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子育てのモヤモヤを市民の力で解決!新プロジェクト始動

3月3日の「おはよう日本」で放送した#コロナ禍のもやもや子育て

投稿フォームでご意見を募集したところ、わずか数日間で、子育てに悩む声が100件近く寄せられました。

「在宅勤務の夫は、部屋にこもっていたり、お昼なに?と聞かれたり…モヤモヤが絶えない」
「子どもとふたりきりで、どこかに息抜きにもいけず、人生で一番孤独を感じる」
「今まで大して悩みじゃなかったことも、もしかしてこれ私だけ…?と視野が狭くなっている」

ひとことで「子育ての悩み」と言っても、知恵の輪のように複雑に絡み合っていることがわかってきました。

NHKでは、この問題をみんなのチエノワで解決していくプロジェクトを立ち上げました。
ぜひみなさんからの「解決のタネ」をお待ちしています。

NHKスペシャル「つながれ!チエノワ」プロジェクト 制作チーム

新プロジェクト始動 「市民の力で子育てのモヤモヤ解消!」

「おはよう日本」での放送直後からNHKに寄せられた、子育てをめぐるたくさんのお悩み。これらをどう解消すればいいのか、私たちは市民の力で「解決策」をつくる試みを始めることにしました。

相談を持ちかけたのが「Code for Japan」という団体です。いま、「シビック・テック」と呼ばれる、デジタル技術に精通した有志の市民が集まり、社会問題の解決策を作る取り組みが、世界で広がっています。その日本のフロントランナーである「Code for Japan」が、解決策作りや取材についての協力を快諾してくれたのです。

Code for Japanの紹介ビデオより

寄せられた声を分析すると…

まずはNHKに寄せられた声の分析からはじめました。

私たちプロジェクトチームも子育てまっただ中のメンバーが多く、共感したり、「こんなケースまで…」と驚きを持ちながら、すべてのご意見を熟読しました。

すると、大きく分けて以下の3つに「お悩み」を分類することができました。

▼ワンオペの苦しさ

「主人はコロナ診療をしています。ひどい時は一歳の子どもと全く接することできませんでした。毎日子どもと2人きりの生活。心が塞ぎ込み、頭にモヤがかかったような日々が続いています」(30代後半・女性)

「在宅勤務が増えた夫は、部屋にこもっていたり、好きな時間に起きてきたり、お昼なに?と聞かれたりと…モヤモヤは絶えません」(30代前半・女性)

コロナで夫が多忙になり子育てを一手に引き受けることになる人。他方で在宅勤務になった夫が家にいることで、家事育児の負担感が増しているケースも数多くあることがわかってきました。

▼孤独感

「子どもとふたりきりで、どこか息抜きにいくこともはばかられ、友だちに遊びにきてもらうこともできず毎日息が詰まるようでした。夜遅くに帰宅する夫も仕事に疲れてほとんど会話をしてくれず、人生で一番孤独を感じました」(30代前半・女性)

「自分の人生のなかの子育て期間がコロナに塗りつぶされそうで憂鬱になる」(30代後半・女性)

「ワンオペの苦しさ」に輪をかけて、周囲とのつがなりが断たれ、「孤独感」を抱えている人が多くいました。

▼子育ての情報不足

「子どもは思い切り体を動かしたそうにしているのですが、忙しさのあまり上手な時間の使い方や遊ばせ方がわからず、家にこもりきりでこんなのでいいのかなあといつもモヤモヤしています。皆さんはコロナ禍で赤ちゃんとどんな過ごし方をしているのか知りたいです」(30代後半・女性)

「SNS上でしかつながれなくて、今まで大して悩みじゃなかったことも、もしかしてこれ私だけ…と視野がすごく狭くなってもやもやが増える」(40代前半・女性)

子どもの遊ぶ場所や相談場所の情報が少ないこともモヤモヤにつながっています。

解決案も続々と

投稿フォームには、「わたしはこうして乗り越えている」という解決案も数多く寄せられました。

「モヤモヤを紙に手書きする→ビリビリに破いて捨てる」(30代後半・女性)

「協力してほしいことを具体的に細かく夫に伝える」(20代後半・女性)

「アンガーマネジメントでイライラが解消した」(30代後半・女性)

「子育てタスクをワークシートで見える化する」(30代後半・女性・福島県郡山市の子育てコミュニティ)

個人でできる対策のほか、コミュニティ単位の取り組みまで幅広いご意見がありました。

議論白熱!みんなの声を元に解決策の実現へ

3月17日に開かれたイベントの様子

こうした、みなさまから寄せられた声も踏まえて、
3月17日、「Code for Japan」主催のオンライン・アイデアソン(アイデアを出し合うイベント)、「シビックテックチャレンジ子育て編」が開催されました。

参加者は、全国各地から30名以上。エンジニアや、子育て支援に取り組む人、中には学生の姿もありました。

2時間の議論の末、生まれたアイデアは5つ。


▽夫婦での公平な家事分担を実現する
▽夫婦で本音を明るく伝え合う
▽悩んでいる人と助けたい人をマッチングする
▽公園情報の口コミをマップで表示
▽子どもの学びに使える施設をマップで表示


それぞれ関心のある人が集まりチームを組んで、実際にアプリやウェブのサービス作りに取りかかります。

無事に完成までたどり着くのか?それぞれの奮闘の模様は今後も取材し、番組などでご紹介する予定です。

みなさんの「解決のタネ」をぜひお寄せください

解決策の実現に向けた動きはまだまだはじまったばかり。「わたしのモヤモヤ解消法」「こんな仕組みやサービスがあったらいいな」など、解決のタネをぜひ教えてください。

こちらの投稿フォームや、「この記事にコメントする」からお待ちしています。
(引き続きお悩みも募集しています!)

また、上述した5つのアイデアをさらにブラッシュアップするハッカソンが、明日3月26日(土)10:45からオンラインで開催されます。各チームに加わり、アイデアを形にしていく醍醐味を味わいたいという方、ご参加をお待ちしています。(特にテック系の方!)
※参加はこちらから
https://www.code4japan.org/activity/socialhackday(NHKサイトを離れます)