クローズアップ現代

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2021年5月11日(火)
変異ウイルス “想定超え”をどう抑え込むか

変異ウイルス
“想定超え”をどう抑え込むか

緊急事態宣言でもなかなか感染者数が減らず、大阪に次いで各地で医療崩壊のリスクが高まっている。抑え込みのカギとなるのが、N501Y変異ウイルスによって引き起こされている「想定を超えた事態」への対応だ。感染力の高さ、50代以下の重症者の増加、家庭内感染…。専門家らは「第3波までの対応策が通用しなくなっている」と警鐘を鳴らす。重症化した当事者や医療現場の最前線を取材。変異ウイルスの猛威にどう対応するか、現場からの最新報告。

※放送から1週間は「見逃し配信」がご覧になれます。こちらから

出演者

  • 忽那賢志さん (国立国際医療研究センター 医師)
  • 井上 裕貴 (アナウンサー) 、 保里 小百合 (アナウンサー)

変異ウイルス 元重症患者が語った 40代・健康自慢なのに2週間意識不明

変異ウイルスに感染した40代男性
「みんなもう死んだと思ってて、もう助からないと思ってて」

N501Y変異ウイルスに感染し、死のふちをさまよった40代の男性が、その脅威を語りました。

変異ウイルスに感染した40代男性
「病気なんかもかかったことなかったんで、たばこも吸わないし、お酒も飲まないし。有給も消化せずに毎日出勤して、病気なんかもかかったことなかったんで、自分の健康にはもう、自信を持っていたつもりだったんですけど」

このときの男性の肺のCT画像です。

聖マリアンナ医科大学病院 救命救急センター長 藤谷茂樹医師
「すりガラス状っていうか、もう肺が潰れているよね。ほんと経過がめちゃくちゃ速いね。基礎疾患がない、急速な悪化、非常に若い年齢」

まさか40代の自分が重症化するとは。感染し入院した当初は、すぐ回復すると考えていました。

変異ウイルスに感染した40代男性
「最初、軽く考えていたんですよね。1週間ぐらいで退院できるのかなって。高熱以外、全くなにも不快感なかったんで、普通に食事とってましたし」

変異ウイルスに感染した40代男性
「全くそれ以外、なにも不快感はなかった。自覚症状なかった」

ところが、入院して3日後、突然意識不明の重体になったのです。男性が感じた、変異ウイルスのもう一つの脅威。それは、従来の対策が通用しなかったことです。

男性が感染したと見られるのは、感染対策を徹底していたという職場でした。職場の各出入り口には、体温を測るサーモグラフィー。各自の机には消毒液が置かれ、手指消毒も徹底。そして、休憩室には飛まつを防ぐ仕切りも完備。それにもかかわらず、6人が感染するクラスターが発生したのです。

変異ウイルスに感染した40代男性
「飛まつ感染、防ぐような職場だったんです。結構しっかりした職場だったのに、ここまでやって出るんだ。会社でも保健所と一緒に調べたんですけど、原因が分からない」

男性は、およそ2週間、意識不明の状態が続きました。病院は人工呼吸器を装着し、投薬を続け、懸命な治療を行いました。

藤谷茂樹医師
「もうよくなってるじゃん。(人工呼吸器の)抜管、もうちょっとで、できそうな感じ」

なんとか、一命を取り留めることができました。

変異ウイルスに感染した40代男性
「本当にもう、現実の記憶がなかった。全部現実だと思っていたことが、夢だったという感じです。みんなポカーンと僕を見てくるので、大変な病気にかかったんだなって。それで再認識させられるみたいな、運がよかったんだなって」

「今、どういう状況ですか?」

変異ウイルスに感染した40代男性
「しゃべっている時、のどが痛いんですよ。のどが痛いと、ちょっと不眠症になるんです。1時間とか2時間ぐらいしか寝ていないんで」

「改めて、周りの人に伝えたいコロナの怖さは?」

変異ウイルスに感染した40代男性
「変異株が強すぎて。僕もけっこう職場ではちゃんとマスクをして、感染予防したうえで仕事をしていたはずなんで」

この病院では変異ウイルスの広がりによって、重症化する患者の特徴が変化しているといいます。今までは70代以上がほとんどでしたが、現在、患者の8割は30代から60代。基礎疾患のない人もいます。

藤谷茂樹医師
「変異株というのは、若年層でスピードが速い。ひとたび超重症になってしまえば、なかなか改善はしてこない。(治療の)介入が遅れると、命が救えなくなる事態に発展してしまう」

最新報告 変異ウイルスの脅威 家庭内で次々と感染・子どもの集団感染も

医療体制が、破綻の危機にひんしている大阪。府内で最大規模のコロナ病床を持つ、関西医科大学総合医療センター。現場で今、直面しているのが、これまでをはるかに超える「家庭内感染」の増加です。家族の1人が変異ウイルスに感染すると、その同居家族も軒並み感染しているのです。

関西医科大学総合医療センター 副病院長 中森靖医師
「第1波、第2波のときに、ここまで家族が全滅してしまうことはあまり経験しませんでしたけど、第4波のイギリス株になってからは、本当に誰かが持ち込めば全員がなってしまう」

先月、変異ウイルスに感染した29歳の女性です。39度を超える高熱と、呼吸の苦しさに襲われました。

変異ウイルスに感染した女性(29)
「自宅待機療養中の注意点と来たんですけど」

宿泊療養施設への入所が必要な状態でしたが、施設に空きがなく、自宅で療養することに。家には同居人がいたため、部屋を分けるなど隔離生活を徹底しました。それでも後日、同居人にも感染が確認されました。

変異ウイルスに感染した女性(29)
「せき込むし、せき込みすぎておえつもするので、自宅にいる時間が長いことで、感染を拡大してしまったのではないかと」

関西医科大学の中森医師が脅威に感じているのは、家庭内だけでなく、その先でも大規模なクラスターを引き起こす「感染力の強さ」です。

中森靖医師
「イギリス株が広がった組織は、ほぼ連鎖したんだろうと思いますね」

子どもまで変異ウイルスに感染した、ある家族。その子どもは、ふだんどおり学校に通います。そこで20人ほどのクラスターが発生しました。

さらに、感染者の1人が所属する別の施設でも、感染が広がり10人余りのクラスターに。

その後も、次々に大規模な感染が連鎖しました。集団の中で感染者が出る割合が、格段に高まっているといいます。

中森靖医師
「集団検診をしたときの陽性率が、今までとは全然違って数が増えましたね。(従来ウイルスは)何人か出て、また何人か出てというイメージだったと思いますが、イギリス株になってからは、1つの集団での(陽性者の)数が増えたのは、もう間違いないですね」

最新報告 変異ウイルスの脅威 なぜ感染力強い?ウイルス量も…

最新の研究で、変異ウイルスの脅威が明らかになってきました。ひとつは、「より確実に感染する」こと。イギリスで最初に見つかった変異ウイルスは、表面にある突起の構造が僅かに変化しています。

ある実験によると、人の細胞との「くっつきやすさ」がはるかに強いといいます。従来株の突起は、人の細胞に結合しても多くの場合、すぐに剥がれます。ところが、変異ウイルスの突起はなかなか剥がれません。従来株のおよそ5倍も長い時間、結合。より確実に感染する力を持つことが指摘されているのです。

さらに、感染した人の体内から、従来株の感染者の3倍ものウイルスが検出されたことも報告されています。マスクをしないで会話するときなどに飛び散る、ごく小さな飛まつでも、これまで以上に感染が広がる可能性が高いのです。

大阪大学 微生物病研究所 中山英美准教授
「例えば1メートルの距離や、15分(以内)の会話で大丈夫だった対策が、もう少し短い時間でも感染する可能性は出てきている」

最新報告 変異ウイルスの脅威 救える命が…自宅療養中に急変しても…

第4波以降、変異ウイルスへの置き換わりが急速に進んだ大阪。病床や宿泊療養の数を増やしてきましたが、患者の増加はそれを上回り、自宅で療養や待機をする人が1万7000人を超えています。

自宅でいつ症状が急変するか分からない患者。大阪府や東京都の委託を受け、往診を行っている菊池亮さん。ふだんは病院で働く医師たちに登録してもらい、往診する事業を行っています。

保健所から連絡を受けて訪問していますが、すでに症状を悪化させているケースも少なくないといいます。

ファストドクター 菊池亮医師
「本来であれば、入院が必要な患者さんが治療を受けられない状況は、なかなか正常な状態ではない。ご自身が置かれている状況に対して、非常に強い不安を感じている方が多い」

先週も緊急の連絡が入りました。

「保健所からの依頼で」

菊池亮医師
「きょうから38度4分の熱ですね」

意識がもうろうとしているという、60代の女性の自宅に向かいます。

菊池亮医師
「気持ちが悪いとか、調子悪いとかありますか?」

発症したのは1週間前。入院が必要だと判断されましたが、自宅での待機を余儀なくされていました。血中の酸素の量が低下し、重症化するおそれがありました。

幸い、調整中だった入院先が決まり、女性は医療機関で治療を受けることになりました。菊池さんたちが経過観察を続ける患者のうち、すぐにでも入院が必要な人は先週末時点で10人に上っています。

菊池亮医師
「実はこれ、みんな入院が必要なんですよね」

1週間に3回救急車を呼んでも、病院の調整がつかなかった人までいました。大阪府では、少なくとも17人が自宅で療養中や待機中に亡くなっています。

菊池亮医師
「今、治療介入が遅れていて、重症化するスピードにも影響が出ていて、それによって死亡者も出ているといったところで、これまでの第3波までとは違った状況に今なっていると認識しています」

最新報告 変異ウイルスの脅威 "医療破綻"負のスパイラルに歯止めを

自宅療養を余儀なくされ、容体を悪化させる人の急増は、さらに医療体制を破綻に追い込む悪循環を引き起こしています。関西医科大学の中森医師は、第4波に入ってから、重症患者の増え方が格段に速くなったと指摘します。

第3波で受け入れた重症患者は、143日間で98人。第4波では47日間で100人に達し、3倍近いペースで増えています。

関西医科大学総合医療センター 副病院長 中森靖医師
「ウイルスが強くなって重症化しているという側面もあると思いますが、医療体制がひっ迫して、治療が後手に回って重症化している側面もあると思います」

全国の重症者数が最多を更新する中、これまでの想定を超える備えをしなければ、第2の大阪が出かねないと警鐘を鳴らしています。

中森靖医師
「今までの対策では駄目だったことは、大阪で証明されてしまいました。みんな、そんなに緩んだわけではないです。ほんの少し日常を取り戻しただけで、1か月でこうなったわけです。そういう意味では、東京・大都市は今後、大阪のようになる可能性があるので、人流を抑える意味でも、さきざきの先手を打ってほしいと思います」

変異ウイルスからどう守る?最前線の医師が語るポイント

井上:猛威を振るう、N501Y変異ウイルス。11日に発表された重症者は、1176人と過去最多です。

若い年代や基礎疾患がなくても重症化するなど、これまでのウイルスとは全く異なると、現場では危機感が高まっています。

保里:新型コロナウイルスの治療に当たる、国立国際医療研究センターの忽那賢志さんにリモートでうかがいます。この変異ウイルスの脅威について、忽那さんが今、目の当たりにしていることはどんなことでしょうか。

忽那賢志さん (国立国際医療研究センター)

忽那さん:先ほどのVTRでもありましたが、やはり若い方でも重症化しているということや、これまでは発症から重症化するまで、おおむね1週間くらい時間がかかっていたのが、発症から5日ぐらい、少しはやく重症化するようになっているなということを感じています。

井上:さらに気になるのが、3密でなくても感染が広がるケースです。例えば大学生の河原での飲み会や、ソーシャルディスタンスを保った劇場での稽古など、2密だったり1密で感染が広がったケースの報告が相次いでいます。忽那さん、これまでの従来の対策だと足りないということなのでしょうか。

忽那さん:これまでの従来のウイルスでも、3密以外の環境で感染は起こっていたわけですが、それがより感染しやすくなったということだと思います。1つの密があるだけでも感染が起こるようになったり、あるいはマスクを少し外したような場面でも感染が起こるようになった。つまり、これまで皆さんが1年間やってきた感染対策が変わるわけではないのですが、これまでは大丈夫だったようなほんのちょっとした破綻でも感染が起こってしまうというのが、変異ウイルスということだと思います。

保里:感染者のウイルスの量が多いという点も指摘されていますので、その一瞬の隙をつかれないよう、私たちはこれまでしてきた感染対策をより気を引き締めて徹底していかなければいけません。それとともに進めていかなければいけないのが、ワクチン接種です。今週から高齢者への接種が本格的に始まっていますが、1回目の接種を終えた人は33万人余りと、全体の1%未満にとどまっています。

井上:政府は7月末を念頭に、希望するすべての高齢者に2回の接種を終わらせると表明していますが、接種を行う自治体からは懸念の声が上がっています。

高齢者ワクチン接種 "7月末までに" 実現できるのか…相次ぐ課題

神奈川県・厚木市。今、7月末までに高齢者の接種を終わらせるため、対応を進めています。

市は、これまで市民が殺到することを防ぐため、年齢別に接種の開始時期をずらすなどして、9月中旬までにワクチンを打ち終えたいとしてきました。

それが7月末になったことで、接種のペースやワクチンを保管する冷凍庫の確保など、計画の見直しを迫られたのです。

市の担当者
「各担当者もキャパは、もうだいぶあふれているような状況。(高齢者の7月末接種は)本当かよという気持ちもありましたけど、やるしかない」

当初の予定より接種期間がおよそ1か月半短くなったことで、倍近いペースでの接種が求められます。

市は集団接種会場に加え、市内の病院やクリニック、それぞれに少しずつ回数を増やしてもらうことで、7月末までに接種を終えたいとしています。

厚木市 ワクチン接種担当 山田悟課長
「接種の能力を増やさなければならない。その分、どういったところで接種を可能にするかが問題。市内の病院とか、クリニックにお願いして、接種をできる形をとらなければならない」

一方で、いまだにはっきりしないのが、ワクチンがいつ、どれくらい届くのかということです。安定的に入ってこなければ、接種するマンパワーも生かせないといいます。

山田悟課長
「(供給が)6月の末になってしまうと、接種の能力が追いつかない恐れがある。ある程度、平準化した数量で供給されないと、高齢者の接種を完了するのは難しい」

ワクチン接種を加速させる切り札とされているのが、大規模会場での集団接種です。東京・大阪では、自衛隊が運営に当たる会場が今月開設される予定で、ほかにも各地の自治体で準備が進められています。

愛知県で名乗りを上げたのが、地域医療の中核を担う、藤田医科大学病院です。ワクチンを確保し、あらゆる診療科の医師や看護師を総動員することで、今月下旬から1日1000人に接種できる態勢を構築しようとしています。

取り組みの先頭に立つのは、日々コロナ患者の対応に当たる岩田充永医師。ワクチンの早期接種こそが、患者が急増する今の苦境を変えられると強く感じています。

藤田医科大学病院 高度救命救急センター長 岩田充永医師
「海外のデータを見ると、ワクチン接種が進むことが、感染を収束させる。ゲームチェンジャーになる可能性が非常に高い。ワクチンを1日でも早く、1人でも多く接種していただけるような取り組みを、大学の総力をあげて取り組んでいきます」

この病院の計画に期待を寄せているのが、周辺の自治体です。小さな町では、1日200件から300件の接種が限界でしたが、大規模接種でそのペースを上げられるのです。

しかし、いざ進めようとすると、さまざまな問題があることが分かってきました。その1つが、接種を受ける住民の情報をどう共有するかという点です。住民の接種の情報は、自治体ごとに独自のシステムで管理されています。そのため誰がいつ接種をするのか病院は把握できず、共有の仕方をそれぞれの自治体と一から検討しなければなりません。

病院 担当者
「紙で受付していくイメージですか。予約の情報をどのように?データが一番、こちらとしてはありがたい」

豊明市 担当者
「実際、紙でお渡しさせていただくか、どういう風にしようかというのは難しい」

さらに、自治体側にも課題が。すでに高齢者への接種券の配布が始まっている今、大規模接種会場の案内を住民にどう周知するか頭を悩ませています。

豊明市 担当者
「ホームページを見せても、なかなか高齢者に伝わらない。回覧板をもう一回まわすくらいの対応しか、コアな高齢者には伝わらない。そこが一番ネックなのかな」

岩田充永医師
「自治体との連携、これがいかにうまくいくか。ワクチンを打っていただくことが、希望の光。そこは頑張らないといけない」

変異ウイルスとワクチン 何が必要?抑え込むことはできるのか

井上:このワクチン接種を巡ってですが、例えば予約ではなかなか電話がつながらないなど課題も上がっていますが、忽那さん、病院という視点で見ますと、コロナの患者の治療を行いながら同時にワクチンの接種も進めていくと。これは両立できるのでしょうか。

忽那さん:両立は可能だと思いますが、コロナの患者さんを診療しているスタッフが、そのままワクチン接種も担うというのは、現実的にはなかなか難しいと思います。なので、役割分担をしっかりして、診療をするスタッフとワクチン接種を進めていくスタッフを役割分担することが大事だと思います。あとは、これまで病院のワクチン接種に関わっていなかったような、例えば歯科医師の先生とか、ほかの業種の方、今はまだ認められていませんが、緊急事態ということで、例えば薬剤師さんに関わっていただくとか、あるいは開業医の先生にもっと積極的に入っていただくなどといったことも重要かと思います。

保里:忽那さん、私たちは新型コロナウイルスと1年以上にわたって向き合ってきていますが、そうした中で今、各地で過去最多の感染者を記録している状況です。今、改めて何が必要、何を訴えたいと考えていますか。

忽那さん:今、本当に日本で重症者が過去最大となっています。この状況で変異ウイルスが広がってきて、非常に今、危機的な状況だと思います。ただ一方で、ワクチン接種のスケジュールがある程度示されて、高齢者の接種が完了すると今後、重症者は目に見えて減ってくる可能性が高いと思います。ですので、まず政府には7月末までに高齢者の接種を完了させるということを、あらゆる手を尽くしてやり遂げていただきたいと思います。そして、私たち個人個人にできることというのはもちろん、これまでの感染対策、特に変わるものではありませんけども、いま少しゴールのような希望の光が見えてきている状況ですので、これが本当に最後の緊急事態宣言にするつもりで、個人個人がこれまでの感染対策をもう一度、3密を避けるということもそうです。なるべく1つの密も避ける、手洗いを徹底する、マスクをつける、こういったことをいま一度見直していただいて、これまで以上に感染対策を最後のつもりで徹底していただくということを、みんなで協力をお願いしたいと考えています。

井上:忽那さん、11日に重症患者が過去最多を更新しましたが、そういう中でこれが増えていくと、ワクチン接種のプロセスにはどんな影響があるのでしょうか。

忽那さん:スタッフを別にするとしても、医療崩壊という状況になると、やはり通常提供できている医療体制が困難になる。それはワクチン接種も同じかもしれません。ですので、これ以上患者を増やさないということも、ワクチン接種を進めていくためには重要なことだと思います。

井上:本当にそのプロセスをスムーズに進めていくためにも、私たち一人一人のリスクをとらない行動が大事になってきます。今夜はこれで失礼します。