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「“主婦”と世間は言うけれど…」“ひきこもりママ”の孤独

『育児も家事もずっと一人。働きたいけど、主婦をしています。生産性のない自分が嫌いです』
『主婦になって、経済的自立ができず何も言えなくなりました。私は何者にもなれません』

こう話したのは、「ひきこもりママ会」で出会った女性たち。
母親で、ひきこもり?・・・当初はピンとこなかった“ひきこもりママ”。
しかし話を聞くと、社会からの孤立を深めていった状況が、とても他人事だと思えませんでした。

家庭での役割を強く求められ、自分の人生を後回しにしてきた結果、“ひきこもり”に居場所を求めるようになっている女性たちの声です。

「主婦である自分に生産性を見いだせない」

「外で働きたいのに、“主婦”から抜け出せない」と話すのは、都内在住で4歳の男の子を育てる専業主婦・かすみさん(仮名・35歳)。主婦である自分を肯定できず、苦しんでいました。

かすみさん

「専業主婦の自分は、あんまり生産的でないみたいに感じるのがすごく嫌です。生産性って、自分にとっては形に残ったり、お金に換えられるもの。私にとって家事は・・・何ですかね。形に残らないっていうか。ちゃんとやればすごく評価される仕事だと思うんですけど。自分にとっては、それが形に残るものじゃなくてあまり価値が見いだせなくて」

主婦になるつもりはなかった、と言うかすみさんは、もともと4年制の大学を卒業した理系女子。

卒業後は食品会社などに勤めていましたが、結婚と同時に勤めていた会社を辞め、夫の自営業の手伝いをするようになりました。

かすみさん

「夫が経営するネイルサロンの店長を任されることになって。自営業の家族の扱いだったから、あんまりちゃんとお給料もらえなかったんです。これだけ働いているのにお金が全然もらえない、本当にもう嫌になっちゃって。結局最後の方は、そろそろ妊活をしたいから辞めさせてほしいと言いました」

一度仕事は割り切ろうと決めたかすみさんですが、出産後、家事と育児をすべて一人で担う中で、孤立を深めていきました。

「育児はずっと私一人。夫は仕事しているだけ偉いっていうか、稼いでくれているわけですからね。でも、それ以外は何もしない。本当に赤ちゃんの時に抱っこしたのは、たぶん片手で数えられるぐらい。全然興味を示さなかった。だから一緒にいるけど、すごく寂しくて。お互いの子どもとして可愛がってほしい、興味を持ってほしいと思っていました」

夫には気持ちを打ち明けらず、ひとりで抱え込み、かすみさんは次第に身も心も衰弱していきました。

産後10か月の頃、遠方に暮らす両親が異変に気付いて病院を受診。
産後うつと診断され、病院の精神科に3か月入院することになりました。

かすみさん

「夜泣きと授乳で十分に睡眠がとれなくて。食べる気力も無くして適当にパンですませたり。でも量も栄養も充分じゃないから、どんどん痩せちゃって。栄養も睡眠もとれてないので、何かもう自分でできる気力がなくなって。子どもはどんどん育って管理することがいっぱいあるんですけど、なんかできないな、みたいな。できない、できない、できないばっかりになっちゃって、すごくしんどくなって。もう人生辞めたい状態だった」

自宅に戻った現在も、かすみさんは家事・育児をすべて一人で担っています。

再び心身のバランスを崩さないかと不安で働くことはできず、ほぼ自宅に閉じこもりながら過ごしていると言います。

そして、家事と育児を“完璧に”こなせない自分自身に対しての自己嫌悪を、さらに強めていました。

かすみさん

「子育てはしていますけど、社会的にひきこもっていますよね。今は特に社会とつながっている感じがしない。本当は働いて収入を得たいなと思うんですけど、このバランスが崩れて、またうつになるかもしれないのが怖い。私は主婦なんだから、家のことはやらなきゃいけないのは当然ですよね。でも主婦って言えるほどできているかっていうと自信ない。自分はこれで主婦って言っていいのかなって感じで・・・」

そんなかすみさんが、助けを求められる場所が、“ひきこもり女子会”や“ひきこもりママ会”でした。

かすみさん

「近所で開催すると聞いて。共感できる人と、話したいと思ったのがきっかけです。女子会でテーマごとに分かれたときに精神疾患のテーブルがあって、そこで話した時、“あるある”が共感できて。私は何もしていないと思うと、(友人には)うつのことも打ち明けにくい。みなさん忙しくされているのに、私は・・・。これ以上、人間関係を踏み込めない」

“ひきこもりUX女子会”で当事者たちが話すテーマ

かすみさんは、買い物や子どもの用事など、日常生活を維持するための外出はしていて、他人と接する機会がないわけではありません。

しかし、自分の素直な気持ちを打ち明けることはできず、夫に対しても、そうした状態が続いていました。

そんな中、“ひきこもり”という言葉を借り、居場所を見つけることで、やっと心の声をあげることができたのだと感じます。

コロナ禍で露呈する、女性たちの我慢の限界

林恭子さん

「これまでの日本社会は女性があらゆることを抱え込み、諦めや我慢で成り立ってきた部分があると思います」

こう話すのは、全国の自治体と提携し、各地で“ひきこもりUX女子会ママ会”を開催している「ひきこもりUX会議」の共同代表理事・林恭子さん。ひきこもり経験者として、社会に生きづらさを抱える当事者たちの居場所作りに取り組んできました。林さんが指摘するのは、コロナ禍で露呈した、女性たちが抱える負担の限界です。

ことし(2023年)1月に開催された「ひきこもりUX女子会フェスタ」
「ひきこもりUX会議」共同代表理事・林恭子さん
林恭子さん

「コロナ禍で女性の自殺やDV被害が増えました。現代は特に、女性が担っている負担が多すぎる。母親だから、妻だから、娘だからといって、子育て、家事、介護は女性が担う。さらに今は社会に進出して立派に働かなければいけないというプレッシャーまである。さまざまな困難や悩みを抱え、ひきこもる主婦は個人の問題ではなく社会構造の問題だと思うんです」

林さんは、長年働いていなかったり、生きづらさを抱え孤立している人も、共通の思いを持つ誰かと出会い、対話をするきっかけを作れたらといいます。

林恭子さん

「主婦であってもSOSを出していいんだ、と思うきっかけが増えればうれしい。子育てや夫との関係、どう社会や周りの人とと関わっていけばいいのか。抱えている悩みを話したくとも、ひきこもっていると誰にもその思いを話すことができない」

これまでひきこもりは男性が多いと認知されてきましたが、可視化されつつある“女性のひきこもり”。実質孤立状態にあっても、“専業主婦”や“家事手伝い”など家庭の役割があることで、女性自身が自認していなかったり、家族が課題意識をもっていなかったり、女性の孤立・ひきこもりの実態は全貌が把握されていないといいます。

林恭子さん

「ひきこもりの当事者会や居場所では、通常参加者は9割が男性。男性が多数の場では、本音を吐き出せず安心して利用できない女性たちが多いと感じています」

実際、ひきこもり女子会に参加した女性の中には、性暴力や男性家族からのDVのトラウマから恐怖心がぬぐえず、男性のいる空間に近寄れなかったという方もいました。

押し殺して当たり前だと思っていた「自分」

ひきこもり女子会で会ったシングルマザーのきみこさん(仮名・48歳)も、最近まで、自分自身を“ひきこもり”と自認していたわけではなかったといいます。

きみこさん

「女性だから失ったことが、あまりにも多すぎます」

きみこさんは、初対面の私に、とても丁寧に、そしてどこか申し訳なさそうに話し始めました。

打ち明けたのは、結婚を境に「自分」の気持ちを後回してしまった人生の選択への後悔でした。

きみこさん

「夫の顔色はやっぱりうかがいますよね。元夫は、私が社会との接点を持とうとすると邪魔してくるんです。何か活動しようとすると、すごいプレッシャーだったり、制限をかけてくる。ビクビクですよね」

介護職で10年働いてきたきみこさんは、さらなる資格取得のため夜間制の専門学校に通っていました。

しかし、結婚、出産後、家事や育児を怠ると元夫に怒鳴られるようになり、2年で退学をせざるを得なくなったといいます。

きみこさんが通っていた専門学校
きみこさん

「育児・家事を放っておいて、勉強とかいつまでやってんのみたいな、すごく脅されるんです。私も言いくるめられないように抵抗しようという気持ちが湧くんですけど、そうすると夫は力で押さえつけてくるようになるんですね。包丁が出てきたりとか。学校は…本当に惜しい、いまだに惜しいことをしたなと」

その後も、元夫のモラハラはエスカレートしていきましたが、被害の相談にも苦労をしたといいます。

元夫は公務員。一方無職だったきみこさんは、家庭内の実情をなかなか信用してもらえませんでした。

きみこさん

「市役所の女性支援課で助けてもらえないだろうかという思いで行ったんですけど、結局、アンタの努力が足りないんじゃないの?ぐらい言われて。もう何も言えないし、通用しないんです。誰も信用してくれない。あの苦しさは結構、耐え難いものありました」

さらに、夫の仕事の都合に合わせ転居を繰り返していたため、地縁のない土地で親密な相談をする友人もいません。

遠く離れた地方の実家も頼れず、次第に助けを求めることをあきらめ、地域とも疎遠になっていきました。

夫の言いなりの暮らしが続いた7年目、娘への被害を懸念したきみこさんは母子保護シェルターに逃げます。

行政の指導の下、元夫の追跡を逃れるため、親族や友人…一切の連絡を断ち、新天地での生活を始めました。しかし、その矢先に迎えたコロナ禍で、さらに孤立を極めていきました。

コロナ禍で追いつめられ…ついに限界が

シングルマザーとなり、ケアマネージャーとして働き始めましたが、今度は子育てを一人担う女性にとっての社会的な不利を突きつけられます。

きみこさん

「みんな正社員なんですけど、私だけ娘が学童で祝日は働けないと伝えたら、週5勤務だけど契約社員ですって言われたんです。ボーナスはないですし、退職金も当然ない。自分の意見が言える職場じゃなかったんですよね。サービス残業ばかりでした」

コロナ禍で、仕事があるだけありがたいと思っていた時期。1年ごとの契約更新のため、仕事を断ることはできませんでした。

小学校低学年の娘を毎晩遅くまで一人で家に留守番させ、昼も食べずに働く日々。

私事の悩みを共有し、誰かにすがる余裕さえありませんでした。

きみこさん

「もうたぶん疲れちゃって何もできない。娘の事もできないんですよね。だから学校のお知らせも読めないみたいな。本当に忙殺ですよね。自分の家がごみ屋敷みたいな状態で…」

2年間働きつめて仕事を辞めた去年、適応障害と診断されました。

新天地でも、ママ友や地域のつながりを持つきっかけはないまま。

部屋にこもり、オンラインの職業訓練講座の動画を見ては、働けない自分を責め続けているといいます。

きみこさん

「何もしてないっていうことが、イコール何もできないみたいなレッテルを貼られるんじゃないかなっていう、それが怖い。仕事って大変で、でもその大変なことをやるのが大人みたいなイメージがあるんです。働かざるもの…みたいな。そういう戒める気持ちがあって。役に立たない人間は、だめなんじゃないかみたいな、生産性のない人間とかは、いてはいけないんじゃないか、そういう気持ちもあって」

一方で、一人考える時間を持てたことで、取り戻したものもありました。

それは、結婚して以来見失っていた“自分の考え”です。

現在、行政の相談窓口につながり、“ひきこもりママ会”に参加するなど目標を立て、外出の機会を増やすようにしています。

きみこさん

「今、自分は何が好きだったのか思い出しているんです。最近、落語が好きだったことを思い出しました。女性の方がすごく変化を強いられるって変ですけど。自分の力だけでどうにかしろって言われてもできない、できない。もうシステムというか、何だろう。なんでしょうね、この不平等さというか・・・」

“ひきこもりママ”は私だったかもしれない

今回“ひきこもりママ”を自認し、ひきこもり女子会を訪れていた2人の女性に話を聞いているうちに、何度も泣きそうになりました。

4歳の娘の母である筆者にも、思い当たる経験がいくつもあったからです。

私の母親業も、夫の転勤によって全く地縁のない地方で始まりました。

かけがえのない命を授かったという思いがあった一方、実際の生活は想像を絶する日々でした。

新生児を迎えた1年目は、授乳などでまとまった睡眠時間も長くて3時間。それでも「仕事をしていないから」と引け目を感じ、娘の世話や家事をすべてこなそうとしていました。

乳幼児は一時も目を離せず、日中泣き叫ぶ娘を抱く手は自分の他にありません。
外出先も子どもがいて迷惑をかけない場所、そして夫の帰宅までに夕食を作れる時間内で・・・。
当たり前かもしれませんが、産後1年間で「自分」の時間はほぼありませんでした。

命を守る重責と、家庭的役割を当然のように担う苦悩を、私も周囲に共有できませんでした。

今思ってみれば、たぶん、いい妻、いい母であろうと思い込み、必要以上に自分を押し殺してしまったのだと思います。

幸い、仕事に復職することで、社会の中でのささやかな役割と子育ての生きがいを心に取り戻しましたが、もし出産と同時に仕事を辞めていたら、私は自力で社会に戻っていた自信がありません。

女性であるがゆえに、弱い立場に追い込まれ、孤立した“こもりびと”がたくさんいるのかもしれない。

かすみさんときみこさんが教えてくれました。

「声」を募集

#となりのこもりびと」取材班では、引き続き「女性のひきこもり・生きづらさ」についてご意見・メッセージを募集しています。孤独や生きづらさ、ひきこもった経験など、留守電のメッセージや投稿フォームにお寄せ下さい。

フリーダイヤル 0120-545-501
「留守電」はこちら フリーダイヤル 0120-545-501
女性のひきこもり・生きづらさ

この記事の執筆者

報道局 社会番組部 ディレクター
三浦 茉紘

「#となりのこもりびと」担当。世界の人権問題や民主主義をテーマに番組を制作

みんなのコメント(47件)

提言
ニック
70歳以上 女性
2023年10月10日
最近は結婚しない、という若い人多いですね。
結婚し新しい環境下で他人の家に入ったときの疎外感からのひきこもりや奴隷状態。これは夫婦の問題です。

ひきこもりというより妻や母親、主婦といった足かせが、社会のコミュニケーションからいつのまにか遠ざけられてしまう危険性から出られなくなっている場合。

人生が経済活動に繋がらない時期というのは誰にもありますが、それが長くなると社会に戻る術を失い、自分の存在を否定される気分にまで至ります。今の忙しい経済活動中心の社会に生きる私たちの風潮は誰が作ったものでしょうか?主婦の本来の価値を認めない風潮。

これに正しい解答が得られないと、家族や周りの人の優しい理解や愛が無いところでは生きて行くのがつらくなります。

自分の生きる意欲が少ない場合やご主人との価値観の違いで自分の良さを見いだせなくなってしまうのです。
感想
みか
30代 女性
2023年8月31日
結婚後専業主婦です。本当は働きたいのですが、夫の反対と転勤族で頼れる人もおらず諦めてます。
私は皆から専業主婦で幸せだね。羨ましいよと言われますが、自分の人生に納得していません。今後の社会での活躍は諦めてます。(子育てや夫の残業で帰宅が遅いので、家庭との両立は不可能)先の見えない不安で(転勤がまた何年後にあるのか、人間関係もリセットされるんだと思うと上辺の付き合い。)毎日胸が苦しいです。
男社会(正社員や役職はほぼ男性)や転勤制度が当たり前(昇進やスキルアップ)の日本が変わらない限り、女性が働く意欲や活躍の場を持つのは難しいと思います。
体験談
みやび
60代 女性
2023年6月24日
私も、この記事に出てくる「かすみ」さんの様な状態、気持ちで、子供が、1歳9ヶ月の時、「自傷行為」に至り、精神病院に入院した。

現在は、「親の高齢化」に伴う問題で、苦しんでいる。
感想
アガパンサス
60代 女性
2023年6月23日
記事を読んでたいへん共感しました。
私は60代ですが、結婚してこの土地に来て二人の子供の子育てをする中、ずっと生きづらいと思っていました。お母さんでも働くのが当然の土地がらですが、下の子には障害があり思うように働けない、家事も上手く行かない、学校の提出物や町内の行事など忘れてしまう、どんどん悪循環になってしまいました。自分には価値がなく何も満足にできないと思っていました。こんな自分だから欲しい物を買ったり好きな事をするのに罪悪感がすごくありました。今も抜けません。こういう女性の気持ちに向きあってくれる所がやっとできた!と嬉しく感じています。
感想
よしよし
60代 女性
2023年5月30日
身につまされました。仕事 主婦 母 妻 育児 介護 町内のおつきあいいろいろなやくわりがあるけれど やって やれて当たり前みたいなところがありますよね。 できない自分はひたすら 責められて 近所に相談するひともなく 居場所がないです。ひきこもりにちかい状態かな と。
悩み
もうおばあさん
50代 女性
2023年5月16日
このお話にであった時、ああ、そうだ、私はひきこもりなんだ、そして苦しんでいる人もいるんだ、という衝撃がありました
私は57歳専業主婦と聞こえはいいですが無職です。お見合い結婚した夫と二人で暮らしてます。子供は二人いますが就職や進学を機に親元を離れました
私は今まで職につけなかったことが大きなコンプレックスです。人のせいにするのは良くないのかもしれませんが、私が仕事につけなかったのは実母と夫の影響が大きいです。
今は実母と夫を恨みながらも夕食を作り苦手な掃除をし、鬱々とした日々を過ごしてます。統合失調症と診断され、薬をのみ、お金の事、老後の事で不安に押しつぶされそうです。よかったら助けてください
体験談
ジェームズ
50代 女性
2023年5月14日
皆さんの投稿を読み、自分の捉え方は間違っていなかったと確信を持つも、やはり現状「生きづらさ」「差別」「見下し」がどうしても世の中には在るのだなと再認識しました。この5年間私も子育てが一段落したら家計の為にも稼いで一人前。と思い込み復職しました。専門職と事務職の経験があったので職には就きましたが、ブランクのためにパソコンを始め、完成されている人間関係には入り込めませんでした。自分の何が悪いのか?自責する事が続きます。どの職場でも投げ掛けられた言葉です。「なんで、働くの?旦那の稼ぎがある人が」覚えたてのPC操作でミスをした時でした。5年経ち、専業主婦に戻っています。今では「縁がなかったんだ」と割りきって言い聞かせています。が、稼がない主婦は世の中にとってそんなに「無意味」なのでしょうか?
一時期、残業が毎月続き息子から「お母さんの居ない家は家じゃない」と泣かれた事があります。
悩み
ピーチ
40代 女性
2023年5月12日
4月から小学生になったこどもがいます。
幼稚園の頃から場面緘黙があり、緊張や不安も強く、入学式から母親の手を離しません。引き剥がす効果はなく、一緒に行けるならと、朝から全部の授業を付き添って、1ヶ月半が過ぎました。幼稚園時代も悩みましたが、小学生になると深刻で、義務教育だからと、社会や周りの目が厳しく感じます。少しずつ理解はあるものの、結局は親、特に母親負担が大きいです。私は他に精神障害も患っています。下の子もいます。毎日、保育園に送ってから、上の子の学校に付き添い、毎日へとへとです。
社会問題としては、
1、給食が食べずに帰ることも多々あるのに、給食費を払い、こどもには家で食費がかかります。
2、登校支援のために、他の人に連れて行ってもらったり、私が連れていけないときのシッターへの保育料がものすごくかかります。1人で留守番もできません。
とても困っています
体験談
サクラ
50代 女性
2023年4月20日
記事を読みながら自分自身も同じ想いを抱えている事に気づきました。14年前に会社を辞めて自宅で個人事業主として仕事をしています。会社員時代は夫が仕事への理解がなくて、何かと女がこんな遅くまで仕事をするなんてと不機嫌でした。体調を崩して退職後は復職に反対され、会社員に戻れずやむを得ず個人事業主として自宅でできる仕事を行っています。以前の仕事と全く関係なく嫌いな事ではありませんがお金の収支など会社員時代とは異なる苦労がたくさんあります。ただ夫は毎日自宅にいて家事や犬の世話をすべて担ってくれる環境に満足しています。私自身がかなり無理をして合わせている事など全く気づかずときどき虚しい気持ちになります。
ここ3年間は犬の認知症がひどく自宅の仕事も難しい環境です。自宅で気楽にお遊びみたいな仕事をさせてやってるみたいな事を言われると心底腹立たしいです。男の人中心の社会が変わっていく事を願います。
提言
うぇーぶ
40代 女性
2023年4月13日
先月の国の調査で、中高年のひきこもりは半数超が女性だそうです。可視化されてきたのでしょうか、団塊ジュニア、就職氷河期の世代です。早期の支援をお願いします。
悩み
みーこ
70歳以上 女性
2023年4月4日
私は。 47歳になる息子と その嫁について悩みがあります。 2歳になる女の子がいます。 嫁は 2ヶ月ほど前から突然 私達夫婦と会おうとはしません。 それまで使っていた LINE も既読になりません。 何がどうなったのか 理解に苦しむ毎日です。 それまでは 私が思うには 仲良く 明るくお付き合いができていたと思うのですが 息子に聞くと しばらくそっとしといてちょうだいと言います。 人に会いたくないのだそうです。 それでも 孫に会うことは拒否されませんので たまには 会いに行くのですがその時は嫁は 外出しています。 これもひきこもりの一種 なのでしょうか ? 今はそっと見守ることしかできないので たまに 行く時は おかずを届けておいてきます。 こういう時は私たち 年寄り 84歳と79歳ですがどのように対処していったら良いものでしょう ?
感想
ぎんた
60代 女性
2023年4月4日
定年後も再雇用で働く女性です、専業主婦と聞けば、本音はうらやましいでしたから正直びっくりしました。そんなにも苦しくつらい思いを抱えながら1人頑張って抱え込んで…今はラインなど会えなくても繋がれる時代ですよね。友人はご主人がうつの為どこにも出かける事は出来ず時々家に行ってお喋りしています。ラインも頻繁にしているのですが、こちらが仕事の愚痴をこぼすことはあっても友人からはほぼないです。人に愚痴をこぼしてもとの思いがあるのだろうと遠慮されているのだと思いました。子供さんはなく、現在90代のお姑めさん、5年近くうつのご主人との暮らしです。個人情報がどうだとか、パワハラだとか色々考えると発言も踏み込めない時代。とにかく吐露して聞いてもらえる場所や人は大事ですね。これからも活動応援しています。
感想
パート太郎
20代 男性
2023年4月3日
苦しんでいる、困っている人のことを知ることができました。

人の気持ちを知る上で、またこれからの自分の人生を考える上で参考になります。

彼女ら、彼らに対して社会は何ができるのか、ヒントをぜひ私たちに提供してほしいです。
感想
ゆき
50代 女性
2023年4月3日
とても共感しました。
私は子育ても終わり、卒婚しましたので、今は外で仕事をしていますが、ひきこもりママという言葉がとても心に響きました。
専業主婦は本当に孤独で、無力感というか、女性も働くのが当たり前、専業主婦は甘え、みたいな風潮があるのかどうなのか、自分が何も出来ない人間のような気持ちがずっとありました。
同じような気持ちで、今現在つらい思いをされている方のために、何かできたら良いなと強く思いました。
続報を期待しています。よろしくお願いします。取材がんばってください。応援しています。
悩み
Kiky
40代 女性
2023年4月3日
記事を読んで、私のことだと思いました。
大学卒業後すぐ就職、結婚しました。
慣れない土地での生活と仕事にバタバタしながら、妊娠し出産。その後、復帰をしたかったのですが、うつがひどく病気休暇と育休をくり返しながら3人を産みました。
復帰することを希望していましたが、夫の仕事の都合でワンオペ育児だったことと、自分の精神状態が限界だったこと、産休育休病休を繰り返して職場にいづらくなったことなどが重なり、仕事を辞めました。
その後10年療養して子育ても体調も少し落ち着き、子供にお金のかかる年齢になったので働こうと思ったのですが、またメンタルの病気になったら…と働けません。
勤め先が行政だったために相談にも行けず。通院も20年していましたが、経済負担の割には治療効果がなかったため無駄に感じ…救いの場がないです。近くにこういう場があったら知りたいです。
感想
一市民
50代 女性
2023年3月31日
記事を拝読して、いつまでたっても日本では女性が生きにくい国であるとしみじみ実感、虚しくなりました。私は「25歳はクリスマスケーキ」と言われた世代。「女性活躍」なんて言われもしなかった時代に自分らしい生き方を求め続けてかなり苦労しました。諦めたらいつの間にか世は「女性も仕事を持って一人前」の空気に。しかし専門的な仕事の積み上げ若しくはキャリアが無い中年女性が活躍出来る場があるはずはなく、ひきこもるしかありません。「生産性」ですか。嫌な言葉ですね。私も自分が価値の無い人間のような気がして相当苦しんだ時期がありましたが、人間は皆平等であると思い直し、今では気にしないようにしています。全ての女性が自分が望む生き方を自ら選べ、そして堂々としていられるような社会を切に願います。
感想
サッちゃん
50代 女性
2023年3月26日
結婚して子どもができたら、家にこもれ、外で働くなと、所得がないものは無能だと強く刷り込む傾向は、いまだに強いのですね。暴力が原因で別れた夫は、この記事の通りでした。別居から離婚に至りましたが、夜逃げしていなかったら、今ごろあの世です。
体験談
ささ
50代 女性
2023年3月26日
コロナ禍で外出できなくなり、外食もできないので毎日家族に3食作らざるを得なかった。
しかしそれは今も続いている。

特に夫は、私がどんな思いでやってきたか想像もしない。私は当たり前に作る人だと思っている。口先で「ありがとう」を言えば済むと思っている。

家事に休日はない。
もう嫌だと投げ出したい。
でも、言えない。

今仕事をしていない自分の立場は弱く、自分で使えるお金もないので、気晴らしもできず、経済的なことを考えると作るしかない。
こもっていれば、余計なお金を使わないですむ。生産性がない私はこもることで家計を助けるという考え方もある。

ただ、こもっていると時間の感覚がわからなくなる。家事がすごくおっくうに感じる。夕飯を作ろうと決心するまでに時間がかかる。

ひきこもりママ、というネーミングが、新たなイメージの固定化につながらないか心配。
ひきこもる事情は人それぞれ違うから。
感想
桜吹雪
70歳以上 女性
2023年3月26日
時代が変わっても人の苦労は変わらず。私の若い時と同じです。DVやモラハラから逃げたり避難はいつも弱い立場の女性。相手方の男性は、何の罪の意識もなくて、反省もしない。基本的人権が人の心に定着するのを強く願います!頑張りましょう!
感想
白木蓮
40代 女性
2023年3月24日
50歳目前で専業主婦歴18年の白木蓮と申します。私も引きこもりママかも知れません。
第一子妊娠〜出産を機に会社を退職。以来ずっと、専業主婦です。40代に思うところあって、教員免許を取得しました。4年生大学の既卒でしたので、教員免許に関わる部分の単位だけを通信制大学で取得し、職に就こうとしたところで、コロナが世界的に蔓延し機会を逸してしまいました。今も教職に就くことを諦められずにいるものの、第一子出産後の数カ月後に育児うつを患ったことがあったり、また10年前にもうつ病を患い通院した経験もあり、再就職する勇気と決断ができずにいます。うつ病のきっかけは、いずれもワンオペ育児とワンオペ家事による多忙さです。24時間分刻みで家事をこなし、家事や育児はやって当たり前、こなして当然の周囲の無理解に心が悲鳴を上げたのでしょう。現在は毎晩のようにうなされて寝ているようで、未だ深層心理に深い闇を抱えています。
提言
みち
40代 女性
2023年3月24日
多様性という言葉が飛び交う令和の現代において、いまなお「女性なんだから」と家事や育児や介護という名の無賃労働に女性を押し込んでいる構図は何とかならないのでしょうか。
女性は男性の奴隷ではありません。
結婚して子育てして介護して。それでも社会からは「専業主婦は楽でいいよね」と揶揄される始末。
記事中に「生産性」という言葉が使われていますが、実際にお金を稼いで税金を払っていないと「旦那にぶら下がっている社会のお荷物」的なネットの心なき声に対して腹立たしさを感じます。
女性の人権を守るために公的機関は何をしてくれるのか。
女性だけではなく追い詰められた人の「駆け込み寺的」な"安心安全が担保される場所"の整備が必要だと思います。
感想
翔子
70歳以上 女性
2023年3月24日
素晴らしい記事です。いくら、ジェンダーについて論争しても、このように現実の地べたについた取材に基づいて書かれた記事が示唆するところは大きいと思います。「妻・母・娘を演じる女性たち」という副題もとても深い意味があると思います。ワンオペ育児、存在しない夫や父親、ネットや酒でしか癒されない孤独ーー日本では育児をしているママたちをみて、若い女性が自分もそのようにしたいとは思えないでしょう。「異次元の政策」はこの現実に根ざした見識から出発してほしいです。三浦ディレクター、頑張れ!
p.s.最近、小学校の授業参観に父親が多く出ているらしいです。父親参加は例外、ではなくて、少数派だけど半分を超えるときもあるらしい。これも取材してほしい!
体験談
くるみ
30代 女性
2023年3月23日
記事を読み、大変共感しました。私は現在専業主婦で子どもはいませんが、結婚後、新しい土地での生活に馴染めず、ひきこもりに近い状況です。これではいけないと仕事を探すのですが、そのたびストレスで体調を崩して退職し、現在は休養しています。これまで、「生産性」や「社会的評価」を軸に自分の価値を判断しては落ち込んでいましたが、最近、そうした側面だけで人の価値を判断するのは偏った見方だと気づきました。社会で立派に働き、お金を稼ぐことだけが人間の価値ではないと思います。それより、その人自身が望むもの、好きなもの、やりたいことに忠実になれることが大切なのではないでしょうか。私は結婚後、自分の気持ちを抑え込み、夫や夫の家族の期待に沿うように仕事を選んだり、夫の意見に合わせて行動してきた結果、自分の好きなものが分からなくなってしまいました。記事に書かれていた女性のように、今はもとの自分を思い出そうとしています。
感想
elle
20代 女性
2023年3月23日
結婚にともない夫の海外駐在に付き添っている現在主婦です。タイトルを見て思わず自分のことだと感じて記事を開きました。
日本ではもともとフルタイムで、国内外の出張も多い環境で比較的ばりばりと働いていました。引っ越し後も仕事を続けられないか職場に相談したものの、時差のある環境では難しいと良い顔をされず、仕事を辞めました。仕事もなく、友達もおらず、言語も不便なこの場所では孤独です。なにかしらリモートワークなども考えたものの、妊娠しているため困難が続いています。
いわゆる「駐妻」にあたりますが、悠々自適なイメージの裏で孤独を抱えて生きています。日本でも自分と同様に苦しい人たちがいることを記事で知り、自分だけではないのだと改めて感じるとともに、日本語で活動できるコミュニティが近くにあることをうらやましくも思いました。
悩み
ままりこ
50代 女性
2023年3月23日
このテーマ、もっともっとテレビのニュースなどで何度も何度も取り上げてください。55歳でもまだ悩んでいます。「職業人としての私」は夫、子供、介護のために捨てました。でも、このまま終われないんです
感想
ぽんぽんりん
60代 女性
2023年3月22日
いつの時代も、ママの悩みは同じなんですね、完璧、理想を追えばおうほど、自分を追い込んで、当時夜泣きをする娘と一緒に娘もよりももっと大きな声で、声を出してオーンオーンと泣いていました。赤ちゃんの娘が、泣き止んで、私の顔を不思議そうに見ていた事が、思い出されます、そんな娘もママになり、つらい時は、大きな声を出して、泣いて、と、アドバイスしています。

今は、ネットで、悩みを話せる場所があり、自分だけじゃないんだと、共通の悩みを打ち明けて、乗り越えて、下さい、子どもは成長します、必ず、乗り越えられます。
提言
シラガのオバサン
60代 女性
2023年3月22日
私は65歳、残りの人生30年をどう生きていこうかと考える年齢です。この記事を読んで、自分の来し方を思い出すような気がしました。かつて3人の子どもを引き取り養育費もなく離婚しました。いま、年金額があまりにも少ないので、受給を先延ばしにしてスーパーの毎月10万円ほどの給料などで生活しています。一男二女の子どもたちは誰一人結婚していません。親の生きざまを見て「何が悲しくて結婚して子育てなんかするの!」主婦の仕事は食事を一回作ったら、材料費の2〜4倍の価格の商品を製造したと思ってください。子どもの世話は、1時間1500円から2000円の労働をしたと思ってください。GDPに反映されない女性の家事労働が日本の社会を栄えさせているのです。ささやかでもいい、自分の趣味に費やす時間と費用を持ちましょう。私は中国語の学習でした。しんどい時は子どもと一緒に昼寝しましょう。子どもはいつか手がかからなくなります。
提言
つるちゃん
70歳以上 女性
2023年3月22日
行政で、シングルマザーの集まりはありますが、ひきこもりのグループはほとんど無いのが現実です。
マスコミ主導で、そのような会を行政に企画するよう働きかけが出来ないものでしょうか?
根っこにあるのは、多くの女性たちに刷り込まれている、日本のジェンダーバイヤスの問題が大きいと思います。
体験談
ひろすけ
50代 女性
2023年3月22日
結婚して〇〇さんの奥さんになり、
出産して〇〇さんお母さんになり、
介護をいている今は〇〇さんの娘さんです。
働いていない人、社会に関わっていない人は、病院や役所を除き、名前を呼ばれることが少なくなります。
自分の存在がどんどん薄れていく感じがします。
男女平等とか男女共同参画とか、そんな言葉をあえて声高に言わないといけないということは、現実がその逆だからです。
毎月の生理、胸の膨らみ、妊娠、授乳などなど。自分が動物の雌であることを思い知らされることが延々と続く中で、さらに妻、母、嫁、娘などの肩書きが、その役目を務めるよう無言の圧力をかけてきます。
男性も男性特有の悩み、苦しみがあることは、自分なりに理解しているつもりですが、守りながら攻める、ひとりサッカーのような状況が長期間続く女という生き物は、やはり「しんどい」ものだと思います。
感想
さくら
50代 女性
2023年3月21日
ひきこもらざる得ない母親の立場の苦しさに強く共感いたします。夫婦共働きが当たり前の世の中、共働きでないと生活が回らない現実がある中で 家族の介護や子育て、健康上の理由から主婦業のみを選択せざる得ない場合があります。私も障害児を出産し共働きを諦めた1人です。仕方ないとわかっていても、独身の頃の様に社会に出ることを諦めきれませんでした。働く女性にスポットが当たるたびに、今も悔しさと嫉妬に似た感情が込み上げます。
世の中は 子ども真ん中政策など、考えているようですが、子育てや介護をする親を真ん中に考えて欲しいです。親が元気でなければ、子どもにも影響がでます。親を守る事が、子育て等の安心、ひいては出生率の増加にもつながると思います。
感想
スダチ
40代 女性
2023年3月21日
このテーマを取り上げてくださりありがとうございます。

お二人の気持ち、私もまさに痛感しています。家事育児は苦手、せっかく得意な職に就けたのに、結局出産育児のため退職せざるを得ませんでした。少子化に貢献してきたはずなのに、今では専業主婦は社会からも冷たい目で見られ、やってられません。しかも、働く女性が増えたため、ひきこもり主婦の存在に気づいたり、気持ちを理解してくれたりする人もほとんどいません。

女性でなければ、あるいは出産していなければ、好きな仕事を定年まで続けられたのに、社会的な立場も確保できたのにと、悔しさでいっぱいです。
体験談
みちこ
40代 女性
2023年3月21日
私も4人の出産、育児を経験し、現在子供は8歳、7歳、5歳、3歳になりました。 
今でも出産して初めての育児を経験し、上の子が小学校に上がるまでは、毎日苦痛で生きていることがつらかったです。 今でも当時のことを思い出したくないです。 
でも、今は仕事を始めて子供たちともようやく楽しく生活出来ている気がします。
これから出産、育児を経験されるお母さん方には、私の様な経験をして欲しくないです。もっと、出産や子育てには政治的な介入が進み、皆が子育てを楽しめる社会になって欲しいです。
体験談
ゆういちろう
30代 男性
2023年3月21日
30代男性です。記事の内容が、僕の母そのままでした。ただ、この記事には母親の側の生きづらさは書かれていても、「育てられる側の生きづらさ」が全く書かれていません。僕は3歳の頃から、何万回も母の主婦としての生きづらさを聞かされてきました。それもあって、僕は二十歳の頃に精神面で体調を崩しました。もっと視野を広く取材をしてほしいと思います。
悩み
カメトメ
40代 女性
2023年3月21日
私は19歳で妊娠し、社会復帰を考えた27歳で2人目を妊娠しました。社会に戻ろうと思えば戻れたかもしれない。けれど、どう戻れば良いのかもうわかりません。仕事をしていない自分自身が恥ずかしく、引け目を感じます。
感想
たあちゃん6号
60代 男性
2023年3月21日
男女平等という、きれいごとで、男性の収入低下、企業収益低下、女子収入が上がらず、すべてマイナスの作用、夫婦共働きで、すべて女子に社会、子育て、介護の負担を押しつけられる不平等、現実社会のうそ。きれいごとの結果だと思う。
体験談
古希を迎えた主婦
60代 女性
2023年3月21日
時代が変わっても 稼ぎの無い主婦が物言えずハラスメントを受けて、自分の気持ちを押し殺して生活する女性たち!その様な家庭環境で育った子どもが受ける心の問題を見過ごす事はできません。
振り返れば自分は身の回りに定期的に集まれる共同購入の仲間達が居たリ、おしゃべりができる人がいたので、ひきこもりにならずにいられたんだと思いました。
夫から受ける圧力を感じる主婦は今でもかなりいるんですね!
自分の気持ちが言えないまま暮らし、成長した子どもたちは、その姿をしっかりと心に刻んで育ちます。親不審だったり 自分の気持ちが言えない自分にいらだったり、子供が育ってから気付かされ過去を悔やんだりもありました。ありのままでいられる生活 安心して暮らせる家庭で暮らせたら最高ですねー
悩み
ピーピー
30代 女性
2023年3月21日
記事良かったです。つらくて熟読できないくらいでした。私は育休明けで公立学校教員に復職予定ですが、部分休業(時短)を希望したら上司に嫌な顔をされてつらいです。時短分の人員補助の仕組みが欲しいです。復職せず育休明けに退職する方が無責任だと思って、復職するのに、嫌な顔をされるなんて、何が正解だったのかわかりません。不安です。
感想
良く分かります
60代 女性
2023年3月21日
本当に、良く分かります。日本は世界で2番目に女性が働きにくい国だそうですが、世界で2番目に女性が生きにくい国なんじゃないかと思います。育児も介護も女性だけにさせれば福祉にかかるお金は少なくて済みますものね。
感想
みか
40代 女性
2023年3月21日
『ひきこもりママ』の孤独、環境だけではなく、自分自身の心身の状態から、さらなる孤独を深めていく過程が、過去の自分を見ているようでした。自分の都合を後回しにして、いつしか主人に意見しなくなり、「自分が悪いんだ」と思うことで解決した気になって。

離婚して8年、後回しにしたつけは、職場で男性上司が少し高圧的な言い方をしたら何も言えない自分になり、一方で、家庭では高1と小5の子供へのいらだちで言動がきつい親となってしまっています。
シングルマザーだから経済的には支援策が、と思いますが、フルタイムで働いていて医療費補助はなく、児童手当もありません。子供と過ごす時間を減らして仕事しても、サポートはないんだなともやもやした気持ちもあります。余談ですが。
職場での自分も子供と関わる時の自分も、このままではいけないと思いながら、『後回し』にして変わってない自分。その現状をつきつけられた特集でした。
感想
mt
40代 女性
2023年3月21日
日頃から感じている事を表現していただいてありがとうございます。

主婦の生きづらさ。人には分かってもらえない。堂々巡りのモヤモヤの中で生活しています。

悩みを聞いてくれる人、分かり合える人が居るだけでも少しでも楽になると思うんですが、主婦同士も色々あって、仕事を出来ている人や、子供の人数などでなかなか同じだとは思えず、相談も出来ません。
感想
Fu
40代 女性
2023年3月21日
20年以上昔ですが、一度主婦になったら二度と社会に戻れない恐怖感を思い出しました。就職氷河期で女性が不利な時代に、派遣や契約で安く働かせて貧富の差を作り、仕事があるだけマシとサービス残業に漬け込む搾取がまだ続いている日本…
この国は大丈夫なのでしょうか。
正社員採用も管理職も男性優先、既婚女性はリストラ対象、男性が男性優位社会を死守したいエゴが続いているからですよね。
労働人口が減るこの国で、子供が負債になる社会構造を作ってきた政策もこの国の因習も、国が滅びるまで目が覚めない。
感想
ふう
60代 女性
2023年3月20日
女性が結婚後、相手の家や家族に馴染み適応しようとするのはごく普通の事と思い一生懸命にそうして来たしそれは喜びでもあった。でも主人の意見や周囲の気持ちに合わせ過ぎて常に自分の気持ちを後回しにして来たため、「自分で決断したり考える力」は萎んでしまい、気付けば、自分では行動することが不安で動けなくなってしまった。自分にこんなことが起きるなんてビックリ。だけど仕方ない。一度そうなると回復は大変だけど、1回きりの人生だから、絶対大丈夫!と思いなんとかパートに出ようと努力しています。こんなに働きたいのに、何が本当にしたいのかわからない。(人の目も気になる。甘えてる、私?)
他にも同じ様な悩みを持つ人が多いと知り、一緒に頑張ろう、と思えた。私たち、きっと大丈夫!
感想
あさ
60代 女性
2023年3月20日
もはや悩みでもなく、体験談でもなく、単なる事実ですが、私もひきこもりです。保育所探しや両立の馬力や体力がなく、専業主婦になり、妊娠中にけんしょう炎になり子育て中に手根管症候群になり、手を思いきり使うことができなくなりました。だましだまし家事をして今に至ります。仕事や趣味やボランティアなどやり始めたら、誰かが重大な病気やケガをして、やり続ける気力がなくなりました。まぁそんな人生ですが、家族が平穏に暮らしてくれたらそれでよしとしています。そんな人間もいますが、がんばれる人はひきこもり脱出できたらいいですね。フレーフレー!
感想
やまだ
30代 女性
2023年3月20日
私も専業主婦であることに引け目を感じていたひとりなので内容に共感しました。結婚前からうつ病で通院していたのですが、良くなっては悪くなっての繰り返しでパートで働いてもすぐに体調を崩してしまって長く続かない状態でした。家事もままならない体調の日も多く、夫に申し訳ない気持ちでさらに体調を崩す毎日でした。
私の場合は障害年金を申請し受給させてもらえるようになったことで初めて心が楽になりました。自分は受給対象ではないと思っていたのですがFPの方に相談したところその状態なら受給できる可能性があるといわれ わらにもすがる思いで申請しました。制度を知らないことで必要な支援が受けられていない人もたくさんいると思います。同じ境遇の方と出会う場があるなどの情報も、得られるチャンスがなければ孤立したままです。行政や福祉の側から手を差し伸べてくれる仕組みがあれば良いのにと思います。
体験談
ゆりこ
40代 女性
2023年3月20日
「ひきこもりママ」
初めて聞いた言葉ですが、私のことだと思いました。
記事で紹介されていた方々ほど切羽詰まっていませんが、話し相手は誰もいません。
昔より多様な価値観が認められるようになって、色々な立場の方が増えたからでしょうか。なかなか、話し相手は見つかりません。
体験談
ほど
40代 女性
2023年3月20日
記事を読みながら、泣きそうになりました。私は大学院卒業後、すぐに結婚して非正規職員として何年か働きました。その間、大学院まで出してもらって正社員になっていない負い目をずっと感じていました。夫や実家の家族に責められるようなことはありませんでしたが、ずっと何となく物が言いにくいと感じていました。第一子を産み、2年育児に専念しましたが、その間、社会と切り離されていると感じて息が詰まるようだったので、以前の会社でまた働き始めました。私の場合は新設の保育園が近所にできたことで、運良く求職中でも子供を預けることができましたが、それがなければ、今頃どうなっていただろうと思います。その後、正社員になり、第二子が小学校に上がるとき、第一子が小児指定難病であることがわかりました。幸い治療法があり、後遺症も残らず済みましたが、毎月の通院は母である私が主に担っています。漠然と女の仕事にされていることが多すぎます。
悩み
さちこ
50代 女性
2023年3月20日
小3一人息子、発達障害ASDのためか、幼稚園、学校を怖がり、今はフリースクールと週2回の別室登校してます。
極度の緊張から、常に付き添い、勉強も間違えに強い忌避感があるので、ずっと私がみてます。ディスレクシアもあり、専門機関に繋がってなく、しんどいです。ほとんどずっと一緒です。ゲームをしたりして遊んでますが、イライラしながらやってる時が多く、一人にするのはどうかと一緒に過ごしてます。夫は自分の趣味に没頭、私の時間がほとんどなく、現在調子を崩して横になってますが、こういう時がやっと私の時間です。なので夫に「出かけていいよ」と言われますが、疲労困憊、気力も薄れて誰にも会う気もなく、社会の接点は学校の先生と子どもたちくらいです。