A Japanese think tank has ranked Tokyo third in its list of the world's most attractive cities.
和文
日本のシンクタンクが、世界で最も魅力的な都市のランキングで東京を3位に位置づけました。
解説
動詞rankは「順位をつける、ランクづけをする」という意味です。「Aはランキングで~番目です」は、A is ranked ...にfirst、second、thirdといった序数を続けることで表せます。例えば、The Japanese team is ranked second in Asia.なら「日本チームはアジアで2位です」です。... is ranked number two in Asiaと言うこともできます。rankはまた、「~位を占める」という自動詞としても使えます。
The Institute for Urban Strategies has given the capital the same spot for five straight years.
和文
「都市戦略研究所」は、この首都に5年連続で同じ順位を与えています。
解説
the Institute for Urban Strategies「都市戦略研究所」は、センテンス1に出てきたJapanese think tankの名称です。
the capital「その首都」は、東京を指しています。
the spotは、順序・階級での位置、つまり「順位」です。the same spot「同じ順位」ですから、3位ということになります。
ここでのstraightは「連続した、途切れなく続く」という意味です。例えば、She was late for work for three straight days.なら「彼女は3日連続で仕事に遅れた」です。straightの前に序数を付ければ「連続~の、~回・期連続の」を表すことができ、It's the fifth straight year that Tokyo has been given the spot.「東京がその順位を与えられるのは5年連続です」のように使います。

The highest ranking went to London, which has occupied that position for nine years running. New York held onto second place.
和文
最高位はロンドンに贈られました。ロンドンは9年連続で、その地位を占めています。ニューヨークが2位を堅持しました。
解説
「~が最上位(最優秀賞)を取る」は、... win the top (prize)などいろいろな言い方がありますが、本文のthe highest rankingのように順位や賞を主語にすることもできます。この場合の動詞は、goを使うのが一般的です。コンテストなどの結果発表や授賞式では、司会者がThe top prize goes to ...「最優秀賞を受賞するのは~」と引っ張って、観衆の注意を引きつける場面を見ることがあります。
that position「その地位」は、the highest ranking「最上位」を指しています。ここでのpositionは、センテンス2のspotと同じ意味で使われています。
... years runningは「連続~年」です。straightを使って、for nine straight yearsやfor nine years straightとすることもできるのですが、前のセンテンスの繰り返しを避けてrunningを使っています。
hold onto ...は「~にしっかりつかまっている、~を手放さない、そのまま持っている、つなぎ止めておく」という表現です。
The gap from the first two down to Tokyo has widened. Shanghai was the only new name in the top 10.
和文
上位2都市と東京の隔たりは広がりました。上位10都市の新入りは上海だけです。
解説
the first two「上位2つ(の都市)」はロンドンとニューヨークを指しています。
widenは「(差が)広がる」です。反対に「(差が)縮まる」と言うときは、narrowで表せます。The gap has narrowed.なら「差は縮まった」です。
上海は10位につけました。代わりにtop 10「上位10(都市)」を外れたのはシドニーです。東京は5年連続で3位となりましたが、どの分野で1位のロンドン、2位のニューヨークとの差が広がったかは、後ろのセンテンスで説明されます。

The assessment uses various indicators in six categories to rank 48 major cities. They look at the economy, research and development, cultural interaction, livability, environment, and accessibility.
和文
この評価は、6分野のさまざまな指標を使って48の主要都市を順位づけします。調査対象となる分野には、「経済」「研究・開発」「文化的交流」「居住の快適性」「環境」「交通の便」があります。
解説
indicatorは「指標」です。
動詞assessは「(人・物・状況などについて)評価を下す」で、その名詞形がassessment「評価」です。environmental assessmentと言えば「環境評価、環境アセスメント」です。
ここでのlook at ...は「~に着目する、~調査する、~を検証する」といった意味です。
cultural interactionは「文化的交流」です。国際コンベンションや文化イベントの件数、劇場やコンサートホールの数、それにナイトライフの充実度などの指標が含まれています。
livabilityは「(都市の)居住性、居住の快適さ」です。これには、労働時間の短さやセンテンス8で触れる働き方の柔軟性といった就業環境や、住宅賃料水準の低さ、物価水準の低さといった居住コスト、平均寿命などの指標も含まれています。
accessibilityは「交通の便」です。通勤・通学時間の短さ、飛行機の発着回数、駅密度や空港へ行くのにかかる時間の短さなどの指標で判断されています。

In the economy and cultural interaction categories, Tokyo remained in fourth place.
和文
「経済」と「文化的交流」の分野で、東京は4位にとどまりました。
解説
first、second、thirdといった序数にplaceを続けて、順位・着順を表しています。本文の「東京は4位になった」は、Tokyo finished in fourth placeと言うこともできます。また、placeを動詞として使って、Tokyo placed fourth.とすることもできます。
ここでのremainは「~のままである」という意味です。
It kept its third-place ranking for research and development. But in terms of livability, it dropped one spot to 12th.
和文
東京は「研究・開発」分野で3位を維持しましたが、「居住の快適さ」については1つ順位を落として12位になりました。
解説
ここでのkeepは「維持する」という意味で、直前で使った remain in ...の言い換えになっています。
research and developmentは「研究開発」です。
in terms of ...は「~の観点でいえば、~の点では」という表現です。例えば、in terms of costなら「コスト面で」です。また、in economic terms「経済の観点から」という言い方もあります。
Japan's capital is near the bottom of the rankings when it comes to work style flexibility. It came 41st on that measure, which looks at how easy it is for people to do their jobs remotely.
和文
日本の首都は、「働き方の柔軟性」では最下位に近い順位です。その評価基準では41位で、これは遠隔での仕事のしやすさを測ります。
解説
ここでのbottomは「最下位」という意味で、top「最上位」の反対です。
when it comes to ...の後ろには名詞または動名詞(動詞+ing)を続けます。「~のこととなると、~に関して言うと」という表現で、ここではin terms of ...の言い換えになっています。
work style flexibility「働き方の柔軟性」は、livability「居住性、居住の快適さ」分野の指標の1つです。
今回のニュースには、着順を伝える表現がいくつも出てきますが、comeに序数を続けるのも1つの方法です。Tokyo came in 41st.と言うこともできます。
ここでのmeasureは「評価基準」という名詞です。that measure「その評価基準」は、work style flexibility「働き方の柔軟性」を指しています。
remotelyは「遠隔で」です。do their jobs remotelyは、ここでは「遠隔で在宅勤務をする」ことです。
日本のシンクタンクの「都市戦略研究所」が世界で最も魅力的な都市のランキングを発表し、東京は5年連続で3位になりました。
(総合ランキングの)1位は9年連続ロンドンで、ニューヨークは2位を守りました。1位のロンドン、2位のニューヨークと、東京の(スコアの)差は広がっています。上位10都市に新しく入ったのは上海だけでした。
ランキングは、世界の主要な48都市を対象に、「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」という6つの分野のさまざまな指標で採点されます。
東京の評価は、「経済」と「文化・交流」の分野で4位、「研究・開発」の分野で3位を維持した一方、「居住」の点では1つ順位を落とし、12位でした。また、在宅勤務のしやすさといった「働き方の柔軟性」では、41位と最下位に近い順位になっています。