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エンタメ(63件)の放送記録

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2023年9月11日(月)

“ジャニーズ性加害”とメディア 被害にどう向き合うのか

ジャニーズ事務所が会見を行い、性加害があったと初めて認めました。クローズアップ現代は5月に、この問題を報じて以降、取材を継続してきました。元ジュニアたちが明かしたのは、今なお続く性加害のトラウマでした。そして、問題の背景として指摘される“メディアの沈黙”。なぜNHKも含め、テレビ業界は長年、ジャニーズの性加害問題に向き合ってこなかったのか。そして、二度と被害を起こさな ...

2023年7月19日(水)

独占告白 B'z 時代を鼓舞する音楽のチカラ

シングル50作連続初登場1位、CDの売り上げ総数8300万枚以上と、数々の記録を更新し続けるB'z。デビュー35周年の節目に、これまで語ることのなかった心の内を明かしました。バブル崩壊、長引く景気の低迷、コロナ禍の自粛要請…変化し続ける時代の中で「役割がある」と語る2人。音楽で人々を鼓舞しつづけてきたB'zはどんな思いで時代と向き合ってきたのか?大ヒット曲「ultra ...

2023年4月4日(火)

坂本龍一 最期まで音楽と共に

音楽家の坂本龍一さんが71歳で亡くなりました。4月4日、映画「戦場のメリークリスマス」で共演した北野武さんが、クロ現のカメラの前で坂本さんへの思いを語りました。音楽グループ「YMO」のメンバーとして活躍し、アカデミー賞など数々受賞した坂本さん。世界を見つめ、音楽と共にあった坂本さんは“時代”に何を伝えようとしていたのか―。がんとの闘病を続けていた坂本さんが、NHKの「 ...

2023年3月14日(火)

空前の“短歌ブーム”は何映す 令和の歌に託した思い

一体なぜ?いま“空前の短歌ブーム”が起きています。ヒット歌集が次々と誕生し、各地の短歌イベントは大盛況。けん引するのは20~30代の若い世代です。ポップな言葉で自ら歌を詠み、SNSに投稿する人が増加。見知らぬ人同士を、短歌でマッチングする自治体も現れました。その初顔合わせの結末は…。令和のいま、全国で短歌が広がりを見せる真相とは?コロナ禍でつながりが薄れた時代、人々が ...

2023年3月13日(月)

まだまだ拡大中!推し活パワーが社会を変える

企業が「推し活休暇」導入。人間関係が円滑になり商品開発にもメリットが▼就活にも推し活が!宮城では県をあげて「推し活」推奨。伊達政宗愛で内定をゲット?▼コロナに苦しむ名古屋の和菓子店を救ったのはTEAM SHACHIのファンたちに、藤井聡太も!?▼認知症の高齢者にも推し活?全国に広がる高齢者Jリーグ推しプロジェクト▼推し活の極意を心理学の専門家と分析。あなたも今日から推 ...

2023年1月10日(火)

沢木耕太郎 自由を広げ、生きる

「人生最後のノンフィクションになっても納得がいく」。作家・沢木耕太郎さんがそこまで語る最新作『天路の旅人』。主人公は第二次大戦末期、日本軍の「密偵」として中国大陸の奥深くまで潜行し、8年にわたって旅を続けた西川一三。しかし帰国後は一転、淡々とした日々を過ごしました。その生き様に「理想」を見たという沢木さん。“自由を広げて生きる”尊さとは。貴重な単独インタビューを、20 ...

2022年12月12日(月)

“物語”にできることを探して 新海誠監督と東日本大震災

11月に公開され大ヒットを記録するアニメーション映画『すずめの戸締まり』。しかしその一方で、東日本大震災を物語の中核に据えたことに、「実際の災害をファンタジーやエンタメを交えて描いてよいのか」との声も上がり、大きな議論を巻き起こしています。監督の新海誠さんは、なぜ正面から東日本大震災を描いたのか…。「エンタメ作品でこそ、社会的な問題と向き合いたい」と語る監督の思いの深 ...

2022年8月31日(水)

ジャニーズそしてBTS アイドル新潮流 舞台裏を追う

Z世代の8割が「推し活」にハマり巨大産業に成長したアイドル。その舞台裏とは?去年、鮮烈にデビューし今大人気の「なにわ男子」。そのプロデュースを手がける関ジャニ∞の大倉忠義さん。「消費されず長く愛される」グループには何が必要か?模索の日々を追いました。そして世界を席巻するBTS。次世代の選抜を進める韓国のプロダクションにも潜入。キーパーソンへの独占インタビューで“日本発 ...

2022年7月19日(火)

「違法漫画サイト」を摘発せよ!密着“デジタルGメン”

今月14日、巨大海賊版サイト「漫画BANK」を運営する人物が中国で摘発されたことが明らかになりました。日本人向けのサイト運営者が海外で摘発されたのは初めてのこと。この大捕物の裏には著作権団体を中心に結成された「デジタルGメン」の存在がありました。有名作品が次々と掲載され、被害額は去年1年で少なくとも1兆円とされる海賊版サイト。番組ではGメンの追跡調査に半年間密着。海賊 ...

2022年6月29日(水)

僕はまだ成長できる〜映画監督・是枝裕和の挑戦〜

「60歳は普通なら定年。でも、僕はまだ成長できる」。日本を代表する映画監督・是枝裕和さんが還暦を前に新たな挑戦を始めました。挑んだのはNetflixやハリウッドを席巻する「韓国コンテンツ」の世界。オール韓国人俳優・オール韓国ロケで製作した「ベイビー・ブローカー」はカンヌ国際映画祭で2冠を獲得。是枝さんが苦闘の末に掴んだ新境地とは。日韓での密着取材とロングインタビューで ...

2022年6月21日(火)

いま音楽にできること 桑田佳祐66歳 “同級生”と平和を歌う

桑田佳祐さんと同級生の大物ミュージシャンたちによるチャリティソング「時代遅れのRock’n’Roll Band」が大きな話題を呼んでいます。桑田さんと世良公則さんの親交をきっかけに始まったプロジェクト。ウクライナ情勢や長引くコロナ禍の中で、音楽に何ができるのか。桑田さんと同級生たちへの独占インタビューで迫りました。さらにボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」の弾き語りも ...

2022年6月14日(火)

封じられてきた声 映画界の性暴力〜被害をなくすために〜

映画界で相次ぐ性暴力の告発。証言からは性暴力を見過ごしてきた映画業界特有の構造が見えてきました。キャスティング権を持つ監督やプロデューサーなどが地位や関係性を利用して性暴力に及ぶケースや相談窓口がなく泣き寝入りせざるをえないケースが後を絶たないといいます。一方、海外では支援機関の設置や防止教育の義務化など、業界をあげて被害を防ぐ取り組みが進んでいます。被害の実態、そし ...

2022年6月1日(水)

その“痛み”を抱きしめて〜作家・桐野夏生〜

『OUT』『グロテスク』など社会に顧みられることのない女性たちと、その“痛み”を圧倒的な筆力で浮かび上がらせてきた作家・桐野夏生さん。最新作『燕は戻ってこない』では女性の貧困と生殖医療を題材にし、相次いで女性誌の特集が組まれています。人や物事をひとくくりにする「『安易なラベリング』に抵抗するために仕事をしている」と語る桐野さん。単独インタビューで、桐野さんが見据える現 ...

2022年5月31日(火)

漫画もドラマも!?“タテ型コンテンツ”が大流行!

スマホで映像を見るとき、横にしますか?それとも、タテのままですか?瞬く間に私たちの日常に溢(あふ)れたタテ型コンテンツ。映画やテレビなどで当たり前だった“横長”の常識を覆し、マンガや映画界、SNSなどさまざまなメディアが新規参入。エンタメの世界を一変させている。番組では最新の脳科学で、タテ型コンテンツがなぜ多くの人々を惹(ひ)きつけるのか実証実験を行い、その魅力を徹底 ...

2022年4月12日(火)

人間っておもしろい! 藤子不二雄Ⓐ 秘蔵映像で迫る”漫画人生”

「忍者ハットリくん」「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」など数々のヒット作を生み出した漫画家・藤子不二雄Aさんが88歳で亡くなりました。人間の“陰”の部分に目を向け、人の弱さを愛し、個性豊かなキャラクターを描き続けた藤子さん。生前に撮影された、瀬戸内寂聴さんとの対談など、未公開の映像と証言で“異才”の素顔に迫りました。 ※「藤子不二雄A」さんの「A」は○の中にAです ...

2022年1月19日(水)

茨木のり子 “個”として美しく ~発見された肉声~

「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」。詩人・茨木のり子。死後16年が経つ今も、詩集の重版が相次ぎ、世代や国境を越え人々を魅了している。今回、その創作の原点を語った貴重な肉声が見つかった。刻まれていたのは、どんな時も“個"として生きることを貫く姿。何ものにも寄りかからず、強く美しく生きた茨木の言葉が、先の見通せない時代を生きる現代人の心を捉えているのだ。番組で ...

2021年11月18日(木)

ショパンコンクール 快挙の舞台裏 〜ピアニスト・反田恭平と小林愛実〜

10月に行われたショパン国際ピアノコンクールで、2位に反田恭平さん(27)が、4位に小林愛実さん(26)が入賞する快挙を達成した。2人は幼い頃から同じ音楽教室に通った"幼なじみ"。若き才能はいかにして花開いたのか。過酷なコンクールを乗り越えた2人の強さの秘密とコンクールの舞台裏に迫る。 スタジオでは、帰国したばかりの小林さんに演奏も披露していただく。

2021年11月17日(水)

いまを切に生きる 瀬戸内寂聴さん 愛と苦悩の99年

先週、99歳で亡くなった作家の瀬戸内寂聴さん。自立する新たな女性の生き方を作品で生き生きと描きながら、各地で行う法話では弱者に寄り添い、愛することの大切さを説いてきた。老いと病を乗り越え、活動を続けたエネルギーの源とは何だったのか。そこには若き日に体験した戦争と、幼い娘を捨てて家を出たことへの深い悔いがあった。瀬戸内さんの生きざまに影響を受けた人たちのことばから、作家 ...

2021年10月28日(木)

雪舟 ~“新発見”で塗り変わる巨匠の姿~

いま、室町時代の水墨画の大家・雪舟の作品が次々と発見されています。 近年の研究で、雪舟が若き日に「拙宗」という別の名前を名乗っていたことが確実になったことで、これまで雪舟の作品には見られないようなジャンルの 作品が次々と出現、美術界では真贋をめぐり議論が起きています。新たな作品の発見で画家としての雪舟の実像は書き換えられるのか―日本美術界で注目が 集まる謎の画家 ...

2021年10月12日(火)

『ゴルゴ13』は終わらない 劇画家さいとう・たかをさんが遺したもの

先月、劇画家さいとう・たかをさんが84歳で亡くなった。国籍不明の寡黙なスナイパーが活躍する『ゴルゴ13』は、これまで202巻を刊行。ギネス世界記録にも認定されているが、出版社は今後も連載の継続を発表。それが可能なのは、さいとうさんが確立した脚本、コマ割り、作画などを分業する仕組み。新たな才能や最新の世界情勢を取り入れ質の高い作品を生み出してきた。漫画の世界に果たした役 ...

2021年6月30日(水)

知ることに終わりはない 〜立花隆さんからのメッセージ~

“知の巨人"立花隆さんは亡くなる前、膨大な音声や原稿などの秘蔵資料を、NHKディレクターに託していた。そこには、次世代の若者たちに向けた「どう生きるか」という問いかけが数多く残されていた。理系・文系という垣根を越え、縦横無尽に活動してきた立花さん。晩年、自分の足元を「知る」ことが弱体化していく日本の姿を憂えていた。ジャーナリスト・田原総一朗さん、ノーベル賞受賞者の利根 ...

2020年10月8日(木)

“未来を変える力”を問いかけられて ~大林宣彦からの遺言~

4月に亡くなった巨匠・大林宣彦監督から「映画をつないで平和な世の中に」と託された映画監督がいる。岩井俊二さん・手塚眞さん・犬童一心さん・塚本晋也さん。全員がバブル期にデビュー。大林さんら戦争を知る世代と比べて、描くべきテーマがない「空白の世代」とも呼ばれてきた。4人が今、直面しているのが、新型コロナ。映画制作がストップするなど、映画界はかつてない危機に陥っている。コロ ...

2020年9月23日(水)

17年ぶり快挙!ベネチア監督賞 黒沢清監督が語る

べネチア国際映画祭で、黒沢清監督が、「スパイの妻」で監督賞を受賞。日本の監督の受賞は北野武監督以来、17年振りの快挙だ。作品は太平洋戦争の直前に国家機密を偶然知ってしまい、正義のために世間に公表しようと暗躍する男性と、その妻の物語。黒沢監督をスタジオに招き、これまで現代を舞台にホラーや家族の物語などを中心に撮ってきた監督が、今回なぜ激動の時代を選んだのか、そして描きた ...

2019年9月17日(火)

是枝裕和×ケン・ローチ “家族”と“社会”を語る

今月のベネチア映画祭で最新作「真実」がオープニング上映を飾った是枝裕和監督。その完成間際「最も尊敬している」と語る巨匠ケン・ローチ監督を訪ねた。貧困にさらされる家族など、社会の見えざる一面を描いてきた2人の初めての対談。是枝映画の秘密とは。不寛容さを増す社会のなか、映画は何ができるのか。最新作の未公開映像を交え、今を生きるヒントを探る。

2019年3月5日(火)

どうなる?日本のマンガ・アニメ ~中国 急成長の衝撃~

これまでクール・ジャパンの象徴とされてきた日本のマンガ・アニメで異変が起きている。国民的マンガ雑誌の編集部には、中国人作家の作品が持ち込まれ、地上波でアニメ化される作品も。日本の優秀なアニメーターを厚待遇で募集する中国企業も出てきている。急速に存在感を増す中国の背景には、国をあげた国産マンガ・アニメ振興策がある。各地でアニメーターを養成する「基地」を設立、世界に打って ...

2019年2月4日(月)

三島由紀夫×川端康成 ノーベル賞の光と影

1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成。その時、同時に候補となっていたのが、三島由紀夫だったことが分かった。1月にスウェーデン・アカデミーが当時の選考過程を公開、三島は「今後の成長によって再検討も」とされていたのだ。しかし、その2年後に、三島は割腹自殺。さらにその2年後、川端はガス自殺をする。二人はなぜ死を選んだのか?宮本亜門さんをナビゲーターに大胆に ...

2018年6月28日(木)

人生を変えるスポーツ漫画  ~ドカベン その半世紀が残したもの~

水島新司さんの野球漫画「ドカベン」シリーズ。この日、46年に及んだ連載の最終回を迎える。作品をきっかけにプロになった選手も多い。また、サッカー漫画「キャプテン翼」の高橋陽一さんや、バスケ漫画「スラムダンク」の井上雄彦さんは「ドカベン」に触発され、さらにその作品から各競技のトップ選手へと影響が波及した。アスリートに限らず、人々を勇気づけ、人生を変える力を持つスポーツ漫画 ...

2018年4月18日(水)

追跡! 脅威の“海賊版”漫画サイト

ある海賊版サイトの出現が、漫画を窮地に追い込んでいる。その名は「漫画村」。新作を含め5万冊以上の作品をスマホでサクサク無料で読める。10~50代まで幅広い世代が利用し、先月の訪問者数はのべ1億7千万人を突破。前代未聞の事態となっている。漫画家や出版社の被害は甚大だとして、先週末、政府は緊急の対策案をとりまとめた。サイト自体を閲覧できないようにする「サイトブロッキング」 ...

2017年6月27日(火)

“火花”中国を行く ~又吉直樹が見た“90后”~

新作「劇場」が既にベストセラーになった、お笑い芸人で作家の又吉直樹さん。今月、又吉さんは、芥川賞受賞作「火花」の中国語版の出版をきっかけに初めて中国を訪れた。そして、上海の有名私立大学で日本語を学ぶ40人の若者たちと「対話」を行った。文学についてだけでなく、人生観、価値観を語りあった又吉さんと学生たち。日本のカリスマ的作家と中国の若者たちの前代未聞の対話から、日本と中 ...

2017年2月23日(木)

新作速報!村上春樹フィーバーに迫る

村上春樹氏の本格長編が7年ぶりに発売。待ちきれないファン=ハルキストたちはまだ見ぬ作品内容を予想し合って大盛り上がり、“村上春樹現象”とも呼ぶべきフィーバーが今回も起こっています。特徴的なのは「アンチ」の人たちも一緒になって盛り上がること。独特の文体をコピーしたパロディ作品がSNS上にあふれ、ちょっとしたお祭り状態。他の作家では見られないファンとアンチの共同作業…一体 ...

2015年5月14日(木)

愛し 書き 祈る ~瀬戸内寂聴 93歳の青春~

去年、胆のうがん見つかり、一時は寝たきりとなった作家の瀬戸内寂聴さん。今春、およそ1年ぶりに法話や執筆活動を再開した。闘病中、原因不明の激痛にも悩まされ「神も仏もあったもんじゃない」とまで思ったという瀬戸内さん。いま「生かされた」ことの意味を考え続けている。そんな瀬戸内さんが文芸誌に寄せた復帰第一作は、愛に飢えた91歳の女性が主人公。病をこえて一層「色っぽくなった」と ...

2015年2月2日(月)

21世紀の資本主義はどこへ ~トマ・ピケティに問う~

世界で100万部超のベストセラーになっているトマ・ピケティの『21世紀の資本』。着目したのは、“資本が富を増やす圧倒的な力”だ。各国の膨大な租税データから資本主義における格差拡大を実証したとして高い評価を得る一方、その理論やデータの信憑性を問う反論も巻き起こっている。議論が沸騰する中、ピケティをよく知る経済学者らは、彼が敢えて“挑発者(Provocateur)”の役を ...

2014年6月2日(月)

いま福島を描くこと ~漫画家たちの模索~

原発事故による健康影響の描写が議論をよんだ漫画「美味しんぼ」。波紋がひろがる中で、“福島”を描くことを模索し続ける漫画家たちがいる。直後から現地にも入り、事故後の社会を描写してきたしりあがり寿さん。福島第一原発での作業体験をリアルに活写する漫画「いちえふ」で大反響を呼ぶ竜田一人さん。福島県天栄村から埼玉県への自主避難を経験し、揺れ動く自らの心境を漫画にした山本おさむさ ...

2014年3月4日(火)

なぜ進まない 再生可能エネルギー

政府の「エネルギー基本計画」でも、導入を最大限加速させていくとされる再生可能エネルギー。海外メーカーも相次いで参入するなど市場は熱を帯びている。一方で、電力会社に買い取りを義務づける制度が始まって1年余り、早くも綻びが表面化している。特に太陽光発電では、国への申し込みが殺到、だが、実際に発電を始めたものは、その2割程度にしかすぎない。普及を促そうとする余り、土地や設備 ...

2013年11月19日(火)

小説に命を刻んだ ~山崎豊子 最期の日々~

9月末、「大地の子」や「白い巨塔」など国家や社会をうつ長編小説を世に問うてきた山崎豊子が88歳で亡くなった。全身を襲う原因不明の疼痛に悩まされながら、亡くなる直前まで書くことをやめようとしなかったという山崎。今回、病魔と闘いながら書き続けた自宅に初めてカメラを入れることを許された。寝室から運び入れたベッド、その脇には資料を読み込んだ愛用の眼鏡と、衰えた指先の力を補うた ...

2012年2月22日(水)

永遠の映画少年 スピルバーグ ~創造の秘密を語る~

総興行収入世界一、各国の監督賞、作品賞に輝き、40年に渡ってハリウッドの頂点を走り続けるヒットメーカー、スティーブン・スピルバーグ監督。監督、プロデュースした作品はこれまで130本以上、この1年でも3本の監督作を手がけるなど、他の監督とは一線を画す、ずばぬけたエネルギーで映画界を牽引している。最新作「戦火の馬」は、来週に迫ったアカデミー賞で6部門にノミネートされるなど ...

2012年2月21日(火)

世界を魅了する日本の歌謡曲 ~由紀さおり ヒットの秘密~

今、アメリカ・カナダ・イギリスなど世界各国で、音楽チャートのトップを飾る日本語の歌のCDがある。由紀さおりの「1969」。昨年末、アメリカのジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」と共演したアルバムだ。坂本九の「SUKIYAKI]以来の異例の快挙となるのではと注目されるのが、“日本語で”歌った曲が、海外の人々に受け入れられたという点だ。これまで、由紀さんが童謡や唱歌 ...

2011年12月15日(木)

人生は落語だ ~立川談志が残したもの~

「天才」、「鬼才」、「反逆児」。様々な異名をとり、毒舌や破天荒な行動で注目された落語家・立川談志さん(享年75歳)。その真骨頂は、生涯をかけて究めようとした古典落語にある。「落語とは人間の業の肯定である」という持論のもと、登場人物の心理に独自の解釈を加え、晩年まで新たな境地を目指した。得意とした人情噺「芝浜」は、何度もストーリーや主人公の性格を違えて表現し、人間の本質 ...

2011年2月9日(水)

漫画“ワンピース” メガヒットの秘密

週刊少年ジャンプの連載漫画「ワンピース」は、連載開始から14年、昨年11月に発行部数累計が2億部を突破し、国内最高記録を更新し続けている。「ワンピース」は、主人公の少年ルフィが海賊王を目指し、仲間をえながら“ワンピース”という財宝獲得を目指す海洋冒険物語。その大きな特徴の一つが幅広い読者層。子供よりも熱心なファンになってしまった母親、仕事のバイブルとして重宝しているサ ...

2010年10月18日(月)

電子書籍が「本」を変える

いつでも、どこでも、クリックひとつで読みたい本をダウンロードし、電子端末で読むことの出来る電子書籍。今、その市場に、日米の様々な業界から参入が相次いでいる。米国書籍通販の最大手アマゾン、ひと足先に音楽業界を iTunesで制したアップル、日本で独自の携帯電話ネットワークが強みのNTTドコモや、既存の書籍のデジタルデータを大量に保有する大日本印刷などだ。成功の鍵となるの ...

2010年7月7日(水)

“記録せよ 記憶せよ” ~井上ひさしの言葉~

戦後に大きな足跡を残した劇作家の井上ひさしさんが亡くなって3ヶ月。7月1日、井上さんをしのぶ1200人が集まって都内で大規模なお別れの会が開かれた。ユーモアとペーソスあふれる数多くの小説や戯曲、エッセーを世に送り出した井上さん。そのテーマは多岐にわたるが、中でも多くの人びとの心に刻まれているのは笑いの中にくるみこんだ「戦争」への怒りと、「生きる」ことへの強いメッセージ ...

2010年5月31日(月)

風の画家・中島潔 “いのち”を描く

日本画壇で異彩を放つ“風の画家”中島潔(67)。NHKみんなのうたなどで親しまれたノスタルジーあふれる童画にはじまり、源氏物語や詩人・金子みすゞの世界を描いた絵などで、国内だけでなく、海外でも高い評価・人気を誇る。その中島が、「生涯で最高の仕事」として取り組んできた46枚のふすま絵が完成。京都・清水寺の成就院で4月末、公開された。日本画の伝統とは無縁の画家が、1200 ...

2009年8月6日(木)

マンガ家たちの“戦争”

終戦から64年、薄れゆく戦争の記憶を若い世代へどう伝えていくのか・・・。今、日本が世界に誇るポップカルチャー「マンガ」にそれを託そうという動きが広がっている。日本を代表する漫画家たちが描いた戦争体験を集め、全国を巡回する「私の八月十五日展」。戦争の記憶が風化するなか、100名以上の漫画家たちが”戦争の悲惨さ”を訴えようとペンを執った。この動きは海外へも広がり、8月には ...

2009年7月14日(火)

村上春樹 “物語”の力

世界45の言語に作品が翻訳され、ノーベル文学賞の有力候補ともされる作家・村上春樹氏。新作『1Q84』は2巻合わせて200万部を突破し、文芸書としては異例のヒットとなった。村上氏は80年代までは都市生活者の内面を乾いたタッチで描き、若い世代の圧倒的支持を得た。しかし90年代、アメリカ在住中に起きた湾岸戦争、阪神大震災、地下鉄サリン事件などを経て、作品には「暴力」や「悪」 ...

2009年6月22日(月)

生誕百年 太宰治はなぜうける?

世を去って60年以上経つにもかかわらず、太宰治の作品群は現代の若者層に異様なほどの人気を誇っている。特に教育関係者が驚くのは、中高生の読書感想文に、教育現場では敬遠されがちの『人間失格』が圧倒的に多いこと。出版部数も前年比550%、多くが10代20代の若者である。背景には「時代の空気に違和感をおぼえた若者たちの共感を呼んでいる」ことや「句読点を多用するブログに似た太宰 ...

2008年11月11日(火)

ニッポンを主張せよ ~アーティスト 村上隆~

アニメやマンガをモチーフにした絵画やフィギュアを発表し続けるアーティスト、村上隆さん46歳。その作品はアメリカで今年、日本の現代アート史上最高額となる16億円で落札。ルイ・ヴィトンから5年間にわたってデザインを依頼されるなど、世界で最も”売れている”芸術家だ。”オタク文化”と呼ばれる日本のサブカルチャーがなぜ欧米でアートとして高い評価を得ているのか。そこには欧米のアー ...

2008年5月7日(水)

問われる“表現の自由” ~映画「靖国」の波紋~

上映中止や延期が相次いだドキュメンタリー映画「靖国」の公開が厳重な警備体制のもと、5月3日の東京から始まった。去年末の週刊誌記事で”反日的”と指摘されたことをきっかけに、国会議員向けの試写会、右翼の街宣活動、さらにネットでの抗議活動などの”見えない圧力”へと波紋が拡大。映画館は相次いで上映中止を決定し、「表現の自由」をめぐる議論が巻き起こった。その後名乗りをあげた映画 ...

2007年9月27日(木)

手軽な文学? ケータイ小説

女子中高生を中心にブームとなっているケータイ小説。携帯電話のインターネットを通じて広がった。出版化され、100万部を超えるベストセラーとなった作品も現れている。その特徴は読み手も書き手もほとんどが若い女性であるということ。恋愛などのテーマが、日記や友人と会話を交わすような感覚で綴られている。 さらにケータイ小説特有の、文章が短く、横書きであるという特徴は、従来の小説に ...

2007年6月5日(火)

河瀨直美監督 いのちのメッセージ

今年のカンヌ国際映画祭で最高賞に次ぐ審査員特別賞に輝いた河瀬直美監督の「殯(もがり)の森」。認知症の男性と子供を失った介護士の女性との命の交感を描いた作品である。作品の背景となったのは認知症を患う養母の介護経験と長男の出産。その経験が、デビュー以来「生きる意味」を見つめてきた河瀬さんに、改めて「命とは何か」問い直させるきっかけとなった。授賞式で「日本が大切にしなければ ...

2006年11月16日(木)

76歳・映画にかける ~クリント・イーストウッド監督に聞く~

アカデミー賞監督、クリント・イーストウッド。彼が今年世に送り出す映画が話題を集めている。太平洋の激戦地、硫黄島を舞台に、日米双方の視点から兵士たちの心を見つめる2作品だ。アメリカ側から描く作品は、硫黄島に星条旗を打ち立てる有名な被写体となった若者たちが、政治家により英雄に祭り上げられ宣伝に利用されたことで傷ついていく実話に基づいている。また日本側の作品では、軍を率いた ...

2006年3月23日(木)

ベストセラーはこうして作れ ~新書ブームの舞台裏~

「バカの壁」410万部、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」140万部、「国家の品格」100万部…。今やベストセラー争いの主戦場となった新書。雑誌が広告収入の低下にあえぐ中、出版社が注目したのが制作・流通のコストが安く、書店の棚を確保できる新書だった。「売るため」の秘訣は3T。テーマ、タイミング、そしてタイトルだ。例えば、「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」は当初「会計センス ...

2006年1月9日(月)

大好き!モーツァルト

2006年1月27日はモーツァルトの250回目の誕生日。世界中で「モーツァルト・イヤー」の機運が盛り上がるなか、日本でもCDが爆発的な売れ行きを見せている。今でこそ日本人が最も愛する作曲家と言われるモーツァルトだが、実はその人気が定着したのは高度成長期に入ってから。それまでベートーベンの陰に隠れ地味な存在だったモーツァルト。脚光を浴びた秘密は、競争とストレスにさらされ ...

2005年3月7日(月)

ブンガクに異変アリ!? ~台頭する若手作家たち~

出版不況の中で、低迷して久しいと言われてきた文学の世界が、ここにきて10代・20代の若手作家によって活況を呈している。 去年史上最年少で芥川賞を受賞した金原ひとみ、綿谷りさに刺激され、多くの若者が「書き手」として文学の世界に参入しつつあるのだ。 新人作家の登竜門と言われる文藝賞への応募は年々増え、今年は2千を超えた。その中から、白岩玄、山崎ナオコーラといった新たな才 ...

2005年2月23日(水)

老いて華やぐ ~作家・水上勉のメッセージ~

「越前竹人形」「飢餓海峡」などで知られる作家・水上勉さんが85歳で亡くなったのは去年9月。あとには水上さんが晩年の心境を語った30時間をこす録音テープが残されていた。様々な病気によって徐々に身体の自由を失うなか、「新しい恐怖」にさいなまれ、狂気の淵に追いやられながら、やがて、「而今」(じこん=ただ今を生きる)という境地に達する水上さん。テープには老いて病に臥した時、誰 ...

2005年2月22日(火)

どうなる わが町の美術館

高度経済成長期から「地域文化の向上」を目標に、全国で競うように建設された公立美術館。バブル崩壊後は自治体財政が圧迫され、維持費や運営費の重荷から、次々とリストラの対象となっている。去年秋、地方自治法の改正で、公立美術館の運営が民間委託できるようになったのをきっかけに、自治体は一斉に美術館の引き受け手探しを始めている。しかし多くは引き受け先が見つからず、閉館の危機に。 ...

2004年1月13日(火)

「新しい人」になってほしい ~作家・大江 健三郎さん~

この3年間、若者向けの本を書いてきたノーベル賞作家の大江健三郎さん。なぜ学校に行かなければならないのか、殺人と自殺以外、取り返しのつかないことは若者にはないなど、難解と言われたこれまでの大江文学とは違う「語りかけ」が、多くの若い読者の共感を得ている。 自分の言葉をもち「他の人とつながっていって欲しい」という大江さんの文章を読み、やり直す意欲が出たという不登校の高校生 ...

2002年11月7日(木)

ベストセラーをめぐる攻防 ~作家VS図書館~

作家・出版社と図書館の間で、激しい論争が起きている。 ベストセラーの大量購入で数億円の売上が阻害されているとする出版社側(「模倣犯」の貸し出し数は、全国で20万件)、対して図書館側は公共性を理由に反論している。 利用者のニーズを反映するリクエスト制度によって、ベストセラーを複数購入などの努力を続けてきた日本の図書館。自治体の財政難で予算削減が続くこともあいまって、 ...

2000年2月16日(水)

さよならスヌーピー ~世界に愛されたマンガの魅力~

愛くるしい表情で人気があったスヌーピー。おなじみのキャラクターが登場する「ピーナッツ」は世界で最も愛されてきたマンガだ。ところが作者のチャールズ・シュルツさんが先週亡くなり、マンガも最終回を迎えた。番組では、連載開始から50年、世界の人々の心をとらえ続けたマンガの魅力に迫る。