Archaeologists in southern Italy have unearthed an ancient snack bar that's been buried under ash and pumice for nearly 2,000 years, and they say it's in remarkably good condition.
和文
イタリア南部の考古学者たちが、2,000年近くの間、火山灰や軽石の下に埋もれていた古代の軽食堂を発掘しました。驚くほど良い状態にあるということです。
解説
archaeologistは「考古学者」で、archeologistと表記することもあります。「考古学」なら、archaeology(archeology)です。
unearthは「発掘する、掘り出す、明るみに出す」です。
ancientは「古代の、大昔の、古来の」です。
snack barは「軽食堂、簡易食堂」で、日本語の「スナックやバー」と異なり、酒類は提供しません。
ashは「灰、火山灰」で、pumiceは「(鉱物としての)軽石」です。
remarkablyは「驚くほど、並外れて、際立って、著しく、非常に」という意味の副詞です。
遺跡の発掘作業を行っているチームは、温かい食事や飲み物を提供する飲食店で、古代ローマのファーストフード店のような場所だったthermopolium「テルモポリウム」のカウンターの跡を見つけたと発表しました。

Bright frescoes decorate a counter that served up hot food to hungry passersby in the city of Pompeii. They feature birds and a water nymph.
和文
明るいフレスコ画が、ポンペイという都市で空腹の通行人に温かい食べ物を出したカウンターを飾っています。そのフレスコ画には、鳥や水の精霊が描かれています。
解説
frescoは、壁画制作の手法である「フレスコ画法」、その手法で描かれた「フレスコ画」です。
句動詞serve upは、料理を「食卓などに出す」という意味です。
passerbyは「通行人、通りすがりの人」です。ここでのように、複数形はpasserの後ろにsを付け、passersbyとします。
Pompeii「ポンペイ」は火山灰に埋もれた古代都市で、イタリア南部のナポリ近郊に位置します。
動詞featureは「特集する、大々的に扱う」という意味です。
nymphは、ギリシャ神話の「精霊」です。
カウンターの壁画には色鮮やかな鶏も描かれていて、食事のお品書きだった可能性があるということです。

The discovery could help shed light on ancient eating habits and the way people lived.
和文
この発見は、古代の食習慣や人々の生活様式を明らかにする助けとなりえるものです。
解説
the discovery「この発見」は、今回発掘された飲食店のカウンターの遺跡を示しています。
shed light on ...は「~に光を当てる、~を明らかにする」という表現です。
habitは「習慣、癖」で、eating habitsは「食習慣」です。
発掘チームを率いるマッシモ・オサンナさんは、地元メディアに対し「すばらしい発見だ」と述べ、保存状態が良いことから当時の暮らしぶりや食文化を知る手がかりになると評価しています。
Snail and fish remains were found at the site. They're believed to be ingredients for ancient dishes.
和文
かたつむりや魚の遺骸が、この遺跡で見つかりました。古代料理の食材だと考えられています。
解説
snailは「かたつむり、巻き貝」です。
名詞remainsは「残ったもの、遺跡、遺体、遺骸」で、この意味では通例複数形にします。
the site「その場所、その遺跡」は、ポンペイで発掘された軽食堂の遺跡を指しています。
ingredientは「材料、原料」です。
名詞dishには「皿」だけでなく、皿に盛られた「料理」という意味もあります。

Pompeii was buried when Mount Vesuvius erupted in A.D. 79. It's now a UNESCO World Heritage site.
和文
ポンペイが埋もれたのは、西暦79年にベスビオ山が噴火したときでした。ポンペイは現在、ユネスコの世界遺産です。
解説
ここでのeruptは、火山が「噴火する」という意味です。感情が「爆発する」という意味で使われることもあります。名詞形は、eruption「噴火」です。
A.D.は、ラテン語のanno Dominiの略です。「キリスト紀元、西暦紀元」という意味で、年号の前に置きます。ちなみに「西暦紀元前」なら、B.C.(before Christの略)と言い、年号の後ろに置きます。ADやBCと表記することもあります。
UNESCO「ユネスコ」は国連の専門機関で、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization「国際連合教育科学文化機関」の略称です。
World Heritageは「世界遺産」です。
ポンペイはかつて商業都市として栄えましたが、79年のベスビオ火山の大噴火で降り注いだ大量の火山灰と小さい石に、街ごと埋没しました。発掘が開始されたのは1740年代で、現在も調査が続いています。
イタリア南部の考古学者たちが、火山灰と軽石の下に2,000年近く埋もれていた古代の飲食店を発掘しました。状態は驚くほど良いということです。
ポンペイの街でおなかをすかせた通行人に温かい食べ物を提供していた(飲食店の)カウンターを、鳥や水の精霊が描かれた明るいフレスコ画が飾っています。
この発見は、古代の食習慣や人々の暮らしぶりを知る手がかりになるかもしれません。遺跡からはかたつむりや魚も見つかり、古代の料理の食材だったと見られています。
ポンペイは、西暦79年にベスビオ山の噴火で埋もれました。現在は、ユネスコの世界遺産に登録されています。