
“カレーライスと物価高” ひと皿から見える世界の潮流
日本の国民食「カレーライス」に大異変が起きています。外食カレーの全国平均価格は、過去最高の721円に上昇。家庭用のルーの値上げも止まらない。背景には、世界規模で進む原材料費の高騰があります。異常気象によるインドのスパイスの収穫減、ウクライナ危機によるブラジルの鶏肉争奪戦、世界的なコンテナ船物流の混乱…。5,000品目以上が値上げされる2月、ひと皿のカレーから、驚きの世 ...
日本の国民食「カレーライス」に大異変が起きています。外食カレーの全国平均価格は、過去最高の721円に上昇。家庭用のルーの値上げも止まらない。背景には、世界規模で進む原材料費の高騰があります。異常気象によるインドのスパイスの収穫減、ウクライナ危機によるブラジルの鶏肉争奪戦、世界的なコンテナ船物流の混乱…。5,000品目以上が値上げされる2月、ひと皿のカレーから、驚きの世 ...
ナマズの煮込みに、ザリガニのニンニク煮込み…。日本人の舌に合わせた料理ではなく、本場中国の味を出す中国料理店が都内に急増!その数300軒にのぼります。急増の謎をひもとくと、中国社会の知られざる変遷が明らかに。熾(し)烈な受験戦争や就職戦線、“頑張らない若者”の増加…。中国の若者たちは日本の価値観や終身雇用など雇用環境に共感、来日するケースが増えています。ブームから見え ...
函館のイカが10年で10分の1に激減。岩手のサケは46分の1に▼一方、北の海でブリが大漁!?マンボウも▼原因の1つとされる「海の温暖化」。私たちの食卓も大ピンチ!▼“世界初の環境DNA調査"で衝撃の「お魚地図」。魚が大移動!?▼打開策はサケ稚魚の極秘トレーニング?▼目からうろこ!新参者の魚を海外に▼私たちも食べて貢献。絶品タチウオ料理にシイラ料理
世界有数の水産大国タイでは、ブローカーにだまされるなどして船に乗せられ、低賃金で過酷な労働を強いられる人たちが。“海の奴隷労働”とも指摘される問題。長い間、顕在化しにくいとされてきましたが、NGO団体の調査などをきっかけに発覚、世界に波紋が広がっています。去年、国際的な環境保護団体が、不当な労働によってとられた魚が、日本に流入している可能性があると指摘。ひと事では済ま ...
高速道路の利用者に食堂や給油所を提供するサービスエリア。今、観覧車や天然温泉が併設されるなど大きな変貌を遂げています。民営化によって競争が激化し、他との差別化のため地元の特産品をそろえるなど、地域密着型のサービスエリアが急増。地域経済の活性化にもつながっています。一方で採算のとれないガソリンスタンドの廃止が相次ぎ、150キロ以上給油できない区間もあるなど課題も。サービ ...
カナガシラ、コバンザメ、アイゴ…。加工しにくい、たくさん捕れない、腐りやすいなどの理由でこれまであまり食卓に上らなかった“未利用魚”。海の温暖化や乱獲で漁獲量が低迷し魚の値段が上がる今、注目を集めています。未利用魚の詰め合わせを家庭に届ける産直アプリや切り身のパックで届ける定額サービスも登場、新鮮な未利用魚が食卓に広がり始めています。簡単レシピも紹介しながら日本の魚食 ...
専門店の数がこの10年で10倍に急増した「から揚げ店」。幅広い世代に愛されるから揚げの、ブームの秘密を独自取材で読み解きます。持ち帰り専門の開店にかかるコストが低く、個人の参入が増えたことや、むね肉でもジューシーになる工夫や味の進化が。新規開業を目指す人たちの取材から見えてきた令和日本の“幸福”とは―。そしてベールに包まれた“専門店のレシピ”を料理研究家がスタジオで再 ...