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持続可能な社会へ “地球のミライ”は私たちの手に V0l.2
SDGs 持続可能な開発目標の2030年までの達成、地球温暖化対策など、いま、問題解決のためにアクションを起こすことが求められています。問題を放置すれば、2030年には“後戻りできなくなる分岐点”を迎えるとされる中、「地球のミライ」の取材班やNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」と一緒に解決のヒントを探しませんか?





















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2021年1月18日
持続可能な社会 2050年の未来予想図
「温室効果ガス排出ゼロ」社会とは?
去年10月、日本政府は 温室効果ガスの排出を「実質ゼロ」にする方針を表明しました。 では実際に「温室効果ガスの排出ゼロ」が実現したら、社会のあり方や私たちの生活はどのように変わるのでしょうか?
地球のミライ取材班では“2050年の未来予測”を行ったある報告書を元に、「脱炭素化」した社会の姿をビジュアル化しました。 協力してくれたのは、若者向けのメディア「NO YOUTH NO JAPAN」のみなさんです。2050年には社会の中心になっている世代です。


左から 吉井紗香さん(21)/川添由貴さん(20)/黒住奈生さん(23)/グラフィックデザイナー 平山みな美さん(33)

今回の“ネタ元”になったのは「ネット・ゼロという世界 2050年日本(試案)」という報告書です。持続可能な開発や環境対策について研究している「地球環境戦略研究機関(IGES)」が去年発表したものです。石油化学や建設業界など様々な企業や研究機関にヒアリングを行い、温室効果ガスの削減に向けて今後導入される技術や、それぞれが目指している未来の姿などを調査しました。
その上でエネルギー需要と温室効果ガスの排出量の変化を試算し、2050年の社会や暮らしについて “未来予測”を行いました。



まずは、温室効果ガス排出の「実質ゼロ(ネット・ゼロ)」とは?
(※画像はすべてダウンロード可能です。SNS投稿などで自由にお使い下さい)










「トランジッション・シナリオ」が描く未来
「ネット・ゼロという世界 2050年日本(試案)」にはネット・ゼロを達成するための「2つのシナリオ」が示されています。

1つは、社会の変化がほとんど起きず、エネルギーも石油などの化石燃料を使い続けながら、ネット・ゼロを達成するというものです。これは排出されたCO2を『地下に埋め込む』ことを想定していますが、いまの段階では不確実性が高い技術です。
もう1つは、社会制度や経済構造などに“変革”がおき、再生可能エネルギーがこれまで以上に使いやすくなることで、「化石燃料を使わない社会」が実現するというものです。
報告書では「トランジション・シナリオ」と呼んでいます。

この「トランジション・シナリオ」が実現した場合、わたしたちの暮らしはどう変わるのでしょうか。
















もちろん、こうした社会を実現するのは決して簡単ではありません。
私たち一人一人に何が求められるのでしょうか?











「ネット・ゼロという世界 2050年日本(試案)」を中心となって作ったのは、30代の研究員です。メンバーの一人、栗山昭久さんは以前、温室効果ガスの排出を80%減らすことすら難しく、ましてや「ネット・ゼロ社会は不可能」と感じていたといいます。
しかし今回の調査を通じて、排出削減が難しいとされる鉄鋼業界などもヨーロッパでは、ネット・ゼロへの道筋を描いていることを知り「達成は可能ではないか」と思うようになりました。

栗山昭久 研究員(地球環境戦略研究機関)
  「持続可能なネット・ゼロの世界を実現するためには、CO2を排出しない再生可能エネルギーへの転換、そして、それを効率的に使っていくデジタルトランスフォーメーション電化を進めることがカギだと感じています。
実現させるために欠かせないのが変革です。エネルギーを始め、人々の行動・価値観が変わっていく必要があります。 これからの10年が大きな分岐点だと思います」



もし「トランジション・シナリオ」によってネット・ゼロが実現したら、
2050年の街の姿はどうなるのでしょうか?
「NO YOUTH NO JAPAN」のメンバーが、報告書の内容に自分たちの希望を重ね、 “未来予想図”を作ってくれました。



平山みな美さん(グラフィックデザイナー)
「ただ『脱炭素化』した街を描くのではなく、自分たちが30年後に住みたい街を描きたいと考えました。幾何学的なグラフィックだと実際に住むイメージがつかないので手描きのイラストにしました。わたしが育った家の近くには林があり、よく虫を観察していたのでそうした原体験から意識的に緑を増やしました。」


今回の企画に参加してくれた大学生のメンバーからは「めざすべき社会の形が具体的にイメージできるようになった」と、前向きな言葉がよせられました。

吉井紗香さん(大学3年生)
「いままでは地球が大変なことになっていることを聞いていて、努力したとしても、 よい未来にはならず、現状維持がギリギリなのではないかと思っていました。 ですが、いまはより環境に配慮した生活に変えれば、良い未来になるのだと 希望が持てました」

川添由貴さん(大学2年生)
「2050年の未来は想像がつかないことが多いのかと思ったのですが、いまある技術を 使って新しい生活様式になっていくところがあり、とてもワクワクしました。
環境を守ることの先に、ワクワクする未来があるところがいいなと思いました」

黒住奈生さん(大学4年生)
「いままで、気候変動というと話すのにはハードルが高く、このNOYOUTH NOJAPAN以外の友人と話したことがありませんでした。しかし今回、身近な暮らしにおいての考え方や、将来像を思い描くことができたので、こうしたところからなら、環境問題の話をすることができると思いました。」





先日放送したNHKスペシャル「2030未来への分岐点 暴走する温暖化“脱炭素”への挑戦」のなかで、気候変動研究の世界的権威であるヨハン・ロックストローム博士は、次のように話していました。
これまでの環境活動は「時代に逆行している」と批判されてきました。
しかしいまやギアチェンジをして、先進的な未来への旅が始まっているのです。 もっともハイテクでクールな未来こそ、持続可能な未来なのです。」


2月7日のNHKスペシャル「2030未来への分岐点 大地は人類を養えるのか(仮)」では、温暖化とも大きくかかわる『食料と水』の問題を考えます。ぜひご覧ください。
#環境#温暖化#温室効果ガス#2050年
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2021年1月13日
明らかになる『地球温暖化と“異常気象”の関係』
日本で相次ぐ記録的豪雨や海外の大規模な山火事。冬には、雪の降り方も変わっていると言われています。こうしたニュースが報じられる際、最近では「地球温暖化による“異常気象”」という言い方がよくされるようになったかと思います。
では温暖化が進んでいなかったときと比べ、実際にどんな変化が起き、どのくらい被害が増えたのでしょうか。最新の研究であきらかになりつつあります。
自然災害の研究が専門の、京都大学防災研究所・中北英一教授にお話を伺いました。
NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」取材班)

(京都大学防災研究所 中北英一教授)


中北英一教授
『数年前から温暖化の影響は出始めている』と自信をもってお話します。『温暖化の世界』に足を突っ込んでいてもう待ったなしです。災害が多くなり、豪雨が強くなって、世界が新たなフェーズに入っていると思ってもらった方がいいと思います」

「温暖化の世界」は始まっている
ここ数年相次いでいる大規模災害は温暖化とどのような関係があるのか。
NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」(1月9日放送)では、中北教授をはじめ気象学・河川工学・水工学など様々な分野の専門家と独自に検証しました。

シミュレーションしたのは、2019年に九州地方から東北地方にかけて広い範囲で猛威を振るった台風19号です。“温暖化が進む前”の気候条件と比較していくと、明らかな違いがあることが浮き彫りになりました。 温暖化が進む前の1980年ごろの気候で台風19号が発生したと想定すると、降水量は全体で10%ほど増えることが明らかになったのです。

≪温暖化による気温上昇の雨量への影響 台風19号でシミュレーション≫
※赤で示した部分は、非常に激しい雨が降っている部分
(気象研究所 川瀬宏明 文科省「統合的気候モデル高度化研究プログラム」)

中北英一教授
「もし温暖化が進んでいなかったら、2019年の台風19号はそこまで大雨にはならず、長野市の千曲川も堤防決壊を起こすまでの水位にはならなかったということです。今回の解析結果は、温暖化の怖さをより如実に語ってくれています」

『雨量10%の差』で被害が大きく変わる
雨量が増えれば、もたらされる被害も甚大なものになります。2019年の台風19号では多くの山間部で総雨量が600mmを超えました。西日本豪雨などでの経験から、600mmを超えると山の斜面が地盤から崩れる『深層崩壊』が起きることがわかってきたと、中北教授はいいます。

中北英一教授
「総雨量が1.1倍になると、河川の流れる量は1.2倍になります。そして浸水するリスク、確率がさらに1.4倍になるんです」

今回のNHKスペシャルでは、異なる分野の専門家がデータを共有し合い、具体的に踏み込んだ解析を行いました。温暖化平均気温が約1℃上昇したことで、どれほど被害が増え、命が奪われることにつながったのかも可視化しました。

≪千曲川(ちくまがわ/長野市)からの浸水をシミレーション≫

(東京理科大学 二瓶泰雄 京都大学防災研究所 佐山敬洋 文科省「統合プログラム」と連携)

上の2つの地図は川からの浸水をシミュレーションしたものです。1つめは温暖化していなかった場合の被害予想地域です。堤防を越水したとしても床上浸水はほとんどありませんでした。しかしいまの気候(2つめの地図)では、堤防が決壊しておよそ9平方キロメートルにわたって浸水、家屋の85%が床上浸水し、2人が犠牲となりました。

こうしたシミュレーションの意義を、中北教授は次のように語ります。

中北英一教授
「実際に起こったことを科学で再現できて『温暖化があった時はこうなります』『より温暖化が強くなればこうなります』『温暖化がなかったら堤防はあふれませんでした』といったことを目のあたりにしてもらうことによって、より多くの方に『温暖化がもう始まっている』という認識をもっていただきたい。また、温暖化の恐さ自体も認識いただきたい」

2030年にも「1.5度上昇」
台風19号のシミュレーションでは地球の平均気温が『1度上昇』したことで、これまでの想定をはるかに超えた被害が出たことが明らかになりました。しかしIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の報告によると、早ければ2030年には『1.5度上昇した世界』になる可能性があるされています。
私たちは、これからどのように対策を考えていけばよいのでしょうか。

中北英一教授
「『将来、さらに被害が大きくなっていく』ことを共通認識とし、いま対策を始めなければいけません。『いまはまだ温室効果ガスの影響がわからないから、わかるまで待っておこう』。そんな悠長なことを言っている時期ではありません。いま始めないといけません

これからの防災はどうあるべきか?
温暖化の影響で、台風や豪雨の被害は今後さらに大きくなると予測される中、私たちはどんなことを考えていかなければならないのでしょうか。

(2019年10月 長野市)

中北英一教授
「温暖化の影響はこれからの10年はまだ続くと思いますし、さらに大きくなっていきます。そのことをわかったうえで対応する必要があります。いままで逃げられたところが逃げられなくなることも、出てきます。行政の施策だけでなく、地域に住む人々の防災への意識を高めることが大事になります」

さらに中北教授は国が取り組むべきこととして「治水の目標を早く達成すること」「中小河川・流域に対する洪水対策」をあげています。
温暖化の影響で被害が起きやすくなるため、まずは以前からの治水の目標を達成していないところから充分な手を打つことが、予防的な意味でも重要だと言います。そして大規模な河川だけではなく、流域も含めた中小河川に対する洪水対策を進めていかなければ、被害がどんどんふえていくことになると警告します。

「命を守る」ために 一人一人が行動を

(京都大学防災研究所 中北英一教授)

中北英一教授
「防災を意識する人々がもっともっと増えることが、治水や災害への大きな対策になると思います。住む場所を考える時などに、危険なところではないか、あるいはどう逃げるかを考える。自分で命を守るという意識を高めることがとても重要です。
もちろん行政は国民の命を守るため、精いっぱいの使命を果たしますが、もはやそれだけでは足りない世界になってきます。ひとりひとりの意識が高くないと、今後、災害に対して太刀打ちできません。日本人は自然の厳しいところで自然の懐に抱かれながら、色々な災害を生き抜いてきていますので、本来そういう力を持っているんですね。だから、いままでの治水や災害に対する考え方や力をもう一度発揮する時期がきているのだと思います
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2021年1月8日
地球温暖化で寿司(すし)が食べられなくなる?
「地球温暖化の影響で寿司が食べられなくなるかもしれない」
寿司好きの人にとっては、まさに衝撃的ともいえる話ですが、このまま温暖化が進めばその可能性は決して否定できないそうなんです。海水温の上昇などによって、イクラ・ホタテ・タイなど寿司ネタに欠かせない魚介類が、日本の海に生息できなくなる恐れがあるからです。
いつ、どのネタが食べられなくなる可能性があるのか?専門家に話を聞きました。
NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」から (「地球のミライ」取材班)
食べられなくなる寿司ネタは?

伊藤進一教授(東京大学 大気海洋研究所教授)
「もしかしたら、こうしたネタが食べられなくなるかもしれません。
早くて30年後くらいから始まります。」

今回お話をうかがったのは、東京大学の伊藤進一教授。海の環境と生物の関係について研究しています。まず伊藤教授は「おことわり」として次のように話します。

“寿司ネタになる身近な魚であっても、海洋生物の特性はわかっていないことが多く、環境の変化がどんな影響を与えるのかを予測するのは、いまの段階では不可能に近い”

その上で伊藤教授は、これまでに国内外で発表された海や温暖化に関するおよそ30本の論文をベースに、80年後の2100年までに考えうる可能性を考察しました。その結果、このまま地球温暖化が進めば、海水温の上昇海水の酸性化などが起こり、日本の海に住めない生き物がでてくる可能性が見えてきたというのです。

では、具体的にどの寿司ネタがいつ頃消えてしまうのでしょうか?
30年後には早くも? シャコ・イクラも消えている可能性
先日、日本政府は「温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」と宣言しましたが、その目標とされているのが30年後の2050年です。しかし温暖化が続けば、その頃までに4つの寿司ネタが食べられなくなっているかもしれません
その4つとは、シャコ、サケ・イクラ(国産)、イカナゴ
それぞれ詳しく見ていきましょう。


江戸前寿司の代表格のシャコ
東京湾のシャコは川から海に流れ込む水の量が多いと、沖に流されてしまうと考えられています。また、豪雨は海水の塩分濃度を下げます。シャコの幼生は低い塩分濃度に対して弱く、集中豪雨がより多く発生すると、将来シャコは東京湾で取れなくなるかもしれません。


国産の主な天然サケといえば、北海道や東北でとれる「シロザケ」です。シロザケは水温の低いオホーツク海やベーリング海など、北の海で成長する魚です。 海水温の上昇が続けば、シロザケの分布は北上します。21世紀末には日本周辺での回遊が困難になり、それにともなって国産のサケ・イクラの入手は困難になると予想されます。
(※「サーモン」として提供されているものは輸入や養殖が一般的です)


つくだ煮で出てくることが多いイカナゴ
えさが少なくなる夏に”夏眠”といって砂の中で冬眠のような状態になります。温暖化で海水温が上がると、夏眠の期間が長くなるうえ、熱さでえさが減って栄養を蓄えられません。栄養が足りないと産卵ができないまま夏眠をむかえ、次の世代を残せなくなります。紹介したなかで、最も早く消えてしまう可能性が高いでしょう。

つまり、2050年ごろには…

2050年~2080年ごろ 次々と高級ネタも消滅?
次の30年ではさらにネタの消滅が続きそうです。
2050年、2060年、2070年…と聞くと遠い未来の話に聞こえるかもしれませんが、例えばあなたがいま20歳なら、子どもや孫と一緒に寿司屋に行き「昔はもっといろんなネタがあったんだよ…」と話しているかもしれません。
そのころまでに消えていく可能性のあるのは、高級ネタのホタテ、ウニ、アワビ
複数の要因が重なって深刻な影響が出る可能性があります。


ホタテガイは海水温が23℃を超えると生理的に障害が起こり、傷を負っても治癒しないことが確認されています。
海水温の上昇による影響が比較的穏やかな深い水深でも、酸素が少なくなった海水が多いところが出てくる可能性があり(貧酸素化)、養殖できる領域には限界が生じます。
さらに海は二酸化炭素を吸収して酸性化するので(海洋酸性化)貝殻を作るエネルギーが多く必要となります。成長にまわるはずのエネルギーが、貝殻を作ることに取られてしまうので、成育が悪くなったり、養殖が困難になったりすることが考えられます。


ウニアワビは海水温の上昇による直接の影響と、それによるえさの消失という間接的な影響の2つが同時に起きる可能性があります。
ムラサキウニは生息できる限界水温が25℃、エゾアワビやクロアワビの稚貝は24~25℃です。海水温が上昇すると高水温期(8月)に、その温度を超える海域が日本でも多くなります。
さらに、ウニやアワビが食べる海藻類も同じ水温帯を適水温としているため消失する恐れがあり、より深刻な影響が危惧されるのです。
また、殻の形成に海洋酸性化が影響する可能性もあります。

たくさんあったネタも…

2080年~2100年ごろ あれ、お寿司屋さんが…?

私たちの孫やひ孫の世代が社会の中心になり、22世紀が近づくころになると、 いま食べている寿司そのものが消滅している可能性も否定できません。 かろうじて残っていたヒラメ、マダイ、ズワイガニにも消え、日本近海で取れるネタをそろえたお寿司屋さん自体がなくなってしまうかもしれないのです



もう聞きたくないかもしれませんが、理由はこちらです。


ヒラメマダイはほとんど同じ水温帯で、高水温期の8月には27.5℃以下の海水温に分布しています。
海水温の上昇が続くと、21世紀末までに九州、瀬戸内海、近畿、そして東京湾でも成育が難しくなると考えられています。


深い水深に生息するズワイガニ
他の生き物より水温の影響は受けにくいのですが、別の要因で消滅する可能性があります。貧酸素化によって、生息できる水深が狭くなる恐れがあります。また、海洋酸性化の影響で殻を作るためにエネルギーが割かれてしまい、成長が悪くなる危険性もあります。深いところに住むズワイガニも、地球温暖化の影響からは逃れられないと考えられます。

なぜこんなことに? 解説:温暖化による海への影響
「地球温暖化の影響で、寿司が食べられなくなるかもしれないー」
あくまで可能性の話ではあるものの、現実味を感じた方も多いのではないでしょうか。 ここで改めて伊藤教授に、特に海の生き物への影響が大きいと考えられる環境変化について教えてもらいました。
①海が熱くなる(海水温の上昇)
地球温暖化は海でも起こっていて、海水の温度が上がっています。海面の温度は世界でおよそ130年の間に平均で0.5度上昇(※)。日本近海での海面の水温は、この100年で1度以上熱くなりました。
今後、21世紀末までにおよそ1度~3度の上昇が予想されています。 海が熱くなると、それまでいた場所には住めなくなる生き物がでてきます。
※1880~2012年の間での上昇

②海が酸性化する(海洋酸性化)
地球温暖化を引き起こす二酸化炭素は、森だけでなく海にも吸収されています。
吸収された二酸化炭素は、水と結びついて酸性の物質に変化します。影響が出やすいと考えられるのは、アルカリ性の物質をもとに殻をつくる貝類などの生き物です。酸性化が進んだ海では、殻を作るのにより大きいエネルギーが必要になるため、成長が悪くなったり、住めなくなったりする生き物がでてくると考えられます。

③海中の酸素が少なくなる(貧酸素化)
海水温が上昇すると、海の中に酸素が運ばれにくくなります。今後も海水温が上がると考えられているので、海水に溶けている酸素はさらに減少すると見られます。そうすると、生き物の住める領域が小さくなると考えられます。

④豪雨などの影響(極端現象)
大気中にある水蒸気の量が増えていることで、集中豪雨が多発するようになっていて、これが海にも影響を与えます。極端な豪雨が増えると、大量の土砂が海に流れ込み、沿岸部の生き物が大打撃を受ける年が頻発することが考えられます。

実は海の生き物はまだまだ分からないことが多い  資源の保護へ!
取材の最後に、伊藤教授はもうひとつお話をされました。

伊藤進一教授(東京大学 大気海洋研究所教授)
「普段食べることの多い海洋生物でさえも、わかっていない基礎的な特性がまだまだあります。今回、研究者のわたし自身があらためて感じました。」
「温暖化は進行していきます。海洋生物資源の保護は、生き物自体の研究や適切な資源管理、そして環境問題への一人一人の努力にかかっています。」

ほかの食べ物も心配になってきました…
今回の伊藤教授のお話は国産の寿司ネタに限ったものでしたが、他の料理でも起きる可能性があります。あるいはもしかすると、すでに影響が出始めている食材もあるかもしれません
このまま温暖化が進むとどのような危機が待っているのか。 そして、危機を回避するために私たちは何をしなければならないのか。
番組ではより広い視野で詳しくお伝えします。

NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」
第1回 暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦
1月9日(土)夜9時~[総合]




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#温暖化#環境##地球のミライ#NHKスペシャル#サステナビリティ##SDGs#寿司
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2021年1月7日
常田大希さん作曲「2992」 スタジオ収録に密着
音楽家・常田大希(つねた・だいき)さん(millennium parade/King Gnu)が作曲したNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」のテーマ音楽「2992(にきゅうきゅうに)」が公開されました。

  制作を担ったのは、常田さんが率いる音楽プロジェクト「millennium parade(ミレニアム・パレード)」。その名前には「ミレニアム=1000年後にも残る作品を生み出したい」という思いが込められていますが、新曲のタイトル「2992」も、1992年生まれの常田さんが、自分が生まれた年から1000年たってもこの曲が残っていてほしいという願いをかけて名付けられました。
この曲の創作現場に長期間密着したドキュメンタリー番組が1月8日(金)に放送されます。
「常田大希 破壊と構築」
放送 2021年1月8日(金)午後10:00~10:44(総合)
再放送   1月13日(水)午前1:19-2:03 ※12日深夜

強く激しいバンド演奏と壮大で美しいオーケストラの音色が調和した「2992」。去年12月、メンバーがNHKに集まってパフォーマンス収録が行われました。今回は、その収録当日の様子をお伝えします。(取材:髙橋 隼人 ディレクター/構成:新井 直之 ディレクター)

バンドとオーケストラの融合 出演者は30人以上


12月13日午後、NHK放送センターの西口玄関に到着した常田大希さん。白いスウェット姿に革のジャケット、黒いリュックを肩に提げスタジオへ向かいました。

―いよいよですね
「そうですね。ようやく納得するかたちで迎えられてよかったです」
―手応えはいかがですか?
「うん。すごくライブ映えするというか、いい演奏が撮れるんじゃないかと思います」

収録を行う101スタジオでは、スタッフによる準備が慌ただしく行われていました。重い扉を開いた先には、無数のライトに照らされた円形のステージ。
その中央には、常田さんが演奏するアップライトピアノが置かれています。それを取り囲むように2つのドラムセット、グランドピアノ、オーケストラの楽器などがびっしりと配置されていました。


午後4時半ごろ、常田さんを含む演奏者たちが一斉にスタジオ入りしました。このパフォーマンス収録の大きな特徴のひとつは、バンドとオーケストラ合わせて30人以上の出演者がいることです。

millennium paradeのバンドメンバーは、常田さんがKing Gnu(キング・ヌー)でも活動をともにする、ベースの新井和輝さん、ドラムの勢喜遊さん、ピアノの江﨑文武さんのほか、ボーカルにermhoi(エルムホイ)さん(“2992”の作詞も担当)、今回はベースを担当したアジテーターの佐々木集さん(常田さん率いるクリエイティブ集団「PERIMETRON」のプロデューサー/クリエイティブディレクター)、ドラムの石若駿さん(King Gnuの前身Srv.Vinciの元メンバー)、シンセベースのMELRAW(メルロウ)さん、そして今回はサンプラー/コーラスを担当したアジテーターの森洸大さん(「PERIMETRON」のアートディレクター/デザイナー)が参加しています。

一方、総勢23人からなるオーケストラは、常田さんの兄、常田俊太郎さん(King Gnuやmillennium paradeのオーケストレーションバイオリンも担当)がコンサートマスターを務め、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ホルン、トランペット、フルート、クラリネット、ファゴット、ハープ、オーボエを率います。
各方面で活躍するプロの音楽家たちが一堂に会してサウンドチェックを行う様子を、常田さんはスタジオの端からうれしそうに眺めていました。

―どんな気持ちですか?
「絶景ですね。想像よりもずっといい。みんな演奏が上手だし。曲作りを始めた当初は1人で大変だったけど、いろんな人が参加してきてくれて、徐々に曲が発展していくのを見るのは楽しいですね」

タイトルに込められた ”千年後まで残る楽曲を”


常田さんは、こうした才能のある仲間と一緒に新しい作品を生み出すことにこだわりを持っています。10月に行ったインタビューではこう語っていました。

常田大希さん(10月21日)
「すごく恵まれているなと思うのは、世間の評価とまったく関係なく、自分たちの尺度で作品を作れるチームのメンバーがいること。彼らからしたら、世間からどう思われるかとか、どう評価されるかというのはどうでもよくて、単純に『これかっこいい』とか『この作品ヤバいね』ということしかない連中なので、俺にとっての「財産」であり、本当に「救い」みたいな感じですね。お金ではなくて、かっこいいものが作りたいというところで繋がっているから、すごく尊いことです」

常に信頼する仲間と新たな挑戦を続ける常田さん。この「2992」という曲のタイトルについても思い入れがあるといいます。

常田大希さん(10月21日)
「1992年生まれが、“ミレニアム・パレード”していったら1000年後だから、“2992”というタイトル。規模がでかい話になっちゃいました。音楽もけっこう規模がでかい。この曲が2992年に残っていたら面白いですよね。この作品頑張らないと」

世間の評価ではなく自らが納得できる作品づくりに徹した結果、1000年後まで残る作品ができたらいい。目先の利益に惑わされず、普遍的な価値を追求する真摯な姿勢に共感しました。

”想像をはるかに超える曲”


午後5時。スタジオの準備が整い、収録本番の時間を迎えました。中央に立つ常田さんの指揮で演奏が始まります。
激しいドラムとオーケストラによる、物語の始まりを予感させるプロローグ。一拍間を置いて常田さんが腕を振り下ろすと、2人のベースが低音を響かせるアップテンポな演奏が始まります。常田さんもピアノで加わり、女性ボーカルの歌い出しを迎えました。

You won’t believe what I saw
(私が見たこと、あなたには信じられないでしょう)
There are no words to make you believe me
(あなたに信じさせる言葉が見つからない)



ボーカルを務めるのは、女性シンガーのermhoi(エルムホイ)さんです。以前、たまたま彼女の歌を聴いた常田さんがその才能に惚れ込み、知人を介して会ったことがきっかけで自身の作品バンドに招いたと言います。今回、「2992」の作詞も担当しました。
最初にこの曲を聴いたとき、「規模感が大きすぎて私の想像をはるかに超えた曲だったので焦りました」と語っていたermhoiさん。歌詞については、「そのとき(2992年)に生きている人に、いまこういうことを考えていますと伝えたい」という思いで書いたといいます。



当初、ermhoiさんはレコーディングブースで、「この曲をつかみ切れていない」と嘆いたこともありました。ささやくような優しい声、無機質な声、いらだちを加えた荒々しい声…。どんな音色で歌えばいいのか、何度も試行錯誤を重ね、常田さんたちと“答え”を探し続けてきました。

そして迎える曲のサビです。
In this life we live everyone is made to feel confused
(私たちが生きるこの人生では皆 混乱するように仕組まれている)
I just wanna break free and see
(私はただ自由になって自分の目で見たいの)
Like we all used to do in the old days
(その昔私たちがしていたように)

憂いを帯びながらも力強いermhoiさんの声にバンドとオーケストラが呼応しながら、スケールの大きなメロディが奏でられました。
明け方、スタジオからの帰路で語った言葉ー


分厚い音の層の中心で、無心に鍵盤をたたく常田さん。バンドとオーケストラを両立させるために、これまで苦労を重ねた日々があったといいます。

常田大希さん(11月4日)
「いわゆるバンドミュージックじゃないから、バンドのプレイをするとお互いけんかしてしまう。おいしいところが出てこない。どっちかに偏るとどっちかが死んでしまう」

常田さんは今回、ポップスでバラード系の曲によく取り入れられるオーケストレーションとは一線を画したいと考えていました。後ろで少し弦が鳴っていればいいというものとは違い、今回はオーケストラも主役だと考えていたからです。両者をどう調和させるか、収録のギリギリまでアレンジに手を加え続けてきました。



なぜ、ここまでストイックに曲作りができるのか。楽曲の制作が佳境を迎えたある日の明け方、帰路につくため車を運転している常田さんに、その疑問を投げかけたことがありました。

常田大希さん(11月5日未明)
「なんでですかね。強迫観念みたいな感じがありますね。何かに突き動かされている感じ。俺が止まったら全部が止まるんじゃないかという“動力”として今までやってきたから」

「芸術とは破壊と構築を繰り返すこと」だとも語っていた常田さん。いま、バンドとオーケストラのそれぞれのよさを最大限に引き出し、まったく新しい音楽を生み出そうとしていました。そして、曲はクライマックスへと向かいます。

“いい景色が見られた” 理想的なかたちでのフィナーレ


I'll go ahead and start this run into space
(先に宇宙へと走り出すわ)
While I still have the plan in my mind
(まだ頭の中の計画があるうちに)

スタジオの熱気は最高潮に達し、演奏が終わりました。その後も別アングルでの撮影を繰り返し、収録は約4時間にわたる長丁場となりました。
夜9時、収録の成功を拍手でたたえ合うと、全員そろっての集合写真。仲間に囲まれた常田さんの笑顔には、安堵の色がにじみ出ていました。スタジオを去ろうとする常田さんに最後のインタビューを行いました。

―収録を終えていかがですか?
「最初の構想どおり、いろんなタイプの人たちがこうやって集まってくれて、ひとつの音楽をみんなで作り上げられたのは、すごく自分が思い描いている理想的なかたちで、いい景色が見られました。この曲が1000年後に残るかどうかは分からないですけど、1000年続けたいパレード、そういうマインドでこれから過ごしていくには本当に素敵な機会でしたし、いい曲ができてよかったという日でしたね。よかったです」



NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」のテーマ音楽、「2992」。常田さんは「自然や宇宙との親和性も高い」と前回のインタビュー( Topic㊻テーマ音楽を手がけた音楽家・常田大希 ロングインタビュー)でも語っていました。
あなたは、この曲からどんなメッセージを受け取り、どう未来につなげていきますか?ぜひ、放送とともにお楽しみください。

放送予定
▼「常田大希 破壊と構築」1月8日(金)夜10:00 
▼ NHKスペシャル 2030 未来への分岐点
 第1回「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」 1月9日(土)夜9:00

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#常田大希#地球のミライ#環境#NHKスペシャル
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2020年12月25日
『食品ロス』をアプリで削減へ 飲食店と消費者をつなげる
食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」
SDGs(持続可能な開発目標)では『目標12』の「つくる責任 つかう責任」の中で、世界全体の一人当たりの食品ロスを2030年までに半減させることなどが盛り込まれています。日本でも2019年に「食品ロス削減推進法」が施行され、全国の自治体で食品ロス削減に取り組みことが求められています。
そんな中、飲食店の食品ロス削減を掲げているスマホアプリが注目を集めています。消費者にもメリットがあるというこのアプリ、つくった人を取材すると食品ロスに対する強い思いが見えてきました。
新型コロナでも注目 1500の飲食店が参加


このアプリをつくったのは、料理イベントや食のワークショップなどの企画運営を行っている川越一磨さんです。飲食店と協力して2018年にサービスを立ち上げました。

飲食店側があまった食品を割安でアプリ上に出品し、希望する人が購入できるというもので、新型コロナウイルスの影響で飲食店の需要が減っている中、利用する飲食店が増えていて、現在およそ1500店が参加しています。大阪府や福岡県など16の自治体とも連携しています。

スマホアプリ「TABETE」

飲食店と消費者、双方にメリットが
サービスを利用している飲食店を取材しました。東京都心にあるこの店では、チキンや野菜などを使ったカレーの食べ放題ランチを提供しています。



営業中に料理を切らさないためには多めに作らざるを得ず、その結果どうしてもあまりが出てしまいます。以前はあまった分は捨てるしかなく『食品ロス』になっていました。
しかし川越さんのアプリサービスを利用するようになってからは、あまったカレーを弁当にして、ひとつ500円で出品しています。
取材したこの日は、出品するとすぐに購入され、買った人がお店にお弁当を受け取りにきました。

購入した人
「500円でカレーセットが買えて、しかも食品ロスを減らせるのがいいと思いました」

店のスタッフ
「捨ててしまうものを買ってもらえて、おいしく食べてもらえるのはうれしいです」


アルバイト時代に大量の『食品ロス』を目撃

(大学時代の川越さん)

サービスを立ち上げた川越さんが『食品ロス』の問題に関心を持ったのは、大学時代に飲食店でアルバイトをしたことがきっかけでした。食べ残ったものなどが毎日大量に捨てらているのを目の当たりにして、大きな衝撃を受けました。

川越さん
「なんでこんなに残すんだろうと、怒りもあるし悲しみもありました」


いま川越さんは、若い世代に食品ロスの削減に関わってもらいたいと、定期的に学生たちと話し合う機会を持っています。未来のことを一緒に考えていくことが大事だと、考えているからです。

(学生との話し合い *新型コロナウイルス感染拡大のためで今はオンラインで行っています)


川越さんの取り組みを動画にまとめました。ぜひご覧下さい!
「食品ロスを減らそう」こちらの記事も
▼大学生が営む“おすそわけ食堂
▼私たちができること「食品ロスを減らす」

#温暖化#食品ロス
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2020年12月21日
食品ロスを減らせ 大学生が営む“おすそわけ食堂”
新型コロナウイルスの影響で「食品ロス」の問題が注目を集めました。飲食店の利用が減ったことなどから、使われる予定だった食品が多く廃棄されたためです。以前から食品ロスは環境負荷への配慮などから、減らすことが求められてきましたが、日本の食品ロスの量は年間612万トン(平成29年度推計値)、1人当たりにすると約48kgにのぼります。

 (出荷できなくなった野菜を廃棄する様子
  画像は、5/27放送のクローズアップ現代プラス「“新型コロナ” 日本の食に異変あり!?」から)


この問題をなんとかしたいと、高知県の大学生が、捨てられる予定だった野菜をつかって料理を提供する食堂をオープンさせました。高知放送局の取材です。
「おすそわけ食堂」で捨てるはずの野菜もらいます


高知県香美市にオープンした、夜だけ営業する食堂。開いたのは大学4年生陶山智美(すやま・ちみ)さんです。スタッフもすべて大学生です。
かぼちゃの煮つけや地元特産のりゅうきゅうの酢の物など、料理に使われている野菜のほとんどは、捨てられてしまう予定だった野菜です。
売れ残ったり、形や大きさが規格外といった理由で捨てられてしまう野菜を、農家から譲り受けているのです。定食が600円と手ごろな値段ということもあり、学生から親子連れなどから人気を集めています。
直売所でも売れ残れば、野菜が捨てられる現実
陶山さんが食堂を開こうと思ったきっかけのひとつが、大学2年生で体験した中山間地域の農業実習でした。農家の出荷作業などを手伝う中で、直売所に出しても、売れ残ってしまえば野菜が廃棄されるという現実に衝撃を受けたといいます。
その後も何とかできないか考えた結果、捨てられてしまう野菜を活用して、食堂が開くことを思いつきました。農家に相談してみたところ、野菜などを提供してくれる人が現れました。



いまでは陶山さんの取り組みに賛同して「おすそわけ」してくれる農家は10軒以上になり、なすやきゅうりなど25種類の野菜をほぼ無償で分けてもらえるようになりました。
「いつか地域の人々に恩返しがしたい」。陶山さんの取り組みを動画にまとめました。

陶山さんは、食品ロスを減らすだけではなく、この食堂が、仕事で忙しいお母さんが食事を通して、子どもとゆっくり過ごす時間が持てるという場所になったり、地域の人々が気楽に集まって話ができるような、「よりどころ」になることを目指しています。
#環境#食品ロス
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2020年12月14日
テーマ音楽を手がけた音楽家・常田大希 ロングインタビュー
12月3日、音楽家・常田大希(つねた・だいき)さん(millennium parade/King Gnu)が、地球環境について考えるNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」のテーマ音楽を制作することが発表されました。制作を担うのは、常田さんが率いるプロジェクト「millennium parade」(ミレニアム・パレード)です。多彩な才能が常田さんのもとに集結し、オーケストラと現代の音楽を融合させた楽曲づくりに挑みました。

コチラも☞常田大希さん作曲「2992」 スタジオ収録に密着(1月7日公開)

今回は、テーマ音楽に込めた思いに加えて、「芸術とは破壊と構築を繰り返す」ことだという常田さんの信念や、幅広いジャンルの音楽を吸収してきたことが現在の創作活動につながっているといったエピソードなど、貴重な言葉が詰まったインタビューを番組の放送に先がけて公開します。(2020年10月13日収録)
(聞き手:「常田大希 破壊と構築」担当 髙橋隼人 ディレクター)



常田大希(つねた・だいき)
ロックバンド「King Gnu」(キング・ヌー)の作詞作曲を担当。2019年にソロプロジェクト「millennium parade」(ミレニアム・パレード)も本格稼働。同世代のクリエイターで構成されるクリエイティブチーム「PERIMETRON(ペリメトロン)」とともに音楽・映像・アートワーク・ライブのすべてで独自の世界観を築き上げ、若い世代から熱狂的な支持を集めている。


テーマ音楽は「自然や宇宙との親和性」の高い楽曲に

――今回のオファーを受けた時、率直にどう思いましたか?

常田
硬派な案件きたなぁと思いましたね。NHKスペシャル、渋いなと(笑)10年後の地球の未来がテーマとして設定されていることが大事だなと思いました。環境問題は大事なことですが、自分にとってリアリティがあるかと言われると、正直あまりないかもしれません。でも、あまり普段そういった将来の大きな問題を意識することがないからこそ、これを機に勉強させていただきたいという気持ちで引き受けました。

――テーマ音楽はどういう思いで制作されたのでしょうか。

常田
「地球を表現した」なんて寒いことは言いません。説教臭くなるし、絶対につまらなくなるので。だから、単純に音がかっこいいかどうかでつくりました。自分が持っている問題意識やアーティストとしての追求に素直に反応してつくった感じですね。

――完成したテーマ音楽のイメージを教えてください。

常田
オーケストラを使うこともそうですけど、広い音響というか、大きな空間を意識していますね。自然や宇宙との親和性は高いんじゃないかな。番組で取り上げるテーマや映像に乗ったときに初めてリンクするのではないかと思っています。

――新型コロナウイルスの感染拡大で、春に予定していたKing Gnuの全国ツアーもすべて延期になりました。どう過ごしていたんですか?

常田
今年1月に『CEREMONY』というアルバムを出して、これからという時期で残念な部分はもちろんありました。でも音楽家として世間に対してできることはほとんどないと思ったので、単純に自分たちが信じるものと向き合って作品を作るということをストイックにやっていました。

芸術の魅力は「破壊と構築を繰り返すこと」



――そもそも常田さんはいつごろから音楽をやっていこうと意識されたんですか?

常田
両親が音楽をやっていたこともあり、家に楽器やCDが山ほどあったんです。親が弾くピアノの音が家じゅうにあふれているような環境だったので、そういうものを聴いて育つ中ですごく自然に音楽に興味を持ちました。中学、高校くらいのときには自分の曲みたいなものは作り出していたので、そのころには意識して始めていましたね。

――その後、長野から上京して東京藝術大学に入学しましたが、どんなことを感じましたか?

常田
もともと音楽や絵画などの芸術の魅力は「破壊と構築を繰り返し、今までのものをどう変えていくか」というところにあると感じていました。でも大学に入って周りの学生を見たら、習い事を続けるというマインドが強いと感じました。藝大の音楽は伝統芸能に近い気がして、そういう再現芸術のようなものにはあまり興味がなかったんです。だからここで4年間を過ごすよりは、腹をくくるためにポンと外の世界に出てみることにしたんです。

――実際に大学を辞めて活動を始めていかがでしたか?

常田
当時、2010年代前半は世界各地のクラブシーンでビートミュージックが盛り上がってきている時期でした。新しい音やカルチャーが次々と作られていく中で、特にジャズやヒップホップをベースにしたLAのミュージシャンたちにけっこう影響を受けましたね。リアルタイムに音楽の進化を体感したことで、自分もこういうことがしたいというアーティストとしてのスタンスも見えてきて、日本のアーティストとしてどうすればいいんだろうみたいなことを考える日々でした。

“食わず嫌いをしない”ことから生まれた幅広い音楽性



――そうした試行錯誤があったからこそ、常田さんのジャンルを超えた音楽づくりにつながっているのでしょうか。

常田
当時は、いろんな情報をとりあえず飲み込んで、体の中に残ったものを大事にするという作業をひたすら繰り返していました。飲み込むというのは、食わず嫌いをしないということです。別に好きじゃないけど何かあると感じたら1回食べてみる。その中で「このジャンル、この人たちにはこういう良さがある。この部分は好きではないけど理解はできる」みたいなことを確かめる作業ですね。

―常田さんが手がける楽曲を昔から知っている人にとって、「King Gnu」の『白日』などは、かなりポップで大衆向けの印象があります。何かねらいがあったんでしょうか?

常田
たくさんの情報を吸収している時期にJ-POPにも触れていたので、それがKing Gnuの活動にもつながっています。僕たちは本来ヒットチャートを賑わせるようなシーンの人間ではないから、日本の音楽業界がすごく客観的に見えたんです。試行錯誤する中で、自分の知らない景色を見たいと思って、そういうポップな表現もしてみたくなったという感じです。ただ、J-POPで成功することが、音楽家としての成熟や進化を意味するかと言えばそれは違うと思うので、これが正解だとは思っていません。

――一方で音楽業界の真ん中にいて、売れるものも作ってほしいという周囲からの期待と、自分が本当にやりたい音楽との間で悩むことはありませんか?

常田
もちろん悩むことも多いです。自分が価値があると思うものと世の中のニーズは必ずしもリンクしないというのは子どものころから染みついていることなんです。文化祭で何か演奏したときの反応を見れば一目瞭然で、流行の曲を演奏したらお客さんはすごく沸くのに、自分がかっこいいと思うものを演奏してもぽかんとされるみたいな。それでも、僕は音楽ってコミュニケーションだと思っているんです。自分の芯があって行くべき道はありながらも、それ以外を排除する必要はない。ちゃんとコミュニケーションをとればそこで得るものは絶対にあると思うので、あまり視野を狭めないように意識しています。

“多数決”に縛られない自由な音楽づくりへ



――常田さんは、King Gnuと同時にmillennium parade やPERIMETRONなど、複数のプロジェクトで活動されていますが、それはどうしてですか?

常田
1個の箱で全部をやろうとするとすごく中途半端なものができてしまうというか、どちらにも振り切れないものになってしまう。それが気持ち悪くて、しっかり活動を分け始めたんです。アーティストは多数決をとる作業じゃないのに、大勢の意見に引っ張られてしまうことがよくあるんです。だから自分を強く持っていないと、どんどん多数決の作業になってしまう。例えば、音楽をしっかり勉強した身からすると10人中 9人がいいと思うものを作ろうと思えば作れるんですよ。ただ、最近は10人いたら10人とコミュニケーションがとりたいという性質の作品を作ることもありますし、10人いたら誰も理解できないようなものだって作る意味があると思って、腹をくくるようになりました。自由自在に飛び回りたいという気持ちになっています。

――常田さんは同世代のクリエイターの仲間と一緒に仕事をすることが多いと思いますが意識していることはありますか?

常田
仲間と仕事をする上では、ポジティブな面がある一方で、甘えが生じるなどネガティブな面もあるので、お互いに仲間であることの意味や強みをちゃんと意識しなきゃいけないと思っています。それによって、この仲間でしか作れない作品や仕事ができるし、思いもよらないレベルに到達できるんじゃないでしょうか。

過去の芸術の文脈に敬意を払い「納得できる作品づくり」を



――最後に、常田さんがアーティストとして一番大切にしたいことと、最終的な目標を教えてください。

常田
一番大切にしたいことは、自分が今まで積み上げてきた芸術の文脈、音楽の文脈にちゃんと敬意を払うことです。自分のやることは、そういう文脈の上に構築されているので、自分が納得できるかどうかをいちばん大事にしています。だから、アーティストとしての目標も納得できる作品を作り続けることです。人間として目標は、自分の葬式で愛する人たちが自分の死を悲しんで弔ってくれることでしょうか。

――ありがとうございました。NHKスペシャルで放送されるテーマ音楽、楽しみにしています。



記事☞ 常田大希さん作曲「2992」 スタジオ収録に密着

今後の放送について☟
「常田大希 破壊と構築」
放送予定 2021年1月8日(金) [総合] 午後10:00-10:44

鬼才音楽家・常田大希の創作現場に長期密着したドキュメンタリー番組。人気ロックバンド「King Gnu」(キング・ヌー)のメンバーとして作詞作曲を担い、若者たちの熱狂を集めている常田。その彼が純粋に創造性を追求するために結成したプロジェクトがある。それが「millennium parade」(ミレニアム・パレード)だ。多彩な才能が集結するこのチームを率い、今回、NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」のテーマ曲制作を担当。オーケストラと現代の音楽を常田にしかできないバランスで融合させた楽曲で挑んだ。そこには“ミレニアム”=1000年後にも残る作品を生み出したいという壮大な“夢”が込められていた。


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#環境#温暖化#NHKスペシャル#常田大希
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2020年12月7日
アメリカ大統領選挙  “バイデン氏勝利”と温暖化対策の関係は?
世界が注目したアメリカ大統領選挙。大接戦の末、民主党バイデン氏が勝利を確実にしましたが、その要因の一つに「若者たちからの支持の大きさ」があったという分析があります。「地球のミライ」取材班は、バイデン氏の温暖化対策を支持して投票を呼びかける活動を展開した若者グループに密着。若者たちのムーブメントはどう作り上げられたのか、取材しました。
(地球のミライ 取材班 ディレクター 山下健太郎)

(米大統領選挙への投票を訴えるサードさん)
バイデン氏の温暖化対策に共鳴した若者
「地球が壊れかかっているときにすべきこと、それは投票だ」。ニューヨークの街頭でそう演説していたのは、「plus1vote」という団体の創始者サード・アメールさん(26)。大学卒業後、自然公園の整備を訴えて議員へのロビー活動をしたり、環境活動家のゴア元副大統領とイベントを行ったりするなど、環境問題に取り組んできました。今回、温暖化対策をめぐって両候補が真っ向から対立するなか、地球の未来を左右する重要な選挙になると考え、活動を始めたと言います。

サードさん
「温暖化対策というと『プラスチックを使わない』など小さな行動を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、個人が生活のなかでいくら温暖化に配慮しても限界があります。企業の活動を一変させるような強力な力が必要です。そして、それができるのは政府です。気候政策に大きなチェンジがなければ、この気候危機に対処することはできないのです」

大統領選挙 争点の1つとなった「温暖化対策」
下の図はトランプ大統領とバイデン氏の温暖化対策へのスタンスです。バイデン氏が2050年温室効果ガス排出実質ゼロを公約に掲げる一方、トランプ大統領は、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱するなど、否定的な姿勢を鮮明にしています。


ムーブメントの鍵は「SNS」と「対話」
バイデン氏を支持し「温暖化対策を重視する候補者に投票して欲しい」と訴えるサードさん。ミレニアル世代(1981年以降生まれ)ならではの発想で、SNSを駆使した活動を展開しています。ひとつがインスタグラムのアプリを使って自らの顔に「VOTE」(投票)とペイントした画像をシェアしてもらう取り組み。「投票」というと身構える人が多いなか、オシャレなデザインで気軽に関わってもらおうと考えました。

(インスタグラムに投稿したサードさんの画像)

(plus1vote のインスタグラムより)


この活動にはインスタグラムで世界3600万人のフォロワーを抱える有名モデルなど著名人も参加。結果、全米20万人以上が「VOTE」画像をアップするほどの広がりを見せました。さらに投票を巡る課題解決でもネットを駆使しました。ライドシェアサービス企業の「Lyft」と提携。投票所までの移動手段がない人に無料で送迎する取り組みを進め、投票率の向上を目指したのです。

(オンラインミーティングより)

ネットの拡散力を活用することと同じくらいにサードさんが大事にしていることが、一対一の「対話」です。新たに活動に参加したメンバーとのオンラインミーティング。16歳ケイリー・シェリーさんは、古着を活用したり、プラスチックを使わずマイボトルを持ち歩いたりするなど、普段からサステナブルな生活を実践してきましたが、政治への働きかけが重要だと考えるようになって、活動に参加しました。選挙権のない彼女にサードさんが伝えたのは、周りの誰か1人でいいから投票に行くよう語りかけて欲しいということでした。

サードさん
「運動というと何か大勢の人に働きかけなければならないと思うかもしれませんが、そうではありません。身近な人の誰か1人の行動を変えるだけでも大きな変化を生み出すことができます。過去の選挙もわずか数百票の差が勝敗を左右したこともありました。私たちの団体plus1voteという名前もそういう思いを込めています」

若者たちの声は未来を変えた
(投票を呼びかけるサードさんたち)

投票日まで1週間を控えたこの日。サードさんは、街頭で投票を呼びかける最後のイベントを開きました。家族を期日前投票に連れて行った後、ケイリーさんも合流。サードさんに促され、彼女も拡声器を手にしました。

ケイリーさん
「私は16歳です。投票権はありません。では私の声は大切ではないのでしょうか。そんなことはないはずです。みなさんにお願いです。投票することができない人のためにも、私たちの声を届けるためにも、投票して下さい」



そして、開票後の混乱を経て、勝利宣言を行ったバイデン氏。地球温暖化対策に取り組むことを明言しました。
投票結果の分析を行っているタフト大学のグループによると、今回の大統領選で18歳~29 歳の52~55%が投票。前回2016年の42~44%を大きく上回りました (11月18日時点) 。またアリゾナ、ペンシルバニア、ミシガン、ジョージアなどの激戦州でバイデン氏が勝利したところにおいては、若者のバイデン氏に対する投票はトランプ大統領よりも高い結果となりました。(ミシガンはバイデン62%トランプ35%など)。
バイデン氏支持の若者が優先順位が高いとした争点が、1位 コロナ対策2位 人種差別3位 気候変動、と温暖化対策が3位に位置していたことからも、サードさんたち温暖化対策に関心を持つ若者たちの行動が、大統領選挙の結果に少なからず影響を与えていたと推測できます。



サードさんは選挙の次を見据えています。

サードさん
「ジョー・バイデン氏とカマラ・ハリス氏を選出することができて、とても嬉しく思っています。しかし、投票して終わりではありません。彼らが本当に温暖化対策を実行するように声を上げ続けることが必要です。私たちはようやく温暖化対策のスタートラインに立ったばかりなのです。」

このまま温暖化が進むとどのような危機が待っているのか。そして、危機を回避するために私たちは何をしなければならないのかー。
1月9日(土)放送のNHKスペシャル 2030 未来への分岐点・第1回「暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦」で詳しくお伝えします。
#温暖化#環境#NHK スペシャル
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2020年12月3日
NHK「SDGsキャンペーン」始まります!
地球環境、ジェンダー、貧困問題、生物多様性・・・
持続可能で多様な社会の実現にむけて、NHKが一丸となって取り組むSDGsキャンペーン「未来へ 17アクション」が来年(2021年)1月から、スタートすることになりました。
キャンペーンの第1弾は、このサイト名と同じ「地球のミライ」 プロジェクト。各番組が集結し、さまざまな角度から地球環境について考えていきます。

メインとなるのはNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」
地球環境が”後戻りできなくなる分岐点”とされる2030年まで残り10年を切った中どうすれば危機を回避し、持続可能な未来を実現できるのか?「温暖化」「水・食糧問題」「プラスチック汚染」について世界の最前線を取材します。そして、番組のテーマ曲を手がけるのはー
常田大希×「NHKスペシャル」


NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」のテーマ音楽は、いま注目を集める音楽家・常田大希さん(millennium parade/King Gnu)が制作しました。人気ロックバンド「King Gnu」のメンバーとして、作詞作曲を担い、若者たちの熱狂を集めている常田さん。その彼が、純粋に創造性を追求するために結成したプロジェクト「millennium parade」を率い、今回の楽曲作りに取り組みました。その思いを常田さんに聞きました。



―今回のオファーを受けた時、率直にどう思いましたか?

硬派な案件きたなぁと思いましたね(笑)

―それでは、なぜオファーを引き受けようと思ったんですか

10年後の地球の未来がテーマとして設定されていることが大事だなと思ったんですよね。普段、あまりそういった将来の問題を意識することがないからこそ、これを機に勉強させていただきたいっていう気持ちで引き受けました。



―テーマ音楽はどういう思いで制作されたのでしょうか。

自分が持っている問題意識やアーティストとしての追求に素直に反応してつくった感じですね。地球を表現したなんてことは言いません。説教臭くなるし、絶対つまんなくなるので。今回のNHKスペシャルで取り上げるテーマや映像と合わさったときに、初めてリンクするのではないかと思っています。

―テーマ音楽のイメージを教えてください。

広い音響というか、大きな空間は意識していますね。自然や宇宙との親和性は高いんじゃないかな。




また、常田さんの創作現場に長期密着したドキュメンタリー番組「常田大希 破壊と構築」1/8(金)午後10:00-10:44 総合も放送。今回のNHKスペシャル「2030 未来への分岐点」のテーマ曲は、オーケストラと現代の音楽を、常田さんにしかできないバランスで融合させた楽曲。そこに込めた“ミレニアム”=1000年後にも残る作品を生み出したいという壮大な“夢”への思いに迫ります。

常田大希さんコメント
今回、NHKスペシャルの主題歌と劇中音楽のオファーを頂きました。NHKスペシャルの思い出はアウシュビッツ収容所の特集回が特に印象に残っていまして、世界大戦時の人間の愚かさや恐ろしさを浮き彫りにしたそのドキュメンタリー映像を今でも鮮明に覚えています。社会問題と真摯に向き合うNHKスペシャルに協力が出来て、とても光栄に思います。
それに伴い、私のアーティスト活動に完全密着したNHKドキュメンタリーも放送されるということで、最近毎日のように密着されてる訳ですが、ただ黙々と作品制作を進めるだけの地味な日々ばかりにも関わらず(音楽家の日常なんて基本的にはそんなものなのです)、ドキュメンタリーチームは朝から晩から、時には朝から晩から朝まで中々しぶとく食らいついてきますね。お互い本気ですね。


地球のミライを考え、森七菜が若者を後押し



NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」では今、注目の若手俳優、森七菜(もり・なな)さんがナビゲーターを務めます。環境意識が高まっていると言われる若い世代の後押しをして、行動する人々を増やしていくことを目指します。

森七菜さんコメント
台風や大雨など、大きな災害は毎年のように起きていて、 地元・大分県で暮らしているときにも大雨などを頻繁に経験して、怖い思いをしました。
でも、そのときは高台に逃げて時が過ぎるのを待つことしかできず、 もっと十分な知識があったら、そう思いました。例えば、地球温暖化の問題。
普段、街中を歩いていると地球温暖化防止のポスターなども見かけたりもするけれど、 多くの人が見慣れてしまい、なんの気無しにその前を通り過ぎてしまう。 麻痺(まひ)してしまっているのかもしれません。
でも、それは決して慣れてしまってはいけないこと。
今、何を学び、何を大切にするか、私も皆さんと一緒に学び考えていきたいと思います。


今後の放送について☟

NHKスペシャル「2030 未来への分岐点」
🌎①暴走する温暖化 “脱炭素”への挑戦 1/9(土) 夜9:00-
🌎②大地は人類を養えるのか ~水・食糧クライシス~ (仮) 2/7(日) 夜9:15-
🌎③プラスチック汚染の脅威 ~新たな社会システムは構築できるか~(仮) 2/28(日) 夜9:00-
※「NHKスペシャル」はNHKワールドJAPANで英語版を全世界に放送配信
※気候変動のデータを映像化したインフォグラフィックの一部は、NHKアーカイブスポータルサイト内でダウンロード提供します。https://www.nhk.or.jp/archives/creative/

☞1月からのプロジェクトに先駆けて、さまざまな番組でも「地球のミライ」を考えます。
🌎不可避研究中「#地球、詰んだ? 私たちはずっとクリスマスを祝えるんだろうかSP」 12/25(金) 夜11:45-
🌎BS1スペシャル「グリーンリカバリーをめざせ!ビジネス界が挑む脱炭素」 1/3(日) 夜10:00-
🌎BS1スペシャル「クライメート・ジャスティス パリ"気候旋風"の舞台裏」 1/3(日) 夜11:00-
🌎「チコちゃんに叱られる!」 1/8(金) 夜7:57-

ウェブサイトやSNSでも☟

🌎みんなでプラス「地球のミライ」:関連記事を多数掲載予定 
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0019/
🌎YouTube:NHK公式チャンネルにて配信予定
https://www.youtube.com/user/NHKonline
🌎Twitter:各番組の公式アカウントから関連情報を発信予定
クローズアップ現代+@nhk_kurogenNHKスペシャル@nhk_n_sp
NHK MUSIC@nhk_musicjp不可避研究中@nhk_fukahi広報局@NHK_PRなど。

🌎世界同時アンケート「未来計画Q」
NHKワールドJAPANでは、世界の放送局やNGOと若い世代の環境問題への意識について、世界同時アンケートを実施しています。(12月17日まで)これまでのアンケート結果はこちらから↓
TOPIC㊷世界同時アンケート「未来計画Q」新型コロナ後の社会と環境問題
TOPIC㉙ 世界で同時にミライを考えよう
#SDGs#地球のミライ#温暖化#プラスチック#食糧
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2020年11月16日
気候変動に対策を! 日本でも声を上げ始めた中学生・高校生たち
スウェーデンのグレタ・トゥーンベリさんが、温暖化の問題を訴えてひとりでストライキを始めたのは15歳の時でした。いま日本でも、気候変動に危機感を持った中学生・高校生たちが動き始めています。『2030年の自分たちを幸せにしよう』と、同じ志を持つ仲間とつながり、企業との連携も積極的に行っています。自分たちと地球のミライを守るため、中高生たちがどんなアイデアを持っているのか?オンラインイベントを取材させてもらいました。
(「地球のミライ」取材班 捧 詠一 ディレクター)

”気候変動への危機感”でつながる「中高生」×「企業」
11月1日、日曜日の午前10時。SDGsアクションを行うきっかけ作りを目的としたオンラインイベントに、全国から17人の中高生が集いました。主催したのは、メンバーが全員が中学・高校生の一般社団法人Sustainable Game。高校1年生の山口由人さんが代表を務め、持続可能な世界を作るために行動を起こそうとする同世代を支援しています。
「社会問題に対して行動する人を『かっこいい』と思える社会にしたい」と考え、オンラインコミュニティの運営や、中高生記者が社会課題の現状を取材・発信するメディアサイトの開設、大手電機メーカーやクリーンエネルギー事業を営む企業などに、中高生の思いとニーズを伝える勉強会の開催などを行ってきました。

この日のオンラインイベントでは、環境問題の改善に取り組んでいるアウトドア企業の社員を招いて講演会を開催。参加者はWebで応募した中高生です。気候危機のために企業が行っていることを学んだ上で、「自分たちなら実際の店舗を使って、気候危機問題にどうアプローチするか」を提案します。中高生に学ぶ機会を提供しつつ、中高生の声を企業に直に届けることで、企業活動をより環境に配慮した方向へと導こうねらいです。

Nakazawaさん・高校生
「気候変動や気候危機がもっと身近に感じられないといけない。企業や国が色々やるのも大事ですが、『気候問題に取り組むのは特別なこと』とか『環境問題やってる人すごい』って思ってるだけじゃダメだと思う。その辺の意識が変わってほしい」

mizukiさん・高校1年
「Sustainable(サステナブル)のオプションが増えるといい。オーガニックとか増えだしてきているけど値段が高かったり、選択肢が少なかったりするので。2030年までにはもっとオプションが当たり前にたくさんあって、みんなが手に取れるような価格になっていてほしい」
(思いや願いは強くあっても、1人では変えられない現状を吐露する参加者たち)

まず行われたのは、参加企業の札幌支店からの中継リポート。現地の建物保存に貢献するため、築146年の石蔵を店舗として活用していること。床には、廃屋から切り出した木材を使用していること。札幌市主催のSDGs講座に社員が参加し、学びを深めると同時に地域とのつながりを築いていることなどが紹介されました。

(中継で紹介された店舗内の様子。床は廃屋から切り出した木材を再利用)

また、環境対策の担当者からは、30年以上前に自社商品のコットンTシャツから有害物質・ホルムアルデヒドが放出され、店内にいたスタッフが体調不良になった経験があること。それは、コットン栽培時に大量の殺虫剤を使用したのが原因だったこと。以来、環境への配慮に会社として傾注し始めたことなどが語られました。

「地球のミライを守る」ために あなたのアイデアは?
45分ほどレクチャーを受け、今度は3つのグループに分かれて討議の時間です。企業活動内容を聞いた上で、「どう店舗を活用したら、もっと環境問題解決に寄与できるか」を話し合います。
 …とは言っても、初対面の中高生同士がグループになっても、最初は何から話を切り出してよいのやら。気恥ずかしさもあり、まずは探り探り。
「そもそも同じ店に通うことがある?」という素朴な疑問から。

mizukiさん・高校1年
「私はこれまで結構引っ越すことが多くて、今住んでいる地域にどんな店があるのかもよくわかっていない。一つの店に通い続けるってこともあまりなくて、ちょっと“同じ店に通う”事に対してモチベーションがわかない」

山口さん・高校1年
「僕も同じ店に行くのは多くて3回位ですかね、通ったとしても。美容院だったら家族が同じとこ行ってたりするけど、『この前、お母さんがこんな事言ってたよ!』って店員さんに言われるとちょっとイヤな部分もありつつ…。アットホームなところもあるんですけどね」

  Nakazawaさん・高校生
「僕も、店に通うというのがあまりない。店員さんと仲良くなった経験は今までない…。通えば、交流とかすごくできると思うんですけど…」

ネットで服を買うこともできるし、同じ店員さんに何度も会うのも気が引けて、そもそもあまり店に通わないという意見で一致。
じゃあ、「通いたくなる」×「地球に優しい」店舗とは?
ここで、先ほどのレクチャーで話に出た、「9か月長く服を使えば、服の生産などで使用する水やエネルギー、発生する廃棄物を20~30%減らすことができる」という情報からアイデアを広げていきます。

mizukiさん・高校1年
「1度着古した製品を店舗が回収して、修繕して安い価格で販売して、エコにつなげるとか。安ければ学生とかたくさんの人が手を出せる。もともと高くてもいい製品なら、古着でも長く使える。自分で修理するワークショップ開催もいいと思う!破れてるところにパッチを貼ったりして。『長く使い続けよう』っていうワークショップを通じて、持続可能につなげていくことができると思う」

藁谷さん・高校2年
「いま古着って結構、中高生の間で流行っているイメージがある。結構みんな古着活用して、下北沢とか行っている子が多いから、『古着』っていうワードは中高生が引かれるワードだと思う」

山口さん・高校1年
「店舗で、古着とか、修理したものを例えば学生限定で売るとか。かつ、もっと定期的に来られるように、そこに自習スペースを作るとか。そうしたら気軽に来られるし、忙しいときでも勉強できるならみんな来るし」

藁谷さん・高校2年
「コミュニティを作るってこと?環境に興味がある人同士で話したりもできるね」

山口さん・高校1年
「そう。中高生のコミュニティを作って、心の豊かさを作ることによって、環境に目が向けられるようにするとか。環境に限らず、色んなことをカミングアウトし合える場になっていけばいいし。社員さんもうまく話しかけてくれれば、孤独感を感じている人の救いになるかもしれない」

次第に、考えることが楽しくなってきた参加者達。グループごとの考えを発表する時間が迫る中、協力してスライドを作り上げていきます。

(オンラインで共同編集。手慣れたものでした)

そして、発表の時間に。
1グループ目は、「中高生が通いたくなる、自習コーナーや古着コーナーを併設した店舗」を。
2グループ目は、「店舗を再利用資源で建設し、売れ残った商品のみ安価で販売する古着専門店」を。
3グループ目は、「衣類の交換会などイベントを通じて消費の責任を実感できる店舗」というアイデアをプレゼンデーションしました。

(「現状の課題」や「目的」「メリット・デメリット」など、熟考されていました)

プレゼンテーションを聞いた企業担当者も、「自分たちの目線に立って課題を突きつけてくれて大変参考になりました。是非、社内での提案に、みなさんのアイデアを活かさせていただきたい」と喜びの声が。
学生は学びと考える機会に。企業は持続可能なビジネスのヒントに。互いに有益な時間となったようです。

☟気候変動に立ち向かう若者たちの動き☟
TOPIC㊶目指せ2050年温室効果ガス「実質ゼロ」私たちの声を届けたい
TOPIC㉔ 広がる輪 つながる若者たちの思い
TOPIC⑧ グレタさんの言葉に触れて、立ち上がった若者たち2
TOPIC② グレタさんの言葉に触れ、立ち上がった若者



「自分たちのミライを明るくしたい」という中高生たちの想いに、大人たちはどう報いることができるのか。知恵を出し合って、持続可能な社会を作り上げようと葛藤する動きに、どう自分も加わっていくのか。
時代も社会も動き続けています。みなさんは、今、何をすべきだと感じますか?
#温暖化#環境#SDGs#未来計画Q#地球のミライ#サステナビリティ#ファッション
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