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保育(11件)の放送記録

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2023年1月16日(月)

なぜ相次ぐ“不適切保育” 子どもの居場所どう守る

保育施設で子どもが亡くなったり、虐待されたりする“不適切保育”の発覚が相次いでいます。静岡では通園バスに置き去りにされた子どもが熱中症で亡くなる痛ましい事件が起きた後、別の施設で園児への暴行の疑いで3人の元保育士が逮捕される事件も。沖縄では施設に4時間預けられた乳児が心肺停止の状態で返される信じがたい事態まで。待機児童解消のために施設を増やし続けてきたいま、現場で何が ...

2016年4月12日(火)

子どもの命が危ない ~保育園が非常事態~

匿名ブログをきっかけに争点化した待機児童問題。政府が、保育施設の受け入れ数を増やすなどの規制緩和策を打ち出す中、「保育の質と安全」に対する懸念の声が広がっている。定員や規模の拡大が進む保育現場では、以前から、事故や虐待などのトラブルが相次いでいるためだ。国の調査では、保育園などの施設で死亡したり重篤な事故で負傷した子どもの数は、1年間で340件以上。子どもを失った親た ...

2016年2月22日(月)

広がる“労働崩壊”~公共サービスの担い手に何が~

今、保育や介護、建設現場など、公共サービスや公共工事を担う現場で、低価格の受注競争に巻き込まれ、経済的に追い詰められる労働者が増えている。京都市内のある保育所では財政削減の一環での民間委託に伴い、契約保育士全員が職を失った。このままでは働く人が食べていけなくなり、保育の質や安全が低下するのではと保護者に不安が広がっている。背景にあるのは、自治体が推し進めるコスト削減。 ...

2014年10月29日(水)

子どもって迷惑? ~急増する保育園と住民のトラブル~

今、「子供の声がうるさい」と地域でトラブルが相次いでいる。神戸市や練馬区などでは、保育園を相手に訴訟を起こす事態にまで発展している。こうした事態に対し、子供を抱える施設では、外遊びを制限する保育所など本来の保育の質を落としたり、地域の中で孤立したりしている状態に陥っている。問題の背景として専門家が指摘するのは、「地域社会の人間関係の希薄化」と「少子高齢化による子供の異 ...

2013年7月24日(水)

深刻化する保育士不足 ~“待機児童ゼロ”への壁~

「2年で20万人分、5年で40万人分の保育の受け皿を確保する。」政府の「待機児童解消加速化プラン」。いち早く“ゼロ宣言”をした横浜をモデルに待機児童解消を図る。しかし、保育の「ハコ」は確保できても、不足するのが保育士。新たに7万4千人が必要になる。既に激しい争奪戦が始まり、保育士を大量に引き抜かれた園や、預かる子どもを制限せざるを得ない園も現れている。保育士不足を加速 ...

2011年11月21日(月)

岐路に立つ保育の現場 ~加速する民間参入~

今月、多くの自治体で本格化した来年度の保育所の入所申請。保育所に入れない待機児童は25000人を超え、不況で共働きの人が増える中、対策はまったなしだ。国は25年度の導入を目指す育児支援策「子ども・子育て新システム」の中間案で、株式会社など多様な事業主体の参入促進を図るとの方針を掲げた。不動産のデベロッパーと組んで用地確保を進める企業や、国の方針を追い風に大幅な新設を目 ...

2007年10月17日(水)

子どもがすし詰め ~揺れる学童保育~

共働きや一人親の家庭の子ども達が放課後すごす「学童保育」が各地でパンク状態になっている。パートや派遣労働の拡大で共働き家庭が増えた上、子どもを狙う犯罪に対する危機意識の高まりが背景にある。少子化にも関わらず、学童保育に通う子どもは10年で2倍、75万人に急増。狭い部屋に100人以上の子どもたちが押し込まれるケースも多く、保育中のケガや事故が頻発し、情緒面での悪影響も懸 ...

2006年8月23日(水)

相次ぐ民営化トラブル ~揺れる保育現場~

子供たちをめぐる環境が激変している。保育園の民営化が全国各地で進み、行政や園側と保護者が対立、裁判にまで発展するケースも相次いでいる。保育の質の低下を理由に保護者が「民営化取消し」を求めた横浜市の場合では、「早急な民営化は違法」との地裁判決が大きな議論を呼んだ。しかし、地方が財政難に陥り、国との関係が大きく変化する中で、民営化の流れは止まりそうにない。問題が発生した地 ...

2000年8月1日(火)

子どもの体に異変 ~幼稚園・保育園の現場から~

全国の幼稚園や保育園の現場から、最近、子どもの体がおかしいという報告が相次いでいる。直立したとき、足の指が地面につかない子どもが多くいることが判ってきた。朝の体温が35度台前半という、低体温の子どもも増えている。こうした子どたちは疲れやすく怪我をしやすいという。番組では、全国各地の幼児の実態調査を追い、子どもたちの体に何が起きているのか、その異変に迫る。

1997年12月9日(火)

赤ちゃん預かります ~保育に乗り出した幼稚園~

子供を生んだ後も働き続ける女性が増える中、0歳児から子供を預かる保育園の人気が益々高まっている。その一方で、3歳以上の子供しか預かれない幼稚園は不況に立たされている。幼稚園は、生き残りをかけた新しい試みを始めている。園児を確保するため赤ちゃんの保育に乗り出す幼稚園も現れた。 保育園との激しい競争の中で、幼稚園はどう変わろうとしているのか、最新の動きを追った。

1994年2月2日(水)

始まった保育所大改革 ~子育ては楽になるのか~

今、保育園は、新年度の入園の申し込みのシーズンを迎えているが、希望の保育園には入れない子どもたちが増え続けている。その一方で、入園する子どもが少なくなり廃園に追い込まれる保育園が相次いでいる。保育園が抱える問題をどう解決するのか、戦後初めて始まった保育制度の大改革の動きを探る。