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家族(30件)の放送記録

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2024年4月2日(火)

“プーチンの戦争”あらがう女性たち ロシア・銃後の社会で何が

「夫を返して」「軍事作戦をやめ交渉の席についてください」。ロシアで軍事侵攻に公然と異を唱え始めた動員兵の妻たち。「プーチ・ダモイ」と呼ばれるネットワークに、沈黙を強いられてきた市民の間で静かに共感が広がっています。一方のプーチン政権側は、国家に尽くすのが理想の家族だとし、当局が圧力を強めています。「愛する家族とともに生きたい」という女性たちの願いはロシアを変えるのか? ...

2024年3月13日(水)

“教育虐待” その教育は誰のため?

「成績が悪いと子どもをどなる」 「睡眠時間を削って勉強させる」 教育のためによかれと思った言動、実は「教育虐待」かもしれません。教育虐待とは、子どもの心や身体が耐えられる限度を超えて教育を強制すること。佐賀で起きた元大学生の両親殺害事件では、背景に教育虐待があったと裁判で専門家が証言し注目を集めました。受験などが過度に競争的と指摘される日本。どうすれば教育虐待を防 ...

2024年2月19日(月)

あなたのお金が社会を変える 広がる“遺贈寄付”

自分の財産を死後、家族ではなく社会貢献活動を行うNPOなどに譲渡する「遺贈寄付」。総額は年間400億円近くに上り、能登半島地震の被災地支援や治療の難しい病気の研究に活用されるなど広がりを見せています。背景には、団塊の世代が75歳以上となる“大相続時代”の到来や、「家の財産は必ずしも家族が継がなくてもいい」という家族観の変化も。遺贈寄付は社会をどう変えるのか。注目集める ...

2024年1月30日(火)

“卵子提供”国内で広がる背景は

第三者の卵子を使ってできた受精卵を自らの子宮に移植し出産する「卵子提供」。これまで20年以上必要なルール整備が進まず、多くが海外に渡って行われてきました。しかしコロナ禍以降、身近な国内のクリニックで数多く行われている実態が、仲介する複数のエージェントへの独自調査で明らかになりました。国内でのルールがない中でなぜ拡大?心身へのリスクは?法整備にはどんな課題?ニーズが高ま ...

2023年11月20日(月)

認知症行方不明者 1万8000人の衝撃

認知症やその疑いがあり「行方不明」になった人が全国で延べ1万8700人余りと過去最多に。この10年でおよそ2倍に増えました。中には亡くなるケースも。現場で何が?行方不明の家族を捜す人、対応に追われる警察、そして、軽度の診断や未診断の人たちが行方不明になっているという実態を独自取材。2023年、認知症基本法が成立する中、認知症になっても安心して暮らせる社会をどうやって実 ...

2023年11月13日(月)

仕事と介護に挟まれて ビジネスケアラー318万人時代の現実

働きながら家族の介護を担うビジネスケアラー。国は、2030年に318万人に上り、労働生産性の低下や離職による経済損失は9兆円を上回るという推計を発表しました。今後、介護の主な担い手となるのは働き盛りの40代・50代。仕事と介護を両立しようとしたとき、どんな課題に直面するのか。当事者の取材で見えた「制度の限界」とは。企業で始まった新たな対策も交え、ビジネスケアラーを支え ...

2023年5月9日(火)

家でも学校でもない第3の居場所 ヒントは昭和の長屋文化!?

住宅地の空き家が子どもが集う駄菓子屋に。渋谷の複合ビルでは親子やシングルなどさまざまな背景を持つ人たちが共同生活を送り、支え合いの関係を築く“拡張家族”という社会実験が行われています。“ありのままの自分でいられる居場所がない”と訴える子どもたちが増えるなか、学校でも家庭でもない“第3の居場所”作りが広がっています。家庭や学校の負担が増えるなかで、こども家庭庁も本腰を入 ...

2022年12月13日(火)

“母親の後悔” その向こうに何が

『母親になって後悔してる』というドキッとするタイトルの本が大きな反響を呼んでいます。イスラエルの学者が母親たちをインタビューしたもので「子どもは愛しているが、母になって後悔してる」という複雑な思いに共感が集まっています。取材班がWEB記事などで伝えると全国から300以上の投稿が。「我が子を産んだ後悔は決してない」という思いと共に、母親たちが心に内に秘めてきたものとは。 ...

2022年8月30日(火)

夫婦で臓器分け合う 新たな選択めぐる葛藤 あなたはどうする?

今、夫婦の間で臓器を分け合う移植手術が増えています。薬や医療の進歩でかつて主流だった親子間から夫婦間へと大きく移行しているのです。しかし、そこには血のつながらない夫婦という関係ゆえの葛藤が…。移植を選択した夫婦は「愛情があるなしの話ではない」「離婚を考えている状態だった」「もらった方・あげた方で上下の関係ができる」など互いの関係性に深く悩んでいました。夫婦をめぐる新た ...

2021年9月14日(火)

それでも子どもをもちたい 広がるSNS精子提供

「#精子提供します」。いまSNS上に、精子を無償で提供するというアカウントがあふれている。提供者や依頼者を取材すると、「子どもをもちたい」と願いながらも、現在の制度では病院で精子提供を受けられない、同性カップルや選択的シングルマザーなど、多様化する家族の実態が浮き彫りになってきた。一方で、医学的なリスクや、提供で生まれた子どもの権利をどう守るのかという課題も。精子提供 ...

2021年8月19日(木)

シリーズ 終わらない戦争② 封印された心の傷 “戦争神経症”兵士の追跡調査

先の大戦中、存在すら隠された精神疾患発症の日本兵たち。彼らはその後どう生きたのか。戦後、密かに行われていた追跡調査が初めて開示された。調査をしたのは目黒克己医師(当時30)。元兵士たちの症状や暮らしの追跡から見えてきたのは、病に苦しみ続け孤独に生きる者、困窮に喘ぐ者など壮絶な「戦後」だった。番組では、元兵士の遺族らを独自に取材。戦場の狂気は兵士の心をどう蝕み、人生をど ...

2021年5月6日(木)

親を捨ててもいいですか? 虐待・束縛をこえて

親を捨てたい…。近年、親との絶縁をテーマにした書籍の出版が相次ぎ、話題を呼んでいる。介護や葬儀の代行サービスにも関心が集まり、ある事業者には40~50代の子供世代からの問い合わせが相次いでいる。取材で浮かび上がったのは、過去に親から虐待や束縛を受けた人々が年齢を重ね親の介護に直面する現実。過去の辛い記憶が蘇るなか「親を大切に」との社会通念に苦悩する当事者たちの声ととも ...

2021年4月28日(水)

コロナ重症者病棟 家族たちの葛藤

感染力が強い変異したウイルスによって、感染者も重症者も増加している。そうした中、患者本人だけでなく、その生死を見守る家族たちも厳しい日々を送っている。病院で面会できず、ひたすら自宅で電話を待つ日々。状況が刻々と変わるなかで、薬は?治療方針は?人工呼吸器をつけるか?家族は重い現実に向き合わなければならない。さらに、最期の時間をともに過ごすこともできないのだ。私たちが備え ...

2021年4月13日(火)

“同居孤独死” 親と子の間に何が起きているのか

今、同居している親の死に気づかず子どもが放置するケースが各地で相次いでいる。一つ一つを詳しく調べたところ、仕事を持ち外からは「普通」の生活をしていると思われていた子どもが放置するケースが少なくないことが分かってきた。私たちは遺体を放置した人々を独自に取材。「早く気づくべきだった」「親に申し訳ない」。一つ屋根の下でも、生活は別々。互いに干渉しないようにして暮らしている親 ...

2021年4月8日(木)

橋田壽賀子 脚本家として生きる

「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」など数多くの国民的ドラマを手がけてきた脚本家の橋田寿賀子さん。生前、NHKのカメラに繰り返し語っていたのは、「生きる意味」だった。そしてコロナ禍で感じたことを新たなドラマにしたいとの情熱も持ち続けていた。「市井の人々の日常にこそ、ドラマがある」と取材を重ね、脚本を書き続けてきた人生。晩年の橋田さんを記録した独自映像や、最期をみとった泉 ...

2021年3月4日(木)

娘のもとへ 潜り続けて ~行方不明者家族の10年~

東日本大震災で行方不明になった娘を捜すため、58歳で潜水士の資格を取得した父。被災地の海に潜った回数は500回に迫る。町の復興工事が進む一方で、いまなお海底には在りし日の暮らしの痕跡が残っている。母は「思い出が遠くならないように」と、毎日娘との思い出を書き残してきた。10年という月日を家族はどのように過ごしてきたのか。あの日から突然姿が見えなくなった娘を捜し続けた、あ ...

2021年2月10日(水)

広がる「出生前検査」 その背景に何が?

生まれる前の赤ちゃんに異常がないか調べる「出生前検査」。中でもダウン症など染色体の異常を調べるNIPT(新型出生前検査)は、妊婦の血液だけで検査できることから学会の認定を受けていない美容外科や皮膚科などのクリニックにも急速に普及。しかし認定外の施設の多くは検査への十分な説明やケアを行わないことから深刻な悩みに直面する家族も相次いでいる。検査を受けた家族や支援するNPO ...

2021年2月9日(火)

最愛の家族に何が? コロナ禍の心中

コロナ禍の今、家族が命を絶つ「心中」が相次いでいる。NHKの調べでは去年、全国で46件・101人が心中とみられる形で亡くなっていたことが分かった。その半数近くが新型コロナウイルスの感染が再拡大した10月以降だった。11月下旬にはわずか3日間で、都内に暮らす夫婦や親子の3組が相次いで亡くなった。いったい何が人々を追い詰めているのか…なぜ最愛の家族に手をかけ、自らも命を絶 ...

2019年9月17日(火)

是枝裕和×ケン・ローチ “家族”と“社会”を語る

今月のベネチア映画祭で最新作「真実」がオープニング上映を飾った是枝裕和監督。その完成間際「最も尊敬している」と語る巨匠ケン・ローチ監督を訪ねた。貧困にさらされる家族など、社会の見えざる一面を描いてきた2人の初めての対談。是枝映画の秘密とは。不寛容さを増す社会のなか、映画は何ができるのか。最新作の未公開映像を交え、今を生きるヒントを探る。

2018年12月10日(月)

“最期の医療”その時 家族は…

あなたは、家族と「いざ」という時の話しをしたことがありますか?家族が突然倒れ、その後延命治療を受けるかどうか、医師から説明を受けた時、あなたは冷静に対応できますか?「人生の最期」はどんな医療を受けたいか、誰にとっても簡単に想像できることではありませんし、家族で気軽に話し合えるテーマでもありません。だからといって、何もしないでいいのでしょうか?この番組をご覧になれば、何 ...

2017年2月28日(火)

さらば 遺産“争族”トラブル ~家族で解決!最新対策~

実家でずっと親の介護をしてきたが、親が亡くなったとたん、弟から“家を売って遺産を分けろ”と迫られた―今、遺産をめぐる“争族”トラブルが多発。家庭裁判所での相続の相談件数は10年で倍増、17万件以上に達しています。 ① 長男優先はもう古い!「平等主義」で兄弟対立、②非正規や失業など「貧 困化」で兄弟姉妹の経済格差拡大、③親が高齢化し「認知症で資産凍結」トラブルが多発 ...

2015年12月1日(火)

家族はいるけれど ~急増“日中独居”高齢者~

家族がいるにもかかわらず、誰にも看取られずに一人亡くなる高齢者が急増している。東京都監察医務院の調べでは、家族と同居しているにも関わらず“孤独死”と同じように孤立状態で亡くなった件数は、年間およそ2千件に上る。なぜ、孤独な死を避けられなかったのか。取材を進めると、家族と同居していても、働いている子どもが長時間留守にするため、事実上、独居状態の高齢者が増えていることが分 ...

2015年11月18日(水)

“家族”と認めてほしい ~同性パートナーシップ承認の波紋~

今月5日、渋谷区が条例に基づき、同性カップルを「結婚相当の関係」と認める証明書の発行を始めた。世田谷区でも事業がスタートし、さらに広がる気配を見せている。世界的には同性婚を承認する判断が相次いでいるが、日本では憲法で同性婚が想定されておらず「家族」と認められないため、生命保険の受取人になれなかったり、賃貸マンションの入居、病院での同席を拒否されたりするといった不利益を ...

2013年9月30日(月)

家族とは?親子とは? 揺らぐ法制度

「結婚していない男女の子は、結婚した夫婦の子の半分しか遺産を受け取れない―」。今月、最高裁の大法廷で「婚外子」の相続差別は違憲とする決定が出された。明治時代から100年以上続いてきた民法の規定が変更を迫られることとなり、今、様々な波紋を呼んでいる。「最高裁の判断は家族制度が崩れる」という反発の声があがる一方で、事実婚やシングルマザーの増加で、婚外子は年々増加。今や全体 ...

2010年10月14日(木)

介護を担う家族を救え

社会全体で介護を支えようと介護保険制度が始まって10年。しかし、介護する側の家族の負担感は軽くなっておらず、国の調査によれば4人に1人がうつ状態に陥っている。家族の形が小さくなったため、独身の子どもが高齢の親を支える“シングル介護”や、夫婦二人だけの“老老介護”が増加。一人一人の負担が重くなっているにもかかわらず、救う手立てがないのが現状だ。介護のために仕事を辞める“ ...

2005年3月15日(火)

思いを家族に残したい ~広がるエンディングノート~

終末期の医療や葬儀の希望、肉親へのメッセージなど「死」に際してのメッセージを生前に書き残すことができる「ノート」が、中高年の間で広がりを見せている。 「エンディングノート」と呼ばれる冊子で、NPOや出版社から10種類以上出版され、中には6万部以上売れているものもある。「自分の生涯」や「葬儀や墓の希望」、「終末期の医療の希望」など、項目毎に書き込める様になっていて、痴 ...

2004年7月14日(水)

家族と日本で暮らしたい

9日にインドネシアで家族と再会した曽我ひとみさん。北朝鮮に家族を残し、たった一人で日本に帰国してから1年9ヵ月が過ぎていた。2回目の日朝首脳会談でも、ただ一人再会が実現しなかった曽我さんの支えとなっていたのは、他の4人の拉致被害者や、これまで文通を続けていた知人の励ましだった。   一方、アメリカは今も夫のジェンキンスさんを脱走兵として訴追する姿勢を崩していない。日 ...

1997年10月28日(火)

この子はわが子? ~DNA鑑定が迫る家族の選択~

わが子が本当に自分の子なのか、そんな疑問にぶつかった時、親子のつながりを簡単に確かめる方法が登場した。それを可能にしたのが、DNA鑑定である。 この春、日本に、親子関係を専門に行なう会社が現われた。相談は、すでに1000件を越えている。 番組では、DNA親子鑑定に臨んだ人たちの姿を追った。