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クロ現+
2021年5月18日

合田文さんが教えるリモートワーク 4つのコツと1つの理想

4つのコツと1つの理想

生産性があがらない、新人の育成が難しい、新規開発が進まない・・・在宅勤務が広がる中で、多くの企業が悩みを抱えています。

多様な人々の居場所を作るというミッションを掲げ、アプリやウェブメディアを手がける企業を経営する合田文さんは、リモートワークでもあまり困らず仕事を続けられている実感があるとのこと。どんな実践をしているのか、マネジメントのコツを、番組でご紹介できなかったものも含めてお伝えします。

LGBTQ+などダイバーシティについて漫画で紹介するウェブメディアの編集長をつとめる合田さん
リモートでのマネジメントも「その人らしさ」を大切にしている


コツ① オンラインでは、わざわざ雑談を行う

一日一度は定例のミーティングでメンバーと必ずオンライン会議をする合田さん。積極的に話すのは、「雑談」だそうです。リモートワークは決まったことをコツコツとする仕事には向いていますが、新しいアイデアやひらめきは雑談から生まれることが多いというのは、番組でも紹介した定説。合田さんも業務連絡よりも、最近楽しかったことなど雑談を主にすることでチームの空気を作り、「発言しても大丈夫な空間」であることをチームの当たり前にすることで、自由な発想と発言が活発化するように努めています。

コツ② 部下がアガるポイントを押さえておく

若い部下と雑談するのって、結構難しいですよね。合田さんはよいコミュニケーションを取るために、相手がアガるポイントを普段から見つけるようにしています。部下が好きなことはなにか、わくわくすることは何か、わかりますか?わくわくすることを知っておけば、どんな仕事を振るといいかも見えてくる。普段から探しておくようにしないと上手な雑談はできないはず。

コツ③ 実際に会うときには、会えることを喜ぶ

緊急事態宣言下をのぞき、週に2回、そして節目には感染対策をしながら部下と顔を合わせるという合田さん。
そのときには「会えてうれしい」ことをきちんと相手に伝えます。「当たり前には居てくれない」ということを肝に銘じることが大切なのだとか。部下とは「コミュニケーションがちゃんととれているか」というコミュニケーションが大切。「自分はこの会社にいていいんだな」と思えるコミュニケーションがとれるか、気をつけているそうです。

コツ④ 安心できる職場を作るには、リーダーから変わる

リモートワークはそこまで問題ではないと語る合田さん。メンバーは基本在宅勤務、中には実家で働くメンバーがいたりと働き方も多様。コロナ前は定期的に会うようにしていたが、そもそも集まらなくてもいいことも多かったのではないかと改めて考えているそうです。合田さんは、まず変わるべきはリーダーであると考えてワーケーションを行い、そうした経験をメンバーにシェア。そして、何よりも大切にしているのが「発言を尊重する」を徹底すること。そうして成果を出すために一番いい方法を相手に選んでもらうようにしてもらい、それを言い出すことも、実践することも大丈夫なんだと考えてもらおうと心がけています。

理想のオフィスとは・・・

集まることが目的化しているオフィスはもう古いのではと語る合田さん。というのも、リモートワークになって休む人がいなくなったそう。
そんな合田さんが、将来的に作りたいのは、「みんなで食事できるオフィス」。ミーティングの延長ではなく、普通にご飯を一緒に食べられるスペースがほしいのだとか。オフィスは無意識の違和感を持つような場所であってはならない。心理的な安全性が担保されているかどうかが大切だと考えます。安全性が担保されれば、退職する人も減るはず。新たな人を採用するのは大変ですからね。