The Washington Post has chosen a woman to be its top editor for the first time in its 140-plus year history.
和文
ワシントン・ポストは、その140年強の歴史において初めて女性の編集主幹を選びました。
解説
The Washington Postは、1877年に創刊されたアメリカの有力紙「ワシントン・ポスト」のことです。
editorは「編集者」です。top editorは編集部門のトップにあたる役職で、ここでは「編集主幹」と訳してあります。
ここでのplusは「~強の、~以上の」という意味の形容詞です。ワシントン・ポストは設立から140年を超える歴史で初めて、編集部門のトップに女性を起用すると発表しました。

The influential newspaper announced on Tuesday that Sally Buzbee from the Associated Press will lead its newsroom from June 1.
和文
この影響力のある新聞は火曜日に、6月1日からAP通信出身のサリー・バズビー氏が報道編集室を率いると発表しました。
解説
influentialは「影響力のある、有力な」という意味で、newspaperは「新聞、新聞社」です。the influential newspaper「影響力のある新聞」は、前のセンテンスに出てきたThe Washington Post「ワシントン・ポスト」を指しています。
the Associated Pressは、大手通信社「AP通信」のことです。バズビー氏は、AP通信のsenior vice president(上級副社長)であり編集主幹でした。
newsroomは「ニュース編集室」で、テレビなら「報道局」に該当します。

Fifty-five-year-old Buzbee has been with the AP for more than 30 years. She has overseen coverage of a range of U.S. political issues and regional conflicts.
和文
55歳のバズビー氏は、AP通信に30年以上勤務してきました。バズビー氏は、アメリカの政治問題や地域紛争などのさまざまな報道を統括してきました。
解説
ここでのwithは「~に勤務して、~の一員として」を表します。ちなみに、Who are you with?と言えば「どちらにお勤めですか?」となります。
overseeには「監視する」という意味もありますが、組織で担当部署について責任を持ち「監督する、管理する」という意味もあります。ここでは「統括する」といったニュアンスです。
coverageは「報道」、a range of ...は「さまざまな~、幅広い~」です。
political issueは「政治問題」、regional conflictは「地域紛争」です。バズビー氏は、中東情勢の取材などを含め、主要な国際問題を幅広く担当してきたことで知られています。
The announcement noted that she served as the AP's Middle East editor and chief of the Washington bureau.
和文
その発表は、バズビー氏がAP通信の中東編集員とワシントン支局長を務めたと言及しています。
解説
ここでのnoteは「言及する」という意味の動詞です。
serve as ...は「~として働く、~を務める」という表現です。
Middle Eastは「中東」、editorは「編集員」です。
chiefは「長」、bureauは「支局」です。
バズビー氏はAP通信に記者として入社し、中東局在任中は中東についての報道で活躍しました。その後、ニューヨーク支局ではグローバル報道戦略のハブNerve Centerを立ち上げ、2010年にワシントン支局長になってからは国際ニュース報道のあり方を追求してきたということです。

The Washington Post says its owner, Jeff Bezos, personally interviewed Buzbee for the executive editor job.
和文
ワシントン・ポストによると、オーナーのジェフ・ベゾス氏が、編集主幹の職に関してバズビー氏を直接面接したとのことです。
解説
personallyは「自ら直接、個人的に」という意味です。
interviewは「(記者などが取材で)インタビューする」としても使われますが、ここでは仕事の採用にあたって「面接する」という意味です。名詞の「面接」として使うこともでき、job interviewと言えば「就職の面接」です。
executive editorは「編集主幹、編集長」で、既出のtop editorを言い換えています。
今回の人選にあたっては、オーナーのジェフ・ベゾス氏がバズビー氏本人と面接したということで、ベゾス氏の意向が反映されています。

Amazon founder Bezos bought the paper eight years ago. He has used digitalization and changes in the subscription system to improve the business.
和文
アマゾンの創業者のベゾス氏は、8年前にワシントン・ポストを買収しました。ベゾス氏は業務を改善するため、デジタル展開および購読制度の変更を行っています。
解説
founderは「創業者」です。
digitalizationは「デジタル化」です。
subscription systemは「購読制度」です。
ベゾス氏はアマゾン・ドット・コムの創業者で、デジタル展開や料金制度の見直しによって、ワシントン・ポストの業績を拡大させてきました。
He is also promoting reform of employment practices.
和文
ベゾス氏はまた、雇用慣行の改革も促進しています。
解説
ここでのpromoteは「促進する、推進する」です。
reformは「改革」です。動詞で「改革する」として使うこともできます。
ここでのpracticesは、長いこと続いてきた「慣行、慣例」という意味です。この意味で用いる場合、通常は複数形にします。employment practicesは文字どおり訳すなら「雇用慣行」ですが、ここでは女性を含め、人材面での多様化を図ることを表しています。
ワシントン・ポストは、設立から140年以上の歴史の中で初めて、編集部門のトップ(編集主幹)に女性を起用しました。
有力紙ワシントン・ポストは火曜日(5月11日)、AP通信のサリー・バズビー氏を6月1日付けで編集部門のトップに就任させると発表しました。
バズビー氏は55歳で、AP通信に30年以上勤務し、アメリカ政治や地域紛争など、さまざまな分野の報道を統括してきました。今回の発表では、バズビー氏がAP通信で中東情勢の編集員やワシントン支局長などを歴任してきたことが紹介されています。
ワシントン・ポストによりますと、今回の編集主幹の人選にあたっては、オーナーのジェフ・ベゾス氏がバズビー氏を直接面接したということです。
アマゾン・ドット・コムの創業者のベゾス氏は、8年前にワシントン・ポストを買収し、デジタル展開や料金制度の変更を通じて業務を改善してきたほか、雇用慣行の改革も推し進めています。