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事故(19件)の放送記録

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2024年4月10日(水)

“埋もれる労災” 働き続けるシニア世代に何が?

「荷物の仕分け作業で手首に激痛」「深夜の工場内で倒れて救急搬送」労働災害の中で60歳以上が占める割合は年々増え続け、3割近くに上ります。さらに、統計には表れない“埋もれる労災”の実態が見えてきました。解雇を恐れて労災申請を断念する従業員や、事故発生後、すぐに企業に認めてもらえないという訴えが相次ぎます。老後の生活不安を抱え、厳しい労働環境でも働かざるを得ない高齢者たち ...

2024年1月10日(水)

羽田空港 衝突事故 緊急時、命を守る“判断”とは

羽田空港で日本航空の旅客機が海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突し炎上。海保の乗組員5人が死亡、日本航空516便の乗客乗員379人は全員が脱出用スライドから避難しました。専門家は“前代未聞のあり得ない事態”と指摘する今回の事故。究明が急がれる「原因」とは?そして混乱の最中、命を守るために乗客乗員が取った判断や行動が独自取材から見えてきました。“もしもの時”、私たちはどう ...

2023年11月8日(水)

“性の違い”がイノベーションに 病やけがのリスクを減らせ!

今、男女の違いを科学的に分析することで社会を変えようとする“ジェンダード・イノベーション”が注目を集めています。医療分野では、男女でなりやすい病気に違いがあることが明らかに!自動車業界では、衝突実験を、女性の体を忠実に再現したダミー人形で行うなど、事故リスクの低減につなげています。さらには、女性にだけ効く新薬の開発やスポーツシューズの改良まで。誰もが生きやすい社会につ ...

2023年10月24日(火)

“危険”か“過失”か 「猛スピード運転」と死亡事故

「危険運転致死傷罪は何のためにあるのか…」遺族がカメラの前で胸中を明かしました。法定速度を大幅に上回るスピードで走行し死亡事故を起こしても、なぜ危険運転の罪に当たらないのか。今、各地で遺族が法の不備を訴え改善を求めています。大分市では時速194kmでの死亡事故をめぐって過失運転から、より罪の重い危険運転に起訴内容が変更、裁判の行方に注目が集まります。猛スピード運転は“ ...

2023年10月2日(月)

拡大“イノシシの脅威” 知られざる被害の実態

住宅街で遭遇したイノシシは、その瞬間、NHKのカメラに突進してきた―。いま、暮らしのすぐそばでイノシシの出没が相次いでいます。人身被害は、去年、過去最多を記録。国は対策として捕獲数を増やしているが、被害が抑えられていません。専門家の分析から、イノシシに付着するマダニによる感染症や、掘り返しによるインフラへの影響など、イノシシの“新たなリスク”も見えてきました。イノシシ ...

2023年7月12日(水)

命にかかわる“用水路転落” 身近に潜む水難事故を防ぐには

全国の用水路や排水路の総延長は40万km。水路に転落する事故が全国で相次いでいます。特に被害に遭っているのは高齢者や子ども。田んぼや農地を転用して作った住宅地に残る水路など身近な場所が事故現場になるケースが増えています。しかし多くの地域で自治体・警察・消防の連携に課題があるなど対策が進んでいません。番組では被害の実態や最新の対策を徹底取材。水害が増え、夏休みを迎える今 ...

2022年10月31日(月)

緊急報告・韓国ソウル“群集事故" その時 何が

ハロウィーンを前に若者たちが集まった繁華街。首都ソウルの街・イテウォン(梨泰院)で起きた大規模な転倒事故は、150人以上が死亡する大惨事となりました。現場は坂道の路地、密集した若者らが坂の下へ向かって次々に折り重なるように倒れたといいます。現場で一体何が?路地にいた生存者や目撃者の証言から、壮絶な現場の詳細が明らかになってきました。現地からの最新映像、“群集なだれ”の ...

2022年4月25日(月)

緊急報告 知床観光船でなにが

北海道の知床半島沖で乗客・乗員26人が乗った観光船が遭難した事故。今も多くの人の安否が分かっていません。23日、観光船「KAZUⅠ」から、“船首が30度ほど傾いている"と運航会社に伝えたのを最後に連絡がとれなくなっています。一体、観光船になにが起きたのか?当時の天候や潮の流れは?無理な運航ではなかったのか?捜索の最新情報と共に、徹底検証しました。

2021年10月6日(水)

あなたの家は大丈夫? ~事故物件の真相に迫る~

「事故物件」が新型コロナの中で増えているという。殺人や孤独死が放置された物件は特殊清掃に多額の費用がかかる上、物件価値も大きく下がる。 そうしたリスクから一人暮らしの高齢者が賃貸を断られるケースや、離れた親族の死で突然巻き込まれるトラブルが発生しているのだ。 なぜ今、事故物件が増えているのか?その真相を探るため、実際の事故物件や専門の不動産業者、さらには有名サイトを ...

2021年9月28日(火)

史上最多ヒグマ被害 "都市出没”の謎を追う

なぜ都市部での被害が増加したのか?日本最大の"猛獣”ヒグマによる被害が、今年、過去最多となっている。6月、札幌市の閑静な住宅街に突如出没したヒグマは、市民4人を襲撃。のべ105人の警察官、39台の車両、3機のヘリが出動し、9時間の逃走の果てに駆除された。近隣に山がない住宅街に現れたのはなぜなのかー。専門家が原因を究明すると、”意外な可能性”が浮かび上がってきた。野生動 ...

2020年12月2日(水)

老朽化インフラ 教訓はなぜ生かされていないのか ~笹子トンネル事故8年~

笹子トンネルで天井板が崩落し9人が犠牲になった事故から8年。事故後、国は5年に1度、トンネルや橋の点検を義務化し、危険性の高いインフラの早期修繕を掲げてきた。しかし今回、早期修繕が必要とされた全国の橋とトンネルを初めて可視化した「インフラハザードマップ」を作成したところ、約7万3千か所のうち6割以上が「未着手」だと明らかになった。新設工事に比べ修繕工事が構造的に進まな ...

2019年12月18日(水)

なぜ男は冬富士に向かったのか? ~ネット生配信の先に~

10月末、ひとつの動画がネットで話題になった。冠雪した富士山を登る様子を自撮り生配信していた男性が、足を滑らせ滑落。動画には、リスナーと会話しながら滑落していく、最後の瞬間までもが鮮明に残されていたのだ。映像は、またたくまに拡散。「自殺しに行ったのでは」「金を稼ぐための配信」など様々な誹謗中傷が飛び交った。彼はなぜ危険とされる冬富士に登ったのか? ネットに残された足跡 ...

2019年8月1日(木)

“ひきこもり死”~中高年 親亡きあとの現実~

内閣府は今年、中高年のひきこもりの数を推計61万人と初めて発表。NHKが独自に取材したところ、親の死後、ひきこもりの子どもが餓死するなど、深刻なケースが全国で相次いでいることが判明した。一方で家族はひきこもりの存在を隠そうとしたり、自治体など周辺からの介入が難しい現実も見えてきている。親の介護や退職など様々な事情で社会とのつながりを失い、その果てに死にいたるまで追い込 ...

2019年7月30日(火)

“顔見知り”からの性暴力 ~被害者の苦しみ 知ってますか?~

「性暴力の実態を知ってほしい」。被害者たちが声をあげる中、取材班は名古屋市の性暴力救援センターに2か月間密着。日々舞い込む相談の8割以上は、友人、同僚、身内など“顔見知り”からの被害だ。加害者が身近な人ゆえに、被害者は抵抗できず、周囲に打ち明けても理解されず、自分を責め、何重にも苦しみ続ける実態が見えてきた。誰の身近でも起こり得る現実を伝える。

2019年7月22日(月)

京都アニメーション 世界に広がる支援の輪

京都アニメーションのスタジオが放火され、34人が死亡、34人が重軽傷を負った事件。世界中から悲しみの声が寄せられるとともに、「負けるな」「がんばれ」という声も上がっている。アメリカのアニメ関連会社が立ち上げたクラウドファンディングには、既に2億円以上が集まり、今も金額は増え続けている。フランスやタイでもアニメファンたちが支援を呼びかけている。世界から「日本の宝」と言わ ...

2019年3月4日(月)

“フェイクニュース”暴走の果てに ~ある外交官の死~

日本との親善に尽くした台湾の外交官が、去年9月、自ら命を断った。発端は、関西地方を襲った台風21号。空港で孤立した旅行者への対応を巡って、ある“情報”がネットに書き込まれ、SNSを通じて拡散。それを基に台湾の市民やメディア、政治家による厳しい批判にさらされたのだ。ところが、亡くなった翌日、拡散した情報は“フェイクニュース”であったことが公になった。外交官の死が、私たち ...

2019年1月15日(火)

不正横行!?ツアーバスの“闇” ~追跡取材 軽井沢バス事故3年~

15人が死亡した「軽井沢ツアーバス事故」から3年。バス業界は安全管理を誓い、国は規制強化を進めてきたはずだったが、今も人命に関わるようなバス事故は年間300件に上る。取材を進めると、表面上は法令を守り、安全対策をしているように見せかけながら、水面下で不正を続けるバス会社が存在する実態が見えてきた。最近重大な事故を起こしたバス会社は、法律で義務づけられた「運転手の健康管 ...

1997年7月2日(水)

220億円補償交渉の苦悩 ~重油流出事故の半年~

ロシアのタンカーから大量の重油が日本海に流れ出す事故から半年、自治体や被害関係者への被害補償が最大の問題になっている。補償の上限は、220億円、それをはるかに上回る請求が予想され、いま厳しい査定が行なわれている。大規模な原油流出事故が東京湾で起きたこの日、半年前の重油流出事故の補償交渉の行方を追う。

1994年6月6日(月)

ロシアの空が危ない ~墜落機の操縦席に少年がいた~

旧ソ連崩壊後同地域では133件の航空機事故が起き犠牲者は1100人を越す。最近でも大きな事故が相次いだ。このうちのアエロフロート機の事故では75人の犠牲者がでたが機内では機長の息子が操縦席で父親から操縦をならっていたことが分かった。NHKはこのボイスレコーダーを入手した。この操縦席の会話を分析し合わせて最近のロシアの航空事情をリポートする。