Britain will slash its value-added tax in several service industries in a bid to stimulate consumer spending amid the coronavirus pandemic.
和文
イギリスでは、新型コロナウイルスの世界的な流行の中で、消費支出を活発にするため、いくつかのサービス業における付加価値税を引き下げます。
解説
動詞slashは「ざっくり切る、大幅に削減する」です。名詞として使うこともできます。
value-added tax「付加価値税」は、日本のconsumption tax「消費税」にあたります。
bidは「入札、試み」ですが、in a bid to ...は「~することを目指して」という表現です。
ここでのstimulateは「(経済を)刺激する、活気づける」という意味です。
consumerは「消費者」、spendingは「支出」で、consumer spendingは「消費支出、個人消費」です。
The cut will affect restaurants and hotels, which are two of the hardest-hit industries.
和文
この減税は、最も打撃を受けた業種の2つであるレストランやホテルに影響を及ぼします。
解説
the cut「この削減」は、ここでは付加価値税の減税を指しています。
動詞affectは「影響する、作用する」です。
hard-hit ...は「大きな打撃を受けた~」という意味で、hardest-hit ...はその最上級です。

The chancellor of the exchequer has told Parliament that the rate will come down to five percent from July 15 to January 12 next year. It is currently at 20 percent.
和文
イギリスの財務相は、税率が7月15日から来年1月12日まで5%に下がると、議会で述べました。現行では20%です。
解説
exchequerは「国庫、財務」で、the chancellor of the exchequerはイギリスの「財務大臣、財務相」です。単に、the chancellorと呼ぶこともあります。
the rate「その率」は、ここでは付加価値税の税率を指しています。
currentlyは、current「現在の」に-lyが付いた単語で、「現行では」という副詞です。
Customers at pubs, movie theaters, and theme parks will also enjoy the lower rate.
和文
パブ、映画館、それにテーマパークの客も、減税を享受します。
解説
the lower rate「より低い率」は、20%から5%に引き下げられた付加価値税の税率を指しています。
ヨーロッパではドイツが7月1日からすでに付加価値税の税率の引き下げを始めていて、景気の回復にどの程度つながるか、注目されています。


(Rishi Sunak / British Chancellor of the Exchequer)
"People need to know we will do all we can to give everyone the opportunity of good and secure work."
和文
「全ての人々に安定した良い仕事への機会を提供するために、私たちはできうる全てを行うと、国民は知る必要があります」
解説
リシ・スナク財務相の議会での演説の一節です。
opportunityは「機会、好機」です。
形容詞secureには「しっかりした、確実な、安全な」など多くの意味がありますが、ここでは「(仕事や収入などが)安定した、保証された」という意味です。
イギリス政府は2018年にGood Work Planと呼ばれる施策を発表していて、仕事についての「満足」「公正な給与」「参加」「幸福、安全と安心」などを重視しています。そのような背景を考慮に入れると、ここでのgood and secure workは「公正な給料が支払われる満足できる仕事、安定している仕事環境」を示唆していると思われます。
"People need to know that although hardship lies ahead, no one will be left without hope. So today we act with a plan for jobs."
和文
「行く手には苦難が控えていますが、誰ひとり希望を失い取り残されないと、国民は知る必要があります。そこで本日、私たちは雇用のための計画を実行します」
解説
引き続き、リシ・スナク財務相の演説の一節です。
hardshipは「困難、苦難」です。
aheadは「前方に」で、lie aheadは「前途に横たわる、行く手に控えている」という表現です。


Sunak noted that the restaurant and tourism industries employ more people than other sectors and have seen the biggest decline in business.
和文
スナク財務相は、飲食業や観光業はほかの業種よりも多くの人々を雇用しており、最も深刻な業績の落ち込みを経験したと指摘しました。
解説
ここでのnoteは「注目する、言及する、指摘する」という動詞です。
名詞declineは「下落、減少」です。動詞として使うこともできます。
seeは多義語で、コンテクストによって意味が変わります。ここでは「経験する」という意味で使われています。
in businessは「事業において、商売上で」です。
He stressed the importance of invigorating consumer spending.
和文
スナク財務相は、消費支出を活性化する重要性を強調しました。
解説
ここでのstressは「強調する、強く主張する」という動詞です。
invigorateは「生き生きとさせる、活発にする、活性化する」で、センテンス1に出てきたstimulateを言い換えています。
スナク財務相は消費を活発にさせることが必要だとしたうえで、今回の減税措置は都市部だけでなく地方の経済にも波及効果が大きいと強調しました。
イギリスでは、新型コロナウイルスが世界的に拡大する中で、消費支出を活性化させるため、複数のサービス業の付加価値税を引き下げます。減税は、レストランやホテルなど、最も大きな打撃を受けている業種が対象になります。
イギリスの(リシ・スナク)財務相はイギリス議会で、7月15日から来年1月12日までの間、税率が現在の20%から5%に下がると述べました。パブや映画館、それにテーマパークの利用者も、減税の恩恵を受けることになります。
スナク財務相は議会での演説で、「全ての人々が安定した良い仕事をする機会を得られるよう、私たちはできることを全てやるということを国民に知っていただきたい。行く手に困難が待ち受けていようとも、希望を失って置き去りにされる人は誰もいないということを国民に知っていただきたい。そこで本日、私たちは雇用のための計画を実行します」と述べました。
スナク財務相は、飲食や観光の業界ではほかの業種よりも多くの人が働いていて、最も深刻な業績の落ち込みに見舞われていると指摘し、消費支出を活性化することの重要性を強調しました。