The people at Japan Airlines are turning to an unlikely energy source to power their planes.
和文
日本航空(の従業員)は、自社便を飛ばすために、ある意外なエネルギー源に目を向けています。
解説
peopleには、「人々」という意味の他に「従業員」という語義もあります。ここでは「日本航空」を指していると捉えることができます。
ここでのturn to ...は「~に目を向けている」という意味です。
unlikelyは「意外な」です。
energy sourceは「エネルギー源」です。
powerは「動力を供給する」という動詞ですが、ここでは「飛ばす」と意訳しています。
They're recycling old clothes to create biofuel, and they've just completed the first successful passenger flight.
和文
日本航空の従業員はバイオ燃料をつくるために古着をリサイクルし、この度、初の成功となる旅客機の運航を終えました。
解説
biofuel「バイオ燃料」は、動植物などから生まれた生物資源biomass(バイオマス)を原料とする燃料のことです。二酸化炭素を増加させないと言われることから、脱炭素に向けた化石燃料に代わるエネルギーとして研究されています。
completeは「終える、完了させる」です。

JAL says the service from Tokyo's Haneda Airport to Fukuoka in western Japan relied partly on biofuel from used clothing.
和文
日本航空によりますと、東京の羽田空港から西日本にある福岡までの便が、古着からつくられたバイオ燃料に一部頼ったとのことです。
解説
ここでのserviceは、航空機の「運航、便」という意味です。
rely on ...は「~を頼りにする」ですが、ここでは「~を搭載する、導入する、使用する」ことを意味しています。
partlyは「部分的に、一部」です。日本航空は、回収した古着からつくったバイオジェット燃料を通常のジェット燃料と混ぜて使いました。
used clothingは「古着」です。前のセンテンスには、old clothesが使われています。
The carrier teamed up with another Japanese firm to create the alternative energy source, which produces far fewer emissions than conventional jet fuel.
和文
この航空会社は、従来のジェット燃料よりはるかに少ない(二酸化炭素の)排出となる代替エネルギー源をつくるため、他の日本企業と連携しました。
解説
the carrier「この航空会社」は、日本航空を指しています。
team up with ...は「~と組む、~と協働する、~と連携する」という表現です。
alternative energy sourceは「代替エネルギー源」です。
emissionは「排出」で、CO2 emissionなら「二酸化炭素の排出量」です。
ここでのconventionalは「従来の」という意味です。

The companies started by extracting cotton from 250,000 pieces of old clothing. They then used fermentation and other processes to generate the final product, which is the first Japanese bio-jet fuel to meet international standards.
和文
日本航空と協力企業は、25万着の古着から綿を取り出すところから始めました。それから、発酵やその他の工程を用いて最終的な燃料をつくり出しました。これは、国際基準に合致した初めての日本のバイオジェット燃料です。
解説
extractは「取り出す、抽出する」です。
服についての話題ですので、ここでのpieceは「枚、着」です。
fermentationは「発酵」です。
generateは「作り出す」です。
final product「最終製品」は、ここでは古着を原料にして製造された最終的なbio-jet fuel「バイオジェット燃料」を示しています。
ここでのmeetは「会う」ではなく、「(条件などに)合う、合致する」という意味です。
international standardは「国際基準」です。
日本航空によりますと、この燃料は製造過程も含めると石油からつくられる燃料よりも二酸化炭素の排出量を抑えられるということで、国産のバイオジェット燃料として初めて国際規格に合格しました。

Airlines are striving to cut down their hefty carbon footprints to satisfy tough new international regulations.
和文
航空各社は、新たに導入された厳しい国際的な規制を満たすため、大量の二酸化炭素排出量を削減しようと努力しています。
解説
strive to ...は「~するよう努力する」という表現で、ここでのcut downは「削減する」という意味です。
heftyは「たくさんの、大量の」という口語です。
footprintは「足跡」で、carbon footprintを直訳すると「炭素の足跡」ですが、環境問題に関する用語としては、商品やサービスなどが原材料の調達、生産、流通から、消費後に廃棄・リサイクルされるまでの過程で排出する温室効果ガスの排出量を二酸化炭素に換算したものです。
航空業界では気候変動への対応として、国際線を対象に二酸化炭素の排出量を規制する国際ルールが導入されるなど脱炭素が課題となっていて、全日空も去年、食品廃棄物からつくられた燃料を導入するなど各社が対応を急いでいます。
日本航空では、自社の航空機を飛ばす動力として、意外なエネルギー源に目を向けています。日本航空は、古着をリサイクルしてバイオ燃料をつくり、今回、初の旅客機の運航を成功させました。
日本航空によりますと、東京の羽田空港から西日本の福岡へ向かう便で、古着からつくったバイオ燃料を一部利用したということです。日本航空は他の日本企業と連携し、従来のジェット燃料よりはるかに排出物の少ない代替エネルギー源を開発しました。
日本航空と協力企業は、まず25万着の古着から綿(めん)を取り出し、それから発酵などの工程を経て、最終的に燃料をつくり出しました。これは国産のバイオジェット燃料として初めて国際基準に合格しました。
航空各社は、新たに導入された国際的な厳しい規制を満たすため、大量の二酸化炭素排出量を削減しようと努力しています。