
消えた“865億円”を追え!~北朝鮮・闇の資金源~
去年3月、暗号資産を扱いベトナムで急成長した企業から、一夜にして“865億円”規模の暗号資産が消えた―。サイバー空間に残された痕跡から浮かび上がったのは、北朝鮮の“謎のハッカー集団”の影でした。国際社会から制裁を受けながら、なぜ北朝鮮は核・ミサイル開発を継続できるのか?ハッカー集団はどのような手口で“巨額の資金”を集めているのか?日本も標的となっているサイバー攻撃。知 ...
去年3月、暗号資産を扱いベトナムで急成長した企業から、一夜にして“865億円”規模の暗号資産が消えた―。サイバー空間に残された痕跡から浮かび上がったのは、北朝鮮の“謎のハッカー集団”の影でした。国際社会から制裁を受けながら、なぜ北朝鮮は核・ミサイル開発を継続できるのか?ハッカー集団はどのような手口で“巨額の資金”を集めているのか?日本も標的となっているサイバー攻撃。知 ...
容疑者の日本送還で、実態は明かされるのか―。広域強盗事件の最新情報、そして特殊詐欺が蔓延していた闇社会で起きている“変化”について緊急報告。“ルフィ”らを知る関係者が明かしたのは犯行に使われる“闇名簿の進化”です。「金融資産」「自宅預金」「住民の行動時間」…。かつてより“詳細な情報”が出回り、正確な名簿は高額で売買されているといいます。詐欺から強盗へ凶悪化する犯罪。家 ...
必ずもうかる投資法という触れ込みの高額ソフトウエアに、数千万を超える投資用の不動産。サラリーマン・主婦・若者が不正なローン契約で購入し、手元に巨額の借金が残ってしまうトラブルが続出している。業者はマッチングアプリなどを入り口に信頼関係を築き、将来不安をあおり勧誘していく。なかには金融機関からローンの一括返済を求められ自己破産に追い込まれるケースも。トラブルに巻き込まれ ...
全国で相次ぐ「持続化給付金」の不正受給や、詐欺、強盗・・・。今“手軽に稼げる”ことをうたう“闇バイト”に「つい手を出す」若者が急増している。取材班は若者たちや、闇バイトを斡旋する人物を追跡。すると、SNSを通じて簡単に“仕事”が紹介される“スピード感”が、コロナ禍で困窮する若者をひきつけていく実態が見えてきた。「金に困る若者は狙い目」と語り、若者たちを取り込んでいく“ ...
「給料を支給日の前に受け取れる」「即日振り込みOK」などの文句を掲げ、人々から、年利に換算すると数百%もの利息にあたる金額をとる“悪質なファクタリング”など、ヤミ金の新たな手口が広がっている。さらには、資金繰りに困った人に指示し、新型コロナで影響を受ける事業者への給付金を、不正に受給させる実態も明らかになってきた。コロナ禍の経済難や不安に、あらゆる手を使って忍び寄る“ ...
「フォロー&リツイートだけで現金をプレゼント!」。今、こうした「プレゼント企画」をうたうアカウントがSNS上に乱立し、応募した人が手数料をだまし取られたり、投資話に巻き込まれるケースが後を絶たない。そして、多くの運営者の真の目的は「アカウント売買」とも言われる。注目を集めやすい動画でフォロワーを増やした後、そのアカウントごと転売。数万人のフォロワーがいるアカウントは数 ...
「老後30年間でおよそ2000万円が必要」などとした報告書が大きな波紋を呼んでいる。現役世代に広がる不安。いま、老後に備え少しでも収入を増やそうと、投資や副業に乗り出す人も少なくない。しかし、知識も経験もない中で失敗し、苦境に陥る人も続出している。専門家は「不安があおられ、甘いもうけ話の餌食になっている人たちがいる」と警鐘を鳴らす。現役世代は何をするべきか、“将来不安 ...
家に現金がいくらあるかを尋ねたあと、強盗に押し入る「アポ電強盗」。全国で相次ぐ事件や犯行グループを取材すると、これまで表に出てこなかった「本当の怖さ」が見えてきた。「受け子」のなり手が減る中、SNSで募集が行われるようになり、従来の詐欺グループとは関係のなかった人物が増加、一部が凶暴化しているとみられるのだ。さらに、個人情報が丸裸にされ、詐欺グループに筒抜けになってい ...
過去最悪、被害額が559億円に達した振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害。これまで、犯人像や犯行の手口は報じられてきたが、被害者の苦悩が語られることはほとんどなかった。今回、NHKの取材によって、詐欺の被害をきっかけに家族関係が悪化し、自殺に至ったりするなど、被害者が苦しみを深めていることが明らかになってきた。ある女性は、被害に遭ったことを息子に打ち明けたところ、逆に ...
いま、ごく普通の会社を装ったグループによる詐欺被害が相次いでいる。土地の売却手数料として13億円を騙し取ったとみられている大阪の会社は、不動産取引のための資格を取得。国内だけでなく、海外の不動産仲介サイトにまで物件を掲載していた。さらに、ビジネス街の一等地にオフォスを構え、急な来客にも対応。およそ5000人が被害にあったが、ほとんどは摘発まで被害にあったことに気付かな ...
出家のための儀式「得度」を悪用した新たな犯罪「出家詐欺」の実態が、NHKの取材で明らかになった。多重債務者を出家させて戸籍の下の名前を変えて別人に仕立て上げ、金融機関から多額の住宅ローンを騙し取る手口だ。京都府警は組織的に融資を騙し取ったとして、住職やヤミ金融業者らを全国で初めて摘発。さらに取材を進めると、ブローカーが暗躍し、「出家詐欺」が水面下で広がっている実態もわ ...
今年振り込み詐欺の被害額は10月末までで既に251億円、過去最悪のペースで増え続けている。振り込め詐欺という犯罪が広く世間に知られていながら、未だに毎日1億円近くが騙しとられているのはなぜか。NHKでは今月、全国の振り込め詐欺の被害者にアンケート調査を実施、そこから明らかになってきた非日常の世界に追い込まれていく心理状態を心理学の専門家と共に検証する。 また時事問題を ...
かつて「オレオレ詐欺」と呼ばれ危険性が広く知れ渡るようになったにも関わらず、「振り込め詐欺」の被害が今なお拡大し続けている。 今年1月、少年たちを実行犯とした大規模な振り込み詐欺の組織が摘発された。少年たちはなぜ振り込め詐欺に手を染めていったのか?番組では少年たちをとり込み、巨額の利益を得ていた組織犯罪の実態や、電話の番号通知に家族の番号や110番などを偽装して表示 ...
今、フィッシング詐欺と呼ばれる新手のネット犯罪が急増している。金融機関やプロバイダーなどの公式電子メールを偽装したメールを送りつけ、クレジットカード番号など個人情報を釣り出すように聞き出すという手口。 日本では去年11月から報告が急増したこの詐欺は、去年アメリカで爆発的に広がって170万人が被害に遭い、知らぬ間に口座から金を引き落とされたと言った被害額は12億ドルに ...
東京のコンサルタント会社代表を主犯とする大がかりな内職あっせん詐欺グループが宮城県警に摘発された。 「簡単な研修を修了すればテープ起こしの内職をあっせんする」と勧誘して高額な研修用の競売を販売。しかし実際にはわざと研修を修了できないようにすることで仕事をあっせんせず、教材の代金をだまし取っていた。被害者は全国で主婦を中心に3万4千人、被害総額は24億円に上る。 詐 ...
倒産やリストラで職を失った人をねらった、新手の詐欺事件をクローズアップ。新しく設立する有望なベンチャー企業にお金を出せば、出資金に応じて希望するポストにつけると誘われ、1400人もの人が総額28億円を出資した。しかし、新会社は作られず、出資した人は失職した。なぜ、これほどまでに被害が広がったのか、詐欺の手口と背景に迫る。
きのう(10月4日)和歌山で、保険金をめぐり疑惑を持たれていた夫婦が逮捕された。夫婦の知人に掛けられていた保険の総額は、8億円を越えている。 多額の保険はどのように掛けられたのか、和歌山の保険金詐欺事件の背景に迫る。
KKC(経済革命倶楽部)の会長山本一郎容疑者ら幹部16人が今夜、詐欺の疑いで逮捕された。会員になって商品を買えば買うだけ儲かるとのうたい文句で集めた金額は、340億円にのぼる。大型詐欺事件の舞台となった「KKC」その商法の実態に迫る。
今夜は、国会議員が詐欺の疑いで逮捕されたオレンジ共済事件である。今日、参議院議員の友部達夫容疑者が逮捕された。高い金利で運用すると約束して全国から集めた預金を、選挙資金などに流用していた。 政治家になりたかった男が、巨額の資金をどうやって集め、一体何に使ったのか。国会議員の詐欺、オレンジ共済事件の真相に迫る。
宗教法人明覚寺グループは水子や先祖などの霊がとりついていると偽り、厄払いと称して多額の現金をだまし取っていた。指導者の逮捕によってその教団ぐるみの組織的な犯罪が明らかになった霊視商法。宗教ビジネスの野望とその実態に迫る。