クローズアップ現代

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【身体拘束は減らせない?】に寄せられた声

【身体拘束は減らせない?】に寄せられた声

2019年9月30日

9月11日放送のクロ現+「身近な病院でも!なぜ減らない“身体拘束”」には、医療現場で働くスタッフなどから大きな反響がありました。改めてホームページやSNSで、番組へのご意見や現場の実態などを寄せてほしいとみなさまの声を募ったところ、1週間で200通を超える投稿をいただきました。ありがとうございます。ここに、その一部をご紹介します。

最も多かったのは、医療現場の過酷な実態を知ってほしいという声でした。


「患者の命を守るために必要な身体拘束もある」というご意見もありました。


人手不足や様々なリスクを前に葛藤する現場の皆さんの声を改めて重く受け止めました。患者の生命にかかわるような緊急やむを得ない場合は身体拘束が認められている、ということや、拘束による負担をできる限り減らそうとする努力を行っている病院が少なくないことが、前回の番組で十分伝わっていない点については、表現の仕方などにもっと工夫が必要だったのではないかと感じています。
一方、番組でも触れましたが、身体拘束が行われる背景に、「家族からの要望」「訴訟のリスク」がある、という指摘もありました。


患者が高齢化し認知症の人も増える中で、医療者が患者本人や家族と信頼関係を構築することが難しくなっている、というご意見が多くありました。


医療の現場が急速に過酷さを増す一方で、その背景にある医療制度の仕組みや司法のあり方、家族を支える地域の介護力の問題など、社会構造全体を視野に入れた取材をさらに進める必要があると感じました。

また、番組を肯定的にご覧になった方からの投稿もあります。


医療関係者と、病院を利用する側である患者や家族との間に、この問題に対する受け止めに違いがあることにも注意が必要だと感じています。
「クローズアップ現代+」ではこれからも、医療現場の構造的な問題点とは何なのか、現場スタッフにだけ負担を押しつけることなく身体拘束を減らすことは本当にできないのか、といったテーマを、みなさんと一緒に考えていきたいと思っています。引き続き番組へのご意見、現場の実態などをお寄せください。

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