クローズアップ現代

毎週月曜から木曜 総合 午後10:00

Menu
【性暴力を考えるvol.22】#性被害者のその後②「“身近”な人からの性暴力」

【性暴力を考えるvol.22】#性被害者のその後②「“身近”な人からの性暴力」

2019年10月18日
  • 性暴力

「#性被害者のその後」に寄せられた声

「クローズアップ現代+ 性暴力を考える」のご意見募集には、毎日のように性被害の経験が寄せられています。“初めて話すことができた、打ち明けることができた” という方が少なくありません。これまで埋もれてきた性暴力の実態を伝えることが、社会を変えることにつながると、私たちは考えています。今回は、掲載の許可をいただいた中から、「“身近”な人からの性暴力に苦しんできた」という投稿を紹介します。

※この記事では、性暴力の実態を伝えるため、被害の具体的な内容にもふれています。フラッシュバックなどの症状がある方はご留意ください。

つきあっていた人からの“望まない性行為”で…


近所に暮らす加害者に(おび)える日々




幸せな日常にふとよぎる いまいましい記憶

 



この投稿を寄せてくれた20代女性から、電話で話を聞くことができました。加害者の男性は、友人の上司で、既婚者。自分には何もしないだろうと、家に上げたと言います。しかし男性は、トイレを借りてすぐに帰らない、高熱で意識がもうろうとしていた女性のところへ。女性は、服が乱れ、全身にアザができるほど抵抗しました。しかし、親や友人に打ち明けることはありませんでした。「自分は悪くない」と頭ではわかっているものの、「相手を家に入れなければ被害は防ぐことはできた」という思いがあり、自分を責めていたのです。また、男性は友人の上司だったため、自分が被害を訴えたら職場で友人に害が及ぶのではないかという懸念もあったそうです。その後、女性は結婚して幸せな生活を送っていますが、加害者は近所に住んでいることもあり、完全に忘れ去ることはできないと言います。


NHK「クローズアップ現代+」では、性暴力の問題を継続的に取り上げ、ホームページ「みんなでプラス」で 取材中の内容や さまざまな情報を発信しながら、皆さんと一緒に考えています。自身の被害だけでなく、家族や友人などから被害を打ち明けられた経験談も募集しています。


もっと読む