In Myanmar, more than 3,000 people from the southeastern part of the country began fleeing toward neighboring Thailand on Sunday.
和文
ミャンマーでは日曜日、国の南東部から3,000人以上の人々が、隣接するタイに向けて避難し始めました。
解説
日本語で方向を言うときは、「東北」「北東」「南西」「西南」「東南」「南東」「北西」「西北」と全て可能ですが、英語ではsoutheastやnorthwestのように、南北が先、東西が後です。
fleeは「~に避難する、~を逃れる」です。身に迫る危険や不都合な事態を察知して急いで去るという場合に使います。
名詞neighborは「隣人」で、その形容詞形がneighboring「隣接する」です。
They are trying to escape military air attacks on areas held by an ethnic armed group.
和文
人々は、ある民族武装集団によって支配されている地域への軍による空爆を逃れようとしています。
解説
air attackは「空襲、空爆」です。air strikeと言うこともできます。escape air attacksは「空爆を逃れる」で、最初のセンテンスのfleeを使って、flee air strikesと表すこともできます。
ここでのholdは「支配する」という意味です。
ethnicは「民族(集団)の」です。an ethnic armed groupは、具体的には、この後のセンテンスに出てくるKaren State(カレン州)を拠点とするカレン族の武装勢力「カレン民族同盟」を指しています。ミャンマーでは1948年の独立以降、自治(権の拡大)を求める少数民族の武装勢力と軍との内戦が続いてきました。「カレン民族同盟」は2015年に当時の政府との停戦協定に署名しましたが、2月1日のクーデター後は軍への批判を強めています。
名詞armは「武器」で、armedは「武装した、武器を使った」という形容詞です。armed groupは「武装集団」で、他にもarmed conflict「武力衝突」、armed robbery「凶器を使った強盗」のように使われます。armedに否定の接頭辞un-を付けたunarmedなら「武器を持たない、丸腰の」という意味になります。

The country's state-run TV reported that a militant force attacked an army post on Saturday in breach of a ceasefire agreement.
和文
ミャンマーの国営テレビは、停戦協定に違反して、武装勢力が土曜日に軍の拠点を攻撃したと伝えています。
解説
runには「経営する、運営する」という意味があり、state-runは「state(国家)によって運営されている、国営の」です。privately-runなら「民間で運営される、民営の」ですし、publicly-runなら「公的に運営される、公設の」です。
army postは「軍事拠点、駐屯地」です。
ceasefireは、ceaseとfireから成る言葉で、「停戦」です。動詞のceaseは「終わらせる」、名詞fireには「砲火」という意味があります。
ここでのbreachは「(法律・義務)違反、(約束)不履行」で、in breach of ...は「~に違反して」という表現です。例えば、in breach of lawなら「法律に違反して」です。
It said the military will take necessary actions, an indication that it has been retaliating.
和文
国営テレビは、軍は必要な行動を取るだろうと述べ、軍が報復を行っていることを示唆しました。
解説
センテンスの主動詞がsaidと過去形になっていますが、従属節の中はwouldではなく、willを使っています。国営テレビのこの報道のように、伝える出来事からさほど時間がたっておらず、このニュース放送時も状況が変わっていないものとして伝えるなら、willを使っても問題ありません。
take necessary actionsは「必要な行動を取る、必要な措置を講じる」です。
関係代名詞を補って、... which is an indication that it has been retaliatingとしてみると、文の構造が分かりやすくなります。itは、the military「ミャンマー軍」を指しています。retaliateは「報復する、復しゅうする」です。the military will take necessary actions「ミャンマー軍は必要な行動を取る」、それはつまり「ミャンマー軍は報復しているということのindication(表示、示唆)だ」ということです。
国営テレビは3月27日、軍の拠点が南東部カレン州の武装勢力から攻撃を受けたことを伝えました。そして「必要な行動を続ける」として、軍が武装勢力に対して報復を行っていることを示唆しました。

An organization supporting the ethnic group in Karen State says residents in areas that were attacked spent the night in the open or fled into the jungle. A growing number of armed members from ethnic minority groups have been helping protesters.
和文
カレン州の民族集団を支援しているある組織によれば、攻撃を受けた地域の住民たちは野外で夜を過ごしたり、ジャングルに逃げ込んだりしたということです。抗議する人々に加勢する少数民族集団の武装メンバーが増えています。
解説
in the openは、ここでは「野外で」という意味です。この他に「公表されて、公で、明るみになって」という意味で使うこともあります。
fledは、最初のセンテンスで使われていたfleeの過去形です。flee-fled-fledと変化します。
「~する人が増えている」と言いたいときに、本文のa growing number of ...を主語にすることができます。a growing number of ...を主語にすると動詞は複数を受ける形になり(本文ではhave been helping)、一般動詞の場合なら三単現のsは付きません。
ethnic minorityは「少数民族」です。

On Saturday, the military ramped up its crackdown on protesters. Security forces shot dead 114 people, making it the deadliest day since the coup on February 1.
和文
土曜日、軍はデモ隊への弾圧を強化しました。治安部隊が114人を射殺し、この日は、2月1日のクーデター以降で最多の犠牲者が出た日となりました。
解説
ramp upは「強化する、増強する、(活動や水準を)増大させる」です。
ここでのcrackdownは、名詞で「弾圧」という意味です。「取り締まり」という意味もあり、 international crackdown on drugsなら「ドラッグの国際的な取り締まり」です。crack down「取り締まる」という句動詞として使い、crack down on drunken driving「飲酒運転を取り締まる」のように言うこともできます。
security forceは「治安部隊」です。
shotは、shoot「撃つ」の過去形です。shoot ... deadは「~を射殺する」です。本文では目的語に当たる部分を後ろにして、shot dead 114 peopleという語順になっています。
itは、Saturday「土曜日」を指しています。
形容詞deadlyは「死に至る、命取りの」ですが、ここでは「死者の多い」という意味で使われています。
coupはフランス語由来の言葉で、coup d’état「クーデター」を短くしたものです。military coupなら「軍事クーデター」です。
ミャンマーでは日曜日(3月28日)、国の南東部から3,000人以上の人々が、隣接するタイに向けて避難し始めました。民族集団の武装組織の支配地域に対する軍の空爆から逃れるためです。
ミャンマーの国営テレビは、武装勢力が土曜日(3月27日)に、停戦協定に違反して軍の拠点を攻撃したと伝え、軍は必要な行動を取るとして、報復攻撃を行っていることを示唆しました。
カレン州の少数民族を支援する団体によりますと、攻撃を受けた地域の住民たちは野外で夜を過ごしたり、ジャングルに逃げ込んだりしたということです。少数民族の間では、(軍事政権に抗議する)デモ隊に加勢する武装メンバーが増えています。
ミャンマー軍は土曜日(3月27日)、デモ隊への弾圧を強め、治安部隊が114人を射殺して、2月1日のクーデター以降で最も多い死者を出しました。