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クロ現+
2020年4月9日

プライバシーを守って個人データの活用を【デジタルVSリアル】

EUで始まっている社会実験「デコード」

2017年からEUで始まった社会実験「デコード」。それはプライバシーを守りながら個人データを活用しようという動きです。



そのひとつが、特殊なセンサーを自宅に置くプロジェクト。部屋の明るさや音声などを24時間データ化します。
参加者のひとり、ルーベン・カルデナスさんはこのように語っていました。
「データを使えばいつ家に人がいるのか、パーティーをしているのか、話し合いをしているのか、ケンカをしているのか、すべて筒抜けになってしまいます。どのデータを誰と共有するのか、その判断は私に委ねられているのです」

こうしたデータを使ったひとつの動きを取材しました。

それは市民が悩まされていたゴミ収集車の騒音です。



その問題を解決したいと、カルデナスさんは、あるコンサルティング会社に音声データを提供することを決めました。その会社には市民25人からのデータが集まってきました。



CEOのマーラ・バレストリーニさんは、この社会実験の意義をこのように語っていました。
「市民自らが個人データを生成し、共有する動きが活発になっています。個人データを適切に利用すれば、非常に役立つものです。市民がデータを収集し、地元議会と共有すれば都市計画や行政サービスなどに反映して、より効率的な計画を立てることができます」

NHKスペシャル「デジタルVSリアル」
第1回 フェイクに奪われる“私”
 4月5日(日)午後9:00~9:49(総合テレビ)
第2回 さよならプライバシー
 4月12日(日)午後9:00~9:49(総合テレビ)

私たちが信じるリアル。それ、ホントに“リアル”!?SNSの投稿動画や検索履歴に残された個人情報、そして監視カメラの映像・・・今、デジタル世界に積み上げられていく膨大なデータが現実世界の私たちの行動に大きな影響を及ぼそうとしている。
テクノロジーの進化で生まれる新たな時代を見つめるシリーズ「デジタルVSリアル」。“シリーズアイコン”としてインスタグラムで大人気、渡辺直美さんが登場!

第1回「フェイクに奪われる“私”」は、4/12(日)夜9:49まで配信します


第2回「さよならプライバシー」は、4/12(日)夜10時頃~4/19(日)夜9:49まで配信します