クローズアップ現代

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2020年10月27日(火)
後遺症が苦しい… 新型コロナ “治療後”の悩み

後遺症が苦しい…
新型コロナ “治療後”の悩み

治療が終わっても苦しみは終わらない…。新型コロナに感染し、回復した後も後遺症に悩まされ、日常を取り戻すことが難しい元患者たちが数多くいることがわかってきた。しかし「治療後」の後遺症の問題は、差別などをおそれ患者が声を上げにくく顕在化もしにくい。後遺症による治療はいつまで続くのか-、職場復帰できるまでの暮らしはどうしたらいいのか-、金銭的な不安や健康面の心配など、元患者たちを支援していくにはどうしたらいいのか考える。

※放送から1週間は「見逃し配信」がご覧になれます。こちらから ⇒https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/WV5PLY8R43/

出演者

  • 讃井將満さん (自治医科大学附属さいたま医療センター副センター長)
  • 三原岳さん (ニッセイ基礎研究所 主任研究員)
  • 武田真一 (キャスター)

後遺症が苦しい…半年続くケースも

治療後も続くコロナ後遺症。今、その症状に苦しむ悲痛な声が次々とSNSに投稿されています。

“また熱が… 味覚・嗅覚は全くなし。私、退院したよね?あれ?”

“陰性が出てからも症状が治らず、頭痛、けん怠感、湿疹といった症状が未だに続いてます。僕は20歳で持病もないのに。”

見えてきたのは、さまざまな症状に苦しめられている実態でした。
取材を進めると、コロナの後遺症に悩む患者を積極的に受け入れるクリニックがあることが分かりました。

過去に感染していた30代の男性
「外出し始めてから、少し歩いただけで結構だるさを感じたり、熱が出たりもした。」

この日、訪れたのは、9月に感染が確認された30代の男性。ひと月以上にわたって、微熱やけん怠感が続くことに悩まされています。

内科医の平畑光一医師は、患者の中には、寝たきりの状態や夜も眠れないなど、深刻なケースもあると言います。

ヒラハタクリニック 平畑光一医師
「ものすごくつらい思いをされている。想像を絶するつらさを抱えている。」

クリニックに通う患者の中には、後遺症が長期に及んでいる人もいます。
ことし(2020年)春、新型コロナに感染した40代の男性は、40度近くの熱とせきの症状があり、1か月あまり入院しました。その後回復し、陰性も確認されたため、職場に復帰しました。

春に感染した40代の男性
「完全に治ったと思っていた、退院した日には。」

ところが、そのあと現れたのは、微熱や呼吸の苦しさ。しかも半年以上続いているのです。やむをえず休職した男性。1日のほとんどを寝て過ごしています。

男性
「動くと呼吸もかなりきつかった。体調不良がいつまで続くのか、本当に治るのか、一番不安。」

今月(10月)、国内で後遺症に関する最新の調査結果が報告されました。退院した人のうち最も多かったのは、「息切れ」がおよそ11%。「けん怠感と嗅覚の異常がある」と答えた人はおよそ10%。一定の割合で後遺症が見られると明らかになりました。

さらに、こうした症状が120日以上続くということも分かってきました。国も、後遺症の実態について研究を続け、どんな人に後遺症が出やすいかなど調査を進めています。

PCR受けられなかった人も…

後遺症の患者が訪れるこのクリニックでは、さらに驚く事態が起きていました。コロナ後遺症と似た症状を訴える患者の中に、ことしの春頃、PCR検査を受けられなかったという患者が相次いでいるのです。

コロナ後遺症が疑われる患者
「たぶんコロナ(後遺症)症状だと思うんですけれども、はっきりしないのが一番不安。一番ジレンマに感じるのは、(PCR検査)陽性だと治療もしてくれる。だけど陽性って出ない。」

「ずっと時が止まっていて、夏とか全然生きていた覚えがなくて、いつまで続くんだろう、いつまでこの生活なんだろうって。」

平畑医師は、コロナの後遺症は予想以上に広がっているのではないかと懸念しています。

平畑光一医師
「(2~4月頃)37度5分以上、4日間続かないとPCR検査が受けられないことがあって、真面目に守って受けなかった方々が、そのあと後遺症で苦しむことが起きている。それを放置してしまうのは、かなりよくないと思う。非常にそういう方が多い。」

平畑光一医師
「今どうですか?」

佐々木さん
「胸のつまりが一番気になって…。」

こうした患者の中には、コロナ後遺症と理解されず、孤立を深めていった人もいます。2人の子どもを持つ専業主婦の佐々木さん(仮名)は、ことしの春頃から微熱や胸の痛みなどの症状に苦しめられ、半年たった今も続いています。

佐々木さん
「一番つらいのが心臓の症状。不整脈みたいな感じ、ドックンってなる。一日一日を耐え忍ぶ、生き延びるみたいな、そんな感じ。これがいつまで続くんだろうというのがつらい。」

佐々木さんは、自分がコロナに感染したのではないかと家族に相談しましたが、理解をしてもらえませんでした。思い悩んだ末、佐々木さんは抗体検査を受けることにします。結果は陽性。過去にウイルスに感染していた可能性が高まりました。

佐々木さん
「やっぱりコロナだなって。自分の体がどうなるのか、とにかく不安。」

これで周囲も理解してくれる。そう考えた佐々木さんを、さらに苦しめる事態が起きます。当時、コロナに後遺症があると理解されず、医師からは「気のせいではないか」と言われ、治療を受けることができなかったのです。

佐々木さん
「誰も信じてくれない。ほとんどのお医者さんが信じてくれない。このまま死ぬのかな、怖いなと思ったとき、死んだら悩まなくていいから楽になるなと一瞬思ったときがあって。希望がもてないというのがつらい。」

誰にも頼ることができない中、佐々木さんはみずから情報を集め、平畑医師にたどりつくことができました。今はコロナ後遺症と診断され、症状に合わせた薬を処方してもらい、ようやく治療につながりました。この半年で、平畑医師が診察したコロナ後遺症を訴える患者は237人。平畑医師は、多くの患者が行き場もなく孤立する現状に、危機感を強めています。

平畑光一医師
「サポートはほとんど皆無に近い、非常にまずい。サポートはもっと手厚くしないといけない。取り残されてしまっていることに無自覚でいていいはずがない、社会として。」

最新の研究から見えてきた、その実態とは?

全身に現れる後遺症 長期化も

武田:新型コロナでどんな後遺症があるのか。「けん怠感」や「全身の筋力低下」「脳の機能低下」「手足のしびれ」や「脱毛」など、体中に多様な症状が見られるということなんです。また、新型コロナの症状が重症だった人だけでなく、中等症や軽症だった人にも、こうした後遺症が現れるのが特徴だということです。
これをまとめていただいた方のお一人、自治医科大学さいたま医療センターの讃井さん。ずいぶん多岐にわたりますけれども、どんな原因が考えられているんでしょうか?


ゲスト讃井將満さん(自治医科大学附属さいたま医療センター 副センター長)

讃井さん:まだはっきりした原因が特定できていない部分があるんですけれども、まず「肺の障害」ということは、新型コロナは肺に主として炎症を起こしますので、それがまだ後遺症として残っているということ。息苦しさ、せき、たんもあると思います。それから強い炎症、慢性に続く炎症、そして血栓症。血の塊が血管に詰まり、そこから血が流れなくなって酸素が届かないという症状になりますけれども、それによって手足のしびれ(が起きる)。それから聴覚異常、味覚・嗅覚障害など、そして全身のけん怠感。こういうものが関係するんではないかと考えられています。また、この病気でだんだん分かってきたことなんですが、非常に長く続くと。しかも、症状が悪化したり軽快したりということを繰り返す患者さんがいらっしゃるということで、例えば微熱が続いたり、せき・たんの症状が続いたりする方がいらっしゃるということが分かってきたというところでしょうか。

武田:少し気になるのが、計算や記憶などといった脳の機能低下も起きると。これはどういうことなんでしょうか?

讃井さん:これはICUに長期に滞在して、人によっては2か月、3か月ということで非常に長く滞在される方がいらっしゃいます。それによって筋力の低下、(筋肉を)使わないこと、それから病気自体によって筋力の低下が起こったり、結果として麻酔薬などのお薬を使わないといけない。その影響もあります。結果として、脳の機能の低下が起きてしまう。この2つによって、ICUを退出した後もやはり気持ちがすぐれないということで、「うつ」とか「不安」という症状も出てきてしまうということが言われて、これは「集中治療後症候群」として以前から知られていた病態と言えますね。

武田:そして讃井さんによりますと、後遺症は長期にわたるおそれもあるということなんです。少なくとも2年は経過をみていく必要があるということなんですけれども、こんなにかかるんですか。

讃井さん:やはり先ほど申し上げましたように、この病気は長い方がいらっしゃるということですね。それと通常、やはり2年以上見ないと本当に後遺症としてこの病態が明確になってこないということもありますので、長い研究では5年ほどフォローアップしているような研究もあります。

武田:後遺症というものを一般的に長い目で見ていかないと、正確には分からない。新型コロナもしかりということなんですね。
後遺症に苦しんでいる人の中には、PCR検査を受けられなかった人もいるという医師の指摘がありましたけれども、もうひと方、医療など社会保障の政策に詳しいニッセイ基礎研究所の三原さん。そうした状況というのは、どう受け止めればいいんでしょうか?


ゲスト三原岳さん(ニッセイ基礎研究所 主任研究員)

三原さん:今回の新型コロナウイルス対策は、何ぶん未知のウイルスですので、非常に政府としても地方自治体としても、手探りの中でやっているというのが実態だと思います。今回、後遺症の問題についても、ある程度、最新研究でいろんなことが明らかになっているとはいえ、やっぱり不確実な意思決定を強いられているという点では、非常に難しい問題だと思います。一方で平畑先生がおっしゃったとおり、社会として放置できないのも事実なので、何かしらの対策を打っていかなければいけないとは思うんですが、やはり先ほど申し上げたとおり、不確実性の中でデータがない、あるいはエビデンスの証拠がない中で、どういう形で政策を作っていくのかというのが、非常に悩ましいなと思っていました。やはり実態把握というのが、これから求められるんじゃないでしょうか。

武田:医師の間でも、この後遺症の認識はなかなか広がっていないという状況が明らかになってきましたけれども、やはりまずはどういうことが起きてるのかということを、把握することが大事だということですね。

三原さん:どういう方が後遺症が多く出るのか、どれぐらいの方が後遺症に悩んでいらっしゃるのかというところのエビデンスがないと。実態把握が今は一番大事かなと思います。

武田:長引く後遺症に皆さん苦しんでいらっしゃるわけですけれども、そうした人たちの中には、経済的な不安を抱えて深刻な状況に陥る人も出ています。

休職・廃業…後遺症で生活不安も

新型コロナで重症になり、2か月前に退院した50代の会社員・石井さん(仮名)です。

医師
「じゃあ大きく深呼吸して、繰り返して。はい、結構です。肺活量そんなに多くないね。」

今も酸素吸入器を手放せない石井さん。感染が確認された4月から、休職しています。気がかりなのは、いつ仕事に復帰できるか。

石井さん
「酸素(吸入器)は半年後とか、それぐらいになったらなしで…ぐらいまで回復するめどが?」

医師
「それは何とも言えない。安静時はいらない可能性が高いけれど、動いたときは結構(酸素濃度が)下がるので。」

重くのしかかるのが、医療費です。


「これが公費の分ですか?」

窓口 担当者
「こちらが公費負担の分で、こちらは自分で負担していただく分。」

この日は、4か月分の治療費や食事代などをまとめて支払いました。
新型コロナは指定感染症のため、検査で陽性になった患者などは入院措置が取られます。その間の療養費は原則、公費負担です。一方、入院措置が取られる前の費用は通常どおり自己負担が発生します。また、陰性になるなどして退院した後のリハビリなどの費用も同様です。石井さんの場合、陽性確認前のICUの費用が8万円。さらに高額療養費制度を使っても、リハビリなどで27万円かかっています。

生活を支えているのは、給与の3分の2が補償される「傷病手当金」。しかし、受けられるのはあと1年余りです。治療や復職のめどが立たない中、大学生の娘は、退学することも検討したといいます。


「学費のせいで家が苦しくなったりとかってすごく嫌だったんで、大学やめようか考えていた。そんな感じで(母に)伝えました。」


「このまま自分が学生っていう身分でいいのかなって考えてくれたと思う。ここでやめてしまったら無駄になる。やっぱりそれはパパも望んでない。」

石井さん
「そう娘が思うような状態になったのがよくないという思いもあるし、本当にそういう意味でも仕事復帰をしっかりやらないといけない。」

後遺症によって、みずから立ち上げた事業を畳まざるを得なくなった人もいます。40年にわたり、自営業で事務用品の卸をしていた原口さん(仮名)。

「左足痛いですか?」

原口さん
「左足はちょこっとですね。」

感染したときにできたと見られる血栓の影響で、つえなしで歩くことができなくなりました。

営業回りができなくなり、退院直後に廃業することを決断しました。今後は年金だけが頼りです。

原口さん
「ずっとやっていたいなと思っていたんだけども、終わりになっちゃいましたね。こういう終わりになるとは思ってもいなかった。」

拡充された支援 届かぬ人も

感染拡大を受け、国は給与の一部を補償する傷病手当金を拡充しています。これまで会社員や公務員の健康保険などで支給されていた、傷病手当金。今回、国が財政支援し、国民健康保険の加入者にも支給することにしたのです。対象はパートやアルバイトなど、雇われている被用者です。

ところが、国民健康保険に加入していたにもかかわらず、この対象にならなかったという人がいます。フリーカメラマンとして働いていた、鈴木さん(仮名)です。7月に広告会社と業務委託契約した直後に、感染が判明。退院した後も、けん怠感や指が震える症状に悩まされています。

鈴木さん
「ここが震えちゃうんです。」

入院中に契約を打ち切られた鈴木さん。しかし、被用者ではないため、傷病手当金が受け取れないといいます。鈴木さんは今、別の仕事を探すことも考えています。ただ、指の震えが治る見通しが立たないうちは、就職活動にも踏み切ることができないといいます。

鈴木さん
「復帰への意欲、強く持ちたいと思うんだけど、体がついていかないところで焦ってもしょうがない。まあまあ落ち着いてという気持ちと、それの間を行ったり来たりの毎日。」

後遺症による生活不安。どう支えていくのか詳しく考えます。

失業・休職・長いリハビリ…どう支える

武田:新型コロナの治療後に、長く続く通院やリハビリ。そして失業や休職など、暮らしに大きな不安を抱える人がいるという実態が見えてきました。指定感染症のこの入院の措置が終わりますと、医療費は公費負担ではなくなるため、保険や傷病手当金などで医療費や生活費を賄わなければならなくなるわけですけれども、三原さん、コロナ後の暮らしに苦しむ人たちをどう支えていけばいいんでしょうか。

三原さん:1つの考え方として、例えば医療保険の自己負担を軽減するとか、傷病手当金の額を拡充するとか、そういった政策は考えられるとは思うんです。既存の制度に上乗せするような形。ただ一方で、政策を打つときはそれなりに税金とか保険料も使いますので、一定のエビデンスなりデータがないと政策は打ちにくいのが実情ですので、現状では実態把握のほうが先決なのかなとは思います。

武田:まずは急いで現状を把握するということですね。それからフリーランスの方は、手当金も得られずに、非常に厳しい状況に追い込まれていることが分かってきたわけですけれども、これはどう考えればいいんでしょうか?

三原さん:日本の医療保険制度は、もともと男性の正規雇用を前提としたシステムですので、非正規雇用の人は給付がなかなか少ないというのが実態としてありました。例えば、国民健康保険の人は傷病手当金が受けられなかったわけですね。一方で働き方が20年、30年で多様化してきましたので、その働き方の多様化の中で、被用者、いわゆるサラリーマンとか会社員といわれる方の定義、線引きが不明確になってきたわけですね。その中でも医療保険が働き方に対応できていなかった、例えば、国民健康保険が傷病手当金(の対象)になかったというのが実態ですけれども、そういったところが今回コロナで一気に顕在化したと私は思っています。

武田:今、確かに個人事業主として、いろんな業務を請け負っていらっしゃる方もいらっしゃいますよね。働き方が多様になっているのに、こういった人たち支える仕組みというのがまだ追いついていないということですか。

三原さん:そうですね。パートとかアルバイトで国民健康保険に加入している方は、コロナになって少し休職をした場合は傷病手当金が受けられる特例措置がなされて、部分的にそういった手当がなされたわけですけれども、やはり非正規雇用の人に対する給付が少ないという実態が、今、社会がコロナで混乱している中で、一気に顕在化してるということですね。

武田:まさにこれまであった問題が、今、新型コロナ、そして後遺症ということであらわになってきたということですね。
その後遺症に伴う家計や仕事の問題について、そもそも苦しんでいる人たちの相談先がないんだという声を、今回取材の中で大変多く聞いたわけですけれども、こうした人たちをどうやってすくい上げていくのか。お2人に、今必要なことをそれぞれ書いていただきました。

讃井さん:私は、治療後の相談窓口のようなものがあればいいなというふうに思います。

武田:今、コロナの感染拡大を防ぐための相談窓口というのはありますけれども、後遺症、治療後の相談窓口ということですね。

讃井さん:そうですね。情報のハブとして、必要であればドクター、ナース、リハビリを紹介していただけるような、まさに患者さんに安心感を与えるような、ハブのような存在が必要ではないかと思います。そのためには、草の根的に、まず保健師さん、それから平畑先生のようなドクター、こういう方々がどんどん先行して実績を作っていって、それを行政が後追いするというように進むのが理想ではないかというふうに考えます。

武田:保健所などは、こういった実態をある程度は把握しているんでしょうか?

讃井さん:声を聞くと、すごく心配されているというふうに聞いてますね。

武田:そして三原さんは、社会保障の原点を(支え合い)ということですけれども。

三原さん:希望が持てないとか孤立している理由の1つに、相談ができない、あるいは相談しにくいというのは、差別の問題が恐らく背景にあるんだと思います。誰もが今回のコロナは感染し得る問題なわけですから、あすはわが身という問題の中で、支え合いの仕組みを作っていかないと、自分も助からないし、他人も助からない。だから、自分も助かるけど他人も助かるという、社会保障の原点というのが非常に大事なのかなと思っています。
讃井先生がおっしゃったように、コミュニティーレベルで企業とか自治体レベルで差別を克服するような取り組み、あるいは復職しやすい雰囲気を作っていくような取り組みが必要だと思います。一部の自治体で条例を作っている動きもありますので、こういったことを全国的に広げていく意味があるのかなと私は思っています。

武田:コロナの後遺症に苦しむ人がいるということを前提に、これから社会の仕組みを考えていかないといけないということですね。