French fashion designer Pierre Cardin has died at the age of 98. The world-renowned creator is also known for bringing stylish clothes to the masses.
和文
フランスのファッションデザイナーのピエール・カルダン氏が、98歳で亡くなりました。この世界的に有名なクリエイターは、大衆に洗練された服をもたらしたことでも知られています。
解説
at the age of ...は「~歳で」です。
creatorは「クリエイター、創作者」です。the world-renowned creator「世界的に有名なクリエイター」は、ピエール・カルダン氏を言い換えています。
be known for ...は「~で知られている」という表現です。
the massesは「大衆」です。

Cardin was born in Italy. He emigrated to France with his parents when he was a small child.
和文
カルダン氏はイタリアで生まれました。小さい頃に両親とフランスへ移住しました。
解説
emigrateは「移住する」で、移住のために自国を離れることを表します。一方で、似た単語ですがimmigrateなら、他国に入り「移住する」ことを表します。
He worked for Christian Dior, after serving as an apprentice to tailors. The designer set up his own fashion house in 1950.
和文
カルダン氏は仕立て屋の見習いとして働いたあと、クリスチャン・ディオールで働きました。カルダン氏は、1950年に自らの高級ファッションブランドを設立しました。
解説
work for ...は「~で働く、~に勤めている」で、serve as ...は「~として働く」です。
apprenticeは「見習い、徒弟」のことです。
set upは「(事業を)始める、開業する、設立する」です。
fashion houseは「高級ファッションブランド」のことです。

He began selling his ready-to-wear collections to the masses in 1959. Haute couture for wealthy people was the focus of the fashion world at the time.
和文
カルダン氏は1959年、大衆向けに既製服のコレクションを売り始めました。当時のファッション界では、富裕層向けの特注仕立て(オーダーメード)高級婦人服が中心でした。
解説
ready-to-wearは「(衣服が)既製の」という意味です。
haute couture「オートクチュール」は、フランス語のhaute(高い、高級な) couture(縫製、仕立て)に由来し、「高級注文仕立ての店」という意味から、その店の製品である「特別仕立ての高級婦人服」を指します。
wealthy peopleは「裕福な人々、富裕層」です。
at the timeは「当時」です。
1959年当時は、富裕層向けにオーダーメードの高級服を提供するのが主流でしたが、カルダン氏は「庶民向けの服を作る」として既製服の市場に参入しました。

Cardin expanded his business overseas and became famous around the world. He came to Japan for the first time in the late 1950s.
和文
カルダン氏は自らの事業を海外へ拡大し、世界中で有名になりました。1950年代後半には、日本を初めて訪れています。
解説
expandは「拡大する」です。
in the late ...sは「~年代後半に」です。ちなみに、in the early ...sなら「~年代前半に」です。
He brought innovation to the country's fashion business by introducing his three-dimensional cutting method.
和文
カルダン氏は立体感のある裁断法を導入することにより、日本のファッション界に革新をもたらしました。
解説
innovationは「革新、新しい考え、新しい工夫」です。
the countryは、前のセンテンスに出てきたJapan「日本」を指しています。
ここでのintroduceは「導入する」という意味です。
three-dimensionalは「三次元の、立体感のある」で、cutting methodは「裁断法」です。
カルダン氏は、体に直接布地を当てて裁断し曲線的なシルエットを作る手法を紹介し、日本のファッション界に新たな風を吹き込みました。

The designer visited Japan 10 years ago and spoke to NHK. He said he was most content when he was able to concentrate on his work and forget about everything else.
和文
カルダン氏は10年前に日本を訪れ、NHKの取材に応じました。カルダン氏は、仕事に集中できて、それ以外の全てのことを忘れているときが最も満足していると述べました。
解説
be contentは「満足している」という意味です。名詞としてのcontentは「内容物、中身」などです。
concentrate on ...は「~に集中する」です。
カルダン氏は88歳で来日した際、NHKのインタビューに応じ、自身にとってのぜいたくな時間について「働いて、夢中になり、全てを忘れて仕事にのめり込んでいるときです」と答え、その後も創作活動を続けました。
フランスのファッションデザイナーのピエール・カルダン氏が亡くなりました。98歳でした。世界的に有名なクリエイターであるカルダン氏は、洗練された服を大衆にもたらしたことでも知られています。
カルダン氏はイタリアで生まれ、小さい頃に両親とフランスに移住しました。カルダン氏は仕立て屋の見習いを経て、クリスチャン・ディオールで働き、1950年に自分の高級ファッションブランドを立ち上げました。
そして1959年には、大衆向けに既製服のコレクションの販売を始めました。当時のファッション界は、富裕層向けのオーダーメードの服が主流の時代でした。
カルダン氏は海外にも事業を広げ、世界中で有名になりました。1950年代後半には日本を初めて訪れ、立体感のある裁断の手法を紹介し、日本のファッション界に新たな風を吹き込みました。
カルダン氏は10年前に日本を訪れた際、NHKの取材に応じ、全てを忘れて仕事に集中できるときが一番充実していると話していました。