですね。

「お前の頭はすでに輝いてるよ」って、突っ込みは心にしまってくださいね(笑)。

 

 

※このアナウンサー・リポーター日記は、今月(9月)から毎週、新しい情報をお届けしています。

お楽しみに!

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