The first regular commercial flight between Israel and the United Arab Emirates has gone into operation – signaling the beginning of closer economic ties for two nations with a historically complicated relationship.
和文
イスラエルとUAE=アラブ首長国連邦の間に、初の民間定期便が運航しました。これは、歴史的に複雑な関係を持つ両国にとって、より緊密な経済連携の始まりを示すものです。
解説
regular flightは「定期飛行便」です。
regular commercial flightは「民間航空会社の定期便」です。commercialは「商業の、営利の」ですが、「公共」に対する「民間」という意味でも使い、commercial televisionなら「民放テレビ」、commercial broadcastingなら「民間放送」です。
the United Arab Emiratesは「UAE(アラブ首長国連邦)」です。
go into operationは「実施される、運転を始める」という表現で、ここでは「運航される」です。
ここでのsignalは「示す、兆しとなる」という意味の動詞です。
economic tiesは「経済連携」です。
a historically complicated relationship「歴史的に複雑な関係」は、イスラエルとアラブ諸国がパレスチナ問題をめぐり、長年対立関係にあったことを示しています。

The UAE's low-cost carrier Flydubai is the first airline to provide the service.
和文
UAEの格安航空会社フライドバイが、この便を提供する最初の航空会社です。
解説
low-cost carrierは「格安航空会社」です。
ここでのairlineは、airline company「航空会社」のことです。
serviceには「(輸送機関の)便、運航」という意味があり、provide the serviceは「この便を供給する」です。
イスラエルでも、イズレール航空のテルアビブからドバイへの便をはじめとするUAEへの運航を予定しています。
It'll operate twice-daily flights, with the first arriving from Tel Aviv at Dubai International Airport on Thursday evening.
和文
1日2往復し、テルアビブからの最初の便がドバイ国際空港に木曜日の夕方に到着しています。
解説
ここでのoperateは「運航する」という意味です。
twice-daily flightsは「毎日2便」です。twice-daily round-trip flightsとは言っていないので、これだけでは「往復便」かどうかは分からないのですが、センテンス1にthe first regular commercial flight between Israel and the United Arab Emiratesとあるので、round-tripと言っていなくても「往復」という意味だと理解できます。
Tel Aviv「テルアビブ」はイスラエルで2番目に人口の多い都市で、イスラエルの主要空港のベングリオン国際空港(Ben Gurion International Airport)があります。
Dubai International Airport「ドバイ国際空港」は、UAEのドバイにある国際空港です。

The launch comes after the two countries reached a U.S.-brokered deal to normalize ties in September.
和文
この(定期便の)運航開始は、9月にこの2国がアメリカの仲介で国交を正常化する合意に達したのを受けてのものです。
解説
ここでのlaunchは「(運航の)開始」として使われています。
come after ...は「~のあとにくる、~のあとを追う」で、よく「~を受けて」のように訳されます。
the two countries「この2国」は、イスラエルとUAEを指しています。
reach a dealは「合意に達する、取り引きをまとめる」という表現です。
U.S.-brokeredは「アメリカが仲介した」という意味です。
normalize tiesは「関係を正常化する」で、ここでは「国交を正常化する」ことです。
It broke a long-standing rift between Israel and Arab countries over the Palestinian issue.
和文
これは、パレスチナ問題をめぐるイスラエルとアラブ諸国間における長年の不仲の状態を打ち破りました。
解説
itは「イスラエルとUAEの国交正常化」を指しています。
breakにはさまざまな意味がありますが、「(暗号などを)解読する、(問題などを)解決する」という意味もあり、ここでは、これまでの両国の状態が改善されることを表しています。
riftは「亀裂、裂け目」ですが、「不和、不仲」という意味もあります。long-standing riftは「長年の不仲の状態」です。
ここでのover ...は「~に関する、~をめぐる」という意味です。
issueは「問題、問題点、争点」です。

Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu called it "a moment of history."
和文
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、「歴史的瞬間」と呼びました。
解説
この日の便にはフライドバイ社の最高経営責任者が搭乗し、テルアビブのベングリオン空港ではイスラエルのネタニヤフ首相が乗客を出迎え、歓迎式典で挨拶しました。
ここでのmomentは「瞬間」という意味です。


(Benjamin Netanyahu / Israeli Prime Minister)
"We're flying with breakneck speed into a new era that is now clearly changing the Middle East, changing the future of our peoples. They've embraced it with unbelievable enthusiasm."
和文
「私たちは猛烈な速さで新時代に飛行し、今や中東を明確に変え、私たち両国の人々の未来を変えています。両国の人々は信じられないほどの熱意でこれを受け入れています」
解説
ネタニヤフ首相の言葉です。
breakneck speedは「猛烈な速さ、ものすごい速さ」という定型表現です。
eraは「時代」で、new eraは「新時代」です。
the Middle Eastは「中東」です。
peopleは通常、複数扱いで「人々、一般の人たち、国民」を意味します。ここでpeoplesと複数形になっているのは、イスラエルとUAEという2つの国の人々を指しているからです。
theyは、直前に出てきたpeoples「両国の人々」を指しています。
ここでのembraceは「受け入れる」です。「抱きしめる」という意味もあります。
enthusiasmは「熱意」で、unbelievable enthusiasmは「信じられないほどの熱意」です。
イスラエルとUAE=アラブ首長国連邦を結ぶ初の民間定期便の運航が始まり、歴史的に複雑な関係にあった両国の間に、より緊密な経済連携が生まれる兆しが見えています。
UAEの格安航空会社フライドバイが、この定期便を運航する最初の航空会社です。1日2往復することになっていて、木曜日(11月26日)の夕方、テルアビブからの第1便がドバイ国際空港に到着しました。
この定期便の運航が始まったのは、両国がアメリカの仲介で9月に国交正常化に合意したことによるもので、この合意がパレスチナ問題をめぐるイスラエルとアラブ諸国の長年の対立に風穴を開けることになりました。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、初めての便の到着を「歴史的瞬間」だとして、「私たちは猛烈な速さで新時代へと飛行しています。それは今や、明らかに中東を変え、人々の将来を変えるもので、両国の国民は信じられないほどの熱意を持って、これを歓迎しています」と語りました。