
ロシア“愛国教育”の内幕 戦場に導かれる子どもたち
少女が銃を…。今月、新学年を迎えたロシアの学校では無人機の操縦法などの軍事教練が義務化され、歴史教科書にはウクライナ侵攻を正当化するプーチン政権の主張が盛り込まれるなど、政権の意に沿った“愛国教育”が強化されています。さらに、同調しない生徒や保護者が学校側によって“密告”され、拘束までされるケースも相次ぎ、傷つく子どもたちの姿も。軍事侵攻が続く中、ロシアの子どもたちに ...
少女が銃を…。今月、新学年を迎えたロシアの学校では無人機の操縦法などの軍事教練が義務化され、歴史教科書にはウクライナ侵攻を正当化するプーチン政権の主張が盛り込まれるなど、政権の意に沿った“愛国教育”が強化されています。さらに、同調しない生徒や保護者が学校側によって“密告”され、拘束までされるケースも相次ぎ、傷つく子どもたちの姿も。軍事侵攻が続く中、ロシアの子どもたちに ...
ジャニーズ事務所が会見を行い、性加害があったと初めて認めました。クローズアップ現代は5月に、この問題を報じて以降、取材を継続してきました。元ジュニアたちが明かしたのは、今なお続く性加害のトラウマでした。そして、問題の背景として指摘される“メディアの沈黙”。なぜNHKも含め、テレビ業界は長年、ジャニーズの性加害問題に向き合ってこなかったのか。そして、二度と被害を起こさな ...
「中国を愛している。少しでも変えたい…。」若者は胸中を明かしました。ゼロコロナ政策などに対し、白い紙を掲げ反対デモを展開した若者たち、いわゆる“白紙世代”。中国で一部の若者が姿を消したり、脅迫を受けたりする事態を問題視し、海外から祖国の言論統制に異を唱えています。しかし、若者たちは海外に渡っても“圧力”に直面していました。身の危険を感じながらも、声を上げ続ける理由とは ...
住宅地の空き家が子どもが集う駄菓子屋に。渋谷の複合ビルでは親子やシングルなどさまざまな背景を持つ人たちが共同生活を送り、支え合いの関係を築く“拡張家族”という社会実験が行われています。“ありのままの自分でいられる居場所がない”と訴える子どもたちが増えるなか、学校でも家庭でもない“第3の居場所”作りが広がっています。家庭や学校の負担が増えるなかで、こども家庭庁も本腰を入 ...
今、都市から過疎地へ移住する若者が増えています。最新の国勢調査によると過疎市町村の半数近くで20代後半から30代の転入者が転出者を超えました。リモートワークを活用し転職せずに移住したり、町の支援策を使って資金150万でパン屋を開業したり、農業で売り上げ1千万を目指す若者が現れたりと、新たなトレンドが。チャンスの少ない都市を脱し、人手の足りない過疎地で暮らし始める若者た ...
予期せぬ妊娠や貧困などで子どもを育てるのが難しく、出産前から支援が必要と行政に認定される「特定妊婦」。ここ10年で8倍の8200人に増加していますが、取材を進めると、助けを求めることもできず、また助けを求めたとしてもその声を社会にかき消されるなど、孤立を深める母親たちの実態が浮かび上がってきました。なかには孤立出産や事件につながる例も。産前から産後、自立まで一貫して支 ...
7月に行われる見通しの参議院選挙。3年前の前回、過去ワースト2位の48.8%だった投票率がさらに低下するのではないかと懸念の声が上がっています。他の世代よりも投票率の低さが際立つ「若い世代」に焦点をあて独自アンケートを実施。なぜ投票に行かないのか?選挙に対するホンネに迫ります。では、投票行動に向かうカギはどこにあるのか?投票率が全国平均を大きく上回る町の“秘密"をはじ ...
必ずもうかる投資法という触れ込みの高額ソフトウエアに、数千万を超える投資用の不動産。サラリーマン・主婦・若者が不正なローン契約で購入し、手元に巨額の借金が残ってしまうトラブルが続出している。業者はマッチングアプリなどを入り口に信頼関係を築き、将来不安をあおり勧誘していく。なかには金融機関からローンの一括返済を求められ自己破産に追い込まれるケースも。トラブルに巻き込まれ ...
「女なんだから○○しなさい!」。よかれと思って言ってしまうこの言葉、子どもたちの将来に深刻な影響を及ぼすことが分かってきました。最新の調査で、約半数の女子が「女らしさ」の押しつけで何らかの制限を受けたと回答。たとえば日本では大学の理系学部に進学する女性が極端に少ない背景に「女子は理系が苦手」という偏見があると言われています。ジェンダーバイアスに苦しむ子どもたちの“声” ...
若い世代を中心にSNSの使い方に大きな変化が起きています。 仲間同士で、互いの位置情報を共有する「Zenly」や、知らない人同士が音声通話でつながる「Yay!」など、誰かと常につながっている=“常時接続SNS”が、急拡大しているのです。若い世代の人間関係・コミュニケーションに何が起きているのか探りました。
東日本大震災で被災した子どもたちが、胸の内にしまい込んできた思い。 「家族を心配させたくなかった」「傷つけることが怖かった」 10代半ばや20代に成長した今、初めて家族に打ち明けました。 震災から11年を経て行われた家族の対話。再び歩み始める姿を見つめました。
3月9日に行われる韓国大統領選挙。 与党のイ・ジェミョン候補か、最大野党のユン・ソギョル候補か。 史上まれに見る大接戦の勝敗を左右するのが、20代、30代の動向です。 「住宅難」「就職難」にあえぐ若者たちの選択は? 一方、“戦後最悪”とまで言われる日韓関係はどうなるのか。 激戦の大統領選挙、そして日韓関係の行方を独自取材で探りました。
新宿・歌舞伎町の一角、通称「トー横」。ここに「自分の居場所がない」という10代が集まってきます。家庭での虐待や学校でのいじめなどに悩む子どもも少なくありません。一刻も早い支援が必要ですが、大人への不信感もあり、既存の支援に結びつきにくい現実も。 子どもたちを支えるために、何が必要なのか考えました。
仕事につこうとしない、或いは就職難の中折角入った企業を早々と辞めて行く若い人が増えている。このため社会が必要とする労働力の確保や育成ができるのか懸念する声もあがっている。若い人たちの労働意識は今どうなっているのか、大きく変わる若者の労働観に迫る。