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選挙(62件)の放送記録

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2023年4月24日(月)

密着!議員をめざす女性や若者たち▽地方議会に変化と多様性を

「投票しても何も変わらない…」。60代以上が50%を占め、女性は13%と少ない地方議会の議員。多様性に欠けるため人々の関心は薄れ投票率は下がる一方です。今回の統一地方選では子育て女性や若者が続々と立候補する動きが広がっています。SNSなどを駆使し、生活者の視点で公約を掲げます。時間がない・お金がないなか選挙戦をどう戦うのか?多様な民意が反映された地方議会にしていくには ...

2022年11月7日(月)

“バイデンvs.トランプ”中間選挙 混迷深まるアメリカはどこへ

今月8日投票のアメリカ中間選挙は、前大統領トランプ氏の動向に注目が集まる異例の選挙戦に。トランプ氏は2年後の大統領選挙も視野に自らが推す候補者を各地に擁立し、インフレなどでバイデン政権へ攻勢。一方、バイデン大統領は「トランプ氏とその支持者は民主主義を破壊しようとしている」と激しく応酬、アメリカ社会は混迷の度を増しています。ウクライナ情勢や対中国政策などにも影響を及ぼし ...

2022年7月12日(火)

日本政治はどこへ 独自分析 参院選

夏の政治決戦となる参議院選挙。この25年あまり、浮き沈みがありながらも与野党の第一党がしのぎを削ってきた日本政治。今回の選挙で、その構図が維持されるのかどうかが注目されています。最新の分析では、有権者の投票心理が大きく変容し、従来とは異なる野党像を求める傾向が広がっている実態も浮かび上がってきました。今回の参院選は日本政治に何をもたらそうとしているのか。政治の現在地と ...

2022年6月15日(水)

崖っぷち!?“投票率”は上がるのか

7月に行われる見通しの参議院選挙。3年前の前回、過去ワースト2位の48.8%だった投票率がさらに低下するのではないかと懸念の声が上がっています。他の世代よりも投票率の低さが際立つ「若い世代」に焦点をあて独自アンケートを実施。なぜ投票に行かないのか?選挙に対するホンネに迫ります。では、投票行動に向かうカギはどこにあるのか?投票率が全国平均を大きく上回る町の“秘密"をはじ ...

2022年3月1日(火)

韓国大統領選 若者の叫びは届くのか

3月9日に行われる韓国大統領選挙。 与党のイ・ジェミョン候補か、最大野党のユン・ソギョル候補か。 史上まれに見る大接戦の勝敗を左右するのが、20代、30代の動向です。 「住宅難」「就職難」にあえぐ若者たちの選択は? 一方、“戦後最悪”とまで言われる日韓関係はどうなるのか。 激戦の大統領選挙、そして日韓関係の行方を独自取材で探りました。

2021年11月1日(月)

コロナ禍の政治決戦 ~衆院選 有権者の判断は 若者は~

4年ぶりの政治決戦となる衆議院選挙。番組ではコロナ対策が大きな争点となった与野党の激戦区を密着取材。長引くコロナ禍で地域経済が疲弊する中、選挙戦で浮き彫りになった民意とは?そしてコロナで大きな影響を受けた若者たちの間で、新たな政治参加の形が模索されている。若者たちの意識の変化に政治はどう向き合うのか?コロナ後の社会を見据えて政治の役割が改めて問われる中、いま政治に何が ...

2020年11月4日(水)

米大統領選挙“異例”の投票日 ~分断社会の行く先は~

11月3日に投票日を迎えるアメリカ大統領選挙。アメリカの行く先を決める歴史的な日になると注目される一方で、各地で混乱も予想されている。支持率で遅れをとるトランプ大統領の支持者たちは、投票日当日、“選挙監視”の名の下に投票所周辺に集結する見通し。一方、バイデン候補の支持者たちも抗議デモを呼びかけるなど不穏な空気が・・・。勝者は早期に決まるのか、あるいは長期に渡るのか。投 ...

2020年10月6日(火)

混とん アメリカ大統領選挙の行方

アメリカ大統領選挙が1か月後に迫る中、再選を目指すトランプ大統領が新型コロナウイルスに感染。世界に衝撃が走っている。これまで感染防止対策より経済の再開を優先する立場を明確にし、民主党のバイデン候補への追い上げを図ってきたトランプ大統領。自身の感染は今後の選挙戦にどう影響するのか。番組ではトランプ陣営に助言を行うキーマンや支持者を取材。混とんとする大統領選挙の行方を見つ ...

2019年12月12日(木)

イギリス総選挙 待ち受けるいばらの道 ~“ブレグジット疲れ”の先に~

イギリス国民が熱狂とともにEU離脱を選択した3年半前の国民投票。その後、イギリスは混迷を深めてきた。医療制度や治安の問題が置き去りにされ、市民の間には「ブレグジット疲れ」と呼ばれる心理状況が広がっている。かつて、市民が警戒を強めたEU諸国からの移民の流入は急減し、むしろ、これまでイギリス経済を支えてきた労働者や研究者の流出が始まっている。12月12日に行われる総選挙。 ...

2019年7月23日(火)

1票に託したホンネ 参院選 有権者の“新潮流”

「年金」や「消費税」など、暮らしに身近なテーマが争点となりながら、参議院選挙の投票率が、24年ぶりに50%を割り込み、国政選挙としては戦後2番目の低投票率となった。背景に何があるのか?一方で投票所に足を運んだ人たちは、どんな思いで一票を投じたのか?番組では、街頭演説の現場取材や各種の調査から、“将来不安”を抱える現役世代が政治の現状をどう捉え、何を求めているのかを徹底 ...

2018年11月6日(火)

シリーズ アメリカ中間選挙②  “分断”されたアメリカの選択は

全米各地で、トランプ大統領と言動がそっくりの「ミニ・トランプ」候補が次々と出現!その背後には、2年後の再選まで狙うトランプ大統領が、自らの意に沿う候補者を支援し、対立する議員を次々と引退に追い込んでいった実態があった。しかし、こうした「不寛容」な手法についていけず、“トランプ離れ”をする支持者も出始め、そこに、民主党が食い込もうとしている。選挙戦に密着し、アメリカの、 ...

2018年11月5日(月)

シリーズ アメリカ中間選挙① 知られざる トランプ流SNS戦略

トランプ政権の2年を問う“天下分け目”となるアメリカ中間選挙。スキャンダルの暴露やメディアとの対立が続きながらも、支持率が堅持されているのは一体なぜなのか?舞台裏を探ると、SNSを駆使した驚くべきトランプ流の情報戦略が明らかになった。個人情報を徹底分析しターゲットとなる有権者を絞り込み、大量の政治広告を送りつける手法。開発者などからは、分断や不寛容を拡大する恐れが指摘 ...

2018年1月17日(水)

トランプ大統領“窮地”に!? 徹底追跡 ロシア疑惑のゆくえ

就任1年を迎えたトランプ米大統領に「捜査」の手が及ぶのか? おととしの米大統領選挙に干渉したとされるロシアとトランプ陣営が「共謀」したのではないかとする“ロシア疑惑”。その捜査で大統領本人への「事情聴取」が迫っていると取り沙汰され、政権がいま、大きく揺らいでいる。こうした中、NHKでは、疑惑の渦中にいるトランプ陣営の元アドバイザーや、ロシア側のキーパーソンへのインタ ...

2017年10月23日(月)

衆院選ビッグデータ徹底分析 ~民意は何を求めたか~

安倍政権継続の是非を最大の争点として行われた衆議院選挙。自民党・公明党があわせて全議席の3分の2を上回る議席を獲得して圧勝。野党では、立憲民主党が希望の党を上回り野党第1党になった。有権者は何を決め手に投票先を決めたのか。選挙期間中、党首は何を訴えたのか。番組では全289選挙区の出口調査結果や、党首の演説内容などのビッグデータを詳細に分析。有権者の投票行動を明らかにす ...

2017年7月11日(火)

シリーズ トランプのアメリカを行く “ロシア疑惑” 情報戦の深層

トランプ大統領の就任から半年。アメリカは“ロシア疑惑”に揺れ続けている。最近では、大統領選挙にロシアが干渉していたとする政府機関の調査が次々と明るみになった。選挙期間中、ロシアのハッカー集団は全米20カ所以上の選挙システムを標的にしていたことが分かった。さらに、プーチン大統領とつながりの深いロシア国営の国際放送局が、トランプ氏に有利になる情報を放送し、ネットを通じて拡 ...

2017年5月25日(木)

米国揺るがす“ロシア・ゲート” 疑惑の深層

米トランプ陣営とロシアとの関係をめぐる疑惑への報道が過熱し続けている。今月に入り、FBI長官の突然の解任、特別検察官の任命など事態は急展開。一部の議員からは大統領弾劾を求める声も上がりはじめ、一連の疑惑は、かつてニクソン大統領を辞任に追い込んだアメリカ政治史上最大のスキャンダル、ウォーターゲート事件になぞらえ「ロシア・ゲート」と呼ばれるようになった。疑惑を追及し続ける ...

2017年5月8日(月)

韓国はどこへ ~北朝鮮情勢で揺れる大統領選挙~

北朝鮮情勢が緊迫する中、韓国大統領選挙の投票が5月9日に行われる。事前の世論調査でトップに立っているのは、革新系の最大野党「共に民主党」のムン・ジェイン氏。北朝鮮に対して融和的な姿勢を掲げている。一方で日本に対しては、主な候補者がそろって、慰安婦問題を巡る日韓合意の見直しを主張するなど、今後の影響が懸念されている。各陣営の外交ブレーンへの独自取材などから、今後の対北朝 ...

2017年4月26日(水)

選挙とフェイクニュース ~揺れるヨーロッパ~

アメリカ大統領戦の際に大きな注目を集めた「フェイクニュース」が、いまヨーロッパを席巻している。今月23日に第1回投票が行われたフランス大統領選挙では、有力候補のマクロン氏など複数の候補を中傷するフェイクニュースが次々と拡散し、陣営は対応を迫られた。 現地のメディアが連携してフェイクニュースを監視する現場に密着すると、事実と嘘を混在させた“巧妙なフェイク”ニュースが急 ...

2016年7月28日(木)

誰が首都のリーダーに?~密着・東京都知事選~

人口1360万、13兆円の予算を抱える巨大自治体・東京都。国に先駆けて政策を主導するなど、大きな影響力を及ぼすこともある首都の新たなリーダーになるのは誰なのか?過去最多の21人が立候補し、熱い戦いが繰り広げられている東京都知事選挙に密着。少子高齢化やオリンピック・パラリンピックへの対応などの課題が山積する中で、候補者はどのような政策を掲げ、都政への信頼をどう取り戻そう ...

2016年6月6日(月)

あなたの1票が上司を決める!? ~密着・ある企業の“管理職選挙”~

「自分の上司は、自分で選ぶ!」新入社員から社長まで全社員が投票し管理職を選ぶという、前代未聞の制度を6年前に導入した社員1000人のメガネチェーンがある。社員が納得出来る人事が行われるようになったことで、入社3年後の離職率は全国平均の約3割を大きく下回る5%に減少。店舗数も増え続けている。 企業を成長させた人事制度の秘密とは?熾烈な“選挙戦”に密着し、新たな人事制度 ...

2016年4月25日(月)

密着 与野党激突 ~参院選の行方は?~

夏の政治決戦・参議院選挙の「前哨戦」として各党が最重視する衆議院補欠選挙が4月24日に行われた。与野党が全面対決する構図となった北海道5区で、各党の選挙戦略のキーパーソンに密着。来る政治決戦で18歳選挙権が導入されることを見据えて、若い世代の有権者への支持拡大はどう図られたのか?そして選挙協力はどのように進められたのか?選挙戦の舞台裏に迫り、今後の政治の行方を探る。

2016年2月25日(木)

大統領選挙に“異変”あり ~アメリカ社会に渦巻く不満~

4年に1度、アメリカのリーダーを決める大統領選。異例の混戦となっている最大の要因は、共和党で支持率トップを走る不動産王、ドナルド・トランプ氏の存在だ。政治経験は全くなく、オバマ政権を「弱腰」と真っ向から批判、「偉大なアメリカの復活」を掲げる。難民やイスラム教徒に対して差別的な発言を繰り返しているが、白人の保守層で特に所得が低い労働者層からの支持が根強い。共和党主流派は ...

2015年10月21日(水)

政治に関心ありますか? ~“18歳選挙権”導入へ~

来年夏の参議院選挙で初めて“18歳選挙権”が導入され、18歳と19歳のおよそ240万人が新たに有権者に加わることになります。これをきっかけに若者と政治との距離が縮まるか、注目されています。カギを握るのは「主権者教育」と呼ばれる教育プログラムです。文部科学省と総務省は全高校に副教材を配布し、模擬投票などを通し学校で実践的に政治を教える授業が始まります。学校で政治をどう扱 ...

2014年10月27日(月)

オバマ政権 “最後の審判” ~中間選挙・揺れるアメリカ~

6年前、「変革」を掲げ、国民の圧倒的な支持を受けて誕生したアメリカのオバマ大統領。政権の「最後の審判」といわれる中間選挙が11月4日に行われる。大統領の支持率が過去最低水準に落ち込む中、6年前にオバマ旋風で初当選した“オバマ・チルドレン”は、生き残りをかけ、事実上、大統領を批判する選挙戦を展開。また、上下両院のねじれで「決められない政治」が続く中、これまで大統領を支持 ...

2013年11月14日(木)

揺れる巨大医療グループ 徳洲会・不正選挙の実態

組織ぐるみの違法な選挙運動によって、経営者の一族や病院幹部らが逮捕された日本最大級の民間医療グループ「徳洲会」。独自に入手した内部資料や関係者の証言から、全国の病院職員と資金を投入して、徳田毅・衆議院議員の選挙を支えていた図式や、重点地区を分析し集中的に職員を配置するなどの詳細な内実が明らかになってきた。なぜ医療グループは、選挙や政治に向かっていったのか。不正を主導し ...

2013年7月23日(火)

検証“ネット選挙”

自民党が圧勝した参議院選挙。今回、新たにインターネットを使った選挙運動が解禁された。中でも党をあげて積極的に取り組んたのが自民党。インターネット上を飛び交う膨大な有権者の声などを分析するチームを独自に立ち上げ、選挙戦略に役立てた。“ネット選挙”の解禁は選挙をどう変えたのか。そして有権者の判断にどのような影響を与えたのか。選挙戦最前線の取材とNHKが独自に行ったビッグデ ...

2013年4月16日(火)

ネット選挙解禁へ 政治はどう変わる

インターネットを利用した選挙運動が、夏の参議院選挙から解禁される見通しだ。すでに各党は立候補予定者を対象にした説明会や研修会を開くなど、解禁に向けた動きが活発化している。去年、全面的に解禁された韓国大統領選挙では、投票率が前回よりも13%アップするなど、若い人たちの政治参加にもつながった。一方でネット戦略が過熱化し、ひぼう中傷などの問題も浮かび上がってきている。ネット ...

2012年6月14日(木)

ユーロ離脱か残留か ギリシャ再選挙の行方

世界がその行方を注視する「ギリシャの再選挙」。ギリシャのユーロ離脱が現実味を帯びてきた。選挙の焦点は緊縮策を進めるのか、それとも放棄するのか。万が一、ギリシャが緊縮策を破棄し、ユーロから離脱することになると財政悪化に苦しむスペインやイタリアにも信用不安が連鎖し、ユーロ圏の危機対応能力が大きく揺らぎ、欧州発金融危機にも発展しかねない。番組では、震源地ギリシャと支援するド ...

2012年2月27日(月)

揺らぐ“プーチンのロシア”

4年ぶりに大統領への返り咲きを狙うロシアのプーチン首相。3月4日に選挙を控え、思わぬ苦戦を強いられている。去年12月の下院選挙での与党の不正疑惑を機に、プーチン首相の大統領復帰に異議を唱える抗議デモが全国に拡大。プーチン体制のもとではびこる不正や賄賂、拡大する経済格差に対する人々の不満は我慢の限界に達している。これに対して、プーチン陣営は、大規模な“官製”支持集会を次 ...

2011年11月28日(月)

大阪ダブル選挙 “民意”は何を求めたのか

27日に行われる大阪のダブル選挙。大阪維新の会を率いる、橋下徹氏が、大阪府の「知事」を任期途中で辞め「市長」の座を狙うという異例の展開となり大きな注目を集めている。平成20年、知事に就任すると、財政再建のための徹底したコスト削減、国に対する地方分権の要求など、その大胆な行政手腕が、注目を集めた。今回、橋下氏は、府と市などの再編をめざす『大阪都構想』を打ち出し、現職の平 ...

2010年1月25日(月)

どこへゆく普天間基地 ~名護市長選挙~

普天間基地移設問題に大きな影響を与えるといわれる沖縄県の名護市長選挙。名護市への移設を容認してきた現職と、反対する新人との一騎打ちとなっている。日米合意の見直しを図る鳩山政権に対して、期待をよせる市民がいる一方、政治に翻弄され続けてきた憤りをさらに強める人も少なくない。基地問題で強い不信を持つ住民たちはどのような思いで市長選挙に臨んだのか。そして、県外移設を模索する鳩 ...

2008年10月29日(水)

アメリカ大統領選挙 決戦の行方

11月4日に投票日を迎えるアメリカ大統領選挙。民主党のオバマ候補はインターネットを巧みに使い、若者世代から共感を集めるこれまでにない「草の根」戦略で支持率を高めてきた。こうした中、選挙戦の終盤には大恐慌以来と言われる金融危機が世界を覆い、ウオール街での行き過ぎたマネーゲームに対して厳しい批判の声があがり、オバマ候補への更なる追い風となっている。共和党のマケイン候補は、 ...

2007年12月18日(火)

“政権交代” ~韓国大統領選挙のゆくえ~

19日に行われる韓国大統領選挙では、保守系で最大野党ハンナラ党のイ・ミョンバク候補が独走。一方で革新系の与党候補は伸び悩んでいる。この10年続いた革新政権が終わり、政権交代が確実な情勢だ。背景には、経済政策に失敗し、貧富の格差を拡大させた現職のノ・ムヒョン大統領に対する国民からの激しい拒否反応がある。また、これまで北朝鮮に対し強硬姿勢だったハンナラ党が、融和政策へと大 ...

2007年11月29日(木)

プーチンは“皇帝”になるか ~ロシア下院選・大国の行方~

12月2日のロシア下院議員選挙。主役となっているのは、来年で任期切れとなるプーチン大統領だ。与党の比例代表名簿の1位に名のりをあげ、首相就任を睨むなど、退任後も実権を握り続ける姿勢を鮮明にしている。「プーチン路線継続」の是非を問う形となった選挙だが、与党の圧勝は確実。その背景には、ソビエト連邦崩壊後、自信を喪失したロシア国民が、大国復活を”強い指導者・プーチン”に強く ...

2007年4月18日(水)

“競争”か“平等”か ~左右激突・フランス大統領選挙~

経済の停滞や失業への不満が引き金となって、大規模なデモや暴動が相次いだフランス。今月22日に投票が行なわれる大統領選挙は、国が進むべき路線を巡り、左右激突の様相を見せ始めた。与党・国民運動連合のサルコジ候補は、手厚い労働者の保護政策が、フランスの国際競争力を低下させたとして、アメリカ流の自由競争至上主義を導入し、強いフランスの復活を訴える。一方、フランス初の女性大統領 ...

2006年11月6日(月)

アメリカはどこへ向かうのか ~“亀裂”深まる中間選挙~

11月7日に行われるアメリカの中間選挙。泥沼化するイラク戦争への批判から野党民主党が優位な戦いを進めている。こうした中選挙戦は「戦争の是非」を巡り、世論がブッシュ政権寄りの保守と、反ブッシュのリベラルに真っ二つに分裂。政策論争抜きの激しいネガティブ・キャンペーンが展開されている。こうした「左右」の分裂に加え、経済格差の広がりで顕著になった「貧富」の分裂も戦争が続く中深 ...

2005年9月22日(木)

二つのタリバン ~追跡・アフガニスタン総選挙~

アメリカ同時多発テロに端を発するアフガン戦争から4年。敗走後もアメリカ軍、カルザイ政権に対する武装闘争を続けてきたタリバンが2つに分裂し、大きく変貌しようとしている。今月18日に行われたアフガニスタン総選挙に、旧タリバン政権の幹部6人が立候補したのだ。かつて世直し運動として始まったタリバンの理想を、政治参加を通じて実現しようとしている。一方で、武装闘争を続ける強硬派は ...

2005年9月13日(火)

“小泉劇場”選挙 ~自民圧勝の舞台裏~

小泉政権の継続か、政権の交代かが最大の焦点となった衆議院選挙。自民党が296議席を獲得して圧勝、一方、民主党は大きく議席を減らし、岡田代表は辞任を表明した。今回の選挙で勝敗を分けたのは、郵政民営化の是非に争点を絞り込んだ小泉総理大臣の戦略だった。無党派層の支持の変化がカギを握った首都圏での自民・民主の攻防と、自民の対立候補と反対派が激しく争った地方の選挙戦を通して「自 ...

2005年6月28日(火)

イスラム強硬派は何を目指すのか ~密着・イラン大統領選挙~

24日に大統領選挙の決選投票が行われる中東の大国・イラン。8年前、圧倒的な人気で当選し、民主化や経済開放を進めてきた改革派のハタミ大統領後を決める選挙だ。女性の解放や言論の自由などハタミ氏の改革路線は、保守派の強い抵抗にあい頓挫。国民の改革派への大きな期待は失望に変わり、改革派候補は一回目の投票で落選となった。決選投票に残ったのは、8年前ハタミ氏に大統領の座を譲ったラ ...

2005年2月2日(水)

安定か混乱か ~イラク・選挙後の行方~

1月30日イラクで予定される暫定国民議会の選挙。治安悪化がやまないなか、アメリカは一部で投票ができない可能性を認めながらも予定通り実施するかまえだ。しかし、今回の選挙はイラクの治安を更に悪化させるのではないかという懸念も出ている。多数派シーア派は選挙が行われれば国内政治の主導権を握ることができると、選挙実施に前向きな姿勢を崩していない。対するスンニ派は選挙をボイコット ...

2004年10月13日(水)

武器は捨てられるか ~アフガニスタン大統領選挙~

10月9日、アフガニスタンで初めての民主的な選挙が行われた。タリバン政権崩壊から3年、アフガニスタンの大統領を国民自らが選ぶことになる選挙である。 18人が名乗りを上げる中、焦点は二人の有力候補。暫定政府を率いる”国際派”のカルザイ大統領、そして、カヌニ前教育相である。カヌニの後ろ盾には、タリバン政権崩壊の原動力となった「北部同盟」の実力者・ファヒーム国防相がいる。 ...

2004年4月13日(火)

大統領は信任されるか ~韓国総選挙~

韓国憲政史上初めての弾劾訴追案可決によって辞任の危機に立たされたノムヒョン大統領。あれから1ヶ月、大統領の進退をかけた注目の総選挙が15日に実施される。 選挙は、大統領を支える少数与党・ウリ党と巨大野党・ハンナラ党の一騎打ちの様相を見せているが、今のところ野党が仕掛けた弾劾は、むしろ与党側に有利に働いている。弾劾が政界混乱を招いたとして、批判が高まる野党側は防戦に立 ...

2003年11月11日(火)

検証 マニフェスト選挙

9日に投票が行われた衆議院選挙。二大政党化が進む結果となった今回の選挙では、政策の具体的な目標や実現の期限などを盛り込んだ「政権公約=マニフェスト」を有権者に配ることが初めて可能になった。 「マニフェスト」を積極的に活用しようとした若手議員。党の「マニフェスト」ではなく、独自の公約を掲げて選挙を戦ったベテラン議員。候補者の選挙戦を密着取材し、「マニフェスト選挙」の舞 ...

2003年4月14日(月)

「民意」をどうつかむのか ~検証・統一地方選~

昨日投票が行われた統一地方選挙。全国10の都道県の知事や44の道府県会議員が有権者によって選ばれた。ここ2、3年、長野、栃木、千葉など、政党の支持を受けない知事が次々と誕生していたこともあって、今回は選挙前から、政党の推薦や支持を断る候補が続出。各地で無党派の有権者を意識した選挙戦が展開された。 「脱政党」を掲げる複数の有力候補と自民党、民主党それぞれの推薦候補が、 ...

2003年1月30日(木)

なぜ強硬路線が支持されたのか ~イスラエル総選挙~

日常化する自爆テロ、海外でもテロの標的になり、イラクからの生物化学兵器による攻撃という三重の脅威に晒されるイスラエル。これらとどう向き合うかが問われた28日の総選挙の結果は、与党リクードが大幅に議席を伸ばし、パレスチナへの対決姿勢を打ち出すシャロン首相を中心とした政権運営が続く方向となった。 しかしイスラエル国民の心情は複雑である。これまでシャロン支持だった低所得者 ...

2002年12月16日(月)

新しいリーダーは誰か ~韓国大統領選挙~

韓国の新しいリーダーを決める5年ぶりの大統領選挙が19日に投開票される。 事実上の一騎打ちを交える与党民主党のノ・ムヒョン候補と野党ハンナラ党のイ・フェチャン候補は、あらゆる面で対照的である??貧しい農家に生まれ、高校卒業後に独学で弁護士になったノ候補。自他共に認める庶民派で、歯に衣着せぬ物言いで「新しい政治」を掲げ、人気を集めている。一方の、イ候補は、韓国屈指のエ ...

2002年9月24日(火)

鳩山VS菅 ~民主党代表選挙の舞台裏~

23日に投開票が行われた民主党代表選挙。 決選投票の結果、鳩山代表が菅幹事長を破って再選された。 野党第1党として自民党に代わって政権を担うことを期待されながら、存在感を示すことができない民主党。 民主党の再生がテーマとなった選挙戦では、これまで二人三脚で党運営に当たり、”鳩菅体制”といわれた2人が激しくぶつかり合った。 従来の融和路線を捨て、「ニュー鳩山」を ...

2001年7月31日(火)

決め手は“小泉改革” ~自民党の参院選~

一昨日行われた参議院選挙。支持率70%を越える空前の小泉ブームの中で、選挙戦は行われた。自民党の候補者たちは小泉人気にあやかろうと、小泉改革の支持と実行を強く訴えた。一方で、改革に危機感を感じている業界は、支持する候補者の当選を目指して組織固めをした。候補者たちは小泉改革を受けてどう戦ったのか。有権者はどのような思いで一票を投じたのか。番組では、小泉選挙を検証する。

1997年12月16日(火)

韓国大統領選挙キム・デジュン4度目の挑戦

経済危機に見舞われている韓国、事態解決の見通しが立たないまま、大統領選挙の投票日が明後日に迫っている。経済の立て直しを任せられるのは誰になるのか、最大の焦点は、4回目の挑戦となるキム・デジュン候補の戦いである。追撃するするのは、元首相のイ・フェチャン候補と世代交代を訴える49歳のイ・インジェ候補である。 韓国で史上初めての与野党間の政権交代が起きるのか、経済危機を解決 ...

1996年10月22日(火)

揺れた有権者 ~小選挙選挙区で何が変わったか~

10月20日の総選挙では初めて小選挙区比例代表併立制が導入されたが、この制度は立候補者と有権者の双方にとまどいや混乱をもたらした。 番組では、東京の大団地の無党派層、長野県の農協そして広島県の労働組合の動きを軸に、新しい選挙制度のもとで有権者がどのような選択を行いまた有権者と政党の関係がどのように変わったかを検証する。

1993年5月12日(水)

(1)不安の中の出発・カンボジア選挙監視員 (2)厳戒下の文民警察

カンボジアの総選挙は、投票まで残すところ11日となった。ポル・ポト派と見られる選挙妨害の襲撃事件が相次ぐなか、今日選挙監視要員41人がカンボジアに向け日本を出発した。カンボジア情勢が悪化する中で、彼らがどのような思いで旅立ったのか、アンケート調査を交えリポートするほか、カンボジアからの最新報告として、日本人文民警察官死傷事件後、文民警察官たちが、どのような思いで任務に ...

1993年4月21日(水)

人種対決・ロサンゼルス市長選挙

去年、52人の死者を出した暴動からまもなく1年が過ぎようとしているロサンゼルスで、この20日、市長選挙が行なわれた。 白人、黒人、ヒスパニック、アジア系、24人の候補が乱立した市長選挙で、市民たちはどのような選択をしたのだろうか。 人種間の緊張が残るロサンゼルスの市長選挙をリポートする。