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2020年10月20日(火)

100年企業 起死回生の一手は?
~コロナ禍 大量廃業時代~

100年企業 起死回生の一手は? ~コロナ禍 大量廃業時代~

新型コロナウイルスの影響による業績の悪化が打撃となり、休業や廃業に至る企業が相次ぐ中、地域の経済や文化を支えてきた老舗の「100年企業」までもが危機に瀕していることが分かってきた。山形市の創業135年の老舗漬物店は、新型コロナによって観光需要が激減したことから、やむなく廃業を決断した。この漬物店の土蔵を改装したレストランは、地元の映画祭などにも使われる交流拠点として人気を集めてきたが、廃業によって建物自体が解体されることになった。このままでは、地域の活力が削がれる恐れもあると懸念されている。一方、創業135年、三味線製作で最大手の東京和楽器は、全国で舞台の中止や延期が相次いだ影響などで注文が激減し、いったんは廃業を決断。ところが、伝統の職人技と三味線文化の存続を願う演奏者から寄付が集まるなどしたため、経営者は事業継続の道を模索し始めた。コロナ廃業が広がる中、“日本の宝”を守るために今何が必要なのか、考える。

出演者

  • 矢島里佳さん (株式会社 和える 代表取締役)
  • NHK記者
  • 武田真一 (キャスター)

廃業で広がる影響 地域のにぎわいが…

100年企業の廃業によって、地域のにぎわいまで失われるのではないか、懸念が広がっています。山形市にある創業135年の漬物店を経営していた、新関芳則さんです。

廃業した 丸八やたら漬 新関芳則社長
「今はがらんと何もなくなって、ソファーが残って、残物があるだけです。」

創業以来、地元の野菜などを使った漬物を製造販売してきた新関さんの会社。食生活の多様化などで売り上げが低迷しますが、歴史ある蔵を観光客向けのレストランに改装し、時代の変化に対応してきました。ところが、新型ウイルスの感染拡大で、2月から4月までの4,500人分の予約がゼロに。蒸発した需要の回復も見通せない中、ことし(2020年)4月、赤字が拡大する前に廃業を決断しました。

新関芳則社長
「コロナが収束するだろうという思いもあったのですが、実際しないと。これはこのまま倒産をしてしまう、あるいは破産をしてしまう、会社が潰れてしまうというような現象になれば、取引先をはじめ、社員一同、その周辺部の方も含め、お客様にだって迷惑がかかる。」

実は漬物店の蔵は、山形を代表する、まちおこしイベントの拠点にもなっていました。今、廃業による地域への影響を懸念する声が上がっています。

山形国際ドキュメンタリー映画祭 髙橋卓也理事
「これまでのように一晩500人が集まって出入りするのは、なかなか厳しいだろうなと思います。」

新関芳則社長
「あそこを使っていただいたわけですので、そういうところに、本当にどうおわびをすればいいかという。」

2年に1度開催される、山形国際ドキュメンタリー映画祭。国内外から延べ2万人が訪れます。映画祭の期間中、新関さんは観客と映画関係者とが交流できるよう深夜まで蔵を開放。映画談義や国際交流の場にとどまらず、地域のにぎわいを作り出す大切な拠点となってきました。その蔵も、間もなく取り壊されます。

今後、どのようにまちを活性化させていくのか。

まちおこしグループ 熊坂俊秀さん
「新関さんのためだけの店じゃないよと。山形が山形の個性を出すのに必要な場所なんですね。」

新関芳則社長
「うちはなくなるかもしれませんが、まだ手付かずの宝物がたくさんあるかもしれません。実際あると思っています。」

失うものの大きさを受け止めながら、模索が続いています。

100年企業でさえも苦境に陥る、今回のコロナ危機。これまでに休業や廃業解散をした企業は、去年(2019年)と比べ24%増加し、およそ3万6,000件に上っています。このペースが続くと年間で5万3,000件を超え、過去最多になると見込まれています。「大量廃業時代」の到来が危惧されています。

明治創業のホテル 地域経済全体への影響が

100年企業が廃業すれば、地域経済全体への影響が避けられません。今も営業を続ける、三重県鳥羽市の観光ホテルです。

錦浦館 橋本喜洋司会長
「私らが子どものころ、海ですね。」

経営者の橋本喜洋司さんです。ホテルは明治40年に創業。鳥羽の宿泊施設の草分けとして、地元の観光業を引っ張ってきました。しかし、新型ウイルスで減少した観光客は今も戻らず、資金繰りは苦しい状態が続いています。橋本さんは、経営相談してきた弁護士から、いずれは厳しい選択が必要になるかもしれないと伝えられました。

西脇健人弁護士
「今我々がお手伝いできる法的な手段っていうのは、やっぱりある程度事業を清算する、畳む方向での提案にならざるをえないかもしれない。」

橋本喜洋司会長
「みんなに迷惑かけるようなことだったら、ほんと死んだ方がマシになってくるもんで。それじゃだめなもんで。」

橋本さんが簡単に事業を諦め切れない理由。それが、取引先の存在です。ホテルの取引先は、魚や野菜の業者、タオルやシーツの業者など、10社余り。そのほとんどが地元の会社です。

橋本喜洋司会長
「エビいいですよ、きれいでしょ。」

事業をやめれば、地元でお金を回し、支え合ってきた地域経済に打撃を与えてしまう。橋本さんは、存続の道を探り続けています。

丸和水産 中村岳晴専務
「やっぱり鳥羽で商売してきたわけですから、これからもずっと残って、ずっとやっていかないといかんというのはありますよね。」

橋本喜洋司会長
「本当にそれが頑張りのあてですわ。」

中村岳晴専務
「本当に旅館さんが繁盛してくれんと、うちらもなんともならんもんで。」

橋本喜洋司会長
「私らの金の回りが悪いと、支払いが悪くなったりすると、末端まで悪くなっていく。それこそ血流が止まってしまうわけですから、(危機を)こえられるかわからないけど、こえます。そういうつもりでやっています。」

最大手の悲鳴 伝統芸能・三味線も危機に…

100年企業の危機。日本の伝統文化が途絶えることも懸念されています。江戸時代以前から使われ、古典芸能や地域の祭りにも欠かせない三味線。その継承が危ぶまれているのです。
135年続く、三味線づくりの大手です。13人の職人を従業員として抱え、国内の三味線の5割以上を生産しています。

3代目の大瀧勝弘さんは、年々、需要が減少する中でも、祖父の代から続く会社を夫婦で守り抜いてきました。しかし、新型ウイルスの影響で、舞台や全国の祭りが相次いで中止に。

東京和楽器 大瀧勝弘代表
「これ4月。こんだけの注文しかなかった。」

新規の注文に加え、修理の依頼も減少。売り上げは3分の1以下になり、大瀧さんは廃業を真剣に考えていました。

大瀧勝弘代表
「100万とか150万が、毎月赤字になっていくのに、なぜやるんですかとか。赤字と、それから自分の年齢と、それから後継ぎがいなかったということと、そういうのが頭によぎって。こんだけ働いたから(廃業しても)いいんじゃないかとかね。」

廃業によって失われるもの。それは、脈々と受け継がれてきた職人の技です。削り方が1ミリ違うだけで音色が変わる三味線。一人前になるのに、10年はかかるといいます。また、100以上ある機械は職人たちが自前で開発したもの。「長唄」「民謡」「津軽三味線」など、ジャンルごとの特性に対応できるようにしています。

職人たちの中には、家族を養うために異業種への転職を考えていた人もいました。

東京和楽器 職人 青木秋孝さん
「一か所、二か所くらい面接行ってみたりとかしましたけど。同じようにできるような仕事があれば、それが本当は一番いいんでしょうけど、なかなかそういうわけにもいかないところもあると思うので。」

危機感は、伝統芸能を担う業界全体に広がっています。

和楽器店 店主
「難しいこととか、細かい注文でもいろんなことやってくれるんでね。八王子(東京和楽器)がなくなっちゃったら、この業界も終わりだという人いましたから。」

東京和楽器 大瀧勝弘代表
「この日本でやっている会社というのは、本当に数軒しかないものですから。もしやめたら、この三味線業界はどうなるのと、全部生産ストップだよねと。なんとか続けられるのであれば続けてやっていければというのは、とっても責任感じています。」

最前線で何が?若手起業家と考える

武田:今夜のゲストは矢島里佳さん。日本の伝統産業を次世代に受け継ぐため、全国の職人たちとともに、さまざまな独自商品を開発。東京と京都にある直営店やオンラインショップで販売する事業を営んでいらっしゃいます。矢島さんは、全国の伝統産業の担い手にこのコロナ禍の影響をアンケートされたそうですけれども、どんな声が上がっていましたか?


ゲスト矢島里佳さん(『和える』代表)

矢島さん:367社から回答が寄せられまして、そのうちの4割が年末にかけて廃業をする可能性があるという、非常に深刻な回答が今集まっております。

武田:ちょっとずつ経済も動き始めていますけれども、それでも今もまだ厳しいと。これはどういうことなんでしょう?

矢島さん:飲食業や旅行業は、恐らくすぐにコロナの影響が出たかと思いますが、伝統産業関連、特に製造業の方々は、注文をいただいてから製作するまでに時間がかかりますので、ここにタイムラグが生じている理由がございます。

武田:これから危機を迎えるおそれがあるということですね。

矢島さん:そうですね。すでに厳しくはあるものの、さらにここから厳しくなる可能性がございます。

武田:取材に当たった経済部の池川記者にも聞きます。100年企業には本当に特別な価値があるんだなというふうに感じましたけれども、その役割についてどう感じましたか?

池川陽介記者(経済部):100年企業の歴史は大正、明治、江戸時代までさかのぼるんですね。その間、戦争や経済危機、災害など、幾多の困難を乗り越えてきたんです。その100年企業が果たしてきた役割を、こちらにまとめています。
まずは地域経済の柱として、まず雇用の大きな受け皿になっていきました。あと経済だけではなくて、文化や交流の担い手として、祭りやイベントの会場になったりとか、資金の提供も行ってきたんです。そうした、いわゆる100年企業の取り組みそのものが、地域の歴史や特色を作ってきて、いわば地域の顔とも言える存在になってきたんです。100年企業が廃業するということになれば、経済的なダメージだけではなくて、地域の文化や歴史が失われてしまうおそれがあると言えます。

武田:先ほども出てきた三味線も、まさにそのとおりだと思うんですけれども、三味線というものが作れなくなるだけではなくて、日本の文化の継承にも影響が及ぶおそれがあるということになりますよね。日本全体にとっても大きな損失になるんじゃないかと思うんですが、どうご覧になりましたか?

矢島さん:これからまたインバウンドが回復してくるかと思いますが、そのときに今やはり世界の富裕層の方々は、特に日本に対して本物を求める傾向がございます。ですから、今ここで日本の文化、伝統産業が失われますと、未来の日本経済の損失に直接的につながるというところに、ぜひ注目をいただきたいと思います。

武田:職人さんのこの技というものが途絶えてしまいますと、取り戻すのは相当難しいことですよね。

矢島さん:技はもちろんのこと、先ほどもありましたような道具、また原材料ですね。こういったところの職人さんも同じく影響を受けていらっしゃいますので、一度この道具や原材料等が失われますと、これらの文化的、経済的資産の損失というのは本当に、非常に大きなコストになっていくかと思います。

武田:三味線もあれだけいろんな道具を使うんだなとびっくりしましたけれども、あれはもう作れない?

矢島さん:そうですね。ほかにも、さまざまな伝統産業でもう作れない道具がたくさんあります。皆さんこれらを大切に直しながら使い続けてきている。これが一度途切れたときに、もう一度復活させるのは非常に困難かと思います。

武田:100年企業が受け継いできた技術や文化。それを絶やさず、次の世代につなげていくための模索も始まっています。

伝統の技術を守れ!あえて会社を売却

会社が築いてきたノウハウを残すため、異例の決断をした経営者がいます。福岡県にある、神社仏閣建築会社の林浩司会長です。

これまで太宰府天満宮をはじめ、およそ300の神社仏閣の設計、改修に携わってきました。宮大工への指示や木材の調達など、幅広いノウハウが必要ですが、従業員の高齢化が進み、引き継げる相手はいません。
このままでは、守ってきた伝統が途絶えてしまう。林さんは、会社のDNAともいうべき知識や経験を次の世代に継承するため、この夏あえて、みずからの会社を売却しました。使ったのは、M&Aの手法です。売却によって異業種の地元解体会社の傘下に入り、林さんは社長を退きました。その代わり、経営基盤が強化され、念願だった新人を採用。林さんは会長として会社に残り、人材の育成に集中できるようになったのです。

林建装 林浩司会長
「『身売りしたの?』とか言う人もいたけれど、そうではない。お寺を守る会社として存続していくというのが私の願い。」

買収した解体会社の社長も、貴重なノウハウを途絶えさせてはならないと、今回の決断をしました。

買収した解体会社 妹尾産業 妹尾晃社長
「新型コロナで、それと少子化とかも手伝ってどんどん廃業していく企業が多いなかで、伝統建築、なお継続するというところに携われる使命感とか誇り、そっちのほうが大事。」

会社を売却した後、後継者の候補となる社員を新たに雇い入れました。

林浩司会長
「肘木(ひじき)と実肘木(さねひじき)。」
「虹梁(こうりょう)というのは虹のはりで、アーチ状になって長い年月きても耐える。」

この業界は未経験ですが、林さんは5年から10年かけて一人前に育てたいと考えています。当面の目標は、宮大工を束ねる現場監督の役割を覚えさせること。寺の建て替え現場に連れて行き、仕事一つ一つの必要性を肌で感じさせることで、ノウハウの継承へとつなげます。

林建装 新入社員
「とにかく目で見て、手で触って、学べるものをしっかり学んで。仕事も信頼されて任されるようになれればいいなと思っています。」

林浩司会長
「100年、200年は最低もつような企業、そのための人材であり、知識・技術を伝えていく。」

廃業の危機に追い込まれていた三味線づくりの大手にも、転機が訪れました。なんとか存続してほしいと、三味線の愛好家たちから手紙や支援金が続々と寄せられたのです。

“130年続けてこられた会社を閉めると知り、いても立ってもいられずお送りさせていただきます。”

東京和楽器 大瀧芙美さん
「えって、ほんとにびっくりしました。初めてですから。あっ、どうしたらいいんだろう、こんなにいただいちゃってってまず思いました。」

こうした支援の動きは、SNSを通じて広がっていきます。きっかけを作ったのは、8人組の音楽グループ。和楽器とロックを融合させた新しい音楽で、若者の人気を集めています。危機を救おうと、ライブ会場やインターネット上で募金を呼びかけ、総額805万円を寄付。数か月分の売り上げの減少を補えるだけの金額でした。

和楽器バンド 蜷川べにさん
「私たちが音楽をやれるというのは、あくまで伝統芸能を守って下さっている方々、そういう世界があるからこそやれている。何かしら、できることをやらなければいけないというふうには感じました。」

東京和楽器 大瀧勝弘代表
「最高に、もちろんうれしいですよ。不安はありますよ、でも頑張らなくちゃいけない。」

時代に合わせた、新たなビジネスの可能性も見えてきています。この日、訪ねてきたのは、ギターなどを販売する洋楽器チェーンの社長です。

池部楽器店 田中義章社長
「こういう大事な文化を守っていくことについては、同じ業界でやっているものとして何か一緒にお力になりたいし。」

ネット販売を強みとするこの会社。三味線にも若いユーザーを獲得するチャンスがあると、ネットでの販売を持ちかけました。

田中義章社長
「自社のブランドで、そのまま流通を通さないで販売するとしたら、これは結構な利益が残りますので。」

大瀧勝弘代表
「もう何十年もここで(小売りの)お客さんと取引していて、あの人の商売の邪魔をしちゃうのかなとか、そういうの考えちゃう。このままじゃいけないとはずっと思っていましたけど。変えていかなくちゃいけない。」

新型ウイルスによって、一度は失われかけた100年企業の技。残そうとする人たちの思いによって、未来につながれようとしています。

大瀧勝弘代表
「この業界のためを考えて、続けてやっていけるように頑張ってますので。」

「よそにはない、うちでしかできない、そういうものがあるし、みんなに頼りにされているんだなというのもある。自分からも進んでやっていかなくちゃいけないと思います。」

いま何ができる?若手起業家と考える

武田:事業を立て直すのは、本当に簡単ではないとは思うんですけれども、こういった手紙や募金という多くの人たちの応援というのは、やっぱり力になるものなんですか?

矢島さん:金銭的な支えはもちろんですが、やはり精神的な部分の支えというのが、非常に大きな力になると思います。私の周りでも、職人さんたちは、自分が作っているものは日用品ではない、しこう品だと。だから必要ないんじゃないかと思われているんですね。でもそこを私たちが、いや必要だと。私たちの心を豊かにしてくれる、これからの必需品だと。こういう応援の思いを伝えることが大切だと思います。

武田:それがまたこれから1歩、もうちょっと続けてみようかなという力になると。

矢島さん:それがやはり皆さんの原動力になっていくと、私は強く感じております。

武田:メッセージを送るというのは大事なんですね。100年企業のDNAを残すための模索は、ほかにもいろいろなところで行われているんですよね。

池川記者:技術の革新というのは、継承しながら、受け継ぎながら、作るものはその時代に応じて変えて、生き残りを図っていくという企業があるんですね。金沢の創業300年の鋳物メーカーのケースをご紹介します。

創業当時300年前ですので江戸時代になるんですけれども、加賀藩に仕える鋳物職人として操業を始めました。このとき作っていたのが、いわゆる武具だったり、お米を炊く釜、そして神社のお寺の鐘などを作っていたと。それが戦後に入りますと高度成長期になり、いわゆる産業用の機械部品の需要も高まりました。これ応じて機械部品を作ったり、ロケットの部品素材も手がけています。そして今、コロナの中なんですけれども、今度は工芸分野に進出しまして、食器や一輪挿しなどを開発。こういうふうに時代に応じて、みずから柔軟に変化を続けることで歴史を守ってきているんですね。

武田:作っているものは変わっても、技や文化は残るということなんですね。私も何かしたいなと思うんですけれども、できることはありますか?

矢島さん:ぜひ皆さんには、買って応援をするということをしていただけたら、うれしいなと思います。といいますのも、100年企業さんの多くは中小企業になります。ですから、自分1人が買って応援したところで何か支えになるんだろうかと思わず、本当に皆さんお一人お一人が購入していただくことが、実は本当に大きな力になっていくんですね。特にコロナ禍で、今おうち時間も増えておりますので、やはり自分のおうちの暮らしを豊かにするという点でも、こういった伝統文化、産業を取り入れてみると、ご自身の暮らしを豊かにしながら、実は未来の人たちに日本の伝統をつなげるということに直結していくかと思います。ですから、皆さんが今、日本の文化を応援することは、未来を応援する。その循環をぜひ一緒にやっていただけたらうれしいなと思います。

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