Japanese ballet dancer Kaneko Fumi has spoken to NHK about how she became emotional and burst into tears after her recent promotion to the top rank of Britain's Royal Ballet.
和文
日本人バレエダンサーの金子扶生さんがNHKに、英国のロイヤルバレエ団の最高位への最近の昇格のあと、感情が高ぶり、急に泣き出したことについて語りました。
解説
become emotionalは「感情を高ぶらせる、感情的になる」です。
ここでのhowは、意味的にはthe fact thatに近いもので、「~ということ」というニュアンスです。よく使われる「いかにして、どのように」という意味とは若干異なります。
burst into ...には「突然~を始める」という意味があり、burst into tearsは「突然泣き出す」です。burstの過去形、過去分詞形はどちらもburstです。
promotion to ...は「~への昇格、昇進」です。


(Kaneko Fumi / Principal dancer, The Royal Ballet)
"It had been my dream since elementary school to become a dancer recognized by the world. I can hardly express my feelings in words."
和文
「世界に認められるダンサーになることは、小学校の頃からの夢でした。気持ちを言葉で表すことは、とてもできません」
解説
金子さんの言葉を英訳したものです。
ここでは「世界に認められる」という意味でrecognized by the worldが使われていますが、「世界的に有名な」という意味では、一般的にはinternationally recognizedや、world-renownedといった表現が多く用いられます。an internationally recognized dancerや、a world-renowned dancerのような形で使うことができます。
can hardly ...は「とても~できない、ほとんど~できない」です。
express ... in wordsは「言葉で~を表現する」です。
金子さんはNHKのインタビューに応じ、「世界に認められるバレリーナになりたいという小学生の頃からの夢がかない、言葉では表せないような気持ちになりました。プリンシパルへの昇格を監督から言われたときには感無量で、泣いてしまいました」と喜びを語りました。


On Tuesday, the prestigious ballet company announced Kaneko's promotion to principal dancer, which is the highest rank in the ballet world.
和文
火曜日にこの名門バレエ団は、バレエ界での最高位であるプリンシパルダンサーへの金子さんの昇格を発表しました。
解説
the prestigious ballet companyは、最初のセンテンスのBritain's Royal Ballet「英国のロイヤルバレエ団」を言い換えています。prestigiousは「名門の、一流の、高名な」で、ここでのcompanyは「集団」という意味です。
announceは「発表する」です。
the highest rankは「最高位」です。最初のセンテンスでは、同じ意味でthe top rankという表現が使われていました。
ここでのworldは、特定の職業の「世界、~界」で、the ballet worldは「バレエ界」です。
The 29-year-old joined the company in the 2010-11 season and had been a first soloist, the second-highest position, since 2018.
和文
29歳の金子さんは、このバレエ団に2010年から2011年のシーズンに入団し、2018年からは2番目に高い位である第1ソリストでした。
解説
the 29-year-old「その29歳の人」は、金子さんを表しています。
ここでのjoinは「入団する」と訳せます。
the second-highest ...は、「2番目に高い~」です。the third-highest ...と言えば「3番目に高い~」となります。
バレエの世界でのsoloistは「ソリスト(単独、または2~3人で踊るダンサー)」です。英語では、「ソロイスト」のように発音します。

Kaneko underwent surgery twice to treat a ruptured knee ligament, but made a comeback both times.
和文
金子さんは断裂した膝のじん帯を治療する手術を2回受けましたが、2回とも復帰しました。
解説
undergo surgeryは「手術を受ける」という表現です。
ここでのrupturedは「断裂した」です。動詞形はrupture「断裂する、破裂する、断裂させる、破裂させる」や「関係などが決裂する、決裂させる」です。ruptureにはまた、「断裂、破裂、決裂」という名詞としての用法もあります。
make a comebackは「復帰する、再起する」という表現です。  
She said although it wasn't an easy path, she feels there was nothing wasted and everything that happened to her has made her what she is now.
和文
金子さんは、簡単な道のりではなかったけれど、無駄になったことは何もなかったし、自身に起こった全てのことが今の自分を作ったと感じていると話しました。
解説
wasteは「無駄にする、浪費する」です。
ここでのhappen to ...は「~に起こる」で、everything that happened to herは「彼女に起こった全て」です。
make her what she is nowは「彼女を現在の姿・状態にする」といった意味です。
日本人バレエダンサーの金子扶生さんがNHKのインタビューに応じ、先日イギリスのロイヤルバレエ団の最高位に昇格したときは、感極まって泣いてしまったと語りました。
金子さんはインタビューで、「世界に認められるダンサーになることは小学校の頃からの夢でしたので、言葉では言い表せない気持ちになりました」と述べました。
名門のロイヤルバレエ団は火曜日(5月18日)、金子さんがバレエダンサーの最高位のプリンシパルに昇格したことを発表しました。29歳の金子さんは、2010年から2011年のシーズンにロイヤルバレエ団に入団し、2018年からは2番目に高い地位になる第1ソリストを務めていました。
金子さんは膝のじん帯の断裂で2回手術を受けましたが、2回とも復帰しました。金子さんは、簡単な道のりではありませんでしたが、無駄なことは何もなく、私に起きた全てのことが今の自分を作っていると思っていますと話していました。