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2020年12月4日

#あちこちのすずさん ミニ展示初日の様子をご報告!

#あちこちのすずさんでは、今年、全国各地の新聞やネットメディアと連携して、戦争中を懸命に生きたひとびとの、暮らしやささやかな日常の記憶に関するエピソードを広い世代から集め、伝えていく取り組みを行っています。

 12月1日(火)から、プロジェクトに参加した地方紙8紙やYahoo!ニュース、NHKの記事などのミニ展示が横浜市のニュースパーク(日本新聞博物館)でスタートしました。その様子をお伝えします。

新聞の歴史や役割について展示や体験を通して知ることができるニュースパーク。 2階受付の目の前で開催されているミニ展示に初日に訪れてみると…



熱心にメモを取る子どもたちの姿が。
ニュースパークには、小学校から大学まで毎月多くの学校が校外学習に訪れるということで、この日は、中野区立谷戸小学校の5年生51人が来館していました。




会場には、読者や視聴者から寄せられた投稿を元に取材した“戦争中の日常”に関する各社の記事が展示されています。



神奈川県の小田原駅で軍用に供出する愛馬を見送ったエピソードや、岩手県盛岡市の製糸工場で働いていた女性が、防空壕でシャンソンを歌って励まし合ったエピソードなど、それぞれの土地の戦争中の体験が綴られています。


担当記者の熱いメッセージも。

今年の夏、12社のメディアが連携して「#あちこちのすずさん」で投稿を呼び掛けたところ、多くの方々から戦争中の生活の記憶がつづられた手紙やメッセージが届きました。その投稿は、戦争報道に注目が集まる夏だけに終わらず、今でも各社に届き続けています。

“戦争体験を語り継ぎたい”
“若い人に知ってもらいたい”

全国各地のそんな声が、新聞社や放送局やネットメディアに届き、新聞紙面やWebページ、番組になり、そして今回の展示へとつながり、子どもたちと出会いました。



校外学習に参加していた5年生の小林奏音さんは
私は新聞は読まないんですけど、今日色々な新聞を見て、新聞記者が色々な人に話を聞いて一つ一つ丁寧に新聞を書いていることに驚きました。
また、同じく5年生の田合功典さんと齋藤菫さんは
地方新聞とか戦争のことが展示されていて、今まで知らなかったことをたくさん知れていいなと思いました。新聞があることによって戦争を知らなかった人もこうして戦争のことを知ることができるのですごいと思いました。
普段は新聞は読まないのですが、ここで今日見て知らないことが本当にたくさん書いてあってびっくりしました。
と話してくれました。



今回のミニ展示を担当し、子どもたちに、展示の趣旨や戦争体験を伝える取り組みを説明していた学芸員の工藤路江さんは
ご高齢の方にもご自身の記憶を呼び戻すという意味でも見ていただきたいと思っています。また、やはり若い世代の新聞の購読者がどんどん減っていて、若い世代は新聞を読まないという状況の中で、新聞や各メディアがこういう取り組みをしているということを知って欲しいし、戦時中の体験談にも目を通していただいて、当時の日常の暮らしを知ってもらって戦争伝承につなげていけたらと思います。
と話していました。



地方紙が伝えた「すずさん」~「#あちこちのすずさん」プロジェクトより~
◆会期 2020年12月1日(火)~21年1月31日(日)※
    ※1月29日追記:会期が延長され、当面展示を行うことになりました。詳しくは会場にお問い合わせ下さい。
◆会場 ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階ホワイエ
※新型コロナ感染防止対策のため現在は予約制となっています。予約は電話もしくはメールで受け付けています。
電 話 045-661-2040
メール hakubutsukan@pressnet.or.jp
(メールの件名は「見学予約」とし、見学希望日と入館予定時刻・氏名・電話番号・人数を記入)

NHKでは#あちこちのすずさんの特集番組を予定しています。
寄せられたエピソードを元にしたアニメーションや、身近にいる”すずさん”に話を聞き、伝える若い人たちを取材したドキュメントです。
【BS1】12月20日(日)夜10時
【総合】日時未定 ※決まり次第HPに掲載します。
    この番組はNHK総合での放送中や放送後7日間パソコンやスマホでご覧いただけます。
     https://www.nhk.or.jp/special/suzusan/

※コメントは編集部で内容を確認の上、掲載させていただきます。