Kinkaku-ji, the renowned golden temple in Japan's ancient capital of Kyoto, has a brand-new roof, as its shingles were renovated for the first time in 18 years.
和文
金閣寺、それは日本の古都の京都にある有名な金色の寺のことで、その屋根のこけら板が18年ぶりにふき替えられ、真新しい屋根になっています。
解説
renownedは「著名な、有名な」という意味の形容詞です。
ancientは「古い、昔の」で、ancient capitalは「昔の首都、古都」です。
ancient capital of Kyotoは「京都という古都」で、ここでのofは「同格」を表し、A of Bの形で「BというA」を表します。他にも例えば、the game of chessと言えば「チェスというゲーム」です。
brand-newは「真新しい、できたばかりの」です。
shingleは「こけら板、屋根板」です。こけら(板)は材木を薄く削りはいだ板のことで、金閣寺の屋根はサワラの薄い板を何枚も重ねたこけらぶきです。
renovateは「修復する、改修する」で、ここでは具体的には「屋根のこけら板をふき替える」ことを意味しています。
for the first time in 18 yearsは「18年で初めて」、つまり「18年ぶり」という意味です。
金閣寺は、正式名称を鹿苑寺と言い、相国寺の塔頭寺院の1つです。寺の名前の由来となった舎利殿(仏舎利という釈迦の遺骨を安置してある建物)「金閣」が有名なことから、一般的に金閣寺と呼ばれています。

Also known as Temple of the Golden Pavilion, it was opened to the media on Tuesday after the four-month refurbishment was completed the previous day. The temple is a UNESCO World Heritage site.
和文
金閣寺としても知られるこの寺(の舎利殿)は、4か月の修復作業を前日に完了したあと、火曜日にメディアに公開されました。金閣寺はユネスコの世界遺産です。
解説
known as ...は「~として知られる」です。
ここでのpavilionは「楼閣」、つまり重層の建物で、Temple of the Golden Pavilionは「金閣寺」のことです。三島由紀夫が1956年に発表した小説「金閣寺」の英訳版タイトルは、The Temple of the Golden Pavilionです。
be opened to the mediaは「メディアに公開される」です。
refurbishmentは「(建物や部屋などの)改修、改装」です。
UNESCO World Heritageは「世界遺産」です。siteは「場所」で、世界遺産の中でも遺跡などの場所を表す場合には、a UNESCO World Heritage siteのように表せます。鹿苑寺(金閣寺)は、「古都京都の文化財」として1994年に世界遺産(文化遺産)に登録されています。

Workers replaced 100,000 wooden shingles covering an area of about 320 square meters.
和文
職人たちは、およそ320平方メートルの面積を覆う10万枚の木製のこけら板を張り替えました。
解説
replaceは「取り替える、付け替える」ですが、ここでは屋根のこけら板を張り替えることをこのように表現しています。
100,000 wooden shinglesは「10万枚の木製のこけら板」です。
an area of about 320 square meters「およそ320平方メートルの面積」とありますが、3層構造の舎利殿の初層には屋根がないため、2層と3層の屋根を合わせた広さを示しています。
The brown color of the roof appeared brighter after the work. A total of 10,000 gold leaves were used to repair the bird-shaped ornament on the rooftop and some other parts of the temple.
和文
ふき替え作業のあと、茶色の屋根はよりいっそう明るく見えました。全部で1万枚の金ぱくが、屋根の上の鳥の形をした装飾や寺の他の場所の修繕に使われました。
解説
ここでのappearは「~のように見える」という意味です。
brighterは「よりいっそう明るく」です。
after the work「作業のあと」は、「屋根のふき替え作業のあと」を示しています。
ここでのleavesはleaf「(金属の)はく」の複数形で、gold leavesは「金ぱく」のことです。屋根の上の鳳凰などふだん手の行き届かない場所の金ぱくの補修も行われ、作業には縦横およそ10センチの金ぱくが1万枚使われたということです。
repairは「直す、修復する、修繕する」です。
bird-shapedは「鳥の形をした」、ornamentは「装飾、装飾品」で、the bird-shaped ornament on the rooftop「屋根の上の鳥の形をした装飾」は金閣寺の屋根の上にいる鳳凰のことです。鳳凰は、もともと中国で生まれた想像上の霊鳥です。

The temple dates back more than 600 years and the current pavilion structure was rebuilt in 1955. The roof has since been renovated about once every 20 years.
和文
この寺(の歴史)は600年以上前に遡り、現在の金閣寺の建物は1955年に再建されました。屋根はそれ以来、ほぼ20年ごとに1回ふき替えられています。
解説
date back ...は「(起源や歴史は)~に遡る」という表現です。
currentは「現在の、今の」です。
ここでのpavilionは金閣寺を指していて、structureは「建造物、建築物」です。
sinceは、このセンテンスのようにhave/hasと過去分詞の間に置いて、「ある過去の時以降、それ以来」という意味で使います。
金閣寺は、室町幕府三代将軍の足利義満が、鎌倉時代に造られた別荘を1397年に譲り受けて山荘北山殿に造り替え、舎利殿の建設を始めたのが始まりとされています。義満の死後、1420年に禅寺に改められ、鹿苑寺と名付けられました。1950年、放火によって金閣寺は全焼しますが、政府からの補助や寄付金で、5年後の1955年に再建されました。
日本の古都・京都にある有名な金色の寺である金閣寺では、屋根のこけら板が18年ぶりにふき替えられ、真新しい屋根になりました。
(正式名称は鹿苑寺で)金閣寺としても知られるこの寺(の舎利殿)は、4か月に及ぶ修復工事を前日に終え、火曜日(12月29日)に報道関係者に公開されました。金閣寺はユネスコの世界遺産に登録されています。
職人たちは、およそ320平方メートルの屋根を覆う10万枚のこけら板を張り替え、修復後の茶色の屋根はよりいっそう明るく見えました。屋根の上の鳥の形をした飾り(鳳凰)などの修繕には、全部で1万枚の金ぱくが使われました。
この寺の歴史は600年以上前に遡りますが、現在の金閣寺の建物は1955年に再建されたもので、それ以来、屋根のふき替えはほぼ20年ごとに行われています。